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平成26年度第2回新座市商工委員会会議録
開催日時
平成26年8月21日(木曜日)
午後10時から午前11時45分まで
開催場所
新座市商工会館 2階 第1会議室
出席委員
富山武司、佐藤周造、滝本恭雪、石島陽子、金子和男、並木重和、宮原忠、加藤貴幸、大西圭介、岩沢純、藤田如億、北嶋茂敏、佐藤由美子、柏葉操、並木實 全15名
事務局職員
経済観光部長 下田浩
同部副部長 高橋鉄也
経済振興課長 清水博文
同課副課長兼農業支援係長 鳥之海輝幸
同課商工労政係長 伊藤好治
同課主任 小糸明子
会議内容
- 商工業振興における課題について
- その他
会議資料
会議次第
新座市商工委員会委員名簿
新座市内商店会業種一覧
清瀬商工会ホームページ
新座市商店街マップ
三郷商店会マップ
第4次新座市基本構想総合振興計画前期基本計画(見直し)
公開・非公開の別
公開
(傍聴者 0人)
その他の必要事項
なし
審議の内容(審議経過、結論等)
司会 ただいまから、平成26年度第2回目の商工委員会を開催させていただきます。委員の皆様には公私ともお忙しいところ御出席を頂き誠にありがとうございます。
本日の出席状況でございますが、15名の委員の出席を頂いておりますので新座市商工委員会条例第6条第2項の規定により会議として成立していることを御報告いたします。
続きまして、商工委員会委員に変更がございましたので御紹介いたします。
委員 (あいさつ)
司会 新たに1名の委員をお迎えいたしましたので、資料として商工委員会委員の名簿を配布させていただきましたので、御確認をお願い申し上げます。
続きまして、開会に当たり、会長から御挨拶を頂きたいと思います。お願いいたします。
会長 (あいさつ)
司会 ありがとうございます。
議事に入ります前に配布資料の確認をいたします。
それでは、新座市商工委員会条例第5条第3項によりまして、会長に議事の進行をお願いいたします。
会長 昨年来当委員会において、商工業振興における課題については議論をしていただいている。当初は農業との連携についても議論したが、農業と連携するのは難しいのではないかと結論付けた。また、空き店舗対策について考える中で、商店会の実際の考えが分からないということで、商店会長に意見を聞き、その結果を受けて委員の皆様に意見を頂いたが、空き店舗対策は難しいのではないかという意見が多かった。空き店舗対策に代わる取組について事務局に調査をしてもらったので、皆さんの意見を頂きたいと思う。それでは、会議事項「⑴商工業振興における課題について」、事務局から説明をお願いします。
事務局 (説明する。)
会長 新座市内商店会業種一覧はいい資料だ。資料を一目見れば商店会に生鮮食品が無いということがよくわかる。飲食店は多い。この資料について、何か質問はあるか。
委員 この資料はどうやって作ったのか。
事務局 各商店会から総会後に出される会員名簿を基に作成しています。
会長 商工会の加入率はどのくらいなのか。
委員 加入率は50%程度です。
委員 すきっぷたうん商店会で見ても、商店会加入数は202となっているが、非会員も200位ある。事務系の会社や居酒屋、スナック系は商店会加入率が低くなっている。業種によって加入率に偏りがある。
委員 この資料は商店会の実態がわかる貴重な資料だと思う。各商店会の加入率が分かれば更にいい資料になるのではないか。
委員 私の以前の勤務地であった幸手市はほとんどがシャッター通りだったが、現在の志木駅前は全く違う。うまく企画すれば商店会が活性化する余地があるのではないか。幸手だと例えばおいしいお店があってもお客さんそのものが少ない。しかし志木駅前であればあれだけの人通りがあるので活用の余地があるのではないかと思う。
会長 新座市内も以前から比べれば商店会数そのものが減っている。その大きな要因は大型店の進出だ。新座市は市の中心に平林寺と市役所があって、市の端に東武東上線と西武池袋線が通っている。駅前にある商店会は少ない。このような立地状態の商店会が多く、活性化といってもなかなか難しい実態はある。
委員 私はまだ新座に来たばかりだが、市の観光協会のホームページを見た。平林寺や野火止用水など、新座の見どころが出ていた。今はどこの自治体も観光をメインに様々な政策を実施している。新座市も観光を絡めて市の活性化が図れないかと考えた。
委員 新座の観光協会は市が主導している。地元の農商業の方が主導すれば市の観光協会も良くなるのではないか。観光協会をもっと活性化すれば変わるのではないか。
事務局 観光に関する市の取組としては、フィールドミュージアムという発想があります。観光プラザという形で観光の拠点を庁舎から離れた場所に置き、観光ボランティアも組織されています。観光協会の在り方については、今後考えていく必要があるかもしれません。今後、新座ブランドを立ち上げて、認定商品については市もバックアップして支援していき、観光の目玉になるような商品ができたら、ホームページ等も通じてPRしていく計画になっています。
委員 今までの商店会は生鮮品が中心だった。今日の資料を見て、商店会の実態が分かり、そのイメージが崩れてしまった。商店会の構造そのものがどこの商店会も変わった。そこに着眼して施策を考えていけば商店会も変わるのではないか。
委員 商店会は昔のイメージとは違う。お店というより不動産業や工場なども多く、商店会といっても何かに取組むことがなかなか難しい。新座ブランドについて市で考えているが、何か目玉になるようなものが出て、それで活性化につながればいいとは思うが、難しいのではないかと感じる。
委員 新座市のホームページに商店会の紹介ページを作るのはいつごろを予定しているのか。商店会からヒアリングをした上で作成をしていただければ、より良いものができると思う。
事務局 市内の商店会長で組織される商店会連絡会議を9月に開催する予定としておりますので、今委員会で委員の皆様から承認を頂ければ、その会議の中で報告をしたいと考えております。事務局としては今年度中に実施できるよう、各商店会に協力を依頼していきたいと思っています。
会長 ホームページを作るにもお金がかかるのではないか。商店会に何か補助は出るのか。
事務局 資料でお示しした部分を市のホームページに載せようと考えております。各商店会でホームページが有る場合にはリンク先をそこに貼り付けることもできます。事務局で確認したところ、現在市内4商店会、すきっぷたうん商店会、栄四丁目商店会、野火止グリーンランド商店会、野火止商店会でホームページ若しくはフェイスブックを持っています。市の商店街活性化推進事業補助金を使えば事業費の2分の1の補助が受けられます。ホームページを新規で作成する場合にも、更新する場合にも補助の対象になります。
委員 商工会のホームページに会員を紹介するページもあるので、そことうまく連携していただきたい。
事務局 もちろん商工会とは協議していこうと考えております。
委員 商店会の会員以外もホームページには載るのか。非会員を載せないとなるとホームページの情報としては魅力が半減してしまうのではないか。商店会に加入すればホームページに情報が掲載されるということで商店会への勧誘、加入につながればいいのではないか。
委員 今回事務局が提案しているのは、市内の商店会の紹介であって、個々のお店の紹介ではなく、仮に各商店会がホームページを作りたいということになれば、それは市の補助金を活用して商店会ごとに作成していただきたいということでいいのか。
事務局 はい、そうです。
委員 ホームページを作成する上での技術的な支援が市から受けられればいいのではないか。ホームページを作成した場合、市の補助金があると言われても、今までもある補助金であり、今更それならホームページを作ろうとはならないのではないか。資金だけではなく、技術的な面の支援も考えていただきたい。
事務局 事務局としては、各商店会にホームページを作ることを勧めているものではありません。市のホームページを掲示板のように商店会に活用していただけたらと考えています。新しいイベントを考えたり、ホームページを作ってみたりというようなきっかけになればいいと考えています。
委員 観光協会のホームページもあり、そこから事業所にリンクされるようになっている。そちらとも連携できたらいいのではないか。
会長 市内すべての商店会がホームページを作るのは難しいだろう。
委員 イベントが開催されるときなど、駐車場が有るのか知りたい。そういう情報も載せていただけたら有り難い。
委員 三郷の商店会マップはとてもいいと思うが、やはり、店舗の入れ替えがあったときなどの書き換えが難しい。これからはホームページを活用した方がいいと思う。私はホームページ作成については賛成。事務局から商店会がいろいろやろうというきっかけづくりになるのではないかという説明があったが、私もそう思う。
委員 三郷のマップもいいと思うが、書き換えが難しい。ホームページの方がいいという意見もあるが、紙媒体には手軽に見られるというメリットがある。しかし、これからはやはり紙媒体ではなく、作成にお金もかからないホームページがいいと思う。市内にはホームページがある商店会が4つしかないということだったが、ある程度の規模がある商店会がホームページを作っているというのが現状ではないか。市からの補助があるということをもっとPRする必要があるのではないかと思う。ホームページを作るのは難しいが、フェイスブックであればもっと手軽に作ることができる。情報発信という面で考えるのなら、フェイスブックでも十分でないか。そして、ホームページを作るだけで満足するのではなく、見てもらうための仕掛けを考えなければいけないと思う。
委員 消費者もインターネットを使う時代なので、いい取組だと思う。
会長 委員の皆様は賛成ということでよろしいか。
委員 はい。
会長 続いて、会議事項「⑵その他」について、事務局から説明をお願いする。
事務局 商店街マップの作成について委員の皆様の承認をいただきましたので、9月に予定されている商店会連絡会議で商店会長に提案をしたいと思います。特に案件がなければ、例年11月に3回目の商工委員会を開催していますが、ホームページの作成期間ということでお時間を頂き、次回は年明け2月に商工委員会を開催するということでよろしいでしょうか。
会長 会議事項「⑵その他」について事務局からの説明が終わりました。事務局からの提案について、委員の皆様の御意見を頂戴したいと思いますが、いかがでしょうか。
委員 (特になし)
会長 資料として第4次新座市基本構想総合振興計画の抜粋を配布した。以前にも配布しているが、基本に帰るということで改めて事務局から基本構想についての説明をお願いします。
事務局 (説明する。)
会長 後継者不足、事業の継承という問題は昔はなかった。商工会青年部では活発に活動をしているが、これらの問題に対する取組は行っているのか。
委員 青年部でも後継者育成と創業支援に力を入れている。今年は勉強会を実施することになっている。
委員 個人的には、新座は商業と住宅でやっていくしかないのではないかと思う。いいお店ができればきれいな街になる。デパ地下は人気のあるお店を招致している。そういうことも必要なのではないか。また、新座市は調整区域が多いから墓地が多くなってしまった。調整区域は早く解いて、いいまちづくりをしていった方がいい。小さい面積でも区画整理ができるようにすればきれいな街ができるのではないかと考えている。新座阿波踊り大会が今年で終了してしまったので、新座駅前のメイン通りを使ってイベントをやってはどうかと考えている。
会長 商店会のメンバーに活性化させたいという思いがあるのかどうか。それによって状況は変わるだろう。
委員 阿波踊り大会は資金的な面及び人的な面の問題があり、今年限りで中止を決めた。当日のボランティアはいるが、事前の準備に1か月以上前からかかりっきりになるのはやはり難しい。昔は自分がいなくてもどうにかなるという店が多かったが、今は自分がいなければ成り立たないという店が多い。今後はもっと規模の小さいイベントを考えている。
会長 他に御質問等はあるか。
他に御意見、御質問が無いようであれば、議長の座を降ろさせていただき、本日の商工委員会を閉会といたします。
長時間の審議ありがとうございました。
司会 ありがとうございました。以上をもちまして、本日の商工委員会を終了いたします。長時間の審議ありがとうございました。