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平成29年12月22日(金曜日)
午後4時28分から午後5時15分まで
新座駅北口土地区画整理事務所
高橋俊春、獅子倉良男、田中茂義、内田勇蔵、土岐田幸雄、奥田勇一、芦野修、平野茂及び獅子倉春雄 全9名
新座市長 並木傑、
都市整備部長 広瀬達夫、同副部長 上村勇治、
新座駅北口土地区画整理事務所長 渡辺一雄、 同副所長 服部大輔、
専門員 須藤正幸、 専門員 梅川誠、 主事 浜田佳孝
1 開会
2 会長挨拶
3 市長挨拶
4 開議の宣告
5 会議録署名委員の指名
6 議題
平成29年度事業の進捗状況について
7 閉会
次第
資料1 新座駅北口土地区画整理事業 平成29年度事業の進捗状況
資料1-1-1 平成28年度(繰越)建物等移転補償(進捗状況)
資料1-1-2 平成29年度建物等移転補償(進捗状況)
資料1-2 平成29年度雨水浸透トレンチ工事
資料1-3 平成29年度雨水管布設工事
資料1-4 平成29年度上水道管布設工事
資料1-5 平成29年度都市ガス管布設工事
資料1-6 平成29年度汚水管布設工事
資料1-7 平成29年度区画道路築造工事
資料1-8 平成29年度建物等解体工事
公開
(傍聴者0人)
1 開会
2 会長挨拶
3 市長挨拶
4 開議の宣告
5 会議録署名委員の指名
会長が高橋俊春委員と獅子倉春雄委員を指名
6 議題
平成29年度事業の進捗状況について
平成29年度事業の進捗状況を、資料1から1-8までの内容に沿って、プロジェクターを用いて
事務局から説明した。
質疑・応答
・ 建物移転補償について、事業全体で必要な移転件数は出ているのか。
→件数では176件、棟数にすると317棟である。
平成29年12月20日時点の契約済件数は、64件であり進捗率は36.4パーセントにな
る。
また、棟数にすると141棟であり、進捗率は、44.5パーセントになる。
・ 北口土地区画整理事業を行うことについての同意を得られていない地権者はいるの
か。いるとすると、数はどれくらいか。
→市が施行するため、個々の同意を得ているわけではないが、各地権者に仮換地案の
説明を行っており、できる限り地権者の意見を反映をしたものにしている。
その後、仮換地指定をし、工事を行っている。
・ では、全地権者が同意しているという認識でよいか。
→仮換地指定通知の際、埼玉県に行政不服審査請求は1件もなかった。
・ 別の質問になるが、1時間当たりの処理可能な流量を超えた雨水は、道路上に流れ
ていると思うが、区画整理事業で施工している雨水管の埋設が完成したら、大和田交
差点の溢水等は解消されるのか。
→市は、1時間当たり47.5ミリメートルの雨水処理を目標にしており、それ以上のゲリラ
豪雨等は対処しきれない。
しかし、区画整理事業で施工している雨水管が完成すれば、現在の大和田交差点
よりは、かなりよくなると思う。
・ 雨水管に溜め込む方法や、貯水池を設置する等の何かしらの対策がなければ、雨
水は地上に残る。
既に、今起こっている溢水については、対処法は検討しているのか。
→新座駅北口土地区画整理事業では、雨水管以外にも浸透トレンチ工事を行ってい
る。区画整理事業では、1ヘクタール当たり950立方メートルの雨水流出対策を行って
いる。
浸透トレンチは、排水のタイミングを遅らせるためにL型側溝の下に築造している。
また、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業は、調整池を造っている。
・ 大和田二・三丁目地区土地区画整理事業と新座駅北口土地区画整理事業の雨水
を併せて排水するのか。
→それぞれ排水区が決まっており、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業と新座
駅北口土地区画整理事業は、別々に柳瀬川に排水を行う。
市は1時間当たり47.5ミリメートルの雨水処理を目標にしているが、今年の夏頃に1
時間当たり300ミリメートルの豪雨があり、その際は志木駅周辺の東北二丁目でも床
上浸水被害があった。
大和田地区・石神地区で雨水管を2本入れている所でも、被害が出る所もある。
区画整理事業については、浸透トレンチや貯水池で対応している。
昔は、生産緑地が保水の役割を果たしていたが、現在は減ってきている。
学校でも保水の役割を果たす施設を造ったりしている。
また、内水氾濫地域については、平成30年度に雨水発生シミュレーションを組んで、
対処していく。
・ 東北二丁目については、志木市や朝霞市とも交わる場所のため、雨水が集中するこ
とから、雨水管が満水になって、逆流したと聞いている。1時間当たり200ミリメートルや
300ミリメートルの豪雨に耐えろとは言わないが、新座駅北口土地区画整理事業につい
ては、現在事業中であることから、坂下のことも考えてしっかり対策してほしい。
・ グランマが解体されたが、奥の家並も解体されたら、大和田通線の工事は始まるのか。
→奥の家並については、3件は平成28年度建物移転補償契約をし現在繰越中であり、
1件は今年度建物移転補償契約を行った。公園裏のマンションについては、今年度借間
人補償契約を行い、借間人が全員退去した後、建物本体を契約する予定である。
また、国道254号側にも貸家がある状況になっており、平成31年度以降に交渉する予定
である。
そのため、大和田通線の工事予算を来年度は確保していない。
・ できる限り早く着手してほしい。
・ 墓地は、以前アンケートを実施するとおっしゃられたが、賛成多数の場合、市で何か対
処するのか。
議会だよりにあったが、議会の一般質問の中で、墓地の継承を支援するのかという質
問があった。それについて市は、墓地は公共施設の整備にかかっていないことから市か
らは積極的に動かず、利用者の判断に委ねるが、アンケートは実施すると書いている。
アンケートを実施し、賛成多数の場合は市で動くのか、とりあえずアンケートの実施はす
るものの、墓地利用者の判断に委ねるという考えなのか教えてほしい。
→墓地の裏には、公園の整備予定があり、事業期間の最後の方に施工する予定である。
そのタイミングでアンケート等を実施しようと考えている。
大和田二・三丁目地区土地区画整理事業地内にある三本木墓地については、両墓であ
ったが、三本木通りの拡幅の際に塔婆を撤去し、供養塔を設置した経緯がある。
どこまでを区画整理事業で負担するか、墓地利用者で負担するかは明確にしてないが、
来る段階に意向調査をするつもりである。
7 閉会