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エコバッグを使いましょう!
エコバッグを使いましょう!
7月1日からレジ袋が有料化
日本全体で、年間305億枚のレジ袋を使っているといわれ、一人当たり約300枚使用していることになります。
305億枚のレジ袋は、資源採取から最終処分までにかかるエネルギー全てをレジ袋の原料である原油に換算すると、約42万キロリットルになります。この量は25メートルプール約1,200杯に相当します。
レジ袋の安易な利用により、ごみが増えるだけでなく、多くの資源を無駄にしていることにもなります。
レジ袋有料化は、それが本当に必要かを考え、私たちのライフスタイルを見直すことで、使い捨てプラスチックごみを削減していくことが目的です。
レジ袋有料化をきっかけに自身のライフスタイルを見つめ直し、エコバッグを持ち歩く等、できるところからプラスチックを賢く使う工夫をしてみましょう。
経済産業省 レジ袋有料化制度 特設サイト(バナーをクリック又は二次元コードを読み取ってください。)
【レジ袋有料化に関する問合せ先】
「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」
「レジ袋チャレンジ」とは、レジ袋有料化をきっかけに、プラスチックごみ問題について考えていただき、日々の買い物でマイバッグを持参して、「レジ袋はいりません」、「レジ袋は結構です」と辞退することが当たり前になる、そういった一人一人のライフスタイルの変革を目指す、環境省のキャンペーンです。
「レジ袋チャレンジ」の目標は、レジ袋をもらわない人の割合を6割にすることです。
環境省が、2020年3月時点で行ったアンケート調査では、店頭でレジ袋を1週間1枚ももらわなかった人の割合は約3割でした。これを12月時点で倍の6割を目指します。
制度概要は、環境省『みんなで減らそう レジ袋チャレンジ』(外部リンク) をご覧ください。
海洋プラスチックごみ問題
プラスチックは、非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で私たちの生活に欠かせない材質です。
一方で、プラスチックごみの増加、川や海への流出による海洋プラスチックごみ問題、焼却による地球温暖化などの課題もあります。私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。
川から海へ
レジ袋などのプラスチックごみ多くは、川を通じて最終的に海を汚しています。
下水道管(雨水管)、水路、市内を流れる黒目川や柳瀬川からもプラスチックごみが流れ込んでいます。
海の生物へ
海へ流れ込んだプラスチックごみの影響により、魚類、海鳥、アザラシなどの海洋哺乳類、ウミガメを含む少なくとも約700種もの生物が傷つけられたり死んだりしています。
レジ袋を餌と間違えて食べてしまうことが原因の一つです。
人体へ
プラスチックは本来自然界に存在しない物質ですが、小さく砕けたプラスチックごみ(マイクロプラスチック)が、食を通じて人体にも取り込まれている可能性があります。
エコバッグを清潔に保ちましょう
レジ袋有料化以降、使用頻度が高まったエコバッグですが、目につく汚れやにおいがなくても、知らぬ間に肉や魚の食品の汁や野菜の土、外からの菌などがエコバッグに付着していることがあります。
そのまま使い続けると、食中毒菌が増殖してしまい、新たに購入した食品に菌などが付着してしまいます。
エコバッグを清潔に使うためのポイント
- エコバッグは定期的に洗いましょう。
- 肉、魚、野菜はポリ袋に入れましょう。
- 肉、魚、冷蔵・冷凍食品などの冷たいものはまとめて入れて、温かいものと密着しないように入れましょう。
- 食品と日用品を入れるエコバッグを区別しましょう。
- 食品を入れたエコバッグの持ち運びは、短時間にしましょう。
エコバッグを清潔に保つ5つのポイント (別ウィンドウ・PDFファイル・513KB)