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平成22年度第3回新座市文化財保護審議委員会
平成23年2月21日(月曜日)
午前9時30分から
午後 0時 10分まで
新座市観光プラザ2階 交流ルーム「せせらぎ」
根岸茂夫、石山哲夫、小林英郷、岩崎信丈、蔵持重裕
生涯学習課長 大熊正、
生涯学習課副課長兼学芸員 斯波治、
生涯学習課主事兼学芸員 川端真実、
生涯学習課主事兼社会教育主事 古田土惠莉、
高野 綾子
公開
(傍聴者 0人)
欠席委員 佐藤善信 1名
審議委員の互選により以下のとおり選任された。
委員長 根岸茂夫
委員長職務代理 石山哲夫
ア 事務局から、会議資料2により説明を行う。
(事務局)
県指定文化財、他阿真教上人坐像の修理をすることが決まり、2月27日搬出予定になっている。現地で修理前の状態を見ていただき、修理後も現地で修理確認をしていただきたいと思っている。また、観智国師坐像についても指定化の方向にもっていければと思っている。本日この後、両方のお像を拝見し協議いただきたい。
(委員長)
保存修理については、審議の前に一時会議を休会し、現地視察を行うということでよろしいか。
(委員一同)
了解
一時休会
埼玉県指定有形文化財彫刻法台寺木造他阿真教上人坐像の保存修理について
(法台寺)を現地視察。
・視察後、法台寺にて審議。
審議再開
ア 事務局より、会議資料2について説明。
修理についてだが、2月27日に梱包し新潟の仏像文化財修復工房に修理に出し10月の末に修理が終わり、戻ってくる予定だ。修理内容については別途、観智国師坐像の修理報告があるが、ほぼ同じ工法で実施する。
修理にあたっては、県の文化財保護審議会の林先生にお越しいただき、見ていただいてから、修理の方針を検討した。後補と考えられる塗装については基本的に剥がさずに痛んだ箇所を補強する程度になる。また、台座についても同時に修理する。
イ 審議経過
(委員)
観智国師の像は、法台寺以外にもいるのか。
(事務局)
増上寺にある。
(委員)
観智国師坐像はこちらに何年ほど居たのか。
(委員)
3年ほどだ。
(委員)
観智国師坐像の修理業者とは違うのか。
(事務局)
別の修理業者になる。見積もりを4社にお願いし、仏像文化財修復工房に決まった。
(委員長)
他阿真教上人坐像の修理報告に承認ということでよろしいか。
(委員一同)
承認。
ア 事務局から、説明を行う。
指定化についてだが、林先生に相談をして調書を作成したい。次回の審議委員会に間に合えば審議いただきたい。次回は5月頃の予定だ。
イ 審議経過
(委員長)
それまでに、林先生に調書をお願いするのか。
(事務局)
そのように考えている。また、この機会に専門家に写真を撮ってもらおうと思っている。
(委員長)
今後、市指定化手続きを進めるということに承認ということでよろしいか。
(委員一同)
承認。
法台寺にある富士塚だが、本日、委員の皆様に観ていただき、今後の課題として、市指定化または、資料が揃えば、県指定化に向けて調査していければと思っている。