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平成25年2月19日(火曜日)
午後 6時30分から
午後 8時10分まで
新座市役所 本庁舎 2階 全員協議会室
坂本純子会長、禿あや美副会長、竹下由美子委員、小林映子委員、高橋美保委員、野島節子委員、田子敏子委員、佐藤サク子委員、前里ひで委員、唐鎌安子委員、内藤由紀子委員、甲田由夏委員、石井英子委員、土屋賢治委員、山野辺範一委員、山口哲也委員
計16人
子ども家庭応援室:上原室長、本名副室長、金山子育て支援係長、渡辺主任、伊東主事
生涯学習課:山口副課長
保育課:栗山課長
計7人
公開
(傍聴者 なし)
協議会の出席のため、家庭での保育が困難となった委員の子どもの保育を行った。
子ども:計3人(2家庭)
保育者:新座市ファミリー・サポート・センター協力会員 計2名
司会:金山 午後6時30分開会
開会にあたり、坂本純子会長から挨拶があった。
資料について事務局から説明。
委員 子どもは一端自宅に帰宅してからココフレンドに行くのか。そうならば、親は子どもがどこにいるのか把握ができないので不安ではないか。
事務局 帰宅せずに、直接ココフレンドに行く。しかし、事前に「参加カード」を親に記入してもらい、それがなければ参加することができないため、家族は子どもがいつココフレンドに参加するかを把握することができる仕組みになっている。
委員ココフレンドを実施している学校の生徒のみが利用できるのか。
事務局 そうである。
委員 子どもが怪我をした場合等は誰が保護者に連絡するのか。
事務局 ココフレンドのコーディネーターが連絡する。緊急連絡先や掛かりつけ医等の情報は登録時に提出してもらうことになっている。
また、軽微な怪我であれば、ボランティアが応急処置ができる体制にある。
委員 平成25年度以降実施校を増やす予定はあるのか。
事務局 順次拡大していく予定である。
委員 学童保育については指導員への待遇が良くないため、活動を継続していく上で課題があると聞く。ココフレンド事業に関してボランティアが不足しているということであるが、ココフレンドに関わる人々がボランティアとして活動するのが良いのか、職業として活動するのか、という立ち位置を決めなければ、学童と同様に行き詰まりはしないか。
事務局 確かに、人手不足は認識している。現在は一日3、4時間の活動に対し、2,000円を支払っている。子どもは活発であり、目が離せない上、体力のいる活動であるので、大変なボランティアであるとも感じている。
しかし、ココフレンドでのボランティア活動に慣れてくると、子どもたちから元気をもらっていると感じたり、活動を楽しんでいると聞く。そういったことから、現在はボランティアとして携わっていただく方向で考えている。
委員 ボランティアの運営という観点からも、参加カードの存在は大きな安心材料となるだろう。スタッフ側が、頻繁に来ている子か、初回の子かといった情報も得られ、関係性を築きやすくなるだろう。スタッフと子どもの関係性が良好で、継続的なものであれば、ボランティアによる運営の継続が容易になる可能性がある。スタッフが長く運営に携わり、子どもを長い目で見守れる体制を作ってほしい。
委員 ココフレンドには何人程度の子どもの参加があるのか。
事務局 6月に事業を開始した時は1日に約100人の参加があったが、現在は20人程度で推移している。学校で保護者会がある日等は30人から40人の参加になることもある。
委員 参加している子どもの学年の分布はどうなっているか。
事務局 低学年が多い。
会長 参加数について、近隣市との比較検討等は行っているのか。
事務局 所沢市については、参加者が50人程度であると聞く。所沢市と新座市の大きな違いは、学習の時間の有無にあると捉えている。新座市では、ココフレンドで過ごす時間の中に学習の時間を一定時間設けていて、学習の後に遊びに行けるシステムになっている。
子ども・子育て新システムについての説明(子ども家庭応援室長)
事務局 子ども子育て会議については、会議の概要が定まっておらず、それゆえ委員の構成も未定であるが、子どもに関わる会議であり、次世代育成支援対策地域協議会の委員の皆さまにも関わりが深いも
のとなると考えられる。
今後、委員の構成が決定し、子ども子育て会議の委員の委嘱についてお願いに上がった場合には、御協力いただきたい。
委員 子ども子育て関連3法について、子育てついて広範に定めているが、保育所・幼稚園に関しての記載が目立つ。子ども・子育て会議とは保育所に関わることを議論する場なのか。
事務局 保育所に関連することだけではなく、広く、幼稚園、地域での子育て支援についても議論を行う。
委員 新しい制度に移行する上で要望がある。保育料に関し、金額の増減についてしっかりと保護者に説明をしてほしい。
委員 子ども・子育て会議の委員についてはどのようなスケジュールで募集をしていくのか。公募等はあるのか。
事務局 現在検討中である。公募についても同様である。公募枠の設定については御意見として受け取る。
委員 認定子ども園について。保育園的な入所の子どもと幼稚園的な入所の子どもが混在することになるが、両者については生活時間の配分が異なってくると思われる。どのように対応するのか。
委員 認定子ども園を設置するに当たり、幼稚園が母体となり保育所の機能を追加する形で行う設置者が多いと聞く。移行に当たっては、0歳から2歳児を新たに受け入れ、食事等の提供もするなど、機能拡充に伴う施設や設備の関係で規模の大きな幼稚園が認定子ども園に移行する場合も多い。そうした園では、保育園的な利用をするクラスと幼稚園的な利用をするクラスで分ける措置をとっている所もあるようだ。また、時間帯で保育園的な時間、幼稚園的な時間という分類もする園もあると聞くので、対応は園ごとに様々であるのだろう。
会長 内閣府が中心となり整備がなされていく段階で、徐々に認定子ども園のスタイルが確立されていくことになるのかもしれない。
閉会にあたって、禿あや美副会長から挨拶があった。