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聞こえのチェックリスト~ヒアリングフレイルについて~
ヒアリングフレイルは、聴覚機能の低下が引き金となって起こる、心身の活力が衰えた状態(フレイル)を指します。これは単なる難聴ではなく、難聴によってコミュニケーションが困難になり、その結果、人との交流が減って社会的孤立が深まります。これにより、抑うつなどの精神的な問題が生じ、さらに身体的な活動量も低下することで、最終的に認知機能の低下や転倒リスクを高め、要介護状態へ繋がりやすくなるという、負の連鎖を含んだ概念です。フレイルを構成する『身体的』『精神的』『社会的』 な要素すべてに影響を与えるため、近年、高齢者の健康を考える上で非常に重要なキーワードとなっています。
以下のような症状があったら、認知機能の問題ではなく、ヒアリングフレイルによりコミュニケーションしたくない、恥ずかしい、うまく言葉にできないという可能性があります。
ご家族や周囲の早期発見も大切です。
※ 「ヒアリングフレイル」は、NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会を権利者とする登録商標です。
聞こえのチェックリスト
□ 家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われることがよくある
□ 相手の言ったことを推測で判断することがある
□ 外出することがおっくうになった
□ 会議や会食など複数人の会話がうまく聞き取れない
□ 話し声が大きいと言われる
□ 会話をしている時に聞き返すことが増えた
□ 大きな声で話しかけられてもうまく聞き取れず聞こえたふりをしてしまう
※ 厚生労働省のホームページにおいても、耳の健康チェック(聞こえに関するチェックリスト)を掲載しておりますので、そちらもぜひ御活用ください。
難聴について
難聴についての詳細は、以下のページをご参照ください。
聞こえのしくみや、難聴の原因・種類、予防方法などが紹介されています。
聞こえの変化を感じたら相談しましょう
かかりつけ耳鼻咽喉科
普段からかかっている耳鼻咽喉科がある場合は、そちらの医師に相談しましょう。
補聴器の購入店
すでに補聴器をお持ちの方は、購入したお店に相談してもよいでしょう。
補聴器相談医
コミュニケーションの支障となっている難聴に有効な補聴器を適正に選んで使用できるように対応することを目的とした補聴器相談医制度に登録された医師です。
(出典元)一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
補聴器の購入費用に係る医療費控除
医師による診療や治療などのために直接必要な補聴器の購入のための費用で、一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額は、医療費控除の対象となります。
補聴器が診療等のために直接必要か否かについては、診療等を行っている医師の判断に基づく必要があると考えられますので、一般社団法人耳鼻咽喉科学会(※)が認定した補聴器相談医が、「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」により、補聴器が診療等のために直接必要である旨を証明している場合には、当該補聴器の購入費用(一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額に限ります。)は、医療費控除の対象になります。
(引用:国税庁「補聴器の購入費用に係る医療費控除の取扱いについて(情報)」)
※「一般社団法人耳鼻咽喉科学会」は令和3年に「一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会」に名称変更しています
詳しくは、補聴器相談医にご相談いただくか、一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のホームページ「補聴器購入者が医療費控除を受けるために」をご参照ください。
自身の聴力を簡単に確認することも可能です!
お手持ちのスマートフォンに、以下のアプリ(みんなの聴脳力チェック)をダウンロードして、聴力テストを受けることで、自身の聴力を簡単に確認することができます。
・「みんなの聴脳力チェック」アプリダウンロード(Iphone/Ipad版)
・「みんなの聴脳力チェック」アプリダウンロード(Android版)
ダウンロード方法などの詳細は、NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会のホームページを御確認ください。



















