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平成23年度第2回社会教育委員会議

ページID:0003432 更新日:2011年10月17日更新 印刷ページ表示

会議録

会議の名称

平成23年度第2回新座市社会教育委員会議

開催日時

平成23年10月17日(月曜日)
午後 2時00分から午後 4時10分まで

開催場所

 本庁舎2階第3・第4委員会議室

出席委員

渕辺吉博議長・加藤良明副議長・土屋賢治委員・岩上敏明委員・
都甲佳代委員・小川園江委員・荒井マサ子委員(計7名)

事務局職員

教育長 金子廣志
生涯学習課長 大熊正
生涯学習課副課長兼係長 山口聡
生涯学習課主任 平田香織
生涯学習課主事兼学芸員 川畑隼人
生涯学習課 高野綾子

会議内容

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 議題
    (1) 平成23年度生涯学習課関連事業の進捗状況について
    (2) 子どもの放課後居場所づくり事業について
    (3) その他
  4. 閉会

会議資料

  • 次第
  • 資料1    生涯学習課主要事業
  • 資料2 子どもの放課後居場所づくり庁内検討委員会報告

その他資料 睡足軒の森文化の祭典チラシ 外2点

その他の必要事項

欠席委員3名 坂本純子委員・竹内勘次委員・杉本昌裕委員

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開会(司会:事務局)

2 あいさつ(渕辺議長・金子教育長)

3 議題(進行:渕辺議長)

(1)平成23年度生涯学習課関連事業の進捗状況について(説明:事務局)

【質疑応答・意見】

教育長:

歴史民俗資料館について、昨年度、外壁などを、改修した。また、展示物も尐し変えた。
展示スペースに限りがあり、いろいろなものを展示できない状況が続いている。このため、いつも同じ展示物の資料館というイメージになってしまっている。できれば、入れ替えながら展示をしたいと思っている。
自分の住んでいるまちの歴史を知るということは大事だと思い、歴史民俗資料館の充実に努めているところだ。
先日、校長会に館長も来ていただき、各学校に対し、是非、足を運んでいただきたいとお願いをしたところである。
社会教育委員さんも機会があれば、是非、広報活動をお願いできたらありがたい。

委員:

展示物は、ある程度ローテーションを組んで展示していると思う。
以前寄贈したことがあるが、寄贈物はどのようにしているのか。

事務局:

展示スペースと収蔵庫があるが、現時点で収蔵庫はいっぱいの状態であり、新しいものを受け入れるのは難しい。
むしろ、収蔵庫に入りきれない物を展示して、混み合っている現状だ。
それとは別に、縄文土器や弥生土器などは、旧新座小学校の一室に置いてある。

事務局:

収納の場所が課題で、大きなスペースをとれないのが現状だ。収蔵庫も足の踏み場が無いほど寄贈物がある。
今後、収蔵場所をどうするかが大きな課題となってくる。

委員:

場所的にはバスの便もあるし、中央公民館近くの所にあり駐車場も広いのでとてもいいが、中に入ると展示スペースが狭いので一瞥して終わってしまう。事務所を展示スペースにしたらいかがか。展示物については、古い生活用品の展示物はいらないのではないか、むしろ、新座にしかない物を展示する方法もあるのではないか。新座で発掘された土器も見たいと思う。

議長:

今の話のように、せっかく見に行って一瞥で終わってしまうのはどうかと思うので、その辺を考えていってはどうか。

委員:

行かれた方の話だが、「中に入り一回りするかしないかで見終わってしまう」と言われた。
入ったところの雰囲気がいいので、もったいないと思う。

事務局:

玄関入って直ぐ事務室、その隣の部屋に講義室(研修室)がある。その研修室が昨年12月頃まで収蔵物で一杯だったが、そこを、担当課で研修ができるように片付けた。研修室を、展示スペースにすることは考えられると思う。

委員:

来館者がある程度満足できる、最低限の広さは必要ではないか。

議長:

来館者数を増やすということなら、ちょっと見て終わりのようでは、ほかの人には勧めなくなる。

委員:

学校で行ったが、やはり迫力がない。今は、出前講座で学校に来ていただき利用させていただいている。
また、先ほど言われていたが、昔の生活用品などは市外の博物館でも見られるので、新座で発掘された土器などを置
くほうがいいのではないか。

委員:

歴史民俗資料館の展示物を手掛けているのは生涯学習課なのか。

事務局:

以前は、学芸員という専門職がいたが、今はいないので、生涯学習課の副課長が学芸員なので、主に担当している。

委員:

展示物も小出しにして一年間に何回も変えて、行くたびに展示物が変わり、一年間通して行ってみたくなるような展示の仕方でもいいと思う。

委員:

この会議で沢山の意見やアイディアが出たが、「来館者が来ない」と言わず、参考にして、市民が来館したくなるように工夫していくべきだ。また、もっとアピールをしていくべきではないか。

教育長:

先日、前の文化庁長官で国立科学博物館の館長をやっていた方の話を伺った。一頃、呼び込みなど一切せず来館者を待っているという状況で、年間80万人程度しか入らない時期がずっと続いていた。
それでは駄目だということで、出前講座のように学芸員が高校など、いろんな所に出かけていき連携事業を盛んに行った結果、来館者が年間160万人程度に倍増したと伺った。一つは連携事業をすることや、魅力ある企画展を計画していくという
ことが大事ではないか。

事務局:

確かに今までの概念を変えていかないといけないと感じた。

委員:

ふるさと新座館には歴史民俗資料館のようなものはできないのか。

事務局:

当初の計画では入っていたが、野火止公民館機能を全て移転させ、200から250席の小ホール機能、農産物直売機能、観光インフォメーション機能が入り、歴史、文化財的機能は入らない。

教育長:

公民館機能中心の施設に変わってきている。

委員:

そこに尐しでもいいから展示することはできないか。

議長:

インフォメーションの所に土器ぐらいはおけるのではないか。

事務局:

将来的計画としては、西分集会所の隣地に「ふるさと歴史館構想」があるが、第4次基本構想前期5年計画の中では、建設年次は定めていない。

議長:

今の話から、基本的に今あるものを大事にして活性化させる努力をするしかないということになると思う。

事務局:

一度、来館したらいいということにならないように、今後、企画展や展示替えが必要になってくると思う。

委員:

市役所の公共スペースに、もっともいい物を展示しておき、歴史民俗資料館の案内をすることはどうか。

委員:

素晴らしいものでなくても、市内の嵯峨山遺跡や新開遺跡から出土したものを見てみたいと思う。

委員:

自分の住んでいる地域で試掘しているのを見ていたので、発掘されたものがどんなものか見てみたい。
市役所の市民ギャラリーにでも展示したらどうか。市民の目に留まる展示場所だと思う。

事務局:

いいアイディアだと思う。

委員:

やはり組織を変えていかなければ何も変わっていかないと感じる。市民から運営委員を募り意見を出してもらい、運営していく方が活性化するのではないか。

(2)子どもの放課後居場所づくり事業について(説明:事務局)

【質疑応答・意見】

教育長:

新座市は平成14年から学校週5日制導入に伴い、土曜日の子どもたちの居場所をどうするかということで、週第1と第3土曜日に「ぱわーあっぷくらぶ」を実施し、子どもたちが地域で学べる体制を作った。
指導者は地域の方にお願いし現在も続いている。今年は約700人、約一割程度の児童が登録し活動に参加している。
現状はどうかと言えば、共働きの親が増加し家に帰っても誰もいない状態や遊び場の確保が極めて難しい中、学校施設を
開放できないだろうかということで立ち上がった。同時に放課後児童保育室も人数が増え手狭になってきた。そこで、子どもたちの放課後をどうするかということで、庁内検討委員会を組織した。
その中で、所沢南小学校を視察した。全部で11校開設し学校の一部を借りて、子どもたちの学習や遊びなどに対応している。子どもたちは、学校内の何箇所かに分かれて楽しく時間を過ごしているという状況であった。新座の場合も全児童対策として地域やいろいろな方にスタッフをお願いし、子どもたちが安全に過ごせる時間をつくっていこうということだ。
来年度は全小学校ということはできないが、2校で試験的に実施してみて、いろいろな問題も出てくると思うので、改善を
図りながら尐しずつ拡大していきたいと考えている。

委員:

児童は選択した所で5日間過ごすことになるのか。

教育長:

もっと自由に考えていいと思う。

議長:

前もって募集するのか、参加する日に申し込むのか。

事務局:

保険をかけるので、参加児童は事前登録制となる。

議長:

先ほど、自由にということだったが、余り自由にしすぎると指導者がかなり多くなり、大変ではないか。
ある程度、グループに分けた方がいいのではないか。その点、所沢はどうだったか。

事務局:

所沢南小学校では、校庭、体育館、体育館の空きスペースで実施していた。

議長:

当然そこには、スタッフがいるのか。

事務局:

学校によって使用できる場所が違ってくると思うが、そこに、スタッフを配置することになる。あくまでも、子どもたちが自由に選択し放課後を過ごせるような、取組にしたいと考えている。

委員:

保険の問題だが、何かあった場合は教育委員会の保険になるのか。

教育長:

学校とは別の保険に加入する。

委員:

下校時間は原則5時なのか。

事務局:

放課後児童保育室と連携して、大規模化の緩和ができればいいと考える。

委員:

冬場になれば5時だと暗くなっているので、季節により下校時間を変えた方がいいのではないか。

事務局:

このことについて、各学校の運営の状況もあるので、今後、学校ごとに実行委員会をつくり、詳細な部分は各学校で調整してもらう。

委員:

所沢の学校は登録児童とスタッフの人数は何人ぐらいか。

事務局:

年間平均して1日の参加児童は残る子は50人程度のようです。当日スタッフは5名配置されていた。

委員:

モデル校2校はどこか。

事務局:

東野小学校と石神小学校を考えている。放課後児童保育室の関係でいうと、東野小学校は95人定員のところ120名、石神小学校60人定員を79名とオーバーしている。

委員:

モデル校は学校応援団の協力も必要になってくると思うが、啓発はどうなっているのか。

事務局:

12月の2週目には放課後児童保育室の申し込みが開始になるので、12月頃には啓発したいと考えている。

委員:

学校応援団、ふれあい地域連絡協議会と関連してくると思うので早めに伝えていただきたい。

教育長:

学校応援団はボランティア(無償)だが、新規事業のスタッフは有償である。

事務局:

新座市の臨時職員と同じ待遇を考えている。

委員:

「子どもの放課後居場所」は無償だが、理由はなにか。

事務局:

これは国の基準で無償にする代わりに、補助金が出る。その他の大きな違いは、対象児童が放課後児童保育は1年生から4年生までだが、子どもの放課後居場所は1年生から6年生の児童を対象とすることと認識している。

(3)その他

次回会議は1月末から2月の初めを予定している。

4 閉会(加藤副議長)