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交通死亡事故多発非常事態宣言が発令されました
交通死亡事故多発非常事態宣言が発令されました
埼玉県内では令和7年4月29日現在で、41人の方が交通事故で亡くなっており、過去3年間の同時期の平均と比較して10人以上増加するなど、異常な増加傾向にあることから、埼玉県交通死亡事故多発非常事態宣言等実施要綱第2条に基づき、県内全域に交通死亡事故多発非常事態宣言を発令しました。
大切な命を守るために、「自転車乗車時のヘルメット着用推進と交通ルールの遵守」「横断歩道における歩行者優先の徹底」を実践し、交通事故防止に努めましょう。
ドライバーのみなさんへ
・横断歩道では、歩行者優先です。歩行者に「思いやり」のある運転をしましょう。
・交差点では、右折先の横断歩道、左折時の巻き込み防止の確認を徹底しましょう。
・夜間、夕暮れ時は早めにライトを点灯し、歩行者を見つけやすくしましょう。
歩行者のみなさんへ
・横断歩道では、左右の安全確認をしましょう。また、手を上げるなど、横断する意思を明確に伝えましょう。
・夜間では、反射材や明るい色の服を身につけましょう。
発令期間
令和7年5月1日から令和7年5月31日までの1か月間
制度の概要
埼玉県では、交通死亡事故対策の強化を図るため「埼玉県交通死亡事故多発非常事態宣言等実施要綱」を制定し、平成30年1月1日から施行しています。
この制度は、埼玉県内において交通死亡事故が多発し一定の基準に達したときに、県内全域を対象とした「交通死亡事故多発非常事態宣言」若しくは「交通死亡事故多発警報」を発令し、県民等に交通事故に対する注意を喚起するとともに、県、市町村、県警察、交通関係団体が早期に集中的な交通事故防止対策を推進することにより、交通死亡事故の抑止を図るものです。