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令和7年2月農業委員会会議録

ページID:0132430 更新日:2025年4月9日更新 印刷ページ表示

農業委員会定例会の会議録を公表します。

1.開催日時

令和7年2月25日(火曜日)
午前9時56分から10時25分まで

2.開催場所

市役所本庁舎 3階 304会議室

3.出席委員・欠席委員

出席委員:榎本賢治、土屋清市、植竹正幸、岡本和江、野島義永、高𣘺遼太、新井昭、新井勝彦、金子勇、神谷清明、清水泰順、山本孝一
欠席委員:矢島文雄、濱中知美

4.事務局職員

事務局長 栗山、農地係長 小糸

5.提出議案等

農地法第4条届出について(令和7年2月分)
農地法第5条届出について(令和7年2月分)
審議事項:議案第5号 農地法第4条許可申請申請に対する意見具申について
【追加議案】議案第6号 農用地利用集積等促進計画の決定について

 6.会議資料

令和7年2月定例会報告事項
新座市農業委員会議案及び転用等報告事項
新座市農業委員会議案申請地付近案内図

7.公開・非公開の別

公開
(傍聴者 0人)

8.その他の必要事項

なし

9.審議の内容

会長:会長挨拶

議長:それでは、ただ今から、令和7年第2回定例農業委員会を開会いたします。
最初に、委員の過半数が出席されておりますので、新座市農業委員会会議規則第6条の規定により、本定例会は成立することを宣言いたします。
次に、議事録署名委員でございますが、議席番号8番「新井昭」委員と、10番の「新井勝彦」委員にお願いいたします。

委員:(「はい」の声あり)

議長:次に、定例会報告事項につきまして、事務局に説明を求めます。

事務局:本日お配りしております「令和7年2月定例会報告事項」の生産緑地法第13条の規定に基づく農地のあっせんにつきましては、令和7年1月30日付けで新座市長から該当する生産緑地の農業従事者へのあっせんとともに買取り希望の有無について回答の依頼がありましたので、付近の農家の方で買取の希望がありましたら、令和7年3月18日までに農業委員会事務局へご連絡をお願いいたします。
以上でございます。

議長:本件につきまして、ご意見、ご質問等がございましたら挙手をお願いいたします。

委員:(質問、意見なし)

議長:「なし」と認めます。
これで、定例会報告事項を終わります。
次に、本日の議案の審議をお願いいたします。
はじめに、議案第5号「農地法第4条許可申請に対する意見具申について」ご審議をお願いするわけでございますが、この許可申請は、埼玉県の許可を受ける必要がありますので、農業委員会では、事前に現地を確認したり、地権者からの話を聞いたりして、許可が受けられるに相当する案件であるかの審議を行うものでございます。
それでは、申請番号1番につきまして、事務局に説明を求めます。

事務局:議案第5号「農地法第4条許可申請に対する意見具申について」の1番につきましては、資料1ページ、案内図は1ページのとおりでございますので、議案の朗読を省略いたしまして、補足説明をいたします。
申請人は、自宅に隣接する畑で自家消費用の野菜を栽培していましたが、高齢で年々耕作も難しくなり、駐車場経営を考えていたところ、近隣の事業者が資材置場兼駐車場として借用している土地が手狭なため、適地を探していたことから、新たに貸資材置場兼貸駐車場を設置するため、本申請に至ったものです。
申請地の農地区分は市街化区域からおおむね500メートルの区域で、その区域内の農地が10ヘクタール未満であることから、第2種農地と判断します。
配置図によると場内は砕石路盤とし、周囲をブロックで囲みます。既存敷地との境界にあるフェンスは撤去し、一体利用とし、トラック10台とスペアタイヤや足場材などの資材置場を配置する予定となっております。
資金計画につきましては、自己資金を充てる予定で残高証明書が提出されており、造成費と比較した結果、問題はないと考えております。
なお、現地につきましては、案内図上では建物が表示されていますが、現在はこの建物は解体・撤去されておりまして、作付けはありませんが、農地として管理されておりました。
説明は以上でございます。

議長:議案第5号の1番に対する説明が終わりました。
ただいまの事務局の説明に関連して、地区を担当するわたくしから報告申し上げます。
2月20日に現地を確認してまいりました。
以前は、物置が建っていた場所でしたが、現在は更地になっておりました。申請地を駐車場兼資材置場に造成した後に、隣で運送業や梱包請負業を営んでいる法人に一括して賃借するということですので、確実に農地転用が見込まれますので、問題はないと思います。
それでは、これより質疑に入ります。
ただいまの事務局の説明及び地区担当委員からの報告について、発言のある方は挙手をお願いいたします。

委員:(質問、意見なし)
 
議長:「なし」と認めます。それでは、採決いたします。
議案第5号「農地法第4条許可申請に対する意見具申について」の1番を許可することに賛成する方は挙手をお願いいたします。

委員:(委員全員挙手)

議長:全会一致をもちまして、議案第5号の1番につきましては、許可相当として県知事に意見を送付いたします。
次に、本日お配りいたしました追加議案第6号「農用地利用集積等促進計画の決定について」を議題といたします。
事務局に説明を求めます。

事務局:議案第6号、農用地利用集積等促進計画の決定についてご説明いたします。
申請内容の説明の前に、「農地バンク」の制度について簡単にご説明いたします。本日お配りした「令和5年度以降の農地の権利移動(2)」をご覧ください。
農地の貸し借りには、農地法第3条の許可を受けるか、農業経営基盤強化促進法に基づく「利用権設定」という制度がありましたが、令和5年4月の法律改正後は、この「利用権設定」の制度がなくなり、農地バンクが行う農地中間管理事業を利用することになりました。
ただし、法律施行から2年間である令和7年3月31日までは利用権設定をすることが可能であり、今回申請のあったAは令和6年5月定例会において、利用権設定についてご審議いただいたとおり、令和7年3月31日まで利用権設定をしているものです。
この度、この設定期間が終了となるため、引き続き当該農地を貸付人から借り、農業経営をしたいとのことから「農用地利用集積等促進計画」が提出されたものです。
なお、農用地利用集積等促進計画については本審議後、農地バンクに送付し、そちらでの審議後、県知事が公告する流れとなります。今定例会後、農地バンクに送付した場合、県知事の告示は4月末になる予定とのことです。
市町村が作成した「農用地利用集積等促進計画」につきましては、本日お配りした「農地中間管理事業の事務処理手引き」抜粋のとおり、ア、農地の全てを効率的に利用して、耕作等の事業を行う見込みであるか。イ、必要な農作業に常時従事する見込みであるか などについて農業委員会に意見を求めます。
今申し上げた内容を踏まえ、申請内容をご説明いたします。
本日お配りした追加議案の資料1ページが提案内容で、2ページが案内図となっております。
土地の所在は、菅沢一丁目■■■番、■■■番、■■■番、■■■番、■■■番■の5筆、計6,489平方メートル平方メートル、土地の貸付人はBさん、Cさん。借受人は、Aになります。
今回の申請は、先程も申し上げたとおり、令和7年3月31日で利用権設定が終了することから、新たに中間管理事業に移行するため、「農用地利用集積等促進計画」が提出されたものです。
まずは、農業委員会が審議する1つ目、「農地のすべてを効率的に利用して、耕作等の事業を行う見込みであるか」については、利用権の設定に伴う利用状況報告書が毎年提出されており、また、先日現地を確認したところ、ネギの作付けがある外は耕耘されていました。
次に、必要な農作業に常時従事する見込みであるかについては、執行役員1名と社員1名が専属で申請地の農作業をそれぞれ150日行うこととなっており、今後さらに農作業に従事する者を雇用する計画もあるとのことでした。
これらのことから、借り手の要件と計画内容等に問題はないと判断しています。
なお、今回の申請地は先月の定例会でご審議いただいた「地域計画(案)」の菅沢地区に位置付けられた農地になります。
説明は以上でございます。

議長:議案第6号の説明が終わりました。
ただいまの事務局の説明に関連して、地区を担当する議席番号11番の「金子勇」委員に報告を求めます。

委員:2月23日に現地確認をしてきました。
タマネギ、ブロッコリー等が少し作付けされておりまして、あとは全面的に草が目立っていましたが、耕耘すれば作付けは可能な状況でした。
日頃、現地をよく知る農家の方に話を聞いたところ、今回の計画にある農地の一部、案内図の右側をAではなく、2年ほど前からDさんが農作業を行っていて、夏にはジャガイモを作付けされていたということでしたが、事務局では何か把握していますでしょうか。

議長:はい、事務局どうぞ。

事務局:度々、農地の保全上の問題として苦情が寄せられる中で、同様のことが指摘されましたが、以前にAの作業員が体調を崩していた時期に、管理が行き届かない状態があったので、今回の計画書が提出された際に、しっかり管理できるか確認すると、その作業員には3月末で辞めてもらって、新たに別の従事者を雇用して取り組んでいくので、これからは大丈夫ですとの回答を得ておりました。

議長:はい、「金子勇」委員どうぞ。

委員:現場で農作業をしているAの作業員の方も、自身が管理しているのは、案内図の左側だけと話をされておりましたので、この状態が、農地を全部利用していないということにならないか心配しています。

議長:はい、事務局どうぞ。

事務局:先日、この計画書の作成段階において、埼玉県農林公社ともにAと面会し、聞き取りをした上で受理したのですが、金子委員の調査報告によりますと、計画書と現場の実態がかけ離れているようですので、事務局で改めてDさんに実情を聞き取りしたうえで、Aや地権者と調整をさせていただきたいと存じますので、本議案につきましては、継続審議として次回定例会において再提出することをご提案いたします。

議長:ただいま事務局から、議案第6号「農用地利用集積等促進計画の決定について」継続審議とすることが提案されましたが、これに意義はありませんか。

委員:異議なし

議長:異議なしと認め、議案第6号は3月定例会での継続審議とすることに決定しました。
以上を持ちまして、本日の会議は全部終了いたしました。
慎重な審議をいただきましてありがとうございました。
次回の定例会は、3月28日金曜日の午後4時を予定しています。
これで、第2回定例農業委員会を閉会いたします。


農業委員会の会議録等