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平成31年3月27日(水曜日)
午後1時30分から3時30分まで
新座市役所第二庁舎 会議室2
委員長 橋本正明、副委員長 佐藤陽
委員 長谷川栄、石井英子、坂本純子、影山節雄、高橋靖子、横山稔、清水由紀子、須田邦彦、為我井琴、若村和夫
総合福祉部部長 鈴木義弘
副部長兼福祉政策課長 山本実、福祉政策課副課長 中村将之、生活福祉課主査 平田香織、生活支援課長 加藤宏幸、
障がい者福祉課長 橋本孝、こども支援課副課長 宮本栄男
こども支援課係長 渡辺潤子、長寿はつらつ課 今村哲也
介護保険課長 遠藤達雄
社会福祉協議会長 小川清、常務理事 高野光雄、
副局長 川島聡、地域福祉課長 石野幸利、
地域福祉課副課長 新野雅俊、生活支援課長 宮嵜満
1 開 会
2 あいさつ
3 議 事
⑴ 社会福祉法の改正に伴う本計画の位置付けについて
⑵ 第3次計画の進捗状況について
⑶ 第3次計画の評価方法について
4 閉 会
・ 次第
資料A 社会福祉法の改正に伴う本計画の位置付けについて
資料B 第3次計画の評価方法について
資料C 委員名簿
公開 (傍聴者 0人)
なし
橋本委員長
⑴ 社会福祉法の改正に伴う本計画の位置付けについて
ア 事務局から説明。資料A参照
イ 委員の質疑及び意見の概要
特になし
⑵ 第3次計画の進捗状況(目標3・4)について
ア 事務局から説明。
イ 委員の質疑及び意見の概要
委員長
目標の3について、御意見・御感想等お願いしたい。
副委員長
社協目標3-1、子育てサロン活動への支援とある。障がい児福祉計画ができたことで質問するが、障がい児の参加が活動にあったか。
社協
実際に活動されている方の中に、障がい児をかかえている方がいたかは把握していない。今後、そのあたり確認できるよう状況を聞いていきたい。
副委員長
発達障がい抱える方など幼少期に不安をかかえている方、どうしていいかわからないという親御さんがいると思う。こういった活動の中に、地域共生社会として意識して声をかけていただくことは大切だと思う。
社協
障がい児のことでいうと、放課後デイサービスが福進協と連携を取りたいと言って各地区定例会にきているので、今後、積極的に連携していきたいと思っている。
副委員長
放課後デイだと地域と別個になってしまうので、一般のお子さんとつながるような方法を考えてほしい。
委員
みどり学園・わかば学園が合併して新しくなる。相談支援体制なども社協の方が一緒に入ってくださると、強固なものになるのではないかと思う。活動するのは平成33年と昨日の会議で聞いた。その際は手を組んでいただきたい。
社協
社協は、市の障がい児相談支援事業を行っているが、市に新しくセンターができるので、連携・協力したいと思っている。
副委員長
コミュニティスクール推進のところで、平成30年度から全校指定となった。運営の中に、構成団体として福進協の参加はあるのか。学校と地域をつながぐことを目的に、意識的にやっているか。大きく貢献できる。
市
学校によってコミュニティスクールでは協議会を設置している。構成メンバーは確認させていただくが、メンバーには町内会長、地域活動している方メンバーになっているようだ。福進協の方がメンバーが町内会と一緒になっている地域もあるので、学校によっては、福進協がメンバーになっているところもあると思う。
副委員長
施策としては、コミュニティスクール推進と学校応援団の推進、これをリンクさせる必要がある。福進協がやっていることと学校応援団がやっていることは、ジョイントできることがあると思う。地域とつなぐこと、学校教育との連携・推進にもなる。
社協
東二、北二、南部などは、イベントがあるときは地域の学校との連携をしたりしている。地域と連携がとれている状況も見えている。
委員長
子育てサロン事業の事例はあるか。
委員
東二福進協では、幼稚園にあがるまでの子対象でやっている。でも、なかなか集まらない。チラシやSnsを使ったりしている。来る方が少ないのが実態。外国人の利用もある。
委員長
福進協の事業でもあるで、ぜひ、活発化させてほしい。
委員
子どもたちに福祉の活動、地域貢献活動を知ってもらいたい。大人の発表や子どもの発表をして互いに学んでいる。ボランティア活動は地味であるが、地域で発表の場を作ってくれるのは嬉しいと学校からの評価があった。
委員長
西部地区福進協が、この地域に設置されたこととなった。
居場所について何かあるか。誰もが安心して外出できる地域をつくるについてもどうか。バリアフリーに関する評価はどうか。
委員
交通の面ではかなり良くなってきているが、一番心配なのは、心のバリアフリーが課題。すごく難しいこと。私たちも全ては実行できてないと思う。私は優しさが大切だと思う。身体障がい者は、ハード面の充実が必要。こちらは、充実してきた。知的障がい者は、そうでない部分があり、皆さんが受け入れてくださるまでには、抵抗があるという人もいる。
委員長
ハードの部分とソフトの部分のバリアフリーがある。こういうのは、とりたててではなく、ごく自然な関係で成り立つのが望ましい。
委員
赤ちゃんの駅について。ずいぶん昔からの取組。私のNPO施設も赤ちゃんの駅になっている。減っているという報告があるが、施設にはステッカーが貼ってあるがそのほかにPrはどうしているか。公民館などは、掲示があったりするが、HPにはアイコンなどで掲示がされているのか。
子育て情報紙は、毎年作っているが、広報はしていない。施設側のほうにもアイコンを入れてもらえると良いと思う。昔に始まった事業なので、アンコールでやってほしい。
市
子育て情報紙を毎年作成している。子育てに関する様々な情報を掲載している。広報紙には載せていない。HPには載せていない。
委員
リストでは出ている。それだけではなく、ネットで施設のページにもアイコンか何かで掲示していただけると嬉しい。随分、昔の事業であるので、アンコールで赤ちゃんの駅になっていただける施設を募っていただけるとありがたい。育休とって、地域に出て行く人が昔より増えている。その人たちのためにも。
委員長
社協の運転ボランティア制度は、とても大きいことなことだと思うが、どのような活動をしているか。
社協
実際は、12~13人の方がグループとして活動している。週1~2回活動している。年間50~60件程度利用がある。リフト付き貸し出し事業もやっているので、その運転手としてボランティアをするという方もいる。男性のボランティアが多い。リフト付きの貸し出しは、108件、運転手付きは63件。合計で171件の運転ボランティア事業を行っている。
委員長
次の項目、目標4について、御意見・御感想ををお願いしたい。
委員
安全のまちづくりについて。防災キャンプを毎年やっている。今まではダンボールで、個人のスペースを仕切っていたが、それでは最近の状況に合わないということで、ダンボールを使ったベッドに切り替えている。障がいの方が寝泊りするには、一定の高さが必要であるということで、地域で勉強をしている。
体育館のトイレは、大勢で使うとすぐにつまる。マンホールを利用したトイレを作っている。体育館の中は、障がい者や女性専用とした。障害のある人や一緒に寝泊りができない人に一箇所別に設けて、専用のところを作った。施設から避難所までどうやってつれてくるか。車椅子の体験学習も地域で実施。何でも自分たちでできるように。子どもたちにも知ってもらいたいという思いからボランティア連絡会で、3つの小学校と1つの中学校で一緒に車椅子体験学習を日常からやっている。子どものうちから、障がい者に対する意識をもたせることが大事。
委員長
権利擁護の記載があるが、高齢者相談センターの立場からどうか。
委員
権利擁護については、家族が申し立てできないケースがある。申し立てを拒否する場合もある。市の出張申し立てはありがたいが、時間がかかるのが難。包括が相談受ける件数年々増える。認知症や障がいの相談もある。支援している人が支援できなくなったなど。相談内容の複雑化している問題あり。相談員の充実は必須。
副委員長
成年後見センターや権利擁護センターが市になく、社協での法人後見の実績なども無いなら、今後カギになる。ニーズは増えていくであろう。急にニーズが高まると思う。
委員長
次の計画には、このことについて考える必要あり。
委員
町内会の高齢化、編成人数減っている。市や社協から支援いただいている。事業展開しているが、各方面に網羅する必要あり。
委員長
民生委員はどうか。
委員
要支援者は手挙げ方式となっている。緊急連絡システムは、やってもらっている人多い。でも落とし穴があって、本人がブザーを押さなければ通報がいかない。安心料だけで、安心してしまっているようなもの。今後の対応考えなければならない。
市
資料にある避難行動要支援者の人数について。今までは75歳以上の方を全対象としたが、その中には元気な方もいる。75歳以上で要介護1~4、障がいの高齢者など、対象をしぼって31年度の意向の人数を見込んだ。
委員長
名簿に載っているからではなく、日ごろの訓練なども大切になると思う。
委員
今の避難行動要支援者は、高齢者が中心であるが、障がい者で重度の方もいる。週末は家に帰るとか、平日は施設に通っているとか、居場所が複数の方がいる。名簿はいくつも出さなければならないか。
市
住所のあるところで作成をするのが基本。ケアプランを作る際などは、その中に、複数の所在地を盛り込むようになっている。
委員長
防犯のことで気づかれたことがある方はいるか。
委員
防犯推進員が市内300人くらいいる。支部ごとに活躍している。順調に進んでいる。
委員長
社協の安心・安全のまちづくりもあるが、どうか。地域支え合いボランティアのアトム通貨の交付が減っている。
社協
年度途中の集計のため、減っているが、年間で見ると例年並みとなる。
委員長
全体的に見て、意見はあるか。
委員
私のところは調整区域で、高齢化率が高い。ボランティアする人が高齢化している。高齢の人が高齢の方を見る。東一での悩み。町内会も同じ。町内会の維持も合併が必要か。計画を立てるのは大切だが、今の地域状況を加味してほしい。
委員長
節目のチェックは必要になるであろう。その他、いかがか。
委員
一度、外部から年寄りの見守りやりたいと思ったが、民生委員の協力得られなくて、町会等協力得られなかったのは残念。月に1回、商店街に民生委員に来ていただいて、相談会を開催したが相談者は0だった。民生委員の協力は重要。形態を変えて、地域貢献できないか検討中。古着の引き取りを0円でして、選りすぐって販売をする。その売り上げを福祉施設にする構想もある。見守りは、商店会だけでは難しい。見ず知らずの人のところには入り込めない。商店街では、お得意さんが年々、年をとってしまって心配。長くやっているとお客さんも高齢になる。
委員長
気持ちが生きるところにつながってほしい。血縁よりも地縁と言われる。
委員
目標1-ナンバー2、障がい者に配った、ひとり暮らし高齢者緊急連絡カードは何枚だったか。障がい者福祉課も担当に入れてほしい。「ひとり暮らし高齢者、高齢者のみ世帯等実態調査」等に障がい者も入ると思うので、はっきりと明記してほしい。
市
把握していない。高齢者、障がい者の内訳は把握していない。担当課に確認する。担当課に、障がい者福祉課も入れる。
委員
目標1-ナンバー2「ひとり暮らし高齢者、高齢者のみ世帯等実態調査」等に障がい者も入ると思うので、はっきりと明記してほしい。
市
この施策には、障がい者は含まれていない。
委員長
委員からはこの施策には、障がい者も含まれるであろうとう話である。事業名を変えられるか、所管課に障がい者福祉課を含ませることができるのか、庁内で御検討願いたい。
市
承知した。
副委員長
地域共生社会をうたったときに、どうするのかを考える必要がある。事務局同士が調整をして、どう載せていくのか、重ねていくのか。上位計画の下の個別計画のうたいなおしでは意味がない。どう連動させるのか。それがこの計画である。
委員長
法律も変わった。障がい者と、高齢者は連動するものが多いと思う。別に考えるのではなく。活発な御意見もらった。地域福祉計画、社協活動計画は全体的には進展していると思う。今の段階での評価をさせていただいた。
⑶ 第3次計画の評価方法について
ア 事務局から説明が行われる。資料B参照
イ 委員の質疑及び意見の概要
委員長
質問あるか。
副委員長
次期計画は、法律も変わり、きちんと評価をするということが重要となっている。どのように評価をするのか。例示された資料で言うと、評価をするにあたっての指標をどうするのか、市広報、社協だより、タウン誌だとか、何をしたのか特集を組んだとか、HPのアクセス回数ココのページとか、根拠(エビデンス)をしっかりさせる。お決まりな評価にならないように。詳細な情報を集めて。福進協からみた計画のチェックですとか。いくつかの層でチェックす
るのであれば、その妥当性が担保できる。工夫してほしい。機能的にしていくための評価。次のプラン、実際の事業に反映することができる。質の評価は、市民の意識調査ではかれる。
委員長
評価する基準をどうするのかをご検討いただく。この委員で検討することになる。
特になし