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平成21年度第1回社会教育委員会議

ページID:0003631 更新日:2009年5月25日更新 印刷ページ表示

会議録

会議の名称

平成21年第1回新座市社会教育委員会議

開催日時

平成21年5月25日(月曜日)
午前10時00分から
午前11時30分まで

開催場所

新座市役所第二庁舎5階会議室3

出席委員

小川園江議長・渕辺吉博副議長・土屋賢治委員・岩上敏明委員・
坂本純子委員・中村朋子委員・加藤良明委員・堀内一男委員
(計8名)

事務局職員

教育長 金子廣志
生涯学習課長 遠山泰久
生涯学習課副課長 大熊正
生涯学習課主席主査 山口聡
生涯学習課主事 西珠世
生涯学習課主事補 小林麻美

会議内容

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 委員紹介・事務局職員自己紹介
  4. 報告事項
     (1)平成21年度教育行政重点施策について
     (2)平成21年度教育委員会予算概要について
     (3)平成21年度社会教育関係団体補助金交付について
     (4)平成20年度生涯学習関連施設利用状況について
  5. 議題
    (1)(仮称)新座市文化芸術振興アクションプランの策定について
    (2)その他
  6. 閉会

会議資料

  • 次第
  • 平成21年度教育行政重点施策
  • にいざ21生涯学習プラン
  • 平成21年度教育委員会予算概要について
  • 平成21年度社会教育関係団体補助金交付について
  • 平成20年度生涯学習関連施設利用状況について
  • 平成21年度社会教育委員会議等日程(案)
  • (仮称)新座市文化芸術振興アクションプランについて
  • 平成21年度新座市元気の出るまちづくり出前講座申込案内
  • 平成21年度新座っ子ぱわーあっぷくらぶ申込案内・参加児童一覧
  • 平成21年度新座市民総合大学入学案内・応募者及び受講者数一覧

その他の必要事項

欠席委員:加藤路子委員、竹内勘次委員

審査の内容(審査経過・結論等)

1 開会(司会:事務局)

2 あいさつ(金子教育長・小川議長)

3 委員紹介・事務局職員自己紹介

4 報告事項(進行:小川議長  説明:事務局)

(1) 平成21年度教育行政重点施策について

(2) 平成21年度教育委員会予算概要について

(3) 平成21年度社会教育関係団体補助金交付について

(4) 平成20年度生涯学習関連施設利用状況について

【質疑応答・意見】

 委員:

平成21年度教育委員会予算のうち、文化財保護費で(仮称)ふるさと歴史館の建設用地を購入する予定ということだが、あからじめ予定地は決まっているのか。

 事務局:

平林寺裏の西分集会所付近の土地を、平成21年度に購入予定である。

 委員:

市民総合大学の受講決定者の最年少が31歳の男性ということだが、どういう方か。

 事務局:

詳細については、データとして持っていない。昨年度も若い年齢層の方に受講していただいていたが、市民総合大学が土曜日開催ということで、休日を利用して地域とかかわりたいという受講動機を持っていたようだ。

 委員:

仕事を持つ市民が自分のキャリアアップのために学習したい場合、都内まで出ないとスクール等がないという傾向にある。
ボランティアになることを想定した年配の方だけでなく、若い方を対象にしたキャリアアップ講座等も、市内の大学を活用して開催できるといいと思う。

 事務局:

生涯学習課では、キャリアアップやスキルアップのための講座として、平日夜間開催で市内専門学校公開講座を毎年実施している。昨年はパソコンのアクセス講座を開催したが、約85%の受講者が職を持っている方であった。

5 議題(進行:小川議長)

(1)(仮称)新座市文化芸術振興アクションプランの策定について (説明:事務局)

事務局:

 平成18年11月に策定した「新座市文化芸術振興基本方針」について、その実効性を高めるため、現在「(仮称)新座市文化芸術振興アクションプラン」の策定を進めている。
 昨年、庁内検討委員会を開催し、今年2月から市民検討委員会を立ち上げ協議を重ねている。委員は市内3大学からの選出の外、芸術家など18名で構成されている。社会教育委員からは小川議長にも委員になっていただいている。
 今週29日の金曜日に、第4回目の市民検討委員会を開催する予定である。これまでの市民検討委員会では、文化芸術
を推進するに当たっての新座市のプラス要因やマイナス要因を挙げて検討してきた外、子どもの文化芸術活動の推進をプランの根底に置いたらどうかという意見も出ている。
これからも引き続き協議を重ねていくに当たって、社会教育委員の皆さんにも御意見を伺いたい。

【質疑応答・意見】

委員:

新座市においては、新たな文化芸術をつくりだすというよりも、既存のものをうまく活用していくことが必要だと思う。また、指導者の育成に力を入れ、体系化することによって、新規事業をやらなくても、文化芸術が市民に浸透していくのではないか。新座市の伝統芸能にはどのようなものがあるのか知らない市民が多い。プランに取り組む最初の段階として、既存の伝統
芸能等を市民に浸透させることが必要なのではないか。

委員:

 大和田囃子保存会では、現在、自発的に、週1回小学校に行って啓発活動をしている。市内の子ども達にも祭りに参加してもらいたいが、子ども達を外に出すことについては、安全上の問題が挙がっている。
 市役所では子どもの安全についてどういった配慮をしているかお聞きしたい。

事務局:

生涯学習課においては、小学校の教室等を利用して伝統文化子ども教室等を開催している。
その際、子ども達に年間を通じてスポーツ安全保に加入していただいている。年間保険料は600円で、死亡補償2千万円、怪我も補償の対象となる。

委員:

市民検討委員会の委員の中には絵画の先生もいる。絵画等のコンクールを開催することについて、総合技術高校としての意見を岩上委員にお聞きしたい。

委員:

本学の学生もコンクールには多数参加している。専門家もたくさんいるので、コンクール等を開催するのであれば、人材はもちろん、施設の御協力も可能である。

教育長:

 今年4月、5月に開催された公民館まつりに全館まわってきた。そこで様々な文化芸術活動を見てきたが、新座市における文化芸術活動はとても質が高いと感じた。10月から開催される市民まつり文化祭においても、各文化団体の発表等盛んであるし、また、ほっとぷらざのギャラリーでは、展示等の催しが隙間なく埋まっていて、予約をとるのが大変なくらいである。
 このように、個々の文化活動は非常に盛んであるが、全体としてみるとあまり浸透していない。ある本で読んだが、日本の文化は一つ一つが独立して成り立っているが、反対に、ヨーロッパの文化は一つ一つがすべてつながって全体としての文化を作り出している。新座市においても、もっと文化芸術全体が市民に浸透するように啓発していく必要がある。

委員:

各文化団体も、どうしたら多くの市民に見に来ていただけるのか、考えてはいるが、難しい問題である。

委員:

市内の小学校においては、子ども達の文化芸術活動の推進に取り組んでいる。バイオリン演奏会や芸術鑑賞教室等、本物の芸術に触れる機会や、書き初め展、図工の作品展等、子ども達の作品を展示する機会も設けている。
 最近では、子ども達と地域との文化交流という観点で、中央公民館において、総合技術高校の御協力をいただく中で、片山地区の小学校生徒の絵画展を開催した。第四小学校では、校内の空きスペースを活用して地域の方の作品を展示している。野火止小学校でもやりたいとは思うが、スペースの問題を考えると難しい。
 川口市においては、毎年11月に「市展」が開催される。審査があり、展示されるのはちょっとした名誉となっている。市長賞、教育長賞等もあり展示会を盛り上げている。「県展」はあるが、「市展」を開催している自治体は少なく、良い企画だと思う。

委員:

 PTA主催としては、子ども達の早寝早起き啓発のポスターコンクールを毎年開催している。
 このコンクールにも教育長賞はある。こういった場をもっと増やしていけるとよいと思う。

委員:

大和田囃子保存会では、最近も第四中学校に夏祭りへの参加のお願いに行ってきたところだが、小中学校への啓発活動に力を入れている。

委員:

身近にある伝統芸能等の文化芸術を市民に浸透させていくことが新座市の魅力につながっていく。

委員:

大和田地区では祭りが盛んだったため、現在でも囃子が存続しているが、市内にはなくなっていたものもある。西堀地区にも昔、囃子があったが、発表の場がなく、なくなったと聞いたことがある。

委員:

市民に浸透させるための策として、実際の映像をWeb上で公開したらどうか。市のホームページでも、映像入りで紹介したらどうか。

委員:

大和田囃子も独自のホームページを持っている。

委員:

大和田囃子のホームページを市のホームページにリンクさせたらいいのではないか。

委員:

アクションプランの資料の6ページにある表はたたき台なのか。

事務局:

平成18年に策定した新座市文化芸術振興基本方針に基づいたものである。実際の事業の検討はまだされていない。

委員:

6ページの表に提示された項目を基にして、足りないものは足してもよいのか。「文化芸術」といったものを幅広くとらえると、新座市の緑の豊かさといったことも含まれると思う。また、子どもに関する項目も加えるとよいと思う。

 委員:

文化芸術というと、どうしてもどこかの年代に偏ってしまっている。小学校や公民館において特定の年代で活動はなされているが、乳幼児期の文化芸術活動についてはなされていない。どの年代でも平等に推進していけるように、年代別に区切ってプランを作成するとよいのではないか。

 教育長:

スポーツの分野では、市大会、県大会等が開催されるが、文化芸術の分野ではそういったものが少ない。市主催の展覧会等を開催できるとよいと思う。

 小川議長:

最後に一人ずつ意見をいただきたい。 

 委員:

 現在、新座駅を通勤ルートで利用しているが、駅付近から平林寺やぶどう園が見える。緑が豊かなところは、新座市の魅力として出していくべき。

 委員:

以前、草加市の高校に通勤していた。松尾芭蕉の「奥の細道」の中に少しだけ草加市が出てくるが、それを草加市の象徴として文化芸術活動に利用している。その地域にゆかりのある文化人を利用して発展につなげていくとよいのではないか。

 委員:

新座市では、市民と着実・誠実に文化芸術活動をやっているイメージがあり、それが新座市の個性である。
派手なことをやろうとするよりも、新座市のそういった個性を大切にして計画づくりを進めていったらよいと思う。

 委員:

新座市では鉄腕アトムがキャラクターとして活用されているが、もっと利用していったらよいと思う。
また、都心に近いといった地域性も恵まれていると思う。

 委員:

「観光都市にいざ」や「生涯学習宣言都市」等、新座市にはいくつかのキャッチフレーズがあるが、新座市が目指す方向に文化芸術をどう取り入れていくか考えることが必要だ。

 委員:

大和田地区では伝統を大切にする人が多いが、最近では地域のコミュニケーションが希薄になりつつある。
既存の伝統を大切にしながら、新しいものと融合する内容のアクションプランを作成してほしいと思う。

  委員:

 新座市においては既存の文化芸術をアピールしていくことが重要である。あれこれ手を出すよりも、どこかにポイントを置いて計画づくりを進めていくとよいと思う。

(2)その他
 平成21年度社会教育委員会議等日程(案)について(説明:事務局)

【質疑応答・意見】
なし

6 閉会(渕辺副議長)