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令和6年11月18日(月曜日)
午前10時から午後0時6分まで
市役所本庁舎3階 302会議室
伊藤信太郎、石井英子、竹内祐子、佐藤衣子、清水由紀子、須田邦彦、高橋靖子、山田幸雄、木村俊彦、上島博、橋本正明
欠席5名
市総合福祉部
伊藤部長、山口副部長
市福祉政策課
中村副課長
齊藤係長
須藤主任、金子主事
市成年後見制度推進室
井口室長、土田主査、高間主任
新座市社会福祉協議会
高野会長
竹之下常務理事兼事務局長兼総務課長
地域福祉課
大島課長、新野副課長
生活支援課
石野課長
1 開会
2 挨拶
3 委嘱状交付
4 議事
⑴ 委員長及び副委員長の選出について
⑵ 第4次新座市地域福祉計画・新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画の進捗状況について
⑶ 新座市成年後制度利用促進基本計画の進捗状況について
⑷ 新座市再犯防止推進計画の進捗状況について
⑸ その他
5 閉 会
・次第
・資料1 委員名簿
・資料2 第4次新座市地域福祉計画・新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画、新座市成年後見制度利用促進基本計画、新座市再犯防止推進計画 進捗状況(令和5年度実績)
公開 (傍聴者 0人)
・その他会議に出席した者
野火止五丁目~八丁目高齢者相談センター 中村センタ―長
新座市総合福祉部長
新座市社会福祉協議会会長
事務局案として、委員長に橋本正明委員、副委員長に飯村史恵委員とすることを提案
→委員から承認されたため、事務局案のとおりとする。
事務局から説明
委員長
事務局からの説明について意見、質問等あるか。
委員
3点質問したい。
1点目に、ナンバー2地域福祉活動がしやすい地域づくりについての質問である。福祉フェスティバルは、令和8年度に開催されるねんりんピックと関連してどのように開催する予定なのか。
2点目に、ナンバー3町内会、社会福祉協議会支部及び地域福祉推進協議会の活動の推進について、町内会加入率が減少している状況が資料を見ると分かる。今後、加入率を向上させるためにもデジタル化の取組が必要ではないか。
3点目に、(1)社会福祉協議会会員の加入促進について、社会福祉協議会の会員数の記載があるが、現在の会員数が町内会と同様に下がっていると思う。加入率の低下がどのくらい進んでいるか聞きたい。
事務局
1点目については、今後令和7年度の福祉フェスティバル実行委員会において検討をする。なお、ねんりんピックは新座総合運動公園において、令和8年の秋頃にマレットゴルフをやると伺っている。
2点目の町内会加入率については、所管課に意見を伝える。
3点目の社会福祉協議会の会員数について、令和3年度21,483世帯、令和4年度20,213世帯、令和5年度は資料のとおり、19,953世帯となり年々減少している。
委員
ねんりんピックについては、市民全員で協力する必要がある。
町内会の加入については、所管課にも確認したいと思う。
社会福祉協議会会員の加入率についてはかなり減っていると思う。加入促進、現状維持等のために考えは何かあるか。
事務局
社会福祉協議会の活動PRを積極的にやっていきたいと思っている。主に市内小中学校等で福祉教育という活動を行い、その際に参加した児童・生徒に社会福祉協議会のチラシ等を家庭に持ち帰ってもらい周知を行っている。また、会食ふれあい事業にて高齢者の方にPRして会員増加の促進を図っている。
委員
質問、高齢者に関する居場所の充実について、コロナウイルス感染症の影響や、利用者の高齢化等の理由によるサークルの解散が多くなっているが、公共施設への交通の便が悪いことが理由と思う。そこで、1点目に、誰もが利用しやすい公共交通機関の充実について、コミュニティバス「にいバス」運行の充実とあるが、路線を増やし運行本数を増やしたと資料に記載があるが、利用実績はどうなっているのか。令和3年度、令和4年度と比べて減少や増加など教えてほしい。
2点目に、⑸運転ボランティアの育成・確保について、運転ボランティアの減少とあるが、運転ボランティアとは何か。
3点目に、⑴高齢者・障がい者への見守りについて、ひとり暮らし高齢者の訪問見守り活動とあるが、今後の方針において事業の見直しとはなにを行うのか。
4点目に、⑺の⑵相談体制の整備について、成年後見制度の相談件数にて109件の相談実績があるが、相談があった中で成年後見制度の利用につながった人は何人いるのか。
事務局
1点目については、この場でお伝えできる実績数を把握していないため、所管課に確認し、報告する。
2点目の運転ボランティアは、車イスでの乗車が可能なリフト車があり、利用者に運転を依頼できる人がいない場合に、社会福祉協議会に登録している人に運転を頼んでいる。登録者は現在2人。利用実績は1~2人のみ。R5年度は8件の実績がある。
3点目については、令和5年度までは市で調査した高齢者と地域包括支援センターで支援が必要と思う人でずれが生じていた。令和6年度からは中止し、高齢者の保健事業や介護予防事業、地域包括支援センターで把握している情報で見守りを行うような形に変更するなどの検討をしていく。
4点目について、成年後見制度推進室の相談では、成年後見制度とはなにか、制度が利用できるのかといった相談が主になっている。成年後見制度の説明が多いので、制度の利用については専門機関に相談している状況である。
委員
にいバスについて、東久留米コース等が増えたが、ひばりヶ丘駅から老人福祉センターへのコースが廃止になった。民営バスだとバス停から老人福祉センターへかなり歩くことになり、とても大変な思いをしているため、老人福祉センターを利用しなくなった人がいると聞いている。また、駅までつながっていないコースがあるためとても大変だと思う。
委員
4点質問したい。
1点目に、(3)地域福祉活動等の場所に対する支援、地域活動の拠点の整備について、公共施設に拠点を整備すると記載があるが現状はどうなっているか。現在、公民館等にて相談対応をしていると思うが、あまり利用者がこない状況になっている。相談を待っているのではなく、地域に出ていくのも必要と思う。
2点目に、(1)包括的なネットワークの充実、生活支援体制整備事業について、多様な主体の協議体を設置するとあり、とても大事なことだと思う。しかし、現在の協議体の構成員は高齢者に偏っていると思う。地域福祉活動を担っている障がい者施設関係や、子育て等の関係者も協議体に参加するようにできればと良いと思う。
3点目に、(2)障がい者に関するネットワークの充実について、障がい者地域生活支援拠点の整備とあるが、地域の中で障がい者の支援がとても遅れていると思う。地域活動支援センターを拠点にして地域活動につないでほしいので、もう少し重点的にやるべきだと思う。
4点目に、高齢者相談センターによる総合相談について、ただ相談窓口を設置するのではなく、様々な課が連携して協力するつもりがあるのか。また、市役所の中だけでネットワークができるのではなく、地域の中にもないと困る。ネットワークの連携についてどう考えているか。
事務局
1点目について、相談者が来ないでただ座っている状態は良くないという考えはもちろんあるが、始めたばかりなのですぐに廃止ということではなく、継続して行っていくことで定着させたい。継続する中で、拠点の在り方について検討を進め、将来的にはサロン活動や地域活動に役立てたいと考えている。
2点目について、市としても様々な関係機関と連携を取り多様な主体が参加できるよう進めていきたいと考えている。
3点目について、地域活動支援センターの運営についても、第4次計画に位置付けているため、進めていきたいと考えている。
4点目について、今後、重層的支援体制整備事業の実施を検討するに当たり、市及び社会福祉協議会の関係課を集めて会議を開催する予定である。その中で、市・社会福祉協議会内外の関係機関との連携も進めていきたいと考えている。
委員
重度障がい者だと地域福祉活動を行うことも難しいと思う。重度障がい者の問題についても考えてほしい。
委員
全体的に高齢者がメインになっていると思う。今後新座市に定住するためには子どもに対する支援の充実も必要と思う。高齢者いきいき広場が誰でも利用できるとあるが、高齢者という言葉が使用されていると、子どもに関する関係機関は使いにくいのではないか。
委員
重度障がい者が地域に出ていくのが難しいのは、地域の問題ではないか。地域としては重度など関係なく支援する必要がある。地域福祉活動の拠点については、やり方が多くあると思うので、市や社会福祉協議会で協議をする必要があると思う。
3点質問したい。
1点目は、(7)地域支え合いボランティア事業の推進について、社会福祉協議会で取り組んでいる様々なボランティアをどう広げるかが問題だと思う。社会福祉協議会だけで行うのではなく、地域を上手く利用し活用できればいいのではないか。
2点目は、(2)社会福祉法人との連携について、具体的に社会福祉法人との連携とは何か。今後どのように連携をするか検討していれば教えてほしい。
3点目は、⑺の(4)リフト付乗用車貸出事業の推進について、運転ボランティアが高齢者に偏っている中で高齢者の免許返納等の問題がある。社会福祉協議会のボランティアも専門ボランティアに力を入れていると思う。専門だけでなく、一般の人が利用できるようなボランティアが必要。特に、退職した男性ができるようなボランティアがあると良い。
事務局
1点目について、生活支援体制整備事業の受託に伴い、生活支援コーディネーターを社会福祉協議会に移管し、地域の公共施設に配置しているため、生活支援コーディネーターを通じてボランティア等に活用できればと考えている。各拠点で生活支援コーディネーターが活動しやすいよう、高齢者いきいき広場については、社会福祉協議会本部との通信環境を整備したが、それ以外の施設はつなげられていない。今後、市と社会福祉協議会で協議し、進めていきたい。
2点目の社会福祉法人との連携について、様々な社会福祉法人があるが、法人同士でどんな活動ができるか法人同士で話し合う場や、今抱えている悩み等を話せる場所を作れるよう検討している。
3点目について、社会福祉協議会で地域団体と協力してボランティア講習を実施している。ボランティアのPRを講習等でしているが中々増えない状況である。今後、イベントや講習などを増やしていきたい。また、一般の方が参加できるボランティアについては、地域福祉推進協議会の各サロン活動においてボランティアができることを周知するため、チラシを作成して、学校に配布したりしている。
委員
(1)多様なボランティアの育成と活動拠点の提供について、障がい者福祉課が手話通訳者養成講習会を行ったと資料に記載があるが、聴覚障がい者でも手話ができる人は限られている。そのため、手話ではなく、要約筆記を利用できるようにボランティアを育成すべきではないか。しかし、講習が少ないためか要約筆記ができる人が少ないため、養成講座を行う必要があると思う。
委員長
どのようにすれば、ボランティア活動が活発になると思うか。
委員
諦めずに声をかけ続けることがとても大事になってくると思う。また、福祉の里等に行くまでの交通の便が悪いので難しいと思う。市の協力を得ながらやる必要がある。
委員
西部地区地域福祉推進協議会について、ようやく地域で活動ができるようになった。今後、様々な活動をしている協議体と早期に話し合い、統合ができればと思う。
委員長
地域で活動している人たちが統合の話を理解し始めていると思うので、協議が進められれば良い。
事務局から説明
委員長
事務局からの説明について質問あるか。
委員
国連から勧告を受けている成年後見制度を進めても良いのかためらいがある。専門機関の人だけではなく地域の人等様々な人が意見を出せるといいと思う。
事務局から説明
委員
福祉に関して、包括的な支援体制の整備が必要と言われているが、市のどの部署が中心となって福祉の包括的な体制を作っていくのか。何か課題に取り組むときに取りまとめを行うのはどの課になるのか。
事務局
市役所には福祉関係の部が3つある。福祉の包括的な支援体制の整備は福祉政策課で行うと市役所では組織されている。人員体制等問題が多くあるので、今後検討していきたい。また、社会福祉協議会との連携も福祉政策課が中心になっているので、今後も調整していきたい。
事務局
次回の会議は1月下旬から2月上旬を予定している。地域福祉活動の拠点や重層的支援体制整備事業について協議を行う予定