本文
平成25年度第3回新座市商工委員会会議録
開催日時
平成25年11月22日(金曜日)
午後2時から午後4時まで
開催場所
市役所本庁舎 2階 全員協議会室
出席委員
富山武司、佐藤周造、滝本恭雪、石島陽子、岡村真智子、並木重和、宮原忠、並木實、佐藤由美子、北嶋茂敏、柏葉操 全11名
事務局職員
経済観光部長 下田浩
同部副部長 高橋鉄也
経済振興課長 清水博文
同課副課長兼商工労政係長 高村俊晃
同課主任 小糸明子
会議内容
- 商工業振興における課題について
- その他
・地域支え合いボランティア事業の状況について
・他市の商工委員会の開催状況について
会議資料
会議次第
農商工連携88選
新座名物にんじんうどん プロフィール
新座里芋焼酎「里神楽」
西東京チャレンジショップ事業の概要
西東京チャレンジショップ事業申込書
地域支え合いの仕組みの実施状況
県内各市の産業振興に係る審議会等の回答結果一覧
公開・非公開の別
公開
(傍聴者 0人)
その他の必要事項
なし
審議の内容(審議経過、結論等)
司会 ただいまから、平成25年度第3回目の商工委員会を開催させていただきます。委員の皆様には公私ともお忙しいところ御出席を頂き誠にありがとうございます。
本日の司会進行を務めさせていただきます、経済振興課長の清水と申します。よろしくお願いいたします。
本日の出席状況でございますが、11名の委員の出席を頂いておりますので新座市商工委員会条例第6条第2項の規定により会議として成立していることを御報告いたします。
それでは、議事に入りますが、開会に当たり、会長から御挨拶を頂きたいと思います。お願いいたします。
(会長あいさつ後、審議に入る。)
会長 会議事項「商工業振興における課題について」、事務局から説明をお願いする。
事務局 (説明する。)
会長 農商工連携の問題について、何か質問、意見等はあるか。
委員 にんじんうどん、焼酎の例が出ているが、にんじんうどんは村野さん、焼酎は荻原さんが中心となっている。誰かが一生懸命やらなければ成り立たない。是非これを作りたいという強い気持ちがなければ作れないのではないかと思う。
委員 地元の何かを使って作るのはいいことだと思う。清瀬市はにんじん焼酎を作っている。この辺りは新座市に限らず人参の生産量が多い。新座独自のカラーがはっきり出るものを作ることができたらいい。農家と商業者がもっと話し合う機会があればいいと思う。
会長 農家の感触はどうだったのか。
事務局 農家は現在、需要(スーパーでの販売、庭先販売等)が高く、新規の需要(連携による)を強く求めていないとの話でありました。もちろん協力を惜しむものではありませんが、手間と採算が合わないと労力を注げないとの話でありました。
委員 農家は今現在の状況に満足している様子がうかがえる。それならば市として名物となるようなものを作って行こうという姿勢が必要ではないか。
会長 新座は農家が多い。農家が主流だった時代もある。一番取り組みやすいのはアルコールなのではないか。
委員 にんじんうどんは村上朝日製麺所のホームページでインターネット販売している。売上実績はどうなのか。こういったPRも今後考えていく必要があるのではないか。
委員 農商工連携について新座市がどういう風に考えているのか。新座市がどういう風に農家を支援していこうと考えているのか。観光につなげるために市としてどのように取り組もうと考えているのか。
委員 商工委員のメンバーに農家の方を加えた方が、農家側の考えを知ることができるのではないか。農家と商業者との溝があると思う。この委員会から両者を結び付けるような取組をしていけばいいのではないか。
事務局 ふるさと新座館の中の農産物直売所で焼酎なども販売しています。産業観光協会のホームページでもそれらの宣伝をしています。
委員 農商工の連携といっても組織体がなければ結びつけることはできない。にんじんうどんはヤオコーには売っているが西友には売っていない。作っても流通に乗らなければ意味がない。売るということに対して行政が力を注がなければいけない。
事務局 販路の拡大については、にんじんうどんに付加価値を付けてアピールしていかなければ店舗に置いていただけません。にんじんうどんに付加価値を付けたいと考えていますが、なかなかアイディアが出ません。
委員 需要が無ければ作らないのではないか。
にんじんうどんの人参を生産している尾崎さんは、農業に対しとても意欲的。力を注いでいる。尾崎さんのように新しいことにどんどん取り組んでいくような人を巻き込んで何かした方がいいのではないか。
委員 にんじんうどん自体あまりにんじんの味がしない。何かもっと付加価値が必要。健康面、栄養面等をアピールしてはどうか。
委員 新座市の農家の方が自立していることは理解した。他の業者も取り組みたいと思うような商品、たとえば宇都宮の餃子などは波及する。人参を練りこんだうどんでは、広がるのは難しい。
会長 個々に制作、販売するのではなく、宇都宮の餃子のように町をあげて販売していこうという気運があればいいのではないか。
委員 にんじんうどんは人参の栄養価などを例えば大学の先生などからお墨付きを得られればいいのではないか。今のままでは特色がない。他市では高校生がレストランを展開している事例があったようだが、ふるさと新座館で飲食スペース等を設け、そこで味わえるようにすればお土産として買っていくのではないか。
会長 他になければ続いてチャレンジショップ事業についての説明を事務局からお願いする。
事務局 (説明する。)
会長 何か質問、意見等はあるか。
委員 空き店舗も場所による。駅が近いとか人通りが多いとかでなければ意味がないのでは。
委員 事業としては大事な部分だと思うが、新座に当てはめて考えた場合、場所の問題は大きい。商業者自体が慎重になっている。事業を発展させようという考え以前に維持することを考えているのが現状ではないか。
委員 すきっぷたうん商店会でも空き店舗は有るが、家賃が高い。一本道を入れば比較的安価で借りることができるから、いくらか入り手がいる。個人の創業とは違う形で創業支援していくようなやり方でなければ個人でリスクを負うのは難しい。他の商店会で実施するのであれば、老人が集えるような場所などを使って、学生などに3か月限定で店を出させるというような形態はどうか。
委員 中高年が集える場所はいくつかあるが、ただお茶を飲むだけではつまらない。そこでみんなで何かができればいいのではないか。
会長 これからはそういった場所が必要になるのだろう
委員 いきいき広場には人が集まってきている。体操をやったり、布草履を作ったりしていて、イベントなどではかなり売れている。
会長 続いて、会議事項その他「⑴地域支え合いボランティア事業の状況について」、及び「⑵他市の商工委員会の開催状況について」事務局から説明をお願いする。
事務局 (説明する。)
会長 その他「⑴地域支え合いボランティア事業の状況について」及び「⑵他市の商工委員会の開催状況について」事務局からの説明が終わりました。御質問等があればお願いします。
会長 他市の開催状況を見ると、どこの市も思ったより消極的だ。
新座の商業はどうあるべきか、それぞれの立場からの意見をフリートーキングという形で頂きたい。
委員 にんじんうどんは村上朝日製麺所でしか作れないのか。
委員 にんんじんうどんで商標登録をしているのではないか。
会長 そうなると市として一企業を応援することはできない。
委員 商標登録せずに、市として市全体で作って販売していくようにした方がいいのでは。
委員 市の特産品としてPRをしてほしい。
事務局 イベント時の出店や、観光協会のパンフレットに載せるなどのPRはしている。
委員 市の観光親善大使であるみきママに協力してもらったらどうか。
事務局 ふるさと新座館のオープン時にレシピを考えていただいた。今後はもっと増やしていきたいと考えている。
委員 にんじんうどんの販路拡大が難しいのであれば、にんじんを使ったレシピを飲食店に考えてもらってはどうか。
委員 農家の方との意見交換会をやってみてもいいのではないか。
事務局 チャレンジショップについて引き続き調査していきたいと考えています。いきいき広場等の意見を参考に商店街の空き店舗対策等についても調査をしていきたいと思います。
会長 ほかに何かあるか。無いようであれば、これで平成25年度第3回目の商工委員会を終了する。ありがとうございました。