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令和6年度 第2回 新座市公民館運営審議会

ページID:0154863 更新日:2025年1月28日更新 印刷ページ表示

令和6年度第2回新座市公民館運営審議会

 開催日時

令和6年12月17日(火曜日)午前10時から正午まで

 開催場所

中央公民館 2階 講義室

 出席委員

櫻博子委員長、中村修委員、東香織委員、川田八重子委員、土屋ふさ子委員、久保洋子委員、戸高正弘委員

 事務局職員

齋藤寿美子教育総務部長、工藤邦裕中央公民館長、田中満野火止公民館長、石田信広栄公民館長、高木雅彦栗原公民館長、大塚力也畑中公民館長、島崎昭生大和田公民館長、三枝務東北コミュニティセンター館長、高村俊晃西堀・新堀コミュニティセンター館長、平岩由紀子中央公民館副館長

 会議内容

1 開会 
2 委員長挨拶
3 事務局挨拶
4 議題

 ⑴ 令和5年度公民館・コミュニティセンターの事業実施状況について
 ⑵ 令和7年度公民館・コミュニティセンターの事業計画(案)について 
 ⑶ その他

5 閉会

 会議資料

次第
資料1 令和5年度項目別事業数実績一覧
資料2 令和7年度項目別事業計画数一覧
資料3 令和7年度事業計画(案)
資料4 公民館・コミュニティセンター館長名簿

公開(傍聴者0人)

【欠席委員】

萩原洋志委員、大宮明子委員、新保藤子委員、吉澤満由美委員、星野敦子委員​

 

 議題

⑴  令和5年度公民館・コミュニティセンターの事業実施状況について

【事務局説明】

 資料1により説明した。

 令和5年度は、令和4年度に比べ35講座多い260講座を実施した。コロナ禍前である令和元年度よりも多い講座数となっている。「高齢者社会に対する事業」及び「ITに関する事業」については、近隣の高校生がサポーターとなり、シニア向けスマホ講座を開催した。「グループ・サークルとの連携事業」については、中央公民館、栄公民館、東北コミュニティセンターの3館でサークル見学会を実施し、18名の新規入会があった。また、人気のある講座については、抽選方式を多く取り入れ、より多くの方に講座に参加できるよう配慮した。

【質疑応答】

  特になし

⑵ 令和7年度公民館・コミュニティセンターの事業計画(案)について

 【事務局説明】

 資料2により説明した。

 令和7年度は、栄公民館が長寿命化改修工事により休館となる。
 続いて、資料3に基づき各館長が説明した。

★中央公民館

 青少年対象の講座では、夏休みや冬休み期間中の体験講座のほか、調理の楽しさを学ぶ講座などを予定している。
 また、ICT関連の講座を充実させ、情報格差の解消及び青少年のITスキルの養成に役立つ講座を企画している。公民館の講座参加者の割合は60代以上の方が半数以上を占めており、子育て世代などの若い世代にも参加しやすい講座を企画している。
 その他、人気が高い歴史関連の講座やコンサート、本館の伝統的な講座でもある人形劇フェスティバルなど、多岐にわたる内容の講座を予定している。

野火止公民館

 指定管理者応募時に提出した事業計画に沿って作成している。
 新座駅に近く地域に子どもや子育て世代が多いという地域特性を踏まえ、子ども向け・親子向けの講座で、子どもの興味や関心のあるもの、親子でのふれあいや体験を実施する。
 サークル活動が活発な本施設の特性を活かし、普段活動している団体に講師となっていただくサークル連携事業を3講座実施する。
 市民リクエスト事業として、令和6年度に実施した講座アンケートにて要​望のあった講座を実施する。​
 新たなサークルの創出に向けたサークル育成事業を実施する。
 市民・参加者からニーズの高い歴史、文学、生活文化、クラフトなどの講座は、引続き充実させていく。

★栗原公民館

   充実した生きがいづくりを応援する講座や市の歴史を学びながら散策する講座などを引き続き実施する。
   小学生を対象としたものとして、夏休みの体験講座や書初め教室の実施を予定している。
   令和元年度から実施している日本の伝統文化を学ぶ講座として、公民館活動団体の協力を得て「民舞」を実施する。
   講座ごとにアンケート調査を実施し、受講者からも評判が良く、継続希望の多い講座である歴史や文学、思想の講座を継続して実施するほか、地元農家との関わりを持ってもらうための体験講座や、子育て世代を対象にした「めだか学級」、高齢者を対象に生きがい発見の場とコミュニティを作る「コスモス学級」なども予定している。
 おはなし会等では栗原公民館の活動団体の皆様に協力いただき、活躍の場を提供しながら団体の育成を図ることができる講座を実施する。

★畑中公民館

 民間の一般社団法人による社会貢献事業として、理科実験講座を依頼する予定。
 公民館利用団体の協力を得て太極拳体験講座や手芸講座を予定している。
 人気が高い歴史関連の講座や、高齢者を対象に史跡をめぐる「歴史講座館外学習」を予定している。
 恒例となっているところでは、蕎麦打ちや味噌作りの講座を予定している。鉄道の歴史、寄席、健康体操講座、スマホ入門講座、フレイル予防講座を新たに実施する予定。
 令和6年度まで実施する「少年少女発明クラブ」は、令和7年度を移管準備期間とし、令和8年度から野火止公民館で改めて実施する予定。

★大和田公民館

 子どもを対象とした講座として、夏休み体験講座として例年人気の高い工作教室と絵画教室や大江戸新座まつり参加につながるダンス教室等を実施する。成人対象では、環境講座をはじめ、大和田地域の文化や自然を再発見する講座等、これまでにも実績のある人気講座を中心に実施する。パソコン講座では、写真の編集等、基礎的な活用方法を中心に行う予定している。一般対象では、障がい者も参加できる地域交流事業のほか、引き続きサークル見学会を実施する。子育て世代等の若年層をターゲットに、保育付き講座としてファミリー講座を企画している。高齢者対象では、スマホ教室では、インターネットショッピング等の操作ができるようにする中級編を予定している。
 なお、講座ではないが、新開小学校との連携事業として、小学校2年生の施設訪問を例年受け入れている。公民館のPRや施設案内を分かりやすく説明し、子どもにも気軽に足を運んでもらえる公民館を目指している。

★東北コミュニティセンター

 主にICT(情報通信技術)の講座を増やしており、青少年向けではプログラミング講座、成人向けではパソコンでフォトフレーム作り・スマホ画面作成、一般向けではVr体験などを新たに計画している。
 また、人気が高い親子アート教室、歴史講座、文学講座、スプリングコンサート、シニア向けスマホ講座などを引き続き実施する計画である。
 サークルとの共催事業として、本年7月から毎週土曜日に出張所の待合スペースを利用しこどもたちに読み聞かせなどを行うほか、外国人のための日本語教室などを引き続き開催する計画としている。

★西堀・新堀コミュニティセンター

 青少年向け講座として、当館で活動する読み聞かせサークルの協力を得て開催するおはなし会を予定している。
 成人・一般向け講座として、市の観光ボランティアガイド協会に講師を依頼し、健康維持と自然に親しむ野草観察講座は令和2年度から継続開催している。現在では、同協会が講師を務める様々な講座が他の公民館・コミセンにも広がっている。
 高齢者向け講座については、ICT(情報通信技術)関連の講座として、初級編から応用編までに対応したスマホ講座の開催を予定している。
 全館合同で開催したサークル見学・体験会を引き続き開催するとともに、サークル活動支援事業としてサークル作品リレー展示会を、アニバーサリーコンサートは音楽サークルの発表会を開催するなど、サークル活動の活性化を支援していく。
 事業計画にはないが、令和5年度から、地域の小学校での活動の様子を写真と解説を付けた掲示物で紹介するとともに、モニターで映像を流す「小学校情報発信コーナー」をロビーに設置している。この取組をきっかけに、新堀小学校の茶道クラブが当館の和室をクラブ活動として通年で利用したり、夏季休暇期間には近隣の学生が講師となって児童に勉強を教える自主学習教室で当館を利用するなど、近隣小学校と連携した取組が広がっている。

【質疑応答】

(委員)
 高齢者の方が合唱サークルの見学に来て、コーラスなどの練習に参加されているが、合唱練習のレベルが高いため加入までには至らない。皆さんが望んでいるのは、とにかく声を出して歌いたいとのことである。初心者からでも参加しやすい合唱講座を開催してもらいたい。

(事務局)
 各館でも合唱サークルはあるが、合唱に関する講座は行っていない。今後やり方を含め検討していきたい。

(委員)
 私も、保育付きの合唱講座をきっかけに合唱サークル活動ができ感謝している。

(委員)
 ただし、公民館講座からサークルを立ち上げても、その後にお金がかかるサークルの人数が一定程度集まれば室料はさほどでもないが、講師謝礼金が負担であるため持続しないことがある。また、部屋の利用区分の利用時間が長く利用料が高い。その他にも、公民館・コミセンまつりの手伝いなどもあり、各種申請手続等が煩雑などといったことを考えると、民間のスクールや施設にも流れてしまう。室料を有料にした時の経緯も確認する必要はあるが、多くの方が気兼ねなく参加でき、経済的にも負担の少ない施設利用料や事務負担のあり方を考えてもらいたい。
 また、公民館・コミセンにエレベータがない館もあり、高齢者等の利用者が大変である。

(委員)
 野火止公民館の勤労者向けの講座は、土日や平日の夜間の講座なのか。また、外国人向けの講座(日本語講座等)は増えているのか。

(事務局)
 野火止公民館の勤労者向け講座は土日の夜に行っている。利用者が少ないのが現状であるが今後も継続していきたい。

(委員長)
 外国人の向けの講座は、東北コミュニティセンターで日本語講座を土日に行っており、参加者が比較的多いようだが、平日は働きに出ている方が多いため難しいと感じている。平日に参加できる外国人は、日本での生活・就労が一定程度安定している方達だと感じる。

(委員)
 畑中公民館の少年少女発明クラブが令和8年度から野火止公民館へ会場を変更するとのことだが、令和6年度及び7年度は行わないのか。

(事務局)
 少年少女発明クラブは、昭和63年から37年間行っている。講師が高齢化となったことや近隣の陣屋小学校と第四小学校の子どもが集まらなくなっている状況がある。野火止公民館は、指定管理者として民間ならではのノウハウがあり、子どもも多く集まるエリアでもあることから、開催場所を変えて実施したいと考えている。令和7年3月までは畑中公民館で実施し、令和7年4月から準備期間として事務引継ぎや備品移動を行い、令和8年4月から野火止公民館での開催を予定している。

(委員)
 全館でどのようなサークルが活動しているのかが分かるパンフレット等を公民館・コミセンまつりで配布したらどうか。朝霞市が公民館まつりで配布し好評であったと聞いている。

(事務局)
 サークル活動を活性化するために、サークル立ち上げの手引きや既存の団体の一覧を用意してはどうかとの質問を市議会で受け、現在、事務局にて手引き等を作成中である。今後、ホームページなどで掲載していくとともに、公民館・コミセンまつりでも配布できるよう検討していきたい。

(委員)
 青少年対象講座は主に小中学校が対象となると思うが、実際に周知と結果が伴っているのか。今後どのように考えているか。

(事務局)
 各館でも小学生の親子講座がある。夏休み・冬休みはものづくりを実施している。基本的には低学年向けの親子講座が多いが、スポーツ体験では小学生から中学生が一人で参加できる講座もある。ただし、年齢を問わない講座を行っても、60歳以上の参加者が多い状況である。
 また、各公民館・コミセンでは、空き部屋を自習室として開放している。こどもが公民館を身近に感じてもらい、公民館に気軽に立ち寄れる仕組みを考えながら、こどもが公民館講座に参加しやすい環境につなげていければと思う。

(委員)
 講座や自習室についても、どのような周知をすれば公民館に訪れてくれるのか考えると、例えば、学校の協力を得て、小学校の入学前説明会や就学時健診等で公民館の講座等の情報が提供できれば良いのではないか。

(委員)
   良い提案であると思うので、教育委員会として検討してもらいたい。

(委員)
 学校の教員は公民館・コミセンに何を求めているか。公民館・コミセンの館長と小学校の教員が、こどもたちがどんな事を求めているか、今後、公民館・コミセンでどのような講座を行っていくべきか、教育委員会として考えていくのも重要であると考える。

(委員)
 先日、町内会と小学生でカレー作りを実施した。まずは学校と地域とのつながりを構築し、それから学校と公民館・コミセンとの協働かと考える。
 

⑶ その他

【事務局説明】

ア 令和7年度公民館・コミセンまつりの開催日程について

   栄公民館:令和7年3月8日(土曜日)、9日(日曜日)
  (長寿命化改修工事のため令和7年4月から令和8年4月まで休館となることから、令和6年度末に開催。)
 中央公民館:4月5日(土曜日)、6日(日曜日)
   畑中公民館:4月12日(土曜日)、13日(日曜日)
   西・新コミセン:4月12日(土曜日)、13日(日曜日)
 栗原公民館:4月19日(土曜日)、20日(日曜日)
 大和田公民館:4月19日(土曜日)、20日(日曜日)
 野火止公民館:5月17日(土曜日)、18日(日曜日)
 東北コミセン:5月24日(土曜日)、25日(日曜日)

イ 栄公民館の長寿命化改修工事について

   建物の長寿命化を図るため、令和5年度に基本設計、令和6年度に実施設計、令和7年度に改修工事を行う予定。
 令和7年4月に公民館業務を停止し、同年4月から6月にかけて備品の移動(八石小へ搬出)、同年7月から令和8年3月までに工事を予定。
 令和8年4月に備品を搬入し、同年5月に公民館の業務再開を予定。
 令和7年4月から令和8年4月までの間、栄公民館は休館とし、休館中の栄公民館及び栄出張所の事務は、福祉の里の1階のボランティア室で行う。栄公民館を利用していたサークルについては、他の公民館・コミセンを利用してもらうよう案内する一方、高齢等の理由で他館の利用が困難な一部のサークルのみ、福祉の里の1階の社会参加研修室と2階和室を利用する。
 なお、市民への周知については、各公民館・コミセン内の掲示板や市広報3月号及び市ホームページなどを活用してお知らせする予定である。

ウ 公民館・コミュニティセンターサークル活動の手引きについて

 サークル活動を始める団体に対し、登録に必要となる事項が記載された手引きや、公民館・コミセン8館で現在活動中のサークル団体のジャンル、活動日、活動時間等を掲載した一覧表を作成している。
 完成後は、市ホームページなどに掲載する予定である。

【質疑応答】

(委員)
 現在、インターネットでは施設の空き状況のみ確認することができるが、予約もできるようにしてもらいたい。

(事務局)
 現在運用している公共施設予約システムについては、令和7年10月以降にリニューアルする予定である。仕様が分かり次第、案内させていただく。リニューアル後はインターネット上で予約ができる。

(委員)
 備品について、パネルが重く、組立が大変である。予算は厳しいと思うが、軽いものに変更してほしい。

(事務局)
 備品も古いものが多い状況であり、少しでも使いやすい備品に更新したいと思っているが、建物自体も古く、施設修繕も多いため、備品の更新まで予算が行き届かない。皆様にはご迷惑おかけしているが、今後も予算確保に努めていきたいので、御理解を頂きたい。

4 閉会

 


新座市公民館運営審議会