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令和4年度第2回新座市障がい者施策委員会会議録

ページID:0120001 更新日:2022年9月14日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和4年8月15日(月)

※ 書面会議につき、資料発送日を開催日時としています。

出席委員

山口博司、新井啓司、石井英子、木村靜江、井ノ山正文、鈴木浩司、大島孝之、原愛、高橋盛也、松前節子、山田なぎさ、小森孝広、平野方紹、中島智子、甲田由夏 (15名)

事務局職員

障がい者福祉課長阿南啓吾、同課副課長兼給付係長加藤賢、同課副課長兼調査認定係長小山朋子、同課給付係主任吉敷賢一、同課給付係主事木村圭輔

会議内容

  1. 「障がいのある人もない人も共に暮らせる新座市をつくるための調査」(アンケート)の実施について
  2. 障がい者週間における取組について

 会議資料

  1. 令和4年度第2回新座市障がい者施策委員会議事(書面会議)
  2. (資料1)「障がいのある人もない人も共に暮らせる新座市をつくるための調査」設問案について
  3. (資料2)設問比較表(身体手帳所持者用・障がい児用・療育手帳所持者用・精神手帳所持者用・難病患者用)
  4. (資料3)設問比較表(身体手帳所持者用・療育手帳所持者用・精神手帳所持者用・難病患者用)
  5. (資料4)調査票(身体手帳所持者用)
  6. (資料5)調査票(障がい児用)
  7. (資料6)令和3年12月広報の特集記事
  8. 令和4年第2回新座市障がい者施策委員会(書面会議)意見シート

 その他の必要事項

 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、書面による会議として開催した。

審議の内容(審議経過、結論等)

 令和4年第2回新座市障がい者施策委員会(書面会議)意見シート(以下「意見シート」という。)により、次のとおり意見があった。

1 「障がいのある人もない人も共に暮らせる新座市をつくるための調査」(アンケート)の実施について

 配布した調査票(案)について、次のとおり意見シートが提出された。
 設問に対する意見については、次のとおり。

委員
 資料4問9について、選択肢4から6までの縦位置が不揃いです。
 資料4問15-1について、複数回答が良いのではないでしょうか。
 資料4問19について、障がい者が家庭内の他の障がい者の介護を担っていることも考えられるので、回答項目の「家事」「収入を得ない活動」「自宅で過ごす」などの項目で、具体的な内容が分かるように工夫できないでしょうか。
 資料5問9について、選択肢の設問番号に誤りがあります。
 資料5問17について、障がい児についても同様、自宅での活動内容が分かるよう、問17の設問等で工夫できないでしょうか。

委員
 資料4問5選択肢5・資料5問5選択肢5「※発達障がいとは、自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障がい、学習障がい、注意欠陥多動性障がいなどをいいます。」について、記載された記述はかつての表記であり、現在は「発達障がいは、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障がい)、チック症、吃音などが含まれます。いくつかの発達障がいを併せ持つこともあります。」ではないでしょうか。
 資料4問5選択肢6・資料5問5選択肢6「※ 高次脳機能障がいとは、脳に損傷を受け、その後遺症などで生じた記憶障がい、注意障がい、社会的行動障がいなどをいいます。」について、「社会的行動障がい」に括弧つきで「日常生活に大きな支障をもたらすこと」と付加し説明することが必要ではないでしょうか。
 資料4問9について、設問4から6までの表記を揃えることが必要ではないでしょうか。
 資料4問12について、「7 地域住民などの理解」の回答欄がありますが、地域生活で求められることは「地域住民の理解と援助」ではないでしょうか。
 資料4問18・資料5問14・資料5問22について、交通機関を利用したときに駅やバス停での駅務員やバス乗務員のサポート及び対応が不適切なケースがあったことを考慮すると「交通機関を利用する際の駅務員やバス乗務員のサポートへの配慮」という項目も必要ではないでしょうか。
 資料4問19について、選択項目に「4 通所事業所や作業所などに通っている(就労継続支援A型を含む)」とありますが、括弧内は「就労継続支援A型及びB型、地域活動支援センターを含む」ではないでしょうか。
 資料4問21・資料5問27「※ 不当な差別的取扱い」について、このアンケートは質問を行う中で差別解消法等の啓発的要素もあるので、以下のような文面にすることが必要ではないでしょうか。
 また、文章の主語から考えると「利用」ではなく「提供」という表記が適切だと考えられます。
 「不当な差別的取扱いとは、国・都道府県・市町村などの役所や、会社やお店などの事業者が、正当な理由がないのに、障がいがあることで、サービスの提供を拒否したり、提供にあたって場所や時間帯を制限すること、障がいのない人にはつけない条件をつけることなどをいいます。」ではないでしょうか。
 資料4問21・資料5問27「※ 合理的配慮の不提供」について、この文面は一般的な内容になるので「合理的配慮の不提供とは、社会の中にあるバリアを取り除くために障がい者から手助けや必要な配慮についての意思が伝えられたときに、必要な配慮を行わないことなどをいいます。」ではないでしょうか。
 資料4問27-2・資料5問26-2の選択肢について、「2 市役所及び公民館にパンフレットやチラシ等を設置」、「通所事業所にパンフレットやチラシ等を設置」を付加するのはいかがでしょうか。
 資料4問28・資料5問31について、災害時の避難については避難場所までのアクセス、避難場所に指定されている学校等の施設・設備の問題(体育館や避難先に指定されている学校の武道場などの段差やトイレに電動車椅子では入れない事などがある)にも触れた設問を付加するのはいかがでしょうか。
 資料5問13-1について、ここには各回答についての記述欄を設けることによって回答に対する背景を考察することができるのではないでしょうか。
 資料5問30-1について、18歳未満を対象としたアンケートでありますが、回答欄に「2 配偶者(夫又は妻)」があるのは対象外と考えます。令和4年4月1日から施行された民法による婚姻年齢は18歳です。
 また、「権利擁護についてお聞きします」は「あなた(お子さん)」に質問しているのか、保護者及び親権者に質問しているのかが分かりづらいので、「あなた」の後にこれまでの設問のように「あなた(お子さん)」と表記したほうがよいのではないでしょうか。
 資料5問32について、回答欄は「1 強く感じている 2 どちらかといえば感じている 3 それほど感じていない 4 全く感じていない」とありますが、統計的な観点からは2は「感じている」ではないでしょうか。
 資料5問33について、多くの保護者の方からは子ども達の人間関係形成に関する要望があることを聞いています。
 回答欄に「コミュニケーションや対人関係の形成に関すること」という項目を付加することはいかがでしょうか。
 資料5問35について、コロナ禍が3年にも及び日常生活が大きく変化しました。非日常が日常化し家庭内でのトラブル等の増加傾向もあります。選択肢が3つまでとなっていますが、複数回答可としてはいかがでしょうか。
委員
 資料4問30・資料5問36について、選択肢で使用されている言葉が難しすぎると思いました(具体的に何なのか、文面からは伝わりにくいです。)。
 (例)ノーマライゼーション

 設問の全体的な意見その他アンケートの実施に関連する意見については、次のとおり。

委員
 重度の知的障がい者には難しくて理解できないと思う内容です。全て親の思いで記入すると思いますので、その辺の把握はどうしますか。
 成年後見人に注記をつけていますが、本人には何のことか理解できていないと思います。
 本人の意思の尊重と言われていますが、重度の知的障がい者に判断は難しいと思います。好きな食物を選ぶのとは違います。
 障がいを持っていて自分の人生を選べる人(重度の知的障がい者)はどのくらいいるでしょうか。その辺もアンケートで分かればいいと思います。

委員
 設問が分かりやすかったです。
 送られた資料をはじめは家族で読んでもらっていましたが、グーグル翻訳機能を使ってiPadのカメラで撮影し、日本語から日本語で読み上げてもらいました。それを録音して何度も聞きました。その際、資料に「、」や「。」があると聞き取りやすいと思いました。
 実際に、委員会があると他の委員とのやり取りで内容が理解できるようになるので、次回はぜひ開会を望みます。

委員
 アンケート実施に当たり対象者の方々が取り組みやすいように配慮することやアンケートについての質問及び相談についての対応も丁寧に行っていただきたいと考えています。アンケート実施後の考察をしっかりと行い、今後の計画策定に反映できるように取り組んでいただきたいと考えます。また、施策委員会での検討をしっかりと行う機会も必要と考えます。

委員
 設問が多い気がします。20問くらいにまとめた方がいいと思います。途中で集中力が切れて疲れます(健常者でも)。回収率を上げるならば、もっと要点だけ簡単にチェックできた方が、回答しやすいと思います。対象者の立場に立って検討をしてほしいと思います(今回はせっかく作成していただいているので、次回の議案にしてください。)。
 もっとわかりやすい文章で端的にしてください。

委員
 調査票の設問は具体的で良いと思います。

委員
 設問はよく作ってくださっていると思います。視覚障がいの方はヘルプの方がみなさんいらっしゃるのでしょうか。点訳・音訳調査票について、市役所まで行かないと閲覧できないのは少し残念です。

委員
 これまでの調査との時系列推移を読み取るためには、ある程度、調査項目は継続する必要があることから、今回の程度の追加・変更で収めることは技術的には妥当と考えます。
 今回、新たな設問として「福祉情報」「コロナ感染の影響」「医療的ケア児」が設定されていますが、この項目に関して、次期計画で新たに何か盛り込むことになるのでしょうか。
 アンケートは次期計画策定につなげるものですので、次期計画に盛り込む内容について事前に情報を得る(反応を確かめる)ことを意図して項目設定します。こうした点での検討はいかがでしょうか。
 これ以上調査項目を増やしたくはないのですが、市の障がい者基本条例の周知度、基幹相談支援センター、市虐待防止センターについての認知度はどこかで調べたいものです。
 発達障がい児者、医療的ケア児については、その把握も難しく、人数的にも有意の被調査者を確保するのが難しいので通常のアンケート調査にはなじまないと思いますが、個別的に聞き取りを行い、事例として調査する必要はあると思います。

委員
 前々回より前回の回答率が下がっていることが気になります。「またか」と思われる方もいるのではないかと思いますが、設問の内容については、今後の障がい者(児)にとって大切なものばかりなので「見ただけで答えたくない」「設問の内容がよくわからない」等と思われている方に対して、「答えられる範囲内で…」又は「わかる範囲内で…」等の文言を入れてはどうでしょうか。

2 障がい者週間における取組について

 障がい者週間の特集記事について、次のとおり意見シートが提出された。


委員
 高齢者は、細かい字でたくさんの情報が詰め込まれている紙面は読むのがおっくうになります。テーマを絞って視覚的に読みやすい紙面が良いかなと思いました。

委員
 「授産製品の活用を」の項目で、最近は授産製品とあまり言わなくなっているように思われます。また、どのような製品があるか具体的に分かるようにすれば、興味がわくのではないかと思います。なお、市役所での出張販売の実施も紹介いただければと思います。
 「いつでもご相談ください」「相談内容(例)」の項目で、既に2年間の実績がありますので、実態に即したものになるよう調整いただければと思います。

委員
 やさしい気持ちになれるような取組はありますか。
 障がい者週間だけでなく、毎日の生活の中で感じられたら幸せなことだと思います。

委員
 「障害者の差別解消に向けた理解促進ポータルサイト」の紹介等も大切なことではありますが、令和2年のアンケート調査報告からはネット環境にアクセスできない方達もいることを考慮すると、どのように情報を伝達していくのかについての工夫が必要であると考えます。また、差別解消法に関する相談件数の少なさについては今後も「気軽に相談できる場」としての展開と専門相談員の配置が必要かと考えます。読み手にとって理解や関心が高まるような内容になることを期待しています。

委員
 問題ありません。広報に載るのが楽しみです。

委員
 広報にいざの特集記事は関心を持って読みました。さらにもう1頁追加になれば、より具体的な内容になるのではないかと思います。いかにポータルサイトに導くかが課題かなと思いますが、広報にいざの特集記事の充実が望まれます。

委員
 限られた紙面で、読み手の理解、関心を高めることは大変だと思います。
 前回、障がい者に関するマークがありました。車につけている障がい者マーク、聴覚障がい者マークなども、機会があったら載せてください。
 また、障がいを持たない人は、マークを見かけた時、どのような配慮をすれば良いのかわかりやすく教えていただくのも良いかなと思います。

委員
 市民の障がい者への理解を高めることが目的であれば、市民から見える形で(市民が身近に接する形で)、障がい者も同じ仲間と実感してもらう企画が求められていると思います。
 例えば、市内の大規模商業施設でボッチャ体験、車椅子試乗、補聴器体験、聴覚障がい者による手話教室、視覚障がい者の協力を得ての15分程度のマッサージなどが考えられます。
 また、これらに市内の大学生の協力を得ることも考えられます。
 障がい者や関係者が集まっての「身内型」行事にならないようにする必要があると思います。

委員
 授産施設製品を販売している場所を紹介してはどうでしょうか。
 直接作っているところを見たり、当事者の方と触れ合えたりできると良いです。


新座市障がい者施策委員会