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令和5年4月農業委員会会議録

ページID:0129745 更新日:2023年7月5日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和5年4月24日(月曜日)
午後3時30分から4時1分まで

開催場所

市役所本庁舎 5階 第1委員会室

出席委員・欠席委員

出席委員:榎本賢治、土屋清市、植竹正幸、岡本和江、野島義永、矢島文雄、濱中知美、新井昭、新井勝彦、金子勇、神谷清明、清水泰順、山本孝一
欠席委員:高𣘺遼太
出席推進委員:岡本淳男、蛭間幸弘、並木和雄、並木雄一

事務局職員

局長栗山隆司、係長小糸明子

提出議案等

農地法第4条届出について(令和5年4月分)
農地法第5条届出について(令和5年4月分)
審議事項:議案第12号 農地法第3条許可申請について
議案第13号 令和4年度農業委員会の農地利用の最適化の推進の状況その他の事務の実施状況の公表について

 会議資料

令和5年4月定例会報告事項
新座市農業委員会議案及び転用等報告事項
新座市農業委員会議案申請地付近案内図
令和4年度農業委員会の農地利用の最適化の推進の状況その他の事務の実施状況の公表(別紙様式5)

公開・非公開の別

公開
(傍聴者 0人)

その他の必要事項

なし

審議の内容

会長:会長挨拶

議長:ただ今から、令和5年第4回定例農業委員会を開会いたします。
最初に、本日は、委員の過半数が出席されておりますので、新座市農業委員会会議規則第6条の規定により、本定例会は成立することを宣言いたします。
次に、議事録署名委員でございますが、議席番号14番「山本孝一」委員と1番の「植竹正幸」委員にお願いいたします。

委員:(「はい」の声あり)

議長:次に、会長報告事項につきまして、事務局に説明を求めます。

事務局:本日お配りいたしました「令和5年4月定例会報告事項」をご覧ください。
一点目の農地の取得につきましては、令和5年3月9日付けで道路管理課から大和田一丁目ほか3か所の農地を道路用地の寄附採納に伴い、所有権の移転登記を行った旨の報告がありました。
2点目の農地の借地につきましては、令和5年4月4日付けで下水道課から片山三丁目の農地2筆を工事作業用地として借用した旨の報告がありました。
以上でございます。

議長:本件につきまして、ご意見、ご質問等がございましたら挙手をお願いいたします。

委員:(質問、意見なし)

議長:「なし」と認めます。
これで、定例会報告事項を終わります。
次に、「農地法第4条届出」1件及び「農地法第5条届出」6件の会長専決事項につきましては、事前に送付した資料のとおりでございますので、報告書の朗読を省略いたします。
それでは、本件につきまして、ご意見、ご質問等がございましたら挙手をお願いいたします。

委員:(質問、意見なし)

議長:「なし」と認めます。
これで、会長専決事項の報告を終わります。
次に、本日の議案の審議をお願いいたします。
はじめに、議案第12号「農地法第3条許可申請について」1件の審議をお願いいたします。
事務局に申請内容の説明を求めます。

事務局:議案第12号「農地法第3条許可申請について」の申請番号1番につきましては、資料4ページ、案内図1ページのとおりでございますので、議案の朗読を省略いたしまして、補足説明をいたします。
今回の申請について、農地の所有者であるAさんは、耕作が困難になってきたため農業規模の縮小を考えていたところ、農業経営規模拡大の意向がある譲受人のBさんとの間で、双方の合意に達したことから、所有権を移転するため、申請されたものです。
農地法3条の許可基準は、1、農業経営する畑の全てを耕作しているか。2、常時農業に従事しているか。3、周辺の農地利用に支障がないことの3点でございます。以前は、このほかに下限面積要件がありましたが、今年の4月からは廃止されています。
基準1について経営農地を確認したところ、キャベツ、長ネギ、トウモロコシ、エダマメなどが作付けされており、その他については耕耘管理をするなど適正に管理されていました。
基準2については、Bさんの農業従事日数が300日、妻のCさんも300日との申告になっていますので、常時従事していると考えます。
基準3については、周辺に水利組合がなく、無農薬栽培の取組が行われていないことを確認しております。
これらのことから、3条の許可基準は満たしていると判断しています。
なお、申請地の今後につきましては、ニンジン・ダイコン・サトイモの作付けを予定しているとのことです。
説明は以上でございます。

議長:議案第12号の1番に対する説明が終わりました。
ただいまの事務局の説明に関連して、地区を担当するわたくしからご報告申し上げます。
事務局の説明にもありましたように、きれいに耕耘されている畑でありますし、所有権移転を受けられるBさんは、やる気のある農家でいらっしゃいますので、特段問題はないと思います。
以上です。
それでは、これより質疑に入ります。
ただいまの事務局の説明及び地区担当委員からの報告について、発言のある方は挙手をお願いいたします。

委員:(質問、意見なし)
 
議長:「なし」と認めます。それでは、採決いたします。
議案第12号「農地法第3条許可申請について」の1番を原案のとおり許可することに賛成する方は挙手をお願いいたします。

委員:(委員全員挙手)

議長:全会一致をもちまして、議案第12号の1番につきましては、原案のとおり許可することに決定いたしました。
次に、議案第13号「令和4年度農業委員会の農地利用の最適化の推進の状況その他の事務の実施状況の公表について」事務局に説明を求めます。

事務局:議案第13号につきましては、資料6ページと別紙様式5に基づいて説明いたします。
はじめに、提案理由につきましては、農業委員会等に関する法律(昭和26年法律第88号)第37条に基づく情報の公表の義務を果たすために、農林水産省通知による最適化活動の実施状況を公表するに当たって、別紙様式5の「令和4年度農業委員会の農地利用の最適化の推進の状況その他の事務の実施状況の公表」を決定したいので、議案として提出するものでございます。
資料の下部に農業委員会法第37条の抜粋がありますので、読み上げさせていただきます。
「農業委員会は、その運営の透明性を確保するため、農林水産省令で定めるところにより、農地等の利用の最適化の推進の状況その他農業委員会における事務の実施状況について、インターネットの利用その他の適切な方法により公表しなければならない。」とされております。
続きまして、別紙様式5について説明いたします。
1ページの1-1は、農業委員の現在の体制ということで、令和4年4月1日に任命・委嘱を受けた農業委員14名と農地利用最適化推進委員4名の内訳を記しております。
1-2は、農家・農地等の概要ということで、直近の「2020年農業センサス」の数値を記入しており、認定農業者に関しては調べた結果28経営体、基本構想水準到達者が7経営体でございました。
耕地面積については、農林水産省による「令和4年耕地及び作付面積統計」による耕地面積である304ヘクタールを記入しております。
2ページの2、最適化活動の実施状況をご覧ください。
最適化活動の成果目標における農地の集積の現状は、管内の農地面積304ヘクタールに対して、これまでに集積した面積が38ヘクタールでございますので、集積率は12.5パーセントとなっております。
また、おおむね10年後の令和12年度には、埼玉県が「農業経営基盤の強化の促進に関する基本方針」において掲げている効率的かつ安定的な農業経営が地域における農用地の利用に占める面積のシェアの目標値である50パーセントを達成できるように、令和4年度の農地の集積目標として新規集積面積を10ヘクタールに設定し、年度末には48ヘクタールに達し、集積率が15.8パーセントとなるよう目標を掲げておりましたが、実績はゼロという結果となりました。
なお、点検結果につきましては、ご覧のとおりでございます。
続きまして、2ページから3ページにかけて、遊休農地の発生防止・解消の現状につきましては、令和3年9月に実施した農地利用状況調査により判明した遊休農地の状況ということで、1号遊休農地面積2.3ヘクタール全てが緑区分でございました。
また、遊休農地解消につきましては、緑区分の遊休農地面積2.3ヘクタールの5分の1となる0.5ヘクタールを目標としましたが、解消面積はゼロで、新規に発生した遊休農地もゼロで、現状維持という結果になりました。
遊休農地関係のその他につきましては、農地の利用状況調査の実施時期は9月、調査結果のとりまとめは11月に実施いたしまして、定例会において委員の皆様にご報告させていただいたところでございます。
調査結果につきましては、説明のとおり1号遊休農地の面積が2.3ヘクタール、うち緑区分の遊休農地が同じく2.3ヘクタール、黄区分は0ヘクタールでございました。
遊休農地の所有者に対しましては、12月に農地の意向調査を実施しておりまして、同月に結果を取りまとめいたしました。
なお、点検結果につきましては、ご覧のとおりでございます。
次に、3ページから4ページにかけて、新規参入の促進につきましては、令和元年度から令和3年度までは0経営体というのが現状でございまして、平成28年度から平成30年度までの過去3年度間の農地の権利移動面積の平均1ヘクタールの1割以上に当たる0.1ヘクタールを新規参入者に向けて公表すると目標を立てておりましたが、実績はゼロでございました。
なお、点検結果につきましては、ご覧のとおりでございます。
続きまして、最適化活動の強化月間につきましては、7月、9月、11月の年3回、表のとおり目標を設定したところ、目標を達成することができました。
なお、強化月間の活動結果につきましては、表のとおりでございます。
次に、5ページの新規参入相談会への参加につきましては、推進委員2人で7月に開催される新・農業人フェアの農業就職・転職Liveに参加するという目標を設定しましたが、実際には、1月に開催されました新・農業人フェアの農業Expoに2人で参加し、新規参入相談会の進行方法等について見学してまいりました。
次に、推進委員等の点検・評価の結果につきましては、目標に対して期待どおりの結果が得られたということで、締め括らせていただきました。
最後に、6ページの農業委員会の事務の実施状況につきましては、総会の開催回数が11回、1月は審議案件がなかったため、開催がありませんでした。
次の農地法第3条に基づく許可事務につきましては、1年間の処理件数が3件で全て許可いたしました。標準処理期間は申請書の受理から20日で、平均処理期間も20日でございました。総会開催日及び申請書締切日の公表は、市のホームページにおいて、それぞれ毎月25日前後と10日前後というように掲載しております。
次の農地転用に関する事務として許可案件について埼玉県知事へ意見を付して進達した1年間の処理件数は9件で全て許可となりました。標準処理期間は、申請書の受理から40日で、平均処理期間も40日でございました。
次の違反転用への対応につきましては、発生件数がゼロでございました。
説明は以上でございます。

議長:事務局の説明が終わりました。これより、質疑に入ります。ただいまの事務局の説明について、発言のある方は挙手をお願いいたします。

委員:(質問、意見なし)
 
議長:「なし」と認めます。それでは、採決いたします。議案第13号「令和4年度農業委員会の農地利用の最適化の推進の状況その他の事務の実施状況の公表について」を原案のとおり決定することに賛成の方は、挙手をお願いいたします。

委員:(委員全員挙手)

議長:全会一致をもちまして、議案第13号は、原案のとおり決定いたしました。
本日の議案の審議は、以上でございます
慎重な審議をいただきましてありがとうございました。
次回の定例会は、5月24日(水曜日)の午後1時を予定しています。
以上をもちまして、第4回定例農業委員会を閉会といたします。


農業委員会の会議録等