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平成27年度第2回新座市立学校通学区域審議会会議録

ページID:0042553 更新日:2015年11月17日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成27年11月16日(月曜日)
午前10時00分から午前10時56分まで

開催場所

市役所本庁舎 2階 全員協議会室

出席委員

稲葉智恵子、福田ゆかり、西村輝子、谷眞弓(副会長)、森田和憲、岩岬正浩、児玉裕子、田村和昭、高橋靖子、長谷川栄、山田幸雄、吉田尚次、山崎正明、小松敏彦(会長) 全14名

事務局職員

学校教育部副部長兼学務課課長 石渡知樹
同課専門員兼総務係長 三枝麻子
同課主任 藤畠章

会議内容

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1) 平成28年度の児童生徒推計表等について
    (2) その他
  4. 閉会

 会議資料

資料 次第

資料1 平成28年度在籍児童生徒数(平成27年10月1日現在 見込数)

※市の機関、国、独立行政法人等、他の地方公共団体及び地方独立行政法人の内部又は相互間における審議、検討又は協議に関する情報であって、公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に市民の間に混乱を生じさせるおそれ又は特定のものに不当な利益を与え、若しくは不利益を及ぼすおそれがあるため(情報公開条例第7条第3号に該当)、公表しない。

資料2 平成27年度児童・生徒推計表(平成27年10月1日現在)

※市の機関、国、独立行政法人等、他の地方公共団体及び地方独立行政法人の内部又は相互間における審議、検討又は協議に関する情報であって、公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に市民の間に混乱を生じさせるおそれ又は特定のものに不当な利益を与え、若しくは不利益を及ぼすおそれがあるため(情報公開条例第7条第3号に該当)、公表しない。

資料3 大和田小学校児童数の将来推計値

※市の機関、国、独立行政法人等、他の地方公共団体及び地方独立行政法人の内部又は相互間における審議、検討又は協議に関する情報であって、公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に市民の間に混乱を生じさせるおそれ又は特定のものに不当な利益を与え、若しくは不利益を及ぼすおそれがあるため(情報公開条例第7条第3号に該当)、公表しない。

資料4 第四小学校児童数の将来推計値(指定校変更を見込んだ人数)

※市の機関、国、独立行政法人等、他の地方公共団体及び地方独立行政法人の内部又は相互間における審議、検討又は協議に関する情報であって、公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に市民の間に混乱を生じさせるおそれ又は特定のものに不当な利益を与え、若しくは不利益を及ぼすおそれがあるため(情報公開条例第7条第3号に該当)、公表しない。

資料5 陣屋小学校児童数の将来推計値(指定校変更を見込んだ人数)

※市の機関、国、独立行政法人等、他の地方公共団体及び地方独立行政法人の内部又は相互間における審議、検討又は協議に関する情報であって、公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に市民の間に混乱を生じさせるおそれ又は特定のものに不当な利益を与え、若しくは不利益を及ぼすおそれがあるため(情報公開条例第7条第3号に該当)、公表しない。

資料 平成27年度新座市立学校通学区域審議会委員名簿

公開・非公開の別

公開(傍聴者0人)

その他の必要事項

欠席委員 荒井マサ子

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開会(事務局)

午前10時00分開会

2 会長あいさつ

3 議事

事務局より、資料1から資料5に基づき、⑴平成28年度の児童生徒推計表等について説明。   

事務局 大和田小学校について、前回審議の際に、来年度は27学級の見込みであるとお伝えしたところだが、10月1日現在の見込み数でも、同様の推計となっている。ただし、5年生の人数が120人であり、転入生が1人でもあると、1学級増え28学級となる可能性がある。その場合、現在、2年生については県の特例編成により35人学級を適用させているが、これを活用せず、40人学級とする必要がでてくるかもしれない。今後も転出入等、注視していきたい。続いて、第四小学校については、前回審議の際に、来年度は22学級の見込みであるとお伝えしたところだが、10月1日現在の調査によると、1学級増えて23学級となる見込みとなった。23学級までは今ある教室で調整できるが、29年度の見込みは24学級となり保有教室数を超えてしまう見込みである。現在、第四小学区の畑中1丁目の児童が陣屋小学校へ指定校変更している状況であるので、その状況を考慮して推計し直すと、28年度以降も23学級で推移する見込みとなるが、第四小学校についても転出入等の動向を注視する必要がある。一方、第四小学区からの指定校変更を受け入れている陣屋小学校についても、同様に指定校変更の状況を考慮して推計し直した場合、27年度、28年度、29年度の学級数の推移は、15、16、17と増加する見込みであるが、陣屋小学校の保有教室数は17であるので対応できると考えている。

会長  今の事務局の説明に対して何か質問あるか。

委員  畑中1丁目の方が指定校変更をした場合、陣屋小学校までの通学距離はどれくらいか。2キロ以内であるか。

事務局 第四小学校よりも陣屋小学校の方が近く、2キロ以内と思われる。

委員  第四小学校の保有教室数が23となっているが、英会話室を含んだ数であるのか。

事務局 23学級となる場合、英会話室を転用して対応する予定である。

委員  校長先生から、英会話室は設備も整っておらず教室としては使用不可能ではないかというお話があった。多目的室もココフレンドで使っているので、使うことができない。また、高学年の女子児童の更衣室がないと子どもや保護者からもかなり相談が寄せられていると伺い、問題となっている。さらに、去年、今年と妊娠されている先生がおり、校長先生が休ませてあげたいとか、女性の教職員の着替える場所がないとか、クラスが増えると教職員も増えるため、職員室も場所がなく、ぜひ増設をしたいと伺っている。

事務局 この審議会でご意見をいただき、今後、調整をさせていただきたい。

会長  その他何かあるか。ないようであれば、⑵その他について事務局から説明を願う。

事務局 少子化により児童生徒数が減少傾向にある自治体が多い中で、新座市は増加傾向にある。この児童生徒数の増加傾向については、今回の資料2の推計表からも伺うことができる。委員の皆様には主に教室不足が想定される大和田小学校と第四小学校について御審議をいただいているところである。しかしながら、この傾向については地域によって偏りがあり、特定の学校の大規模化や小規模化など、規模の違う学校が併存する状況も生じてきている。御審議いただいている大和田小学校や第四小学校については、今後、1学年につき4~6クラス編成が見込まれるが、その半面、今後はひと学年につき1クラス編成が見込まれる学校も存在する。児童数及び学級数が多くなりパンク寸前である学校がある一方で、児童数及び学級数の減少が見込まれる学校もある。このアンバランスな状況が見込まれることについて、皆様の御意見を承りたい。

会長  それでは、事務局から説明があったことについて、どんなことでも結構なので、意見をお聞かせ願いたい。

事務局 現在、ひと学年で1学級の学校は栄小学校のみである。ひと学年で1学級ではクラス替えが出来ない、あるいは、クラス対抗で何かやろうとしても出来ないといった意見もあり、1学級編制についてはメリット、デメリットの両面がある。また、八石小学校は現在、全学年の学級数は12学級だが、見込みでは来年度は11学級となり、ひと学年で1学級編制となる学年が生じることとなる。八石小学校については、石神三丁目の方が栗原小学校への指定校変更の申請を出されると認めている状況がある。これは主に栗原小学校のほうが距離的にも近く県道の歩道橋を渡る必要もがないという申し出を受けて、地域的に認めてきた経緯があるが、このように八石小学校の児童数及び学級数が少なくなってきている中で、このように認めていいのものかという意見も寄せられている。距離的に近ければ指定校変更をすべて認めているものでもなく、地域ごとに今までの状況をみて認めているものである。八石小学校に限ったものではないが、学校及び学級のあり方など意見を伺いたい。

会長  石神三丁目の児童が、どれくらい栗原小学校へ指定校変更されているのかデータはあるか。

事務局 大まかな数字であるが、過去3年の状況として、平成25年度の新1年生については、10人中5人の50パーセントの方が栗原小学校へ指定校変更をしている。平成26年度は27人中17人の約60パーセント、平成27年度は21人中13人の約60パーセントである。また、平成28年度は現時点ではあるが、21人中13人の約60パーセントの方が指定校変更をしている。

会長  その数は、資料1の見込数に反映されているのか。

事務局 平成28年度の見込みについては10月1日現在の調査なので、それまでに指定校変更が認められた方については反映されていると思われる。平成29年度以降の見込みについては住民登録されている住所から学区を推計しているため、指定校変更について反映されていない。

会長  資料1の見込数で、八石小学校の新1年生は51人となっているが、そこから13人減るということもあるのか。

事務局 指定校変更をした何人かはすでに資料1の表に反映されていると思われるが、まだ反映されておらず仮にこの推計値から、さらに13人減るとしても、新1年生については1学級になることはないと思われる。ただし、来年度の新3年生の見込み数が39人であり、2年生までは35人学級編成のため2クラスで編成されたが、3年生になると40人学級編成となるので1クラスとなる。保護者の方から、単学級になるくらい児童数が減少しているため、八石小学区からの他の学校への指定校変更を認めている状況はどうなのかという話も寄せられている。

委員  その話をしたのは私である。それは、石神三丁目に住む保護者の方から質問を受けたためである。その方は栗原小学校に何分もかからず行けるところに住んでおり、隣の方が実際に栗原小学校に通っていた。そこで、自分も栗原小学校に行きたいと教育委員会に申請したが認められなかったようで、それはおかしいのではないか、とおっしゃっていた。実際に、栗原小学校に指定校変更をしている方が、そんなにいるとは思わなかった。今まで芝生だったところも、どんどん宅地化されている。さらに、野寺一丁目についても本来の学区は八石小学校だと思うが、栗原小学校に通っている子は多いのでないか、と思う。住宅はどんどん増えているので、この先のことを考えると、八石小学校の状況は寂しいなと感じる。また、栗原橋の近くに大きなマンションがあるが、そこでも分かれているのではないかと思う。ある人は、八石小学校に行くのに通学班ではなく毎日車で送り迎えしているとも聞いているので、学区の境目にいる人達の状況には不公平感もあるように感じる。どこでもいいから空き教室を当てるのではなく、学校全体が機能するような形でクラスを編制してもらえるのかということは、保護者にとって不安があるのではないか。実際に、栗原地区を見ても小さな子は増えている。今後の課題であると思う。

会長  お話のあった野寺一丁目の指定校変更のデータはあるか。

事務局 今、手元にはないが、八石小学校は、野寺小学校、栗原小学校、石神小学校と学区が隣接しているので、距離が近いという理由で、隣接する学校への指定校変更を認めてしまうと、周りの学校に分散してしまう状況がでてきてしまう。今、お話のあった指定校変更が断られたという方については、状況を確認してみないと分からないが、同じ条件であるのに一方の児童は認めて、もう一方の児童は認めないということは不公平であるため、そのようなことのないように留意をしている。

委員  私も、定員枠があって、定員に達したから認められなかったのではないか、聞いたら、そういう説明はなかったということだった。

事務局 現在、定員枠というものは設けていない。新座市の場合、学校は選択制ではなく住所に応じた学区を設けているため、その住所に応じて対応することとなる。学校を選べるか、あるいは、変更できるかという問い合わせについては、原則的に指定の学校となる旨、説明をしているので、具体的に住所をおっしゃられずに、その時点で断念される場合もあるかもしれない。他にも、指定校変更の認められている地域だという状況を知らなかったために、変更ができなかったという方もいらっしゃるかもしれない。また、距離的に近ければ、すべて認めているものではなく、認められているのは、一部の地域のみである。特に、大和田小学校、第四小学校については、教室不足の状況もあり、指定校変更を厳しくしているが、なぜ石神三丁目は認められるのに、こちらの地域では認められないのか、という意見も寄せられている。地域の状況に応じて指定校変更等するよう文部科学省からの通知が出ている一方で、一度認めてしまうと、どんどん拡大し、児童生徒数や学級数が減少している学校も生じてきている。こうした状況を踏まえて、今まで、距離が近いという理由で指定校変更を認めてきた地域について、今後も柔軟に認めていって良いものか、ご意見いただきたいところである。

会長  教育委員会として、定員枠というものは設けていないのか。

事務局 設けていない。

会長  今後もその予定はないのか。

事務局 今のところ予定はない。

委員  方針としてグレーゾーンを作って、ある程度、指定校変更を柔軟にしていくのか、あるいは認めず、学区で決めていくのか、それはどのように考えているか。

事務局 例えば、他の自治体で指定校変更を認めている地域については、公表しているところもある。そのような対応をした方がよいのか、あるいは、選べる地域があるという現状について考え直す必要があるのか、検討をするためにもご意見をいただければと考えている。

委員  方向性を決めないとぶれると思う。指定校変更をなくすと言ってしまえばそれなりに納得されると思うが、ケースバイケースでやっていたら、ずっとこれは続くと思う。そこは方針をきちっと決めて周知した方が良いのではないか。

会長  新座市の場合、指定校変更を認めているケースは大きく2つのパターンに分けられると思う。ひとつは、八石小学区の方が栗原小学校に変更しているような地域の状況から変更するケースで、この場合は今の話は当てはまると思う。もうひとつの第四小学区から陣屋小学校に変更してもらうようなケースについては、教育委員会の方からお願いしている状況もあり、学区でぴしっと決めてしまうと第四小学校はパンクしてしまう。一律に学区で決めて、指定校変更は認めませんということは難しい状況である。

委員  そういう状況について、先ほどの市民は理解できているのか。

委員  なかなか理解できないところだと思う。八石小学校については、栗原二丁目については、八石小学校と野寺小学校と学区が分かれており、すべての方が八石小学区というわけではないが、野寺小学校に半分以上の方が行っていると思う。今後、野寺小学校は児童数が増えていく見込みであるが、八石小学校は減少していく見込みであるのであれば、例えば丁目については全部八石小学区に変更する等、そういう方法も検討する余地があるのかもしれない。

会長  その他、意見あるか。

委員  大和田小学校には現在、特別支援学級がないため、学区に住んでいる児童が特別支援学級のある学校に通おうとすると、東野小学校等に指定校変更をすることとなる。しかし、住んでいる場所によっては非常に遠く、また大きな道路を越えないと行けないため、大和田小学校にも特別支援学級がほしいという要望もあるが、教室不足のため実現は難しい状況である。こうした要望や、すべての学校に特別支援学級の設置するよう国や県が方針を示された場合に対応するために、特別支援学級が現在設置されていない学校について、通常学級の教室数だけを推計していては、まかないきれなくなる。特別支援学級が設置されていない学校の抱えている問題だと思う。

会長  県では、すべての学校に特別支援学級をという方針がある。来年度も特別支援学級を増やす予定である。

委員  児童生徒数に対して、学校の面積とか校舎とか基準などはないのか。

会長  学校設置基準は法律で決まっているが、その資料はあるか。

事務局 今手元にはない。

委員  大和田小学校が近いのでよく行くが、休み時間などに800人から900人の子ども達が校庭に集まると、とても飛んだり跳ねたりできる状況ではない。また、この2、3年間で70棟くらい新しい戸建てが立ち、町会に加入したが、子どもが生まれると渡しているお祝い金が、ここのところ毎年10人以上と増加しているので、子どもが増えている状況が実感できる。また、大和田小学校の周辺が再開発されており、近くの空き地にも大きなマンションが建つ可能性がある。大和田小学校のすぐ近くであるため、さすがに学区域を変更させるわけにはいかないだろう。こうした状況を考えると、もう少し抜本的に考え方を検討せざるを得ないのではないかと思う。大和田小学校に近い新開小学校や東野小学校は教室数にまだ余裕があるようである。これらの小学校に指定校変更をしている方はいないのか。

事務局 大和田小学区の方で、新開小学校や東野小学校の方が近いということで指定校変更している方は、何人かいらっしゃる。

委員  逆に新開小学区や東野小学区から大和田小学校に指定校変更しているケースはあるのか。

事務局 逆のケースは大和田小学校の教室不足の状況があるため、指定校変更を厳しくしているので基本的にはない。

委員  人数に合わせて教室さえ増やせばいいのか。校舎から離れたところを無理矢理教室にするとか、学校の運営の方針と照らし合わせると、やはりもう限界ではないか。

委員  さきほど、他の委員から質問のあった学校の基準については、文部科学省の基準があるようだ。教室の広さ、校庭、校舎の面積などが基準にあるようだ。

委員  東京都のあるところでは数年前に単学級が発生し、統合という話も出ていたが、単学級であると、いじめがあった場合でもクラス替えがないため、ずっと同じクラスでいじめられたということもあったようだ。単学級には、そういうこともあると十分注意する必要があると思う。

会長  先ほどの事務局の説明にもあったように、単学級にはメリットもあるし、デメリットもあると受け止めている。その他何かあるか。ないようであれば、事務局はこれらの意見を参考にして検討をお願いする。事務局からその他あるか。

事務局 皆様から頂いた意見を基に、事務局でも検討していきたい。なお、資料1から5については見込みの資料となっているため、会議終了後に回収したい。また、本日の議事録等については後日改めて通知したい。

会長  以上で審議は終了となる。議事を事務局に戻したいと思う。

事務局から次回の開催予定について説明。

4 閉会(事務局)

午前10時56分閉会


新座市立学校通学区域審議会