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ハトに関する相談について
ハト等の野生動物は、自然のままの食べ物を食べて生きています。人が餌を与えると楽に餌をとることを覚えてしまい、自分で餌をとることができなくなってしまいます。また、餌場の近くで生活するようになるため、周辺の住宅が巣を作られふん害にあったり、鳴き声に悩まされたりするようになってしまいます。
野生動物は人が手を出さず、そっと見守っていきましょう。
Noえさやりパンフレット (別ウィンドウ・PDFファイル・673KB)
ドバトについて
生態
- 集団で行動し、餌が豊富にある場所に集まります。
- 巣を同じ場所に作ろうとします。
- 1年に何度も卵を産み増えていきます。生まれた雛も、半年くらいで繁殖できるようになります。
- 本来は、自然の雑草や樹木の種子、芽や小さい虫などを食べて生きている動物です。
被害
- ふんによる汚れ、悪臭。
- ドバトのふんによる健康被害も考えられます。例えば、アレルギー性ぜん息、皮膚炎等です。健康な人は感染しても発病しないことが多いと言われていますが、特に高齢者や幼児など体の抵抗力の弱い人は注意が必要です。
対策
- 餌を与えないこと。餌になる物を放置しないこと。
- 寄せ付けないこと。
ドバトによる被害やトラブルを減少させるためには、寄せ付けないための対応が必要です。また、ドバトに餌を与えることは、人為的に数を増やし、特定の場所に集めることになり、問題を引き起こすことになります。ドバトに餌を与えないことが、一番の対策になりますので、皆様の御協力をお願いします。
※ 市では、ドバトの駆除は行っていません。
寄せ付けないために
- ドバトがとまりやすいベランダなどに、プラスチック製の剣山を取り付けたり、防護ネットを隙間なく張ったりすると、効果があります。
- 巣を作られないためには、普段の清掃や整理が大切です。ベランダに置いている物の隙間、室外機の周り、庭の木などをこまめに確認しましょう。
- 巣作りが始まっていたら、速やかに撤去してください。ただし、すでに巣に卵やヒナがいるときは、巣を撤去できません。
※ 卵やヒナの捕獲・処分をする場合は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律に基づく新座市長の捕獲等の許可が必要となります。詳しくは、下記にお問い合わせください。 - ドバトが集まる主な原因は、餌やりです。餌やりは、法律で規制されている行為ではありませんが、他の方の迷惑になりますので、やめるようにしましょう。