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令和4年度第1回新座市環境審議会

ページID:0119135 更新日:2022年8月22日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和4年7月29日(金曜日) 午前10時から正午まで

開催場所

本庁舎3階303・304会議室

出席委員

会長 宮崎 正浩
副会長 鶴野 紀子
委員 
田野 實
委員 櫻 博子
委員 清水 洋子

事務局職員

環境課長                平岩 幹夫
環境課副課長兼生活環境係長   飯塚 信一
同課環境保全係長          三浦 優美
同課同係主任             並木 正晴

会議内容

  1. 令和3年度に実施した環境に関するアンケート調査の結果について
  2. 次期環境基本計画の策定に関する事項について
  3. その他

会議資料

  1. 次第
  2. 環境に関するアンケート調査結果報告書  アンケート調査結果報告書 (別ウィンドウ・PDFファイル・1.62MB)
  3. 第3次新座市環境基本計画(素案)

公開・非公開の別

公開(傍聴者0人)

その他の必要事項

なし

会議の内容(審議経過、結論等)

1 開会

午前10時

2 挨拶

平岩 幹夫環境課長

3 自己紹介

職員の自己紹介を行った。

4 議事

⑴ 令和3年度に実施した環境に関するアンケート調査の結果について

ア 事務局からの説明

・ アンケート調査概要、次に、市民アンケートの結果、最後に事業者アンケートの結果を設問の順に説明を行った。

イ 会長からの説明

・ まずは、事務局からの説明を踏まえて、市民アンケートの結果について、各委員からの質問や意見について、確認していくものとする。

ウ 委員からの質疑等(市民アンケート)

<アンケート調査の回収率及び環境の満足度について>

(委員)
 回答率について、北西部と北東部、南部地域で回答率が良かったのは、志木駅など利便性が良いところで新座市外から越してきた方が多い地域で色々な意見を出してくれたのではないか。また、今回のアンケートでほとんどの方が新座を住みやすい環境と回答している。一方で南西地域では、30%が快適な環境ではなく、不満と回答している。利便性やアクセスの良さが、快適な環境とリンクしているのではないか。

<設問について>                                                                   

(委員)
 「みどりのまちづくり基金」が現在、「グリーンスマイル基金」となっており、みどりのまちづくり基金の時には寄付した人が多くいたのかもしれない。もしかしたらグリーンスマイル基金(旧みどりのまちづくり基金)という聞き方をすれば、回答結果が変わったかもしれない。

(事務局)
 委員のおっしゃるとおり、交通の利便性やアクセスが、良い地域は、「快適な環境である」との意見を多くいただいている状況である。利便性やアクセスの良さが環境の良さに直結すると思われる。また、設問の表現については、今後の改善点としたい。

<アンケートの集計方法について>

(会長)
 市全体の集計と地域等で分かれているが、市全体は、回答の単純集計であり、地域で回答率が違うからといって調整等は行っていないという理解でよいか。

(事務局) 
 会長のおっしゃるとおりである。

<環境基本計画における重点部分について>

(会長) 
 環境基本計画として、重点にしなければならないところは、環境についてどういうところに不満があったかということが大事であると思う。そういう意味では、6ページの内容が重要となってくるという理解でよいか。

(事務局) 
 そのとおりである。今回のアンケート調査で回答のあった「煙草のポイ捨て」や「カラスの被害等」については、重点的に対策していく必要があると考える。

<アンケート調査の対象者について>

(委員)
 このアンケート調査の像が見えてこない。どのように行ったのか。

(事務局)
 アンケートの設問は、当初、市で委託している環境コンサルタントから提供されたものであるが、提供された資料を基に、環境審議会の委員の皆様に意見等を伺い、可能な限り委員の意見を盛り込み実施した。

(委員)
 長く住んでいた人や高齢者が回答したアンケートとしては、間違いはないが、このアンケート調査の答えを出しているのが、どの年齢層であるか見えてこない。一方で新座市は、まだまだ若年層の人口が増加していくと思われる。そういう人達が、いったい新座をどういう風に考えているのかこのアンケートでは見えない。これから先の計画を立てるという意味では、若い人達の意見を反映していかなくては、計画の内容がズレてしまうのではないか。もう一つのファクターである年齢を重ねるともうちょっと市全体が見えたかなと感じる。

(委員)
 報告書2ページで偶然かもしれないが、若い層、40歳代、50歳代、60歳代、70歳以上といったように5つのバランスのとれた回答となっている。この最初のところの39歳までの人達を別個にとるとこれから新座を背負っていく人達のデータがとれたのかなと思う。それについて、大事なところだけ取り直すというのはできるか。

(事務局)
 アンケートをもう一度し直すというのは難しい。しかし、既存のデータから若い年齢層や時代を担う年齢層だけを可能な限りで抽出してみたい。

(委員)
 このデータはすごく綺麗にとれている。新座がこんなに環境について住みやすいと思われていることにびっくりした。

(事務局)
 時期が時期だったので、事務局としては、これだけの多くの市民等に回答を頂けたのは良かったなと思う。計画は、この先10年の計画であるため、若い年齢層や時代を担う年齢層の意見が重要であるということは理解しているところである。このため、できる限りこの年齢層のデータを抽出し、次回の審議会で提供したい。なお、不明点等があれば、再度、委員に御相談させていただく。

<ごみの有料化と戸別収集に関する事項について>

(委員)
 自由記述の意見のところで戸別収集してほしいという意見が多く目立っている。そういう話は、高齢者等にとってありがたいと思う。戸別収集は、有料になるのが嫌なのか。

(会長)
 どこでも有料化するとなると負担が増える。反対する方は多いと思われる。

(委員)
 戸別にしてほしいといった個人的な意見が記述式の意見に多く出てくるということは、そのように思っている住民が多いということであると思う。

(事務局)
 このアンケートをもって結論付けるものではないが、アンケートで色々な意見を頂いた。少なくともこれらの意見を見て、検討していくような形になると思う。

(委員) 
 私は、個人的には、有料化にするとごみが減ると思っている。だから、個人的には、有料化及び個別回収は、大賛成である。有料化にすると家庭ごみが多くなった場合に金額の高い袋を買わなくてはいけなくなるのでごみの減量化につながる。

(事務局) 
 この件については、既に議会等で市に質問がなされている状況である。なかなか大きな問題であり、東京などは、ほとんど有料といった流れがある。その理由の一つとして、高齢者の方は、出したくても出せない方もいらっしゃるので、そういった方はどうするのかといった話がある。市では、現在、6,500の集積所があるが、年に100程度増えている状況にある。このような状況や流れから考えると戸別収集にした上で料金を住民の皆様から頂きながらということをどこかで検討していかなくてはならないと考えている。まずは、本当に出したくても身体的に厳しいという方に対しての検討となる。戸別収集は、委員からの御意見もあったが、実施しているところでは、一袋10円程度の購入が多く、この場合、できるだけトレイなどは、少しでもごみを出さないようにスーパーなどで仕分けるといった個々の住民が工夫するといった効果でごみの減量化にもつながっている。先程、委員から御意見があったとおり、世代別でのアンケート調査の回答が見えていないため、どの世代の意見というのが確かに分からない。このため、可能な範囲を事務局の方で、世代別といった切り口からもアンケートの結果を出せるかどうか、委員より御意見を頂いたため、まず当たってみたいと考えている。

(委員)
 このアンケートの題の中の大きな割合を占めているのは、「美しいまちづくりをやりましょうと」という希望ではないか。その中の一つの問題として、ごみの問題が入ってくる。ごみが主体になってしまうと肝心な美しいまちづくりをするにはどうすればよいかというところの問題がおざなりになってしまう。有料化、戸別収集など色々な問題はある。せっかくこれだけの良いアンケートができた。うまく積み上げていったら良いものになる。ぜひ私は、環境課にお願いしたいのは、「美しいまちづくり」である。一方、海外では、うまくいっているようである。台湾では、昼間のごみの収集を夜間の収集に変えた事例がある。これにより、ごみを散らかすカラスなどが来なくなった。日本では、このような面白いことをやってみようといった見本になるものはなかなかない。話は変わるが、私が住んでいた町で昔は、ごみ箱が設置されていた。新座市も現在はごみ箱を置かないのか。

(事務局)
 現在はあまり置かない方向である。

(委員)
 ごみ箱を置かない方向としたら、ポイ捨てが圧倒的に多くなった。ごみ箱を撤去した理由の一つに、ごみがあふれてしまい周りに迷惑をかけるからということだとか。対策を立てた上でごみ箱を撤去したら良かったのではないかと思う。そのような対策がされていないので、自分達の住んでいるまちを綺麗にしたいという要望が強くなったのではないかと思う。地球温暖化などの対策も重要であるが、それ以上に足元のところをしっかりやってほしいと思う市民の要望が多いのではないのかなと私はそう感じた。

(事務局)
 市の方でも環境基本計画の策定の中で、望ましい環境像をつくっていくが、一つの足掛かりとして、今回のアンケート調査での市民の意見は参考になってくるものと考えている。

(委員)
 非常に良いアンケートをやっている。すごいなと思った。よくこれだけのものを作ったなと。

エ 委員からの質疑等(事業者アンケート)

 会長からの説明

・ 次に、事務局からの説明を踏まえて、事業者アンケートの結果について、各委員からの質問や意見について、確認していくものとする。

<アンケートの集計方法について>

(委員)
 市民アンケートと同様で事業者アンケートでは、従業員の規模別に集計できないか。アンケートの答えがもしかすると事業規模の小さい事業者の答えがほとんどを占めてしまっているのではないかと思う。

(事務局)
 事業者アンケートについても、市民アンケート同様で従業員規模で再集計できるか確認し、可能な限り作成していく。

⑵ 次期環境基本計画の策定に関する事項について

ア 事務局からの説明

 ・ 令和3年度に実施した市民及び事業者アンケートの結果、昨年度開催した環境審議会や勉強会での意見を参考に作成を行った。本計画は全7章構成を予定しており、現時点では第3章までの素案作成を行っている。
 ・ 第1章では「計画の基本事項」と位置付け、第2章では現行の第2次環境基本計画と同様に「新座市の環境の現状」、第3章では「新座市の環境目標」と位置付け作成した。第3章で「みんなでつくる 雑木林とせせらぎのある 環境にやさしいまち「にいざ」」を望ましい環境像として、暫定的に設定しているものであるが、この環境像については、改めて検討し、委員に御意見や御審議をお願いする。
 ・ 第4章以降の素案については、現在作成を行っており、近日中に委員に送付を行う。その後、素案についての御質問や御意見等を委員より頂ければと考えているのでお願いしたい。次回の環境審議会では、委員から頂いた御意見等を基に修正した素案により、御審議いただければと考えているのでお願いしたい。

イ 委員からの質疑等

 会長からの説明
 
今回は、次期環境基本計画の策定に当たっての枠組みである。市の他の計画との関連、新座市の環境の現状、国の環境行政、埼玉県の環境行政についてまとめたもの。市民の意識については、アンケート調査の内容が反映されており、新座市の各分野の現状及び現在取り組んでいる市の政策の概要を説明したものである。そういう意味では、これから基本計画を作るための出発点としての情報を共有し、その上で第3章からを、環境目標の設定と位置付けている内容となっている。先程の事務局からの説明のとおり、第4章から第7章までの中に具体的な対策などが含まれる。第4章以降の素案については、後日事務局から送付されるため、その素案について、文書等で事務局に意見等を出してもらうことになる。次回の環境審議会では、素案の内容の審議を行うことになる。今日については、この場で第1章から第3章までに気が付いたことがあれば御質問や御意見をお願いしたい。

<共創について>

(委員)
 前総合計画では、今まで協働参画のように市民と協働してというようなことを言ってきた。しかし、第5次総合計画では、協働社会ではなく共創社会となっている。私は、共創社会に疑問を持っている。共創していろんなものを創っていこうというようなことであるが、どう共創するのか。

(事務局)
 環境基本計画は、本来、総合計画と同様で、事務局が第1章からの案を作って御審議いただくのが理想であったと思うが、委員の皆様には積極的に審議に関わっていただき本当に助かっているところである。望ましい環境像の部分だけでも事前に庁内で調整し、まずは案として委員に提示すべきであったと考えている。このため、今回頂いた意見等の部分についても踏まえた上で、次回の審議会では委員に示していきたい。

(会長)
 「協働」と「共創」の違いは、市ではどのように区別されているか。

(事務局)
 事務局では、情報としてキャッチしていなかったので、その辺は、総合計画の状況も押さえた上で次回までにお示しできるように準備していく。

(会長)
 私は、一緒になって創ろうという考え方だと思います。だいぶ、昔の話ですけど、市民が主体となって市の計画を創ろうという考え方が市民のアイデアで創ろうというような考え方、そういう時期があった。市民はもちろん、事業者、滞在者、市役所もあり一緒になってこの目標を創ろうという趣旨、協働と同様のものであると思う。

<現行計画の施策の評価及び分析について>

(会長)
 現在やっている事業や施策を継続する場合でも、現在行っている事業や施策が、本当に効果があるのか。他に方法がないのかというように事業等を検討、評価すべきであると思う。

(事務局)
 可能な限り、次回の審議会で分析結果を示せるように準備していく。

⑶ その他 令和4年度第2回環境審議会の開催について

ア 事務局からの説明

 ・ 事務局から開催予定日等の説明を行った。

5 閉会

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