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令和4年度第4回新座市環境審議会

ページID:0125735 更新日:2023年3月27日更新 印刷ページ表示

開催日時

 令和4年2月6日(月曜日) 午前10時から正午まで

開催場所

 本庁舎5階 第1委員会室

出席委員

 会長 宮崎 正浩
 副会長 鶴野 紀子
 委員 
田野 實
 委員 櫻 博子
 委員 齋藤 洋高
 委員 清水 洋子

事務局職員

 環境課長                 平岩 幹夫
 環境課副課長兼生活環境係長        飯塚 信一
 同課環境保全係長             三浦 優美
 同課同係主任               内藤 正裕
 同課同係主事               北條 嗣大

会議内容

  1. ​第3次新座市環境基本計画(素案)に係るパブリックコメントの実施結果
  2. 第3次新座市環境基本計画の策定について
  3. 第4次新座市地球温暖化対策実行計画【事務・事業編】の策定について
  4. その他

会議資料

  1. 次第
  2. 第3次新座市環境基本計画(素案)
  3. 第3次新座市環境基本計画(素案)に係るパブリックコメントの質問及び回答票
  4. 第4次新座市地球温暖化対策実行計画【事務・事業編】(案)

公開・非公開の別

 公開(傍聴者0人)

その他の必要事項

 なし

会議の内容(審議経過、結論等)

1 開会

   午前10時

2 議事

 ⑴ 第3次新座市環境基本計画(素案)(第6章から第7章)について

ア 事務局からの説明(約30分)

 第3次新座市環境基本計画(素案)に係るパブリックコメントの実施結果について説明を行った。

イ 委員からの質疑等

<パブリックコメントの回答について>
(委員)
 本日のパブリックコメントの実施結果に関する資料を市民の方にそのまま公表するという認識でよいか。

(事務局)
 その認識で問題ない。

<太陽光発電設備等の購入・補助について>
(委員)
 No.1の回答に太陽光発電設備等の購入に関する記載があるが事実か。

(事務局)
 現在、国への申請などを進めており、市の予算としても上げていくことを予定している。

(委員)
 予定していると記載するなど、書き方を工夫されたい。

<パブリックコメントに対する市の方針(1)について>
(委員)
 提出された意見に対して、計画の概要版をホームページへ掲載するとともに、公共施設に配備しますとなっているため、市の方針は「―」ではないと考える

(事務局)
 指摘を踏まえ修正する。

<パブリックコメントに対する市の方針(2)について>
(委員)
 No.5の意見に対する回答は、No.1と近い内容となっているため、市の方針は「△」ではなく、No.1と同様に「〇」ではないか。

(事務局)
 No.1は素案の修正を伴う意見への回答であるため、「〇」としていたが、No.5は今後の取組として検討されたいという、素案の修正を伴わない意見であったため、「△」としている。

<交付金の申請について>
(会長)
 国への交付金の申請対象はどこになるのか。市の建物なのか、民間の住宅なのか。

(事務局)
 現時点では、公共施設における事業、市民の方への補助制度、事業者の方への補助制度について、申請を行っている。

<パブリックコメントに対する市の考え方について>
(委員)
 No.13と14について、市の考え方に「修正します」との表現があるが、凡例では「修正したもの」と表現されているため、「修正した」に修正されたい。

(事務局)
 意見に関する市の考え方について、同様の表現をしている個所について、指摘を踏まえ、修正する。

<グリーンスマイル基金を活用した緑地の保全について>
(委員)
 No.25の意見に対して、グリーンスマイル基金の活用だけでは対応できないと考える。グリーンスマイル基金を活用して対応していくには、拡大等を図る必要がある。

(事務局)
 市では、現在、緑の基本条例の制定進めているため、この条例に沿った内容の記載を検討する。

<共生の表現について>
(委員)
 No.30と31にもあるが、現在の基本目標の表現では、自然が豊かな暮らしに合わせるような意味となってしまうため、自然に対して豊かな暮らしが合わせていくという表現に修正されたい。

(事務局)
「豊かな暮らしが自然と共生する」という表現など、改めて検討を行い修正する。

<パブリックコメントに対する市の方針(3)について>
(委員)
 No.37の意見に対する市の方針は「△」ではなく、「〇」としてよいのではないか。

(事務局)
 素案の修正を伴わない意見であったため、「△」としている。

(委員)
 素案の修正がなされていると考えるがいかがか。

(事務局)
 再度確認を行い、必要に応じて修正する。

(会長)
 素案の中で、対応しているものは「〇」にしてはいかがか。

(事務局)
 市の他のパブリックコメントとの整合を踏まえ、検討を行う。

<パブリックコメント結果の公表について>
(会長)
 パブリックコメント結果と修正された計画は同時に公表されるのか。

(事務局)
 同時に公表することを想定している。

<計画素案の審議について>
(委員)
 善処しますという表現になっているため、計画として方向性を示すという部分では、役割を果たすのかもしれないが、どのように実現していくのかというのが必要ではないか。環境の側面について、新座市として打ち出していければ、いろいろなところから注目を浴びることができ、施策としても具体性が上がってくると考える。そのようなところを詰めながら、環境審議会として発信していけるようにこだわっていきたい。

<次世代自動車の表現について>
(委員)
 地域の自動車を全て電気自動車とした場合、電気が落ちた時にどうしようもなくなるので、ハイブリッド車も必要となってくると考えるため、次世代自動車という表現はよいと考える。

<温室効果ガス排出量の削減目標について>
(委員)
 国の政策の水準でという表現が入ると、実現できるのかという意見が出るのではないかと考える。温室効果ガス排出量の削減目標の個所に国の施策に恭順していきたいというような表現があった方がよいのではないか。

(会長)
 2050年のカーボンニュートラルについては、法律に記載されているため、地方においてもどのように目指していくかが記載されていると思われる。それに従って、計画を策定していくことが自治体に課せられた課題であると思うので、国の交付金を活用していくという形で整理されているのではないかと考えるが、実際にできるのかどうかについて、説明をした方がよいと考える。

(事務局)
 計画では、国の重点的加速化事業について、取組に記載を行うことで位置付けており、現時点では、キーワードとして記載するかたちをとっている。

<望ましい環境像について>
(委員)
 豊かな生活と自然の共存はできないのではないか。

(会長)
 豊かな暮らしと自然を両立させることは難しいかもしれないが、そういうまちを目指すという計画と考える。

(事務局)
 「豊かな暮らしが自然と共生する」という表現など、改めて検討を行い修正する。

(委員)
 自然というと森や樹木が最初に思い浮かぶと思うが、盛土の問題などの地形や、水質などの河川の問題、動植物などの生態系など、もっと自然というのを大きくとらえてもらいたい。

⑵ 第4次新座市地球温暖化対策実行計画【事務・事業編】の策定について

 ア 事務局からの説明(約15分)

第4次新座市地球温暖化対策実行計画【事務・事業編】(案)について説明を行った。

 イ 委員からの質疑等

<電気の使用に伴う二酸化炭素の排出係数について>
(会長)
 調整後排出係数は、新座市で使用している電気が再生可能エネルギーで発電されているものか確認し、その分について調整後排出係数をかけているということか。

(事務局)
 新座市では、東京電力から電力の調達を行っており、その係数を用いている。東京電力においても、再生可能エネルギー由来の電力に関するメニューがあり、今後このような再生可能エネルギー由来の電力は拡大していくものと考えられる。そのため、そういった排出係数の低い電力の調達についても検討していく必要があると考えている。

<温室効果ガス排出量の削減目標について>
(委員)
 温室効果ガス排出量について、例えば、雑木林などが全部伐採されたとしても数字には変動は何もないのか

(事務局)
 市の事務・事業に関する温室効果ガス排出量は変動しない。

(委員)
 温室効果ガス排出量の削減目標の50%については、試算はされているのか。

(事務局)
 自治体の地球温暖化対策実行計画事務事業編に相応するかたちで、国では政府実行計画を策定しており、50%の削減を目標としているため、市としても、国に準じていく目標を設定している。具体的には政府実行計画にも記載されている公用車の電動化や再生可能エネルギーの導入、LED照明の導入について定められている指標の目標値を目指し、取り組んでいく。

<ハイブリッド自動車について>
(会長)
 ハイブリッド自動車は必要なのか。

(事務局)
 国の電動車の定義には、ハイブリッド車も含まれているが、基本的には電気自動車を検討していくという方向性で、電気自動車などとしている。

<温室効果ガス排出量の削減要因について>
(委員)
 平成25年から令和3年度にかけて温室効果ガス排出量が削減した理由というのは、電気自動車とかLED化というものがあるのか。

(事務局)
 LED化の効果が大きいと考えている。また、太陽光発電設備の設置を行っているため、その効果も出ていると考えている。

(委員)
 温暖化対策が進んでいくにつれて、温室効果ガスの削減は難しくなっていくと感じる。ガソリン車1台を電気自動車に変えるとどのぐらいの効果があるかなど、目標の達成に関する根拠があると感覚的にわかりやすいと考える。

(事務局)
 エネルギー使用量を削減していくことは、難しくなってきており、特に空調については、更新による効果は小さい状況にある。目指すべきところは温室効果ガス排出量の実質ゼロということであるため、再生可能エネルギーにより、発電を行っていくことが重要であると考えている。従来では、導入できなかった個所にも、技術革新により、設置が可能となってきている。

<計画の目標について>
(委員)
 計画の目標に関して、本当に達成が可能なのか。市としては、どの程度達成できると見込んで目標を設定しているのか。

(事務局)
 国により掲げられている目標であるため、市としては取り組んでいく必要があると考えている。国では、先行地域を100カ所程度選定し、そのモデル事例を各自治体に波及させていくとしているため、積極的に取り組んでいく必要があると考えている。

<ゼロカーボンシティ宣言について>
(会長)
 ゼロカーボン宣言とは、市の事務事業に関する話か、それとも市全体に関する話か。

(事務局)
 その両方についての宣言である。

(会長)
 そのためには、今から取組を始めていく必要があると考えるが、どのような取組を想定しているのか。

(事務局)
 国へ交付金申請中であるため、確定ではないが、市民・事業者向けに太陽光パネルの設置や蓄電池、LEDシーリングライト、空調の補助制度の整備を進めている。公共施設に再生可能エネルギーの導入を進めていくことを予定している。

<文言について>
(委員)
 1ページ目に「2倍にすることがいます」となっているが、「2倍にするといわれています」に修正されたい。

(委員)
 2ページ目に「密接な連携等を」となっているが、「密接な連携等が」に修正されたい。また、「規定しました」となっているが「規定されました」に修正されたい。

(委員)
 3ページ目の望ましい環境像に関しては、先ほど、討議があった箇所ですので、環境基本計画と同様に修正されたい。

(委員)
 13ページ目の再生可能エネルギーの利用の推進に枯渇することのない持続可能なエネルギーとあるが、バイオマスエネルギーとか地熱エネルギーが入ってくると考えられるので、表現を修正されたい。

(事務局)
 確認し、修正を行う。

⑶ 令和5年度第1回環境審議会の開催について

 事務局から開催予定日等の説明を行った。

5 閉会

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