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令和3年12月16日(木)午後3時から4時30分まで
市役所本庁舎 4階 庁議室
委員長(市長) 並木傑
【教育委員会】
教育長 金子廣志、教育長職務代理者 鈴木松江、委員 脇田美保子、委員 宮瀧交二、委員 小泉哲也
総合政策部長 永尾郁夫、同副部長 平野静香、政策課長 加藤智之、同政策係長 長瀬大輔、同主事 石郷久美歩
1 令和4年度教育行政推進施策(案)について
2 第2次新座市教育大綱の策定スケジュールについて
3 教育委員会事務局からの報告
(1) 新座市立小・中学校への可動式コンピュータ導入による成果について
(2) 電子図書館の利用状況等について
【出席関係職員】
教育総務部長 渡辺哲也、教育総務部副部長 金子啓一、教育総務課長 竹内尚治、中央図書館長 上原隆、学校教育部長 小関直、学校教育部副部長 鶴田千尋、教育支援課長 丹代円
資料1-1 令和4年度教育行政推進施策(案) (別ウィンドウ・PDFファイル・358KB)
資料1-2 令和4年度教育行政推進施策(案) 見え消し版 (別ウィンドウ・PDFファイル・468KB)
資料2-1 新座市教育大綱 (別ウィンドウ・PDFファイル・487KB)
資料2-2 教育に関する大綱の策定について (別ウィンドウ・PDFファイル・212KB)
資料3-1 新座市立小・中学校への可動式コンピュータ導入による成果について
資料3-2(1) 電子図書館の利用状況等について
資料3-2(2) 広報にいざ10月号
資料3-2(3) にいざ電子図書館利用案内
資料1-1、資料1-2に基づき、説明を行った。概要は以下のとおり。
教育行政推進施策については、新座市が課題としている事項に対し、推進するべきと考えている事業が列挙されているものか、それとも年次計画の性格として、令和4年度に必ず実施していくという考えの下、事業を掲載しているものか確認したい。
→ 令和4年度に実施する見込みのある事業を掲載しているものである。なお、予算編成中であることから、査定の結果次第では実施不可となるものも現時点では含まれていることを御了承いただきたい。
「大学」と「市内3大学」と表記が混在しているため、「市内3大学」と統一した方が分かりやすいのではないか。
→ 「市内3大学」と表記している項目は、市内3大学に特化した事業であり、「大学」と表記している項目は、市内3大学以外の学校も含まれているものとして使い分けている。
表記の違いについては承知した。説明を踏まえ、「基本目標1 2関係機関及び関係団体との連携強化」については、「大学」の標記でよいと考えるが、「基本目標2 15学校・家庭・地域の連携」に含まれる「大学との連携による研修等の実施」については、地域に限定した内容であると捉えられるため「市内3大学」の表記がふさわしいと考える。
→ 校内での研修実施を見込み、「15学校・家庭・地域の連携」に掲載したものであるが、講師は市内3大学に限るものではないため「大学」としている。
「地域」とある項目に全国の大学全般を含むことはふさわしくないと考える。
→ 御意見を踏まえ、「基本目標2 13教職員の指導力の向上・学校保健の充実」に「大学との連携による研修等の実施」を追記し、「15学校・家庭・地域の連携」では「市内3大学との連携による研修等の実施」と表記することとする。
「基本目標1 2関係機関及び関係団体との連携強化」に記載のある新座市児童発達支援センター(アシタエール)と児童発達支援事業所の違いは何か。
→ 新座市児童発達支援センター(アシタエール)は市が設置した児童発達支援に係る拠点となる施設であり、児童発達支援事業所は新座市児童発達支援センター(アシタエール)を含めた市内全ての児童発達支援サービスを行う事業所を指すものである。
現在の表記では特定の施設を示すように捉えられるため「児童発達支援に係る事業所」に修正してはいかがか。
→ 御意見を踏まえ、記載内容を所管と調整する。
基本目標2の「個に応じたきめ細かな指導」について、「個別最適な学び」という言葉が浸透していることを踏まえ、「個別最適な学び」を基本目標2に加えてはいかがか。
→ 基本目標2に「個別最適な学び」を含めることとする。
「基本目標2 2国際性をはぐくむ教育の推進」について、「さらに国際性を身に付ける」とあるが、具体的にはどのような事業を想定しているか。
(教育長)ICT導入に伴い、遠隔地との交流が可能となっており、第三中学校ではアメリカとの交流を実施した実績がある。このような取組を通じて国際性が身に付くことを期待している。
同項目に「友好(姉妹)都市との交流の推進【地域活動推進課】」とあるが、実際に令和4年度に実施する事業はあるのか。地域活動推進課において実施見込みがないのであれば削除すべきではないか。
授業の中で国際性をはぐくむことができるのであれば問題ないと考えるため、「友好(姉妹)都市」の表記を変更してはどうか。
→ 御意見を踏まえ、事業実施予定を所管に確認するとともに、記載内容を調整する。
「基本目標2 6学校教育における文化芸術の推進」について、舞台などの生の芸術に触れ、舞台で活躍する同世代の子どもや壮大な舞台装置等を見ることで、自分の将来を思い描くきっかけとなり、児童生徒のキャリア教育につながると考えるため、その機会を創出してほしい。
(教育長)生の芸術に触れることが重要であることは認識しているが、予算が伴うものであるため、すぐに対応することは難しいと考える。
文化庁が主催する事業において、抽選ではあるが無償で舞台などを披露していただける事業がある。現在は新型コロナウイルスの影響により中止となっているため、再開された際には積極的に活用していきたいと考えている。
こうした考えを踏まえ、「音楽会や文化芸術作品の展示等の文化芸術活動に触れることによって、児童生徒の表現力を高めるとともに豊かな情操を養います。」に修正する。
機会を捉えて、補助金等を活用するなど、芸術活動に触れる機会の創出に努めていただきたい。
「基本目標2 7豊かな心を育む道徳・人権・福祉教育の推進」の「小・中学校における認知症サポーター養成講座の推進」について、小・中学生に対しての啓発は必要であると考えるが、「認知症サポーター養成講座」をどのような考えの下、学校で実施しているのか考えを伺いたい。小・中学生をサポーターにすることを目的として実施しているのか。
また、市民対象の講座の有無や講座実績を併せて伺いたい。
→ 学校における特別活動の一環として、複数の学校で実施したことは把握している。詳細については2回目の意見照会の際にお示しさせていただく。
「基本目標2 5特色ある学校づくりの推進」について、令和4年度に実施見込みがないのであれば削除し、再開する際に改めて追加すべきではないか。
→ ほかに関連する事業の有無を含め、改めて内容について確認し、対応する。
「基本目標2 4教育活動の的確な評価による学校の透明性の向上」の「保護者や地域住民に教育活動を広く公開すること」について、具体的にどのようなことを指し、周知しているものか。
→ 授業参観や運動会、音楽会等の学校行事の実施を想定している。
地域住民への周知として、学校だより等を回覧版で回すことなどにより対応しているものと認識しているが、回覧版が回る頃には終了していることも少なくなく、周知が行き届いていないと感じている。
また、子どもを持たない家庭などについては、学校公開の案内が来たとしても、訪問する理由が分からないこともあると思うため、地域住民に対し、なぜ教育活動を広く公開する必要があるのかも伝える必要があると考える。
同項目の「各小・中学校におけるホームページの充実」について、「ホームページ等」に修正し、ホームページや回覧版の他にSNSの活用による周知を検討することを含む表記してはいかがか。
→ 御意見のとおり修正する。
「基本目標2 15学校・家庭・地域の連携」の「ヤングケアラーへの支援」について、所管課に生活支援課も含むべきではないか。
→ 御意見を踏まえ、事業の実状も考慮しながら、掲載について所管と調整する。
事務局からの説明の中で「新座っ子ぱわーあっぷくらぶ」の推進は削除しないことと説明があったが、「基本目標3 1青少年の健全育成の推進」の再掲箇所についても削除しないものか。
また、教育委員会の事務に関する点検評価の中でココフレンドと新座っ子ぱわーあっぷくらぶの在り方を検討する際に、事業の統合の考えが示されたものと認識しているが、今後も検討を続けていくものか。
→ 御認識のとおり、再掲の項目についても掲載するものである。
ココフレンドと新座っ子ぱわーあっぷくらぶについては、どちらも放課後の居場所を提供するための事業として捉えている。ココフレンドを全校で実施したため、夏休み等の長期休業中の学びを充実していきたい考えから、新座っ子ぱわーあっぷくらぶの事業を統合するものとして検討していたが、各学校の現状を考慮し、令和4年度に全ての学校での実施は難しいと判断したものである。今後は、実施可能な学校から順次取組を推進する。
「基本目標3 1青少年の健全育成の推進」の「青少年健全育成団体への支援・連携」について、具体的にどのような団体を指すのか。また、令和4年度も支援・連携は可能か。
→ 青少年育成推進員会等の関連団体に対し補助金を交付しており、令和4年度も実施する見込みである。
・ 本日頂いた意見に併せ、令和4年度予算編成作業の結果を踏まえ、事務局で修正案を作成し、改めて委員に意見照会を行う。その後、事務局において最終的な取りまとめを行い、令和4年度教育行政推進施策の決定とする。
資料2-1及び資料2-2に基づき、説明を行った。概要は以下のとおり。
資料3-1に基づき、説明を行った。概要は以下のとおり。
スライドに市HP及びにいざ電子図書館の実際の動作を投影しながら、説明を行った。概要は以下のとおり。