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カラスに関する相談について

ページID:0018168 更新日:2024年6月5日更新 印刷ページ表示

カラスについて

生態

  •  新座市では、主にハシブトガラスが確認されています。
  •  雑食性で果実、小動物、動物の死骸、生ごみ、他の鳥類の卵やヒナなど色々なものを食べます。特に、生ごみが食料になっています。肉の脂身を好んで食べ、油分の多いマヨネーズやポテトチップは、容器を食い破ってでも食べています。
  •  繁殖期は、毎年3月から7月にかけて街路樹や鉄塔等に人から離れた高いところに巣を作ります。ヒナが巣立つまでの約1か月間は、カラスの警戒心が最も強くなる時期で、巣のそばを人が通ったときに攻撃を受けることが多くなります。

被害状況

  •  カラスは、ごみ集積所などに集まり、ごみ袋を破いて生ごみを食べ散らかします。散らかったごみは、まちの美観を損ない、ごみ収集業務にも支障を来たします。
  •  ねぐらやその周辺などの多くのカラスが集まる場所では、ふんで建物などが汚されています。
  •  繁殖期の巣に過度に近づくと、威嚇や攻撃をされることがあります。特にヒナの巣立ちの時期(5月・6月)は、攻撃行動が激しくなります(ヒナがいるなどの理由がなければ、人を襲うことはまれです)。

対策

  •  カラスが増えた大きな原因は、餌となる生ごみが増えたことだと言われています。生ごみを少なくする工夫をしましょう。
  •  防鳥ネットの活用など生ごみを適正に管理することで、長期的にはカラスの増加を抑えることができると考えられます。「袋タイプ」の防鳥ネットの作り方についてはこちらを御覧ください。
  •  繁殖期にカラスが「カッカッ」と激しく鳴くのは、威嚇行動なので、その場から遠ざかりましょう。
  •  頭の上をかすめて飛ぶだけですが、まれに直接頭をねらって攻撃されることもあります。どうしても巣の近くを通らなければならない場合は、帽子をかぶったり、傘を差したりすれば、被害を少なくすることができます。
    ※ 市では、巣(卵やヒナを含む。)の撤去を行っています。

寄せ付けないために

  •  ごみを出す時間をしっかり守り、集積場所を適正に管理しましょう。
  •  カラスの数を減らすには、餌となる生ごみを減らすことが重要です。たとえ捕獲したとしても、餌となるごみが多ければ他から別のカラスが集まってしまい、根本的な解決にはなりません。