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令和6年7月20日(土曜日)に、新座市役所本庁舎で開催された新座市長とタウンミーティングで、市民の皆さんから頂いたご意見やご提言の一部を紹介します。
タウンミーティングの実施に当たり、要約筆記や手話通訳等の情報保障を行ってほしい。聴覚障がいの方にも開かれた運営を望む。
また、既に新座市には要約筆記や手話通訳の制度があるにもかかわらず周知が不十分であり、さらには新たな養成講座が開講されないなどの問題点があると感じる。新たな条例の制定を要望する。
災害時に、聴覚障がい者のために「聴覚障がいがあります」「お手伝いをお願いします」や、手話ができる健常者のために「手話ができます」と書いたバンダナを用意してほしい。朝霞市、和光市、志木市、所沢市では既に導入している。新座市が用意しているビブスも有効であるが、バンダナは非常時の止血にも使える、ビブスに比べ導入費用がそこまで高くないという利点が考えられる。ぜひ市の用意する防災グッズの一つとして検討いただきたい。
面白い提案であるため、今後検討していく。
新座市での手話の講座は、手話通訳の養成が目的のため、参加対象が耳の聞こえる人である。自身は中途失聴者であり、手話の勉強がしたかったが新座市ではそのような講座がなかったため、仕方なく都内の近隣市区の講座や埼玉県の実施する勉強会に出ていたが、年齢を重ね、遠くの講座に出向くのが難しい。手話通訳の養成ももちろん必要ではあるが、聴覚障がい者自身が生活を送るための手話を勉強する場所を新座市にも設けてほしい。
エコカーボンシティの取組の一つとして、CNG(圧縮天然ガス)で走る車や電気自動車などを公用車、ゴミ収集車、バスに導入するとともに、スーパーや車のメーカー、周辺の地方公共団体等と連携し、ガソリン車でない車の普及に努めてほしい。
市長選挙の投票率が3割に満たないという結果を踏まえ、その結果をどう捉えているか。また、投票しなかった7割のサイレントマジョリティに対しての市政運営についてどう考えるか。
選挙の争点があまりなかったことが選挙の投票率の低かった要因と捉えている。7割の方が投票しなかったのは確かである。今後も住んでよかった、ずっと住み続けたいと思っていただける施策を展開していく。
なお、市では昨年、市民意識調査を行っている。その直近の結果で、新座市に住み続けたいとの回答が7割を超え、前回よりも微増しており、一定の評価を頂いていると捉えている。
市内の公共施設の整備として、雨の翌日でも使えるよう、現在クレイコートのテニスコートを人工芝への変更を望む。クラウドファンディングなどを活用してぜひ進めてほしい。
今後の計画の策定や変更の際に含められるよう、検討していく。
柳瀬川ふれあい祭りについて、予算が足りず中止となった。また、町内会役員の高齢化に加え、駐車場を使用させていただいている商業施設付近の交通整備の負担などから、今後の運営が難しいと感じる。
柳瀬川ふれあい祭りでは例年花火が上がっており、市としても周辺警備代として補助を出しているが、物価高騰の中で花火の価格も高騰しており、全国的にも中止が相次いでいる。9町内会が協力し、にぎやかなイベントであるため、今後は来年にオープン予定の大和田水辺の丘公園などの敷地を活用し、必要に応じて民間企業とも連携協力しながら、開催できるようになればと考える。
民間の調査で住みやすさランキング県内35位の現状があり、近隣4市の中でも低い。なんとか市民を巻き込みながら市の魅力を発信できるプロジェクトを進めてほしい。
首長としても気になるトピックである。市外の方に向けてもシティプロモーションを進め、発信に取り組んでいきたい。
三軒屋公園の使用可能時間の短縮の原因について、騒音・迷惑行為が全てスケートボードの利用者のせいになってしまっていることが残念である。大和田はなぶさ公園内に新たにアーバンスポーツエリアが整備されたが、熱中症対策がされていない、夜間用の照明の設置がない、BMXとスケートボードを一緒の環境で行うため狭くて危険であるといった声がある。三軒屋公園の時間短縮の経緯、新しい公園の環境整備について伺う。
三軒屋公園の時間短縮の経緯については、周辺住民からも苦情が多く、警察の取り締まりが必要になったため、対策を講じたものである。
新たな施設の環境整備については、頂いた意見を踏まえ、逐次必要な対応を図っていく。