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新座市の平和メッセージ~未来に伝える戦争体験と記録~
新座市では、昭和63年6月に、「平和を愛し、自由で明るいまちを築くこと」を基本理念とし、また、「健康で平和な住みよいまちを次世代に引き継いでいくこと」という決意を込めて、「健康平和都市」の宣言を行いました。
このページでは、新座市が「健康平和都市」として未来に紡ぐ平和への想いを、戦争体験者の貴重なメッセージと記録を通じてお届けします。
戦争の記憶を共有し、平和の重要性を改めて認識するきっかけとなれば幸いです。
1. 記録集 「私たちの記憶 – Post War 50 Years -」
平成7年度に、市制施行25周年及び戦後50年という節目の年を迎え、「私たちの記憶 – Post War 50 Years -」を作成しました。
この記録集には、戦中および戦後50年の生活に基づいた体験記や平和への熱いメッセージ、さらに平和を願う短歌を収録しています。
なかでも戦争体験記には想像を絶する悲惨な出来事が語られており、その内容は切実な平和への願いとともに私たちの心に深く響きます。
市制施行25周年及び戦後50周年記念事業 私たちの記憶-Post War 50 Years- (別ウィンドウ・PDFファイル・5.78MB)
2. 記録集 「戦後60年の願い ~ 私たちの記憶の中の戦争 ~」
平成17年度には、市制施行35周年及び戦後60年という節目の年を迎え、「戦後60年の願い ~ 私たちの記憶の中の戦争 ~」を作成しました。
この記録集には、市民の皆さまから寄せられた戦争体験記に加えて、幅広い世代の皆さまからの平和へのメッセージや俳句、短歌を収録しています。
寄せられた体験記には、身につまされる多くの悲惨な体験が語られ、「その心の傷跡は、戦後60年経った今日でも消えることはない」という現実を痛感させられます。また、平和へのメッセージや俳句、短歌からは、幅広い世代の皆さまからの平和を願う熱い思いが伝わってきます。
戦後60年・市制施行35周年記念 戦後60年の願い~私たちの記憶の中の戦争~(別ウィンドウ・PDFファイル・13.34MB)
3. ノーベル平和賞受賞記念 被団協・田中煕巳氏講演会
令和7年2月12日(水曜日)、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞したことを記念し、本市在住の日本被団協代表委員である田中熙巳(たなか てるみ)さんによる講演会を新座市民会館で開催しました。
講演会では、田中熙巳さんご自身の被爆体験やこれまでの活動に加え、未来を担う若い世代への平和への願いについて語られました。その内容は参加した皆さまの心を深く揺さぶり、会場は感動と共感の空気に包まれました。
講演会の様子は動画で公開しておりますので、ぜひご覧ください。