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いきいき健康つうしん~11月はケアラー月間~
いきいき健康つうしん~11月はケアラー月間~(2023年10月30日配信)
いきいき健康つうしんをご覧のみなさま
おはようございます。新座市介護保険課の認知症担当です。
抜けるような青空に、色づき始めた紅葉が映える季節となりました。
みなさま変わらずお過ごしでしょうか。
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本日のテーマは、「11月はケアラー月間~誰かを支えるあなたを支える~」です。
11月は介護する人を支援する、埼玉県が定めた「ケアラー月間」です。
みなさんは、ケアラーと言う言葉を聞いたことがありますか?ケアラーとは、家族などの身近な人に対し、無償で介護、看護、日常生活上の援助をしている人のことで、そのうち18歳未満をヤングケアラーと呼びます。
現在の日本では、約700万人の高齢者が介護を必要としており、家族の介護を担うケアラーは増え続け、社会問題となっています。
核家族化、共働き化、生涯未婚率の増加などにより、以前と比べて家族の形態は様変わりしました。しかし、今でもなお“家族が介護をするのは当たり前”という考えが根強く残っています。そのため、ケアラーが周囲に助けを求めづらく、孤立しやすいのです。家族介護が原因である痛ましいニュースを耳にすることも珍しくありません。
当事者にならないと実感が沸かないかもしれませんが、介護するのもされるのも、ある日突然起きる可能性があるのです。自分がいつ病気やケガで介護を必要とする状態になるかわかりません。また、急に家族の介護をすることになるかもしれません。明日は「我がこと」として、一度考えてみませんか?
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みなさまの健康づくりに役立つ情報をお届けしますので、ぜひご家族、お友達に紹介していただき、たくさんの方にお読みいただけると嬉しいです。
それでは、また次回の「いきいき健康つうしん」でお会いしましょう!