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平成25年度第1回新座市商工委員会
開催日時
平成25年5月13日(月曜日)
午後3時から午後4時50分まで
開催場所
新座市役所第二庁舎5階 会議室5
出席委員
富山武司、石島陽子、羽染秀昭、岩沢純、並木重和、宮原忠、並木實、小宮山淳子、佐藤由美子、北嶋茂敏、柏葉操、高野重就、小泉哲也(計13名)
事務局職員
下田 浩 経済観光部長
高橋 鉄也 同部副部長
清水 博文 経済振興課長
鳥之海 輝幸同課副課長兼農業支援係長
高村 俊晃 同課副課長兼商工労政係長
小糸 明子 同課主任
会議内容
- 会長、副会長の選任について
- 平成25年度の予算概要について
- 買物弱者への支援による商業振興策の提言について
- その他
会議資料
- 新座市商工委員会委員名簿
- 新座市商工委員会条例
- 平成25年度一般会計事業別予算説明書(労働費・商工費)
- 平成23年度及び平成24年度融資実績
- 「新座市地域支え合いボランティア(案)」の仕組み
公開・非公開の別
公開
(傍聴者0人)
その他の必要事項
なし
審議の内容 (審議経過、結論など)
司会 ただ今から、平成25年度第1回新座市商工委員会を開催させていただきます。委員の皆様には、公私ともお忙しいところ御出席を頂き、誠にありがとうございます。
本日の司会進行を務めさせていただきます、経済振興課長の清水と申します。よろしくお願いいたします。
まず始めに、新座市長から御挨拶をさせていただきます。
市長 挨拶
司会 本来であれば、ここで商工委員会会長に御挨拶を頂くところではございますが、前富山会長の任期が本年3月で満了となっておりますので、このあと、皆様の互選により正副会長が決定された後に新会長に御挨拶を賜りたいと存じます。
続きまして、前回開催以降、任期満了の方又は委員を交代された方がいらっしゃいますので、自己紹介ということでお願いしたいと存じます。
羽染委員 挨拶
岩沢委員 挨拶
司会 また、早坂寿々江委員に代わり岡村眞智子委員に、根木善之委員に代わり大西圭介委員に就任していただいておりますが、本日は欠席の御連絡を頂いております。
次に、本日出席の事務局職員の紹介をさせていただきたいと存じます。
事務局 経済観光部長以下6名挨拶
司会 次に本日の出席状況でございますが、所要により佐藤周造委員、沖野達夫委員、金子和男委員、岡村眞智子委員、大西圭介委員、山崎顕委員、滝本恭雪委員から欠席の連絡を受けております。
本日の会議は、過半数の皆様の御出席を頂いておりますので、会議は成立いたします。
それでは、これから会長選出までの間、仮議長を市長にお願いいたします。
市長 それでは、仮議長を務めさせていただき、議事を進めさせていただきます。会議事項「?会長、副会長の選任について」でございますが、事務局から説明をお願いいたします。
事務局(説明)
市長 会長の選出として、これだけの人数でもあるので、これまでの慣例どおり指名推薦ということでよろしいでしょうか。
委員 異議なし
市長 それでは、推薦をお願いします。
委員 いままでどおり、富山委員に引き続きお願いできないか。
市長 他にどなたかいらっしゃいますか。他にいなければ、賛同いただける方の拍手をお願いします。
各委員(拍手で満場一致)
市長 それでは富山委員に引き続き会長職に就任していただくこととさせていただきます。富山委員の御挨拶を頂戴したいと存じます。
会長(会長挨拶)
司会 ありがとうございました。
それではこれより議事に入りますが、商工委員会条例第5条第3項の規定によりまして、富山会長に議事の進行をお願いします。
会長 続いて副会長を決めたいと思いますが、本来であれば皆様から御推薦を頂くところでございますが、私は佐藤周造商工会会長を推薦したいと思いますが、皆様いかがでしょうか。
各委員(拍手で満場一致)
会長 それでは、御異議がないようですので、佐藤委員を副会長ということで決定します。
事務局 ここで市長は公務の都合により退席させていただきます。
会長 それでは議題?「平成25年度の予算概要について」に入りたいと思います。事務局から説明をお願いします。
事務局(説明)
会長 質問はありますか。
委員 融資に係る予算とはどのようなものか。
事務局 融資の原資となる預託金や融資利用者に対する利子補給金、融資利用者の債務上の事故に対応する代位弁済保証金などです。
会長 すこやか広場に毎年多くの予算が組まれていると感じている。
委員 緊急融資は以前朝霞地区3市がすべて2.05%となっているから、利率を1.75%から2.05%にしてほしいと金融機関から依頼があったと聞いたことがある。なぜ、上げるどころか1.5%に引き下げたのか。
事務局 依然として市内の中小企業者の中には経営の厳しい事業者もいると認識している。金融円滑化法が平成25年3月末で切れることもあり、市内の中小企業者の皆さんに融資を利用しやすいものとするため、金融機関にお願いをして利率を引き下げたものです。
委員 市場金利が下がっているため、1.75%から1.5%に引き下げたいという市の要請に応じた。
委員 自治体の予算とは前年の実績を基に積み上げるものであり、毎年大きく増減することはない。事業も固定化しており、新規事業もなかなかない。今年度の新規事業は勤労青少年ホームの解体関係。予算の積み上げとしては頑張っている方ではないか。
会長 他に質問や意見はありませんか。なければ?「買物弱者への支援による商業振興策の提言について」、事務局から説明をお願いします。
事務局(説明)
会長 いかがでしょうか、何か質問や意見はありませんか。
提言という形をとるかどうか。まだそこまで議論できていないと思うが。アトム通貨の加盟店が徐々に増えている。周知ができてきていると感じている。
委員 問題点は今事務局が言ったことに集約されていると思う。後はやはり、アトム通貨をもらった人が使いたいと思うような盛り上がりが必要だと思う。
委員 市が差額を補助する必要があるのか。これが入ることで余計「地域支え合いボランティア(案)」の仕組みが複雑になってしまっている気がする。
事務局 安い金額でボランティアを受ける人が利用しやすく、また、ボランティアをする人には少しでも高い金額でやってもいいと思える制度が必要と考えました。制度を立ち上げてどれだけの人がボランティアとして登録してもらえるかを考えたときに、この上乗せを考えたものです。
委員 アトム通貨を利用者が直接購入して、ボランティアをしてくれた人に渡すという仕組みの方がすっきりするのではないか。
事務局 この有償ボランティア制度を検討していくに当たって、埼玉県が実施する地域支え合い事業が活用できると考え、補助金の交付を受けて制度を設計しています。直接通貨をやり取りする方法は、この補助事業では認められず、また、適正な制度の運用を考えた場合、直接通貨をやり取りすることは好ましくないと考えています。
委員 この仕組みはやはり分かりづらい。福祉的な要素にするなら市ですべての費用を賄うことができる。しかしこの制度は商業振興を兼ねている。アトム通貨をどんどん使ってほしいという目的があるから市が全ての費用を賄うことができない。秩父商工会議所では和同開珎という昔の貨幣を使った秩父市共通商品券制度がある。もっとシンプルな制度にする必要がある。商工会がなぜ表に出ないのか。アトム通貨を普及しようとしているのは商工会なのだから、表に出ればいい。ボランティアはやめた方がいい。シルバー人材センターの「ちょこっとサポート」も同じことをやっている。
委員 シルバー人材センターの単価は1時間920円。この制度に合うか。
委員 福祉要素を強くするか、商業要素を強くするか決めた方がいい。
会長 新座市としてのカラーを決めた方がいい。
委員 社会福祉協議会が主体となっているからアトム通貨を直接渡すことができないのではないか。他の民間団体ならできるのではないか。
事務局補助を受けて事業を実施するなら、直接渡すことはできません。
委員 社会福祉協議会はどうやってこの制度を周知しているのか。どのようにボランティアを募集しているのか。高齢者に分かりやすく制度を周知しなければいけない。
会長 社会福祉協議会は常にPRをしている。既に社会福祉協議会としてこのような福祉的事業に取り組んでいる。その一環として今回の地域支え合い事業があるだけ。
委員 アトム通貨の認知度はまだまだ低いと思う。商工会がメインになり、いかにして周知していくかを考えなければいけないと思う。
委員 シルバー人材センターでこの事業をやればいいという意見があったが、シルバーに登録するとなると年齢制限がある。若い人でもボランティアをしたいという人はいるはず。だからこの制度は有効だと思う。
会長 これまでの議論で内容をまとめ、次回の会議で委員に示していただきたい。
事務局 委員の皆さんからの意見をまとめ、また、正副会長にも助言をいただき、商業振興の切り口での商工委員会としての意見をまとめたいと思います。
会長 他に何かございますか。
無いようですので、本日の会議はこれまでとします。
司会 ありがとうございました。それでは、以上をもちまして第1回商工委員会を閉会させていただきます。