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平成31年2月12日(火曜日)
午後1時30分から3時まで
市役所本庁舎5階 第2委員会室
委員長 橋本正明、副委員長 佐藤陽
委員 長谷川栄、荒井マサ子、影山節雄、高橋靖子、横山稔、須田邦彦、為我井琴
総合福祉部長 鈴木義弘 福祉政策課長 山本実、副課長 中村将之、主査 平田香織
市福祉関係課 生活支援課長 加藤宏幸、障がい者福祉課長 橋本孝、こども支援課副課長 宮本栄男、係長 渡辺潤子、長寿はつらつ課長 今村哲也、介護保険課長 遠藤達雄、
社協会長 小川清、事務局長 高野光雄、副局長 川島聡、地域福祉課長 石野幸利、副課長 新野雅俊、生活支援課長 宮嵜満
1 開会
2 あいさつ
・ 委嘱状交付 橋本委員長に代表交付
・ 委員紹介
・ 事務局紹介
・ 資料確認
3 議 事
⑴ 社会福祉法の改正に伴う本計画の位置付けについて
⑵ 第3次計画の進捗状況について
⑶ その他
・ 西部地区地域福祉推進協議会立ち上げと各地区の活動報告について
4 閉会
資料1 次第
資料2 社会福祉法の改正に伴う本計画の位置付けについて
資料3 地域福祉計画進捗状況
資料4 社会福祉協議会地域福祉活動計画進捗状況
資料5 各地区地域福祉推進協議会の活動報告(当日配布)
資料6 委員名簿(当日配布)
公開 (傍聴者 1人)
なし
新座市総合福祉部長 鈴木義弘
新座市社会福祉協議会会長 小川清
・ 委嘱状交付
委員を代表して橋本氏に交付し、その他の委員については机上交付とした。
・ 委員紹介
委員の自己紹介
・ 事務局紹介
事務局職員の自己紹介
⑴ 社会福祉法の改正に伴う本計画の位置付けについて
委員長
国の法改正により、この地域福祉計画は、各対象別の上位計画となった。本計画は、非常に重要になってきた。配布資料のとおり、多岐に渡る進捗報告がある。まずは、社会福祉法が改正されたという、その部分に関して、事務局からの説明をお願いしたい。
事務局
説明(市)
委員長
事務局から説明をいただいた。このことについて、質問あるか。
委員
特に無し
委員長
この法改正により、新座市の取組が、整理された。形が明確になり、責任がはっきりとしたということだと思う。
⑵ 第3次計画の進捗状況について
委員長
事務局から説明をお願いする。
事務局
説明(市、社協)
委員長
公が取り組んでいること、民が取り組んでいることが示された。市も社協も目標は同じである。地域の論議であるため、市と社協の計画について、一緒に質問を受けたいと思う。まず、副委員長に整理をお願いする。
副委員長
市町村の地域福祉計画は、他の分野の上位計画として関連がある。本日、福祉関係課の方の出席があるのは、その反映であるととらえた。107条の3で市町村は定期的に調査・分析・評価を行うということで、今後は、評価の目安をたてて、どう評価するか。地域福祉計画においても少しずつPdcaでやってる地域がある。新座のやり方は、計画を事業にあてはめて、どうだったかにとどまっている。今後は、客観的に評価すること、更なる充実が問われる。来年度、計画は3年目に入る。中間見直し、計画の進捗をどう確認していくのか、法改正に基づいて考えていく必要がある。
第4条の改正の部分で、個人だけでなく、それぞれの世帯でみる、地域の住民がいろいろ問題把握して、取り組んでいく、そういったことが第4条、106条の3にある。これを踏まえて地域福祉計画を計画していく必要あり。社協計画は、地域づくりの部分を中心に位置付けていく。
厚生労働省のポンチ絵では、社協計画では住民が主体的に活動するものと描かれる。公的な社会資源を使いながら、行政が主軸となり、各相談機能と重ねていく。法改正で、これから新座が目を向けていかなければならないことである。素地はできているので、つなげることが問われてきている。市の振興計画に基づき、福祉の分野では、この計画を上位に位置づける。各計画におさまりきらない地域とのかかわりは、地域福祉計画におさめる必要があるのではないかと考える。
評価の指標をつくることも今後の課題。来年度は中間見直しの時期を迎える。委員会の中だけで十分評価できるのか、評価の仕方をどうするのか、量的なもの、住民の理解・参加がどの程度進んだかの程度をどう把握するるのか。
市目標1の5ページには、生活困窮者の総合支援体制の話が出てきており、生活困窮者の取り組みを組み込んでいる。これを改めて、計画だてている市もあるが、新座は地域福祉計画の中に入れている。もう少し充実して、整理する必要がある。
市目標2 拠点に関する支援、福進協支援は社協が担っている、こうした部分の充実が必要。社協目標である福進協の設置、運営支援と整合性を図る必要がある。豊中市は常設拠点がある。学校、公民館になんでも相談所について、市と社協で新座も充実を図る必要がある。拠点整備は、市・社協の取組。総合的な支援として取り組んでほしい。
市目標1の6~9ページ 各相談支援体制、目標2の5~6ページ、ネットワーク関係の部分、こうした点をどう連携させていくか。生活困窮の問題、相談は、一つの世帯でいくつも問題が重なっている。多岐にわたっている。1分野で捕らえきれないのが現実。どう総合的に支援をしていくのか。次の展望としてどう捉えていくか。目標2 福進協のネットワークの連携、住民同士のつながりについては、全地区で福進協が立ち上がったので、連携を充実させていく必要がある。相談ネットワークを総合的に支援、充実を図っていく必要もある。
委員長
副委員長から評価をどうするかという意見をいただいた。今ここで議論することはできないので、今回は、2年度分の事業の評価をいただき、評価の仕方については、来年度に向けてということで考えてほしい。今の評価の仕方がいけないということではないが、量的な評価はできるけど質的な評価、住民の評価がどうかということについては、このやり方では計れない。来年度にむけて事務局で評価基準を考えていただきたい。有効な評価の指標を。住民側から見た評価が大きなポイントであると考える。
他の委員の皆様からも、それぞれの分野で御発言いただきたい。全体的には着実に進んでいると見受けられる。地域の視点からどうか、西部地区の福進協については最後にお話をいただく。これも一つの評価であると考える。
委員
高齢者の相談にかかる部門を請け負っているが、新しい人が、町内会に入らない、福進協に入らないという現状がある。介護保険の総合事業で、ヘルパーA型の家事援助を担っていただく方を探しているが、確保できないという現状がある。地域の中で、次の世代をどう確保していくか。担っていただけるよう、メリットをどう示していくのかが、必要なことであると感じている。
委員長
人材育成が、現場で思うようにいかないという声がある。ボランティアや福祉の現場でも言えることである。次の世代をどのように育成していくか。町内会では、どのように感じているか。
委員
新座の町内会加入率は、近隣市町村から比べると高いが、年々減少している。また、担い手の高齢化、高齢のため町内会から脱退したいという声も聞かれる。これは社協支部の加入率にもいえること。悲観しているだけでは、進歩がないと考え、私の町内会では、子育て世代にいろいろな働きかけをしている。新しく転入した世帯は、新座での暮らし、子育てに関心があり、町内会にも関心がある。熱いうちに打てではないが、その世帯に声かけしたところ、いろいろと行事に参加してくれた。町内会に活気が出てきたように思う。こまねいてばかりいないで、手を尽くしたいと考えている。どこも課題を抱えてる。町内会には、いろいろな人がいるが、多方面から御指導いただきながら、やっている。この計画に関しては、事業を堅実にこなしていただき、関係者は自分ごととして受けとめてほしいと思う。
副委員長
多世代交流のようなものを意識するのが大事。社協目標2では、住民同士の交流拡充、お茶会など開催してると思うが、意識的に展開し、見える化して促進していってほしい。今の意見を聞いて、計画の見える化に活かされるなと思った。
委員長
ボランティアセンターで声を聞くことはあるか。ボランティアさんから、こうしてほしいという意見などあれば、御意見お願いしたい。
委員
周りからの声は出ないが、住民同士の温度差があるのを感じる。生活困窮者のための子ども食堂どう開催したらいいかと、私たちのところで思考中である。連携して進める難しさを感じている。若い人につなぎたいのに、参加してくださらないのが問題になっている。
委員長
地域の現状には、難しいものがある。どう打破するか、それが計画だと思う。この計画の中では、福進協の機能が、大きなものがあると感じている。福進協の立場では課題をどう感じられているか。
委員
かつて、南部地区福進協を立ち上げるときに、主任児童委員をやっていて児童相談所に勤務していた。いつからか、町内会のほうの仕事も引き受けることとなり、児童をなんとか支えようとして福進協の立ち上げに関わったが、迫りくる高齢化の問題に対応せざるを得なくなり、私自身は、ジクジたる思いでいる。福進協ができて、南部地区9つ自治会あるが、連携取りやすくなった。温度差があっても、役員同士が集まるようになった。黒目川を挟んでいるが、防災訓練、年2回くらいの懇親会をやるようになった。各々でかかえる課題をクリアしようと考えるようになった。
委員
町内会と福進協の関わり方について考えることがある。町内会の中の福進協役員をつくってもらっているが、参加できない人いる。そのために、福進協のことが町内会に伝わらないことがある。会長自身が、市からの依頼等でいっぱいになっていて、福進協に参加できない人もいる。今年はメンバー改選だが、必ず参加できる人をお願いしているが、難しい面がある。
委員長
今の話は、組織によることでもある。高齢者相談センターと福進協が、どうつながるかも大切だと思う。北二福進協はどうか。
委員
13の会長がいる地域だが、非常に意識の高いところ、低いところがある。同じ目的に向かってやりたいが、温度差がある。地域と交わりたいと考えるが、ある地域でやっていることを、やってないところでやろうとすると、同じ方法ではうまくいかないことがある。地域の人と共通の話題を共有したいので催し物を考えている。地域ごとにやり方変える必要もあると考える。私も年をとる。どう乗り越えたらいいか、労苦している、しかし、努力したい。
委員長
地域にはいろいろな組織がある。協力しあうのは何のためか、それは、共通の目標を達成するため。気軽に声かけできる地域、誰でも参加できる地域をつくる。これが新座の目標。高齢者相談センターは高齢者が対象となってしまうのが気になる。地域は高齢者だけではない。包括にいろいろな機能をのせてはどうかという議論はある。役割を大切にして地域づくりをしていただきたい。民協、福進協の視点からの意見はどうか。
委員
いろいろな団体が福進協にはいる。まとめるのは難しい。町内会のなかには、福進協は、やらないというところもある。誰がまとめ役をやるのか、力関係ではないが難しいところ。場所によっては、これは自分のところではもうやってるから、福進協でやるのはだめだという人もいる。
委員長
地域の皆さんも、いろいろあるから忙しいことだろう。本日の御意見を次回につなげていければと考える。話生煮えの部分もあるが、続いて、西部地区福進協が設立したことについて、事務局から説明願う。
⑵ 西部地区地域福祉推進協議会立ち上げと各地区の活動報告について
事務局 説明(社協)
委員長
すごい活動の数が新座の福進協にはある。これがポイントになるのではないかと思う。関わっている方、リードしている方のご尽力が背景にあると感じる。ほかに、気付いたことあれば。
委員
生活支援体制整備事業と福進協はいずれ、どこかでブッキングしなければと思っている。どちらも活動が見えてこないところが歯がゆい。今後の課題と捉えている。
委員長
今日の審議は、ここまでとしたい。事務局からは何かあるか。
事務局
法改正の中にもあるように、今後の指標、評価は皆様にお願いしてまいりたいと考える。次回は、目標3・4をみていただくが、来年度は中間年度なので、フォーマットを作らせて頂き、担当課の評価・その理由も記載させていただき、委員の皆様から御意見いただきたい。地域福祉計画は福祉分野の上位計画となった。今、資料では下位に位置づけられた図となっている。計画の図を変えたいと思っている。次回、御提案したい。
⑶ その他
日時:3月27日(水曜日)午後1時30分
場所:新座市役所第二庁舎1階 会議室2