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高齢者見守りステッカー配布事業を実施しています
認知症になっても安心して暮らし続けられるまちを目指して
地域で暮らす高齢者の方々が、認知症などにより、自分の家や現在の居場所が分からなくなり、道に迷い、行方不明になってしまうことがあります。迷っている間に、体力の消耗、衰弱、熱中症などによる脱水、交通事故、転倒による骨折等、命に関わる危険があることから、早期に発見し、保護することが重要です。
このような方は、迷い人の可能性があります!
このような方を見かけたら、ご自身の居場所が分からなくなっている「迷い人」の可能性があります。
- 季節に合わない服装をしている
- 履き物が不揃い
- 何度も同じ場所をウロウロしている
- 不自然な行動で様子がおかしい
- 持ち物に名札(連絡先)がついている
- 雨なのに傘をささずに歩いている など
「新座市高齢者見守りステッカー配布事業」とは
認知症などにより、行方不明になった高齢者を早期発見できる仕組を構築するため、登録番号入りのステッカーを配布し、行方不明時の早期発見・早期保護・事故防止に役立てるものです。
新座市高齢者見守りステッカー配布事業チラシ (別ウィンドウ・PDFファイル・924KB)
見守りステッカーってどんなもの?
3ケタの個別の登録番号と、新座警察署・市役所の電話番号が印字されたシールです。
光に反射する素材でできていて、見守りが必要な方の靴のかかとや杖などに貼付することにより、認知症等で外出時に居場所が分からなくなった際の早期発見・保護の一助となるものです。
ステッカー貼付者を見かけたら?
Step 1
⑴ お困りでないか様子をみてください。
⑵ ご本人の視界に入り顔を合わせてから、ゆっくり声をかけてください。
このとき、無理にお名前を聞く必要はありません。
挨拶や天気など身近で気軽な話題でお話してみてください。
「こんにちは」「こんばんは」「いいお天気ですね」「何かお困りですか」
Step 2
⑴ 騒がしい場所や車が多い場所であれば、近くの静かな場所、安全な場所にお連れしてください。
⑵ 以下にご連絡をお願いします。
110番
または、新座市役所(048-477-1111)
ステッカー貼付対象者
以下の項目のいずれかに該当する方が対象です。
⑴ 介護保険法に規定されている第1号被保険者(65歳以上)
⑵ 介護保険法に規定されている第2号被保険者(40歳以上64歳未満)で、要支援・要介護認定を受けた方
⑶ 生活保護法に規定されている介護扶助を受けている方
※ ⑴⑵⑶ともに、介護保険法・医療保険法に規定する施設に入所していないことが条件となります。
申請方法
「新座市高齢者見守りステッカー配布事業利用申請書」に必要事項を記入し、介護保険課介護予防係へご提出ください。
後日、決定通知とともにステッカーを郵送します。(1人20枚)
近隣市においても同様の取組を実施しています
迷い人になられた方々は、市や県を越えた離れた場所まで移動していることがあります。
新座市の近隣自治体においても、「高齢者見守りステッカー配布事業」と同様の取組により高齢者の方々の見守りを推進しています。
ステッカー等を身に付けた方が道に迷われているのを発見された方は、ぜひ保護にご協力ください。