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令和6年度第1回新座市水道事業審議会

ページID:0149635 更新日:2024年8月2日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和6年8月2日(金曜日)
午後1時30分から午後3時00分まで

開催場所

新座市役所本庁舎5階 第一委員会室

出席委員

野崎操・榎本賢治・高橋享子・松下誠・土橋麻子・大宮明子・都甲佳代・内藤幸代

事務局職員

インフラ整備部長  山本実
同部副部長兼水道施設課長  高野勇
同部副部長兼道路管理課長  鳥之海輝幸
水道業務課長  小糸克己
水道業務課副課長  荻野信司
水道施設課副課長兼水道工務係長  金子真大
水道施設課水道管理センター所長  沼倉伸哉
水道業務課総務係長  瀧口直実
水道業務課主任   高砂聡美

会議内容

  1. 開会
  2. 市長挨拶
  3. 委員紹介
  4. 事務局職員紹介
  5. 会長及び副会長の選出
  6. 会長及び副会長の挨拶
  7. 今後のスケジュールについて
  8. 議題
    新座市水道施設再配置基本計画の策定について 
  9. 閉会

会議資料

公開・非公開の別

公開(傍聴者なし)

その他の必要事項

なし

 

審議の内容(審議経過、結論等)

 1 開会

 午後1時30分開会

 2 市長挨拶

 3 委員紹介 

 4 事務局職員紹介

 5 会長及び副会長の選出

 会長   野崎委員

 副会長  榎本委員

 6 会長及び副会長の挨拶

 (市長所用のため退席)

 7 今後のスケジュールについて

 水道業務課長から今後の審議会の開催予定等スケジュールについて説明を行う。

 8 議題

新座市水道施設再配置基本計画の策定について

 インフラ整備部副部長兼水道施設課長から資料「新座市水道施設再配置基本計画(素案概要版)」に基づき、今後の水道施設の再配置計画について説明を行う。

《質 疑》

委員: 計画は専門用語が多く分かりにくいので、概要を見ながら平易に説明してほしい。

 

事務局: 本市には現在3つの浄水場があり、西堀・片山・野火止は高架水槽を使用しており、高低差を利用することで水を配っている。新座団地給水場は、井戸1本でくみ上げたものを浄水して、配水している。近年施設が老朽化しており、既存の施設を更新できないか検討した。例えば片山浄水場の配水池を更新するとなった場合に、1日に配水する量の12時間分を持たせなければならなければならないが、2池あるうちの1池を壊して更新するとなると、12時間もたせることができない。片山だけでなんとかしようとすると、新たに用地を購入して池を新しく作らなければならないが、市街地のため新たな用地の取得は難しい。西堀も、野火止も同じ状況である。新座団地給水場に関しては既存の井戸1本が使えなくなったら給水できなくなってしまう。こういった問題点を解決するため、西堀の周りの畑、雑木林の土地所有者に協力いただければ、西堀に集約するのが一番効率的だと考えた。

 

委員: 野火止浄水場の水質の問題は大丈夫なのか?

 

事務局: 井戸の水質にマンガンが多いということだが、野火止は敷地に余裕がなくマンガン除去の装置が現状ない。しかしながらマンガンはもともと地下水に含まれている物質で、人体に有害なものではない。

 

委員: 野火止浄水場の代替地購入の案が以前(前須田市長の時)の審議会で出ていた気がするが?

 

事務局: 確認して、次回の水道事業審議会で回答する。

 

委員: 西堀浄水場を基幹とした整備計画とするとのことだが、一箇所に集中させるリスクはないか?

 

事務局: 浄水場として常時29,000立方メートルの配水量を確保しておかなければならないため、稼働している浄水場を休止することはできない。今の浄水場を活用しながら新たな浄水場を作って移行していくことになるが、各浄水場を更新するのは、用地もなく、購入できたとしても費用を水道料金で賄うことになるため余計にリスクがある。そこで着目したのが西堀浄水場で、近隣が畑と雑木林になっており、用地を拡張して今ある浄水場を利用しつつ新たな浄水場を作ることができる。

 一極集中へのリスクはあるが、現在も西堀で中央監視しており、リスクは変わらない。新座市は県水を7~8割購入しており、2~3割井戸から取水しているが、井戸も更新・整備をしていかなければならない。現在井戸が20井あり、そのうち8井しか更新ができないとなった場合、県水受水量を増やすことになるため、県水受水費が将来への負担になってくる。

 29,000立方メートルの配水量を確保しつつ、新たに浄水場を作らないと供給が難しくなる。再配置計画は20年の長期計画で、20年間かけて新たな浄水場を作り、古い浄水場を壊していくことになるが、片山・野火止の高架水槽は耐震補強が済んでいる。高架水槽はなるべく利用しつつ、負担をかけない運営をしていきたい。高架水槽がなくなった後は、ポンプで圧送し給水する方式を考えている。

 

委員: 耐用年数を過ぎた後の計画はどうなるのか?

 

事務局: 西堀高架水槽は平成5年竣工で、31年経過した。片山は平成6年竣工で、30年経過。野火止は平成26年竣工で、10年経過となっている。耐用年数は60年である。耐用年数は目安であり、アセットマネジメント上では73年使う想定となっている。

 使用に耐えられなくなった場合は廃止することとなる。片山高架水槽は昨年度耐震補強をした。西堀高架水槽はレベル2(震度7)の地震への耐震性が確保できていない。西堀高架水槽は2層式になっており、下の部分の水を一回抜かないと補強工事ができないが、低区への給水ができなくなるため物理的に耐震化できない状況である。

 竣工後73年まで使用する想定と説明したが、これは毎年の定期検査と適切な維持管理を行っているためである。

 

委員: テロ対策としては一箇所に集中された方が有効という考え方もある。

 

委員: 旧浄水場の跡地はどうなるのか?

 

事務局: 審議会に諮った上で、売却や借地の返却を検討する。

 

委員: ポンプ式になるということで、市民への負担が大きくなることはないか?距離が遠くなるので余計にお金がかかるのではないか?

 

事務局: 現在も高架水槽に上げるためにポンプを使用しており動力はかかっているため、ポンプ圧送方式に変更しても市民への負担増は想定していない。

 

委員: 地権者からの協力は得られるのか?

 

事務局: これから審議会で審議いただく段階なのでご挨拶程度ではあるが、協力的な方が多かったという印象である。

 今回提示の3案とも、敷地の拡張が必要であり、地図上部旧管理センター側が14,000平方メートル、地図下部高架水槽側が4,400平方メートル拡張することになる。これにより新たに31,000立方メートルの池を作ることができる。

 地権者には市のビジョンの概略をご説明した。

 

委員: 老朽化は他自治体でどのように対応したか分かれば教えてほしい。

 

事務局: 横浜市は敷地が広いので同一敷地内に施設を建て、古いのを壊したと聞いている。朝霞市は浄水場を1つなくしたところもあると聞いているが他市の調査はまだできていない。

 新座市の現状は今お話しした通りで、西堀浄水場の敷地を拡張し拠点とするのが、監視の問題やランニングコストについても比較検討した結果、新座市全域に給水することが可能なのであればベストな選択だということで、今回再配置計画を提案させていただいたところである。西堀以外の浄水場周辺に敷地の確保が難しいということ、給水量確保のため浄水場を休止できないこと等を鑑み、本計画となった。

 

委員: 横浜市のように広い敷地を持っておけば、施設を交互に更新できるのでは?

 

事務局: 用地の必要性は認識しているが、地権者の考えもある。ご意見を今後の用地交渉の参考にさせていただく。水道事業は市民が負担する水道料金で賄っているため、用地購入の費用が水道料金に跳ね返ってくる可能性がある。今後の人口の推移等も考え、用地購入がふさわしいのかどうか考える必要がある。

 

委員: 諮問書の日付は適切なのか?

 

事務局: 誤りであるため、差し替えをお願いしたい。

 

委員: PFASの現状についてどうなっているか?概要を説明願いたい。

 

事務局: 基準値を超えている水源があったということで新聞等で問題になっているものだが、新座市では昨年度3箇所、野火止、西堀、片山配水区で調査を行ったが、基準値を超えるような井戸はなかった。今年度は範囲を広げて、稼働しているすべての井戸18本で検査をするべく、検査委託料を予算計上している。

 

委員: 災害時の応急給水について、給水車は1台か?災害時にちゃんと出動してもらえるのか?

 

事務局: 給水車は現在2台所有しているが、現在持っている水量2立方メートルの給水車では若手職員が運転できないため、普通免許で運転できる1立方メートルの給水車の購入を検討している。

 応急給水設備として給水タンク1立方メートルが2基、0.5立方メートルが1基、給水コンテナ1立方メートルを4基配備している。緊急時にはそれらを活用し応急給水が可能である。

 日本水道協会でも相互応援のネットワークができており、今年、能登半島にも新座市から応急給水派遣を行った。市の方でもペットボトル水を備蓄しているが、自助の方でもご準備いただきたいところではある。

 

9 閉会

 午後3時00分閉会

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