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令和4年度第3回新座市環境審議会
開催日時
令和4年10月31日(月曜日) 午後2時から3時まで
開催場所
本庁舎5階 第1委員会室
出席委員
会長 宮崎 正浩
副会長 鶴野 紀子
委員 飯田 啓子
委員 田野 實
委員 櫻 博子
委員 齋藤 洋高
委員 清水 洋子
事務局職員
市民生活部長 一ノ関 知子
環境課長 平岩 幹夫
環境課副課長兼生活環境係長 飯塚 信一
同課環境保全係長 三浦 優美
同課同係主任 内藤 正裕
同課同係主任 並木 正晴
会議内容
- 次期環境基本計画の素案に関する事項について
- その他
会議資料
- 次第
- 第3次新座市環境基本計画(修正素案)※第1章から第5章 環境基本計画修正素案(第1章から第5章)
- 第3次新座市環境基本計画(素案)※第6章から第7章 環境基本計画素案(第6章から第7章)
公開・非公開の別
公開(傍聴者0人)
その他の必要事項
なし
会議の内容(審議経過、結論等)
1 開会
午後2時
2 議事
⑴ 第3次新座市環境基本計画(素案)(第6章から第7章)について
ア 事務局からの説明(約3分)
第3次新座市環境基本計画(素案)の第6章から第7章について説明を行った。
・ 「適応計画の背景と目的」について、国では、令和2年11月に「気候非常事態宣言」を決議し、本
市においても、このたび、地球温暖化の影響により大雨や大型台風の頻発化、さらには、夏の猛暑など、既
に気候変動による影響が顕在化している状況であり、このような状況の中、地球温暖化の原因である温
室効果ガスの削減とともに、気候変動による影響を計画的に回避・軽減していくことが求められる。そ
こで、市民が安心して暮らすことのできるまちを実現することを目的として、地域気候変動適応計画を
策定する。
・ 「気候変動による影響の評価」について、国の気候変動による影響評価の結果を踏まえ、このうち本
市に影響が出ていると考えられる分野・項目について、選定基準(1)及び(2)により抽出した。
・ 「適応策の推進」について、抽出した影響に対する取組内容を記載し、この取組内容と併せて、本年
11月から設置する本市の気候変動適応センターの設置の内容について記載した。
・ 「第7章 計画の推進」では、計画の推進体制とPdcaサイクルによる進行管理について記載し
た。
イ 委員からの質疑等
<適応策の指標について>
(会長)
国の影響評価をもとに、新座市での適応策を記載しているが、それぞれの項目について、どのような指標
で評価するか。今後指標は検討していくのか。
(事務局)
現時点では、適応策は指標による評価が難しいと考えていたため、設定していなかった。御意見を踏まえ
て評価可能な指標について検討を行う。
<気候変動の影響評価におけるRcpの説明について>
(委員)
気候変動の影響評価の表の小項目にRcpについて記載しているが、説明がなくて問題ないか。
(事務局)
Rcpの説明については、第5章で記載しているところではあるが、分かりやすい計画という観点で、御
意見のとおりRcpの説明を検討する。
<気候変動による影響評価の選定基準について>
(委員)
選定基準(2)の「気候変動による考えられる影響」について「よる」のあとに「と」が入ると考える。
(事務局)
御指摘のとおり修正する。
<計画の推進体制について>
(委員)
環境審議会は有識者等により組織される会議であるため、計画の推進体制の図において、有識者が参加し
ていることがわかる表現に変更されたい。
(事務局)
御意見を踏まえて変更する。
<Pdcaサイクルについて>
(会長)
進行管理のPdcaサイクルにおいて、Doの個所でPdcaサイクルが二重となっている理由を説明さ
れたい。
(事務局)
計画書としてのPdcaサイクルが外側であり、年次報告書を活用した毎年度の施策のPdcaサイクル
がDoの個所である。
(会長)
計画の見直し時期は決まっているのか。
(事務局)
計画の見直しについては、環境情勢や社会経済情勢の変化等に応じて検討が必要であると考えている。な
お、具体的な見直し時期については定めていない。
<Pdcaサイクルの表現について>
(委員)
図ではPdcaサイクルが平面的に回っているように表現されているが、本来Pdcaサイクルは目標に
向かって改善していくものであるため、表現を検討されたい。
(事務局)
御意見を踏まえて表現を検討する。
⑵ 第3次新座市環境基本計画(素案)(第1章から第5章)について
ア 事務局からの説明(約20分)
第1章から第3章では、前回の環境審議会からの修正箇所について、第4章及び第5章については、前
回の審議会の審議を踏まえ、令和3年度年次報告書の数値を現状値として、目標値を含む各取組の目標及
び前回の環境審議会からの修正箇所等についての説明を行った。
イ 委員からの質疑等
<地球環境の現状と課題について>
(委員)
「市では台風で被災した市民に対する市税の納付期限延長や農業者に対する被害防止のための技術対策等
の情報提供などを行っています。」という表記を削除したのか。
(事務局)
「農業者に対する被害防止のための技術対策等の情報提供などを行っています。」の表記はそのままで
「台風で被災した市民に対する市税の納付延長」の部分を削除した。
(会長)
ハザードマップについて、新しく追記したという認識で問題ないか。
(事務局)
おっしゃるとおりである。防災への備えという観点でハザードマップの内容を追記した。
<都市環境の現状と課題について>
(会長)
食品ロスやプラスチックごみの削減に向けた行動の意識啓発「組」とあるので修正されたい。
(事務局)
御指摘のとおり修正する。
<環境像について>
(委員)
環境像で「豊かな暮らしと 自然が共生する」とあるが、人間が優先されているイメージとなっている。
自然と共生するから豊かな暮らしがあるとした方が表現的に柔らかくなると感じる。
(事務局)
御意見を踏まえて検討する。
<基本目標1の環境指標の目標について>
(会長)
温室効果ガスの目標に関しては、国の46%削減という目標と一致しているのか。
(事務局)
温室効果ガス排出量に関しては、令和12年度を目標としており、国の目標と整合を図っている。
(会長)
目標年度を令和12年度としている理由についても追記されたい。
(事務局)
御意見のとおり追記する。
<次世代自動車の目標について>
(委員)
目標値に97台とあるが、全体で何台あるのか。消防車なども含まれるのか。
(事務局)
公用車は全体で106台となっており、消防ポンプ車9台を除く97台の全ての公用車を次世代自動車に
移行することを目標としている。
<再生可能エネルギーの目標について>
(委員)
再生可能エネルギーの目標のみ、令和14年度が目標年度なのはなぜか。
(事務局)
令和12年度が目標年度であるため、御指摘のとおり修正する。
(会長)
再生可能エネルギーの導入目標は、どのように設定しているのか。
(事務局)
公共施設の再生可能エネルギーの導入に関しては、政府の実行計画に即し設定している。
<温室効果ガス削減目標について>
(委員)
目標は根拠資料をもとに、算定したものか。それとも、努力目標として数値のみ掲げているものか。
(事務局)
国の目標と合わせる形で設定している。
(委員)
まだ、全庁を挙げてという状態にはなっていないのか。
(事務局)
既に環境課だけでなく、全庁で目標の達成に向けた施策を検討している。
<環境出前講座について>
(委員)
コラムの写真の説明に関して、「沈む国ツバル」の表記を削減するか、別の表現に変更されたい。
(事務局)
御意見を踏まえて修正する。
⑶ パブリックコメントの実施について
事務局からパブリックコメントの実施について説明を行った。
⑷ 令和4年度第4回環境審議会の開催について
事務局から開催予定日等の説明を行った。