本文
開催日時
令和6年7月2日(火曜日)午前10時から午前11時40分まで
開催場所
中央公民館 2階 講義室
出席委員
櫻博子委員長、荻原洋志副委員長、大宮明子委員、中村修委員、川田八重子委員、土屋ふさ子委員、久保洋子委員、新保藤子委員、吉澤満由美委員、星野敦子委員、戸高正弘委員
事務局職員
斎藤寿美子教育総務部長、生田目真一中央公民館長、田中満野火止公民館長、石田信広栄公民館長、高木雅彦栗原公民館長、大塚力也畑中公民館長、島崎昭生大和田公民館長、三枝務東北コミュニティセンター館長、高村俊晃西堀・新堀コミュニティセンター館長、平岩由紀子中央公民館副館長
会議内容
1 開会
2 教育総務部長挨拶
3 委員長及び副委員長の選任
4 議題
⑴ 令和5年度公民館・コミュニティセンターの利用状況について
⑵ 令和5年度公民館・コミセンまつりの開催結果について
⑶ 令和6年度当初予算の概要について
⑷ その他
5 閉会
会議資料
資料1 令和5年度公民館・コミュニティセンター利用状況一覧
資料2 令和6年度公民館・コミセンまつり開催結果一覧
資料3 令和6年度当初予算概要
資料4 新座市公民館運営審議会委員名簿
資料5 公民館・コミュニティセンタ-館長名簿
公開(傍聴者0人)
その他の必要事項
【欠席委員】
東香織委員
議題
【事務局説明】
資料1により説明した。
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5月8日から変更されたので、それまで感染対策で行ってきた施設の利用人数の制限や消毒等の感染対策などの全ての制限を廃止した。令和5年度の利用回数は25,368回、利用者数は256,987人で、令和4年度に比べ、利用回数は1,287回、利用人数は28,514人の増加となった。
しかしながら、利用回数・利用人数ともに、依然としてコロナ禍前までには回復していない状況である。更なる利用を促進するため、講座等の事業を充実させるとともに、サークル活動の支援を行っていく。
【質疑応答】
特になし
【事務局説明】
資料2により説明した。
令和6年度は、コロナによる制限がなく、展示や舞台発表のほか、体験や模擬店の出店もあり、子どもたちや家族連れでの来場が増え て、賑やかなおまつりとなった。
令和6年度の来場者数については、8館全体で、大人10,543人、子ども5,727人、合計が16,270人で、令和5年度に比べ、3,885人の増加となった。
令和7年度も、引き続き、近隣の小・中学校と連携した取組や子ども向けの催しを実施するなど、多くの地域の方に来場いただけるよう、実行委員会と共に企画したい。
【質疑応答】
(委員)
来場者が16,270人との報告があったが、コロナ前の水準と比べてどうなのか。
(事務局)
来場者数は、平成30年度が18,982人、令和元年度が19,521人で、コロナ禍前と比較し、8割を超える程度まで回復している状況である。
(委員)
東北コミセンでは、まつりに参加した子どもに風船を配布したため、風船を持っている子がまつりの宣伝になり、子どもの参加が多く盛り上がった。
(委員)
中央公民館では、新座市立第三中学校の吹奏楽部にオープニングを飾ってもらい大変好評だった。来年度もお願いしたい。
(委員)
大和田公民館は、新座市立第四中学校と新開小学校のブラスバンドに披露いただき、埼玉県立新座柳瀬高等学校には華道、書道や伝統料理などクラブ活動の一環でお手伝いいただいた。中学生や高校生に公民館を利用してもらえると、大人になってからも利用してもらえると思う。
(委員)
中央公民館、栄公民館、栗原公民館と畑中公民館の4館の開催日が同日だったため、2か所の公民館まつりに参加する団体が大変であったとの意見があったが、日程が重なった理由は。
(事務局)
日程は、各館の実行委員会で決定したものであるが、特に栗原公民館、中央公民館、畑中公民館は比較的近隣にあり、同じバス通りに面しているという立地もあるため、来年度は、実行委員会に諮る前に事前に事務局で開催日が重ならないよう調整したいと考えている。
【事務局説明】
資料3により説明した。
歳入については、令和6年度当初予算額が1,529万4千円で、令和5年度と比較すると、87万7千円の増額となる。使用料については、公民館・コミュニティセンターの使用料収入の実績を基に、増額を見込んでいる。
歳出につきましては、令和6年度当初予算額が2億805万4千円で、令和5年度と比較すると、1,466万3千円の増額となっている。
公民館施設管理については、指定管理者が管理運営を行っているふるさと新座館(野火止公民館)を除く公民館・コミュニティセンター7館分の施設の維持管理に要する経費となる。主に、燃料価格の高騰による影響のあった施設燃料費(都市ガス)及び電気料について、使用量及び料金単価の減により減額となっている。
公民館施設整備については、栄公民館長寿命化改修工事実施設計委託料のほか、中央公民館体育室床改修工事等の予算を計上する。令和5年度に比べ、1,505万5千円の増額となっている。
公民館講座については、講師謝礼金及び保育謝礼金が、コロナ禍で令和5年度までは講座の開催の見通しが立たなかったため、コロナ禍前に予算編成を行った令和2年度と同額を計上していたが、令和6年度は事業計画を基に積算し、講師謝礼金は17万円、保育謝礼金は36万3千円の減額となっている。
【質疑応答】
(委員)
設備に関する予備費は、どの程度あるのか。
(事務局)
中央公民館の予算で、予備費は設けていない。施設修繕料は、当初予算で計上しており、その範囲で対応している。
(委員)
現在、野火止公民館の軽体育室の照明が水銀灯である。水銀灯は2020年に製造が禁止となっている。LED照明への交換を検討していただきたい。
(事務局)
御指摘のとおり、国では2030年までに全ての照明器具をLED等にする目標を掲げている。全館において、全ての照明のLED照明への切り替えが終わっていない。全館の施設の老朽化による修繕等も行う中で、総合的に判断し、優先順位を付けて対応する。
【事務局説明】
ア 公民館運営審議会の今後の日程について
公民館運営審議会については、コロナ禍前の令和元年度までは、毎年度、会議2回のほか、公民館運営の事例等を研究するため、 研修1回を開催し、外部講師を招いた研修会と関連施設の視察を隔年で交互に実施してきた。令和2年度と令和3年度はコロナ禍で会議の開催も見送り、令和4年度と令和5年度はそれぞれ会議を1回開催した。
令和5年5月8日からは、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが変更され、公民館・コミュニティセンターで行ってきた利用制限や感染対策を廃止した。
コロナ禍前に実施してきた研修は、社会教育等に関する情報については、インターネット等を活用することで収集が可能であることから、令和6年度は研修を廃止し、会議2回とする。
なお、2回目の会議は、11月下旬頃の開催を予定している。
イ 栄公民館の長寿命化改修工事の実施について
市の公共施設個別施設計画に基づき、建物の老朽化対策と機能整備を行う。
令和5年度に基本設計、令和6年度は実施設計を行い、令和7年度に改修工事を行う予定である。
令和7年4月に公民館・出張所の業務を停止し、備品の搬出・引っ越しを行う。工事期間は、令和7年7月から令和8年3月までの9か月間となる。令和8年4月に備品の搬入、システムの移転など、公民館・出張所の業務再開に向けた準備を行い、5月に業務再開を予定している。工事期間中は、代替施設を確保できないため、令和7年4月から令和8年4月までの間、休館とする予定である。休館中は、他の公民館・コミュニティセンターのほか、近隣の集会所(栄集会所(栄一丁目)・栄中央集会所(栄四丁目)・栄五丁目集会所(栄五丁目))等を利用いただくよう案内させていただく。
栄公民館を利用する方へは、7月20日(土曜日)に栄公民館で開催する利用者懇談会において、改修工事の予定などを説明する予定である。
また、その他、市民への周知については、館内掲示や市のホームページなどを活用して周知したいと考えている。
ウ サークル見学・体験会の実施について
各館で活動しているサークルの会員の方の高齢化が進んでおり、施設使用料が減額となっている団体の登録数、構成員の人数ともに、減少傾向にある。令和6年4月1日時点において、8館合計で、団体数が511、構成員数が7,039人である。
各館においては、新規の入会者を増やすため、また、新たにサークルを立ち上げるための取組を行っているが、更なるサークルの活性化を図るため、令和5年度に中央公民館・栄公民館・東北コミュニティセンターの3館においてサークル見学会・体験会を実施したが、令和6年度は10月から11月までの間に、公民館・コミュニティセンター全8館で、参加体験型のサークル見学会・体験会を実施する予定である。
【質疑応答】
(委員)
サークル見学会とは、どのような内容なのか。
(事務局)
サークルの皆様には、普段どおりに部屋を借りて、活動を行ってもらい、希望する方に見学や体験をしてもらうものである。
(委員)
宣伝は、どのようにするのか。
(事務局)
広報、ホームページ、館内へのポスター掲示により周知する。令和5年度は、3館で18名がサークルに入会された。公民館・コミュニティセンターをサークル活動で利用されている委員の皆様にも御協力いただきたい。
(委員)
以前は、広報にサークルの会員募集を掲載していた。ホームページに掲載されているが、高齢者は見ない。広報での掲載を再開してほしい。
(事務局)
月2回から月1回の発行となった広報は、掲載情報が多く、広報担当でも選別が難しい。教育委員会としても、利用者に分かりやすい周知を考えなければならない。介護保険課で作成している地域活動マップには、65歳以上の方が入会できる希望サークル団体が掲載されている。広報に、市内サークルの会員募集や催し物の情報をQRコードで掲載できるものもあるので、活用していきたい。
また、公民館・コミュニティセンターでは、サークルの手引や8館分のサークル団体一覧を合わせたものを作成する予定である。
(委員)
手引を作成した際は、QRコードを掲載してもらえれば、ペーパーレスにもなるし、手軽に情報が確認できるためお願いしたい。
(委員)
10月から11月までの2か月の期間としているのはなぜか。また、公民館・コミセンまつりなどで有志によるブースを設け、公民館やサークル活動の良さを多くの方に知ってもらえるようなアピールできる場所を作ってはどうか。
(委員)
既存のサークルにアピールするのも大事だが、新しいサークルを作るために、新しい講座を増やすことも必要だと考える。 若い方が興味を持つ講座を開催してもらいたい。
(事務局)
日頃から見学希望者の受入れを行っているが、全館においてこのような事業を実施していることをアピールするため、10月から11月までの間で、各館の事情に合わせて実施するものである。また、有志によるブースの設置については、各館の実行委員会に設置が可能かどうか相談させていただく。
若い方が参加できる講座として、保育付きの講座を開催しているものの、参加者が集まらない状況である。職場復帰が早まっていることや、地域子育て支援センターが充実している状況にあるのもその要因と考えている。
引き続き、若い方が参加しやすい講座について積極的に開催していきたい。
(委員)
若い方には、広報を知らない方もいるため、集客が見込めない。講座も1回だけでなく何回か継続するような講座の方がサークルが作りやすいと考える。
(委員)
狭い地域子育て支援センターではできない講座を、広い公民館・コミュニティセンターで開催してはどうか。ここでしか実施できないワクワクするような講座がよい。
(委員)
若い世代に、どのようなことに興味を持ってもらえるかが課題である。
(委員)
市役所などの施設に、各公民館・コミュニティセンターのサークルや講座の作品をショーケースなどに展示すれば、公民館・コミュニティセンターやサークルのアピールになるとともに、サークルのやりがいにもつながり興味を持ってもらえるのではないか。
(委員)
女性の就業率は70%を超えており、ほとんどの方が働いている状況である。子育て世代は余裕がないので、もう一つ上の世代をターゲットとするなど、ターゲットにする年代を考える必要がある。
(委員)
学校の保護者会や懇談会などがある際に、公民館・コミュニティセンターのサークル作品を展示できれば関心をもっていただけるのではないか。また、小学校で公民館の施設見学に来館したときに、児童がサークルの方にインタビューなどを行い、公民館の魅力を地域に発信するのもよいのではないか思った。
(委員)
意欲的な活動が期待できる40代・50代をターゲットにすればよいと思う。そのお子さんに興味を持ってもらえ、参加したいと思える講座もよい。
4 閉会