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平成24年11月9日(金曜日)
午後 6時30分から
午後 8時00分まで
新座市役所 本庁舎 2階 全員協議会室
坂本純子会長、禿あや美副会長、竹下由美子委員、小林映子委員、赤井美知子委員、小長井賀與委員、高橋美保委員、野島節子委員、佐藤サク子委員、前里ひで委員、唐鎌安子委員、小池友美委員、河内康子委員、内藤由紀子委員、甲田由夏委員、石井英子委員、土屋賢治委員
計17人
子ども家庭応援室:上原室長、本名副室長、金山子育て支援係長、渡辺主任、伊東主事
指導課:清水課長
計6人
公開
(傍聴者 なし)
協議会の出席のため、家庭での保育が困難となった委員の子どもの保育を行った。
子ども:計3人(2家庭)
保育者:新座市ファミリー・サポート・センター協力会員 計2名
司会:金山 午後6時30分開会
開会にあたり、坂本純子会長から挨拶があった。
事務局から説明。
(質疑なし)
(1)新座市次世代育成支援行動計画 平成23年度「目標事業量」について、(2)新座市次世代育成支援行動計画 平成23年度「個別施策の展開」・「子育て支援に関する事業」について、(3)平成24年度の進捗状況について
(1)~(3)について関連があるため、一括で事務局が説明した。
委員 「子育て支援に関する事業」に子どもの放課後居場所づくり庁内検討委員会について報告があるが、放課後居場所づくり事業の内容について聞きたい。
事務局 今年度の6月末から実施している事業で、夏休みも開設している。学童保育とは異なるもので、現在はモデル校で実施しているものだが、遊び場のない子どもたちに場所を提供している。ボランティアがつき、子どもたちは教室やグラウンドで遊んでいる。今後、全学校に広げていきたいと考えている。
委員 放課後居場所づくりは、登録制だが出欠をとらないので、学童保育にも同時に登録する子どもがいる。だが、学童保育の人数は減少していない。学童保育の部屋の狭あい化の問題は解決されていない。
委員 放課後居場所づくりの事業を利用させるに当たって心配なのは安全面。学童保育であれば、何があってもすぐに連絡ができる。新しい事業で、どんなことを行っているのか見えない部分もあり不安なので、内容をよく知りたいと思う。
委員 新座市子育て支援ネットワーク推進委員会の中で聞いたが、地域のお年寄り等がボランティアで参加しているらしい。確かに、安全面への配慮は必要であるが、新しい良さも持っていると思う。
委員 本日は、事業の内容について詳細を説明できる担当者がいない。次の会議には、担当者の出席が望まれる。
委員 学童保育の部屋の狭あい化に関してだが、野火止小学校では部屋を2つに分けたところ、指導員から見て子どもが落ち着いてきたという話を聞いた。部屋に大人数がいる状況では、子どもも指導員も必然的に声を張り上げることになる。また、そうした大人数の中では、うまく自分の主張をすることができない子は、指導員に自分のことを伝えることができない。部屋を二つに分けたことで、おとなしい子も指導員に声をかけてくるようになったという。落ち着いた環境が必要だと感じるので、狭あい化の問題を早く解決してほしい。
委員 野火止小学校の学童保育の部屋だが、多い時は100人以上が入っていた。現在は2部屋に分かれたことで非常に快適に過ごしている。学校生活の方も連動して落ち着いたようにも思える。だが、校庭が狭くなってしまったのは残念に思う。部屋を分けることだが、空き教室がなければ難しい。できる所とできない所があるのではないか。
委員 防災マニュアルについてだが、学童保育との連携も重要と考える。現在は各小学校ごとの対応で、対策もそれぞれ異なると聞いた。ぜひ、学童保育との連携も盛り込んでいただきたい。
事務局 平成23年度末にマニュアルを作成し、現在はそれを活用しようという段階にある。東北の大震災以前からマニュアルは存在したが、その震災以降に見直しを図ったものが現行のマニュアルである。
現在は学童保育との連携についての記載はないが、いつ起こるか分からない震災に対し、できるところから速やかにマニュアルの改訂を進めるというスタンスで出したものが今のマニュアルであり、今後、様々な声を取りこんでいきたいと考えている。
委員 防災マニュアルだが、基本方針や枠組み、柱等はないのか。市がどういった方向性を持っているのかが見えてこない。
事務局 防災マニュアルは新座市教育委員会で作成したもので、各学校共通の指標、基本指針などはすぐには挙げられないが、子どもの命は当然第一に考えている。マニュアルはそれを具体化してまとめたものである。各学校では、マニュアルに基づき、学校の状況に応じて下位マニュアルを作成している。
会長 現行のマニュアルは震災の経験を生かして策定されてということ。さらに様々な声が反映されると良いと思う。
委員 幼稚園では、震災が発生したら園で預かるというのが基本である。親が迎えに来るまで、幼稚園で預かるが、幼稚園が危険であれば避難所に移動する。
また、自分の町内会では、一人では逃げることのできない人が自分の班に何人いるのかを把握していて、自分の身の安全を確保したら、そういった人たちを助けに行けるようにしてある。
委員 法人保育園は、市とも連携し各保育園ごとにマニュアルを作成している。地域との協定も結んでいて、有事の際には保育園が子どもたちを守っていく。震災時の行動については、かなり細かく取り決めている。入園時には、そういったことを親に話す時間も設けている。
毎月避難訓練を行い、年に一度は親が子どもを引き取るまでの時間を調査もしている。
委員 目標事業量の4ページ休日保育、病児・病後児保育の部分について。箇所数が増えているが、これはニーズがあってのことなのか。
委員 保育課に確認し回答する。
委員 土曜日授業の周知はどれほどなのか。回覧版等でお知らせしてはいかがか。
委員 各校で発行する「学校だより」に掲載されているので、それが町内会で各家庭に回覧されているはずである。
事務局 土曜日授業の評価に関しては、保護者にはアンケートを実施して、現在集計中であるが、大方好評である。反対意見としては、週休5日制なのに、土曜日に授業があることでゆとりがなくなる等の意見がある。こうしたアンケートを行ったが、教育委員会としては学校関係者以外の声も聞きたいと感じている。
委員 自分には子どもがいないため、土曜日授業の公開について知らなかった。子どもがいなければ、こういった取組を知らないのではないか。
委員 保育園では、年長組の子が親と一緒に小学校の授業をみてみるのも良いのではないかと思い、声をかけている。
会長 様々な人が授業を見に来る良い点、悪い点は何か。
委員 小学校の場合、たくさんの親が授業を見に来る。また、これから小学校に入学する子をもつ親も来る。幼稚園の教諭からは、平日だと授業を見に行きたくても行けないので、見学をするいい機会となっているという声があった。
委員 土曜日授業では、勉強はしていないのか。出席は必須なのか。
委員 平日に行っているような、通常の授業を行っている。平常の授業のいくつかの授業を土曜日に回して実施している状況でる。たまに、イベントのようなものを行うこともある。
委員 地域交流という面と、学力を補うという面があるということか。
委員 そうである。授業時間の確保に繋がっていて、学力を補う面でも良い手立てとなっている。
委員 新座市独自の取組なのか。
委員 新座市以外でも実施している自治体はある。
委員 自分の子どもは中学生で野球をやっている。土日は新座市以外の市の子どもも所属する地域のチームで活動していたのだが、土曜日に授業があることで、大会の日程をあわせてもらうことが難しい。
中学校になると、土曜日の授業に地域の方はあまり来ない。保護者が授業を見に行っても、子どもが嫌がることがある。
学校も、そういった事情を考慮して、親なども参加できるような企画を立ててくれているので、授業を見に来る人が少ないことを残念に思っている。PTAでも、親や地域の人が授業を見に来てくれることを期待している。
委員 土曜日授業が小学校と中学校で同じ日にあるので、どちらかにしか参加できない。実施日を分けてほしいと思っている。
委員 土曜日授業に保護者以外の人が行けると知らない人も多いのでは。例えば、3歳位までの子どもを持つ親は社会に目を向けることが難しいので、もっとPRしていくことが必要と思われる。
承認
事務局から以下の連絡をした。
閉会にあたって、禿あや美副会長から挨拶があった。