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令和5年12月21日(木曜日)午後2時17分から午後3時15分まで
市役所本庁舎 4階 庁議室
委員長(市長) 並木傑
【教育委員会】
教育長 金子廣志、教育長職務代理者 鈴木松江、委員 脇田美保子、委員 小泉哲也
総合政策部長 永尾郁夫、政策課長 加藤智之、同課副課長兼政策係長 伊藤忍、同主任 松村美樹、同主事 竹原敦美
1 令和6年度教育行政推進施策(案)について
2 教育委員会事務局からの報告
(1) 教育ネットワークのゼロトラスト・フルクラウド化について
(2) 中学校体育施設の空調設備設置について (3) れきしてらすの取組について
【出席関係職員】
教育総務部長 齋藤寿美子、教育総務部副部長 金子啓一、教育総務課長 森山栄一郎、同課専門員 仁平悟史、歴史民俗資料館長 川端真実、学校教育部長 杉原浩二、学校教育部副部長 河村雅博
資料1-1 令和6年度新座市教育行政推進施策(案) (別ウィンドウ・PDFファイル・319KB)
資料1-2 令和6年度教育行政推進施策(案)見え消し版 (別ウィンドウ・PDFファイル・390KB)
資料2 新座市教育大綱 (別ウィンドウ・PDFファイル・702KB)
資料3-1 教育ネットワークのゼロトラスト・フルクラウド化について (別ウィンドウ・PDFファイル・547KB)
資料3-2 中学校体育施設の空調設備設置について (別ウィンドウ・PDFファイル・439KB)
資料3-3 れきしてらすの取組について (別ウィンドウ・PDFファイル・683KB)
資料1-1、資料1-2に基づき、説明を行った。概要は以下のとおり。
・ 令和6年度教育行政推進施策(案)については、令和5年度教育行政推進施策を基に、令和6年度実施予定事業への追加・修正を全庁に照会し、作成した。
・ 令和5年度からの変更点については、資料1-2の注釈のとおりである。
・ おおむね案のとおりでよいと考えるが、2点質問する。「基本目標4 6ボランティア活動への支援の充実」の「ボランティア活動へのポイント付与」及び、「基本目標4 7市民全体の文化芸術活動の振興」の「子どもの文化芸術環境の充実」について、具体的にはどのような取組か。
→ 「ボランティア活動へのポイント付与」については、市内介護事業所の手伝い等の取組に参加した方にポイントを付与し、ポイント数に応じて記念品を贈呈する事業である。
・ この事業の対象は子どもではなく、あくまで介護保険課が所管する事業におけるボランティア活動を指すものと解釈してよいか。
・ (教育長)以前、ごみ拾いなどのボランティア活動に参加するとアトム通貨がもらえる事業があったかと思うが、この事業においてはアトム通貨ではなく独自のポイント付与をするということか。
→ そのとおりである。教育大綱については、子どもの教育が中心にあるが、その他にも生涯学習、スポーツ、文化芸術等幅広い視点で五つの基本目標を位置付けている。基本目標4は生涯学習の充実を図るものであることから、子どもを対象としない事業について記載している。
→ 「子どもの文化芸術環境の充実」については、市役所のギャラリーを美術の授業の展示等で積極的に活用するよう、学校に働き掛ける取組である。また、「市民まつり文化祭への支援」について、これまでは対象年齢を15歳以上としていたが、令和6年度からは年齢制限を緩和し、小学生以上を対象とすることで事業規模を拡大する予定である。
→ 職場体験学習については、新型コロナウイルス 感染症拡大の影響により中止が続いており、今年度も実施していない。そうした状況下で、各学校が工夫しながら講演会等の取組を行ってきたが、令和6年度からは予算を確保し、再開する見込みである。
→ グループ・サークルとの連携という点では、公民館の職員がメンバー募集やサークルの紹介、体験イベントの実施等を行うことで連携を図っている。また、ネットワークづくりへの支援という点では、ⅮXの推進という観点から、デジタルの活用を支援している。 → (教育長)サークル数及びメンバー数が高齢化により減ってきている。見学会を開催し、どんなサークルがあるのかを知ってもらうことで参加を促し、サークル活動を支援している。
→ (教育長)各公民館が特色ある取組を行うことで、公民館活動が活発になる。 → (市長)主体は市民である。公民館が主体となって取り組むことは難しいが、指定管理者による児童センターの取組は素晴らしいものであるため、手本にしたい。
→ (市長)財政非常事態宣言により、広報紙のページ数を削減したためである。
→ 令和6年度は年に数回ページ数を拡大する予定ではあるが、市からのお知らせ等も選択して掲載している状況であるため、市民からの投稿等については今後も掲載できる見込みはない。 → 現在、サークルに関するお知らせを別紙で作成し、各公民館にチラシを設置している。また、サークルの体験会等の実施をさらに拡大していきたいと考えている。
→ (市長)スマホよろず相談を実施しているので、そういった方には積極的に利用していただきたい。
・ 本日頂いた意見に併せ、令和6年度予算編成作業の結果を踏まえ、事務局で修正案を作成し、改めて委員に意見照会を行う。その後、事務局において最終的な取りまとめを行い、令和6年度教育行政推進施策の決定とする。
資料3-1に基づき、説明を行った。概要は以下のとおり。
資料3-2に基づき、説明を行った。概要は以下のとおり。
資料3-3に基づき、説明を行った。概要は以下のとおり。
→ 従来のネットワークは5年間で約10億円である。
→ (教育長)特にセキュリティ強化については、大きく進歩した。これまでは暗証番号による認証であったため、暗証番号が流出してしまうと本人でなくても情報を閲覧できる状態であった。しかし、新たなネットワークでは生体認証を採用しているため、本人でなければ閲覧できないようになった。また、フルクラウド化したことにより端末には情報が残らないため、万が一盗難にあった場合にも情報漏洩を防ぐことができる。これらのことから、セキュリティは完璧になったと考えている。
→ 新システム導入後、他自治体やベンダー様からお問合せをいただくこともあり、説明の機会を設けさせていただいているため、関心を持たれていると実感している。
→ 子ども用のGIGAスクール端末に表示されるポータルサイトの中に、SOSボタンを設置している。このSOSボタンをクリックすることで、教育相談センターに連絡が届く機能である。
→ (教育長)そのとおりである。一時期、連絡が殺到したため学校と対応を相談している。連絡があった場合に対応する人員が不足していることが課題である。