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平成21年度第1回新座市青少年問題協議会

ページID:0003409 更新日:2009年6月23日更新 印刷ページ表示

会議録

会議の名称

平成21年度 第1回 新座市青少年問題協議会

開催日時

平成21年6月23日(火曜日)
午後3時00分から午後5時00分まで

開催場所

 新座市役所 本庁舎 2階 全員協議会室

出席委員

須田健治会長・渡辺道機副会長・中村和平委員・小野大輔委員・
中村容子委員・金子廣志委員・小林正高委員・畑中悟委員・
大熊博委員・斉藤宗夫委員・山本志づ子委員・中村朋子委員・
山口六男委員・関根由美子委員・伊藤延世委員・須田邦彦委員
計16名

事務局職員

田部井利江教育総務部長・遠山泰久生涯学習課長・斯波治副課長・斉藤啓二主事・島中亮主事

会議内容

別紙のとおり

会議資料

次第資料

その他の必要事項

欠席委員
榎本賢治委員・岩上敏明委員・阿保資江美委員・牛山孝儀委員

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開  会(司会:斯波副課長)

2 あいさつ

 新座市青少年問題協議会会長 新座市長 須田健治
 新座警察署 生活安全課長 畑中悟
新任委員の紹介
中学校校長会 阿保資江美委員
小学校校長会 小林正高委員
所沢児童相談所 大熊博委員
新座市PTA・保護者会連合会 中村朋子委員
学校警察連絡協議会 岩上敏明委員
資料確認

3 議題(議長:須田会長)

意見具申(案)について協議

発言者内容

会長

 前回までの会議で、テーマを青少年の社会的自立を促す方策と決定し、協議を進めてきたところである。
今年度はこのテーマに基づき、どのような具体的方策を取るべきか御協議いただきたい。
協議する前に具体的方策案を事務局が用意したので、説明をお願いしたい。

事務局

 次第資料に基づき説明

会長

 説明のとおり、3案を提出させていただいた。来年度事業として予算化することを考えると、今年中に具体的方策を決定し
たい。本日の会議の進め方として、まず事務局案を協議したいと思うが、よろしいか。
→ 一同承認

提案1について、野火止用水は水の流れが止まっている箇所があるが、現在、水流の延長を計画しているところである。
クリーンキャンペーンは、現在どのように行っているのか。

事務局

夏のクリーンキャンペーンは、8月下旬の土曜日に行っており、地域のボランティアの方々とともに新座中学校が中心とな
って、下流域を清掃している。
春は3月上旬に第六中学校、西堀小学校、新堀小学校、石神小学校、ボランティア団体が上流域を清掃している。また、夏・春とも、地元町内会、ふれあい地域連絡協議会の御協力もいただいている。なお、春のクリーンキャンペーンについて、第六中学校から3月の開催では卒業式が近く、三年生の参加が困難であり、8月に行いたいとの意見があったため、今年度は夏に上流域・下流域の清掃を一斉に行えるよう調整中である。

会長

野火止用水だと、新座中学校・第六中学校だけになってしまう。
他の地域でも、それぞれ川の清掃活動を行っているようなので、それも併せて考えていきたい。

委員

 川のない地域もあるが、年に1回の活動なので、遠くても参加することは可能である。
その際には、せっかくなので、時間が長くなっても交流事業を行うべきではないか。

会長

 川のない地域は公園清掃に力をいれ、花壇の植替え等を行うのもいいと思う。

委員

 第二中学校は近くに川がないが、駅前や歩道等の清掃を行っている。そういった清掃を拡大するのもいい。
第二中学校区ふれあい地域連絡協議会では、市民清掃に青少年の参加を呼びかけている。
市民清掃に青少年を参加させてはどうか。

会長

 町内会等、地域行事への参加もいいが、青少年主体の事業も考えていきたい。

委員

 それぞれの地域で清掃することはいいと思う。中学校では生徒会主体で生徒に声をかけると、半数以上の参加がある。
各中学校の取組を同日に行えば、キャンペーンになり、中学のほか、地域の方や小学生の参加も見込めるのではないか。夏は草が伸びていて、ごみも拾いにくいので、秋に清掃の日を設けてキャンペーンをすればよいのではないか。

会長

 夏は蜂や蛇がいて、危険な面がある。年に1回のキャンペーンだと、清掃の回数が少ないのではないか。

委員

 キャンペーンの清掃は年に1回だが、それが啓発になり、普段から清掃をするようになるのではないか。

会長

 年に1回でも、例えば、川なら川底まで清掃するといった大々的な清掃を行えば、より啓発になるかもしれない。
子どもと大人の混成の班を作り、一緒になって清掃をすれば、交流が図れ、社会的自立のきっかけになる。

委員

 以前、市内の川でうなぎが釣れたという話を聞いたことがある。
川がきれいだったことを知っている大人と活動できれば、話を聞くこともできて、地域に愛着が持てるのではないか。

委員

 川を清掃するだけでなく、きれいにした川を活用することまで考えれば、大人の話を聞くことができると思う。

会長

 川で子どもに遊んでもらうなど、水辺空間を活用することは、市としても現在検討中である。

委員

 以前、青年会議所主催でイカダレースを行ったことがあったが、今はなくなってしまったようだ。

委員

 クリーンキャンペーンの拡大については、中学生だけでなく、高校生や大学生にも参加してもらい、三者が同じ班を組んで行動すれば異世代交流になるのではないか。

会長

 幅広い参加を求めることはいいが、高校生や大学生の参加が見込めるかどうかは疑問がある。

委員

 現在、高校等でもボランティア活動に参加しようという風潮がある。声かけをすれば参加してくれるのではないか。

会長

 高校等では学校独自の事業で清掃していただいているようであり、市主催事業の参加は難しいのではないか。

委員

 キャンペーンを行い、8割の青少年の参加があったとしても、2割は参加していないことになる。
その2割の子どもたちに目を向けていくことが大事なのではないか。

委員

 参加していない子どものほとんどが部活動等で参加できない子どもであり、参加したくないという子どもは、ほんの少数で
ある。

委員

 そういった少数の非行少年は、清掃活動等には何かきっかけがないと参加してくれない。しかし、きっかけを作って何回か
参加してもらうと、一生懸命手伝ってくれ、変わっていくことが多い。積重ねが大事である。

会長

 提案1については、各中学校を単位とした清掃活動を市全体で一斉に行う等、みなさまの意見を参考にして再度、考えさせ
ていただきたい。
それでは提案2についてはどうか。青少年市民会議では年2回行っているが、各学校ではどの程度取り組んでいるのか。

委員

 中学校では生徒会主催で長期休み明けの一週間、あいさつ運動を行っている。

委員

 町内会でも月に1回、小学校等で行っている。

委員

 あいさつ運動の際の声かけもいいが、市民全体が日常的に声かけできるようになるべきである。

委員

 あいさつで言えば、「おはようございます」や「おやすみなさい」等の基本的なあいさつができるよう、家庭がしつけること
も大事である。家庭・地域・学校が一体となった健全育成が大切であるが、やはり一番基本となるのは家庭である。

委員

 以前、作成した「新座っ子家庭教育7か条」を活用すればいいのではないか。現在、どれだけ活用されているか調査するこ
とも必要かもしれない。

事務局

 「新座っ子家庭教育7か条」は、今年度から青少年市民会議が増刷し、小学校の就学時健康診断にて配布予定である。

会長

 3年程経つと、なくなってしまうのではないか。何年かに1度、全戸配布してもいいのではないか。

委員

 厚手の紙であり、なくなるものではないので、何回も配布するより、家のどこかに貼ってもらえるよう啓発したほうがいい
のではないか。

委員

 貼ってある家は現在も残っているようである。PTAの会議等で題材として取り上げてもらうことも効果があると思う。
公共施設にも貼ってあるが、家庭用と同じ大きさであり、目立つようにもっと大きいものを貼ればよいのではないか。

会長

 「新座っ子家庭教育7か条」は、小さな子どものいる家庭向けに作られており、中学生以上の青少年への、効果はあまり期
待できないかもしれない。
小学校の就学時健康診断のほかに3歳児の健康診断にて配布するなど、活用を考えていきたい。

委員

 たとえ家に貼らなかったとしても、それを題材にして、家族で話合いをすることは、中学生であっても非常に効果があるの
ではないか。一つの条文を空欄にして、各家庭で決めてもらうのも話合いのきっかけになる。

会長

 提案2については、7月16日に心の声かけ運動があるので、当日の生徒の参加状況等を見て、次回協議していきたい。

委員

 生徒が積極的に参加するよう各中学校に呼びかける。

会長

 提案3については、新座には大和田はだかみこしという、担ぎ方に特徴のある伝統的なみこしがある。以前は、同じ担ぎ方
をする子どもみこしが大和田近辺の各地区にあったが、交通事情の問題もあり、現在はなくなってしまった。
地域の大人や上級生から担ぎ方を学ぶことは連帯感や社会性を育むいい機会であったので、これを再度、小学校を単位として行いたいというものである。

委員

 伝統的なお祭に参加するというのは、青少年の健全育成に大変有意義であるが、神事であるみこしを小学校が主体となって担ぐというのは、宗教上の行事を市が行うことになり、問題がある。

会長

 神事と切り離して、お祭だけのみこしと考えればいい。

委員

 みこしは神社からお札をもらい、それをみこしに入れるから神事になるものであるので、お札を入れなければ問題ないので
はないか。また、みこしは簡単なものであれば安価で作成できるので、各小学校で作成するのもいいかもしれない。

会長

 大和田はだかみこしは、担ぎ方が大変であり、交代要員が必要になる。小学校5、6年生を対象としても、全員が担げるこ
とになるので、大和田裸みこしの担ぎ方で行いたいと考えている。

委員

 私も子どものころ、みこしを担いだことがあるが、上級生から担ぎ方を教えてもらうなど、大変思い出に残っている。
特徴的な担ぎ方は、異世代交流にもつながるのでいいと思う。しかし、みこしは宗教的なイメージがどうしてもあるので、新しいみこしを作り、宗教とは関係ないものだとアピールすることが必要ではないか。

会長

 町内会では、みこしのほかに山車を引いているところもある。
山車や大人のみこし、小学校の金管バンド等、子どもみこし以外のものにも出てもらい、大々的なお祭にするのもいいかもし
れない。

委員

 山車ならば、低学年の子どもも参加できる。お祭は多くの子どもが参加できるので、方策として有効かもしれない。

会長

 市民に対して、大和田はだかみこしの宣伝にもなり、伝統文化の継承にも繋がるのではないか。
提案3については、既存のものとはイメージの違うみこしを各小学校で作り、宗教的な事業にならないよう気を付ける等、今日いただいた意見を参考に、次回協議を進めさせていただきたい。
本日は提案させていただいた三案について協議したが、次回以降、この三案について更に協議していきたいと思うが、よろ
しいか。
→ 一同承認

事務局

 次回の会議は8月末から9月に開催予定ですので、みなさまの御出席をお願いしたい。

4 閉会(渡辺副会長)


新座市青少年問題協議会