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平成25年2月20日(水曜日)
午前10時00分から
午後11時50分まで
新座市役所本庁舎 全員協議会室
須田 健治 会長・関根 由美子 副会長・浅野 寛子 委員・佐藤 重忠 委員・芦野 修 委員・木村 俊彦 委員・金子 廣志 委員・渡辺 憲司 委員・船津 三樹男 委員・長沼 文彦 委員・鈴木 真一 委員・荻野 記代子 委員・山本 志づ子 委員・長谷川 栄 委員・伊藤 延世 委員・牛山 孝儀 委員 計16名
教育総務部 小山 忠彦 部長
生涯学習課 池田 秋義 課長・山口 聡 副課長・冨樫 浩一 主査・中森 千明 主事・藤田 智美 主事・古田土 惠利 主事
別紙のとおり
平成24年度児童生徒における携帯電話の利用状況に関する調査結果について
公開
(傍聴者 0人)
榎本 淳一 委員・齋藤 宗夫 委員・山口 六男 委員・須田 邦彦 委員 計4名
午前10時開会(司会:中森主事)
開会に当たり、須田会長及び新座警察署生活安全課長鈴木伸一氏からあいさつがあった。
(進行:須田会長)
事務局 事務局から資料1・2について説明
会長 先日、小中学生による子ども議会を実施した。その中で、小学生から小学生の職場体験を実施してはどうかとの提案をいただいた。
しかしながら、小学生の安全面への不安から、なかなか受入れ先がないのが現状である。
委員 保護司会長からのお知らせを預かってきている。現在保護司会では、「社会を明るくする運動」として駅前啓発活動や声かけ運動への参加を実施しているが、今年4月17日の半僧坊大祭でも、第1回目の「社会を明るくする運動」を実施予定である。
委員 方策案3に関連して、現在中学生が実施しているボランティア活動について、具体的な説明がほしい。
事務局 新座中、第三中、第六中でそれぞれ名称は異なるが、奉仕委員会を設置しており、野火止用水クリーンキャンペーン等を実施している。
委員 第四中では「ボランティアカード」を配布し、有志を募って実施している。
委員 柳瀬川クリーン作戦を第四中と共に実施してきた。中学校生徒会、大学生、第四中卒業生が参加し、この活動をとおして中学生も知っている人が増えていっている。
案3を実施するなら、「受け皿づくり」「つなげ役」が必要である。
委員 柳瀬川クリーン作戦では、大人と子どもでグループを作り、実施し、活動後体育館等で話し合いをしている。部活動に参加していない子や生徒会の子の参加が多かった。
委員 立教大学野球部が、月に1~2回周辺のゴミ拾いをやってくれている。成人式の日は、雪かきをやってくれていた。
深夜のコンビニ前でたばこを吸う中高生を見たりする。コンビニ等の外には灰皿を置かないようにしてほしい。
委員 川口市では、ネット上の書き込みの見張りをしている。他市と比較できる資料があればほしい。
事務局 県では、「サイバーパトロール」を実施している。見つけると各市教育委員会に通報が入るようになっている。
会長 次回、事務局は県の「サイバーパトロール」についての資料を配布するように。
委員 県の「サイバーパトロール」について、説明する。
行田市を拠点にして、専門の職員3名が24時間体制でブログ等での飲酒、喫煙、誹謗中傷等がないかをチェックしている。
今朝、本市に1件通報があった。ブログにお酒を飲んでいる女子生徒の写真と「おいしかった」等のコメントが書かれていた。
県の予算削減で、このサイバーパトロールをなくそうとしている。学校のパソコンではフィルタリングされており、検索できないため、県にはぜひ続けてほしいと要望しているところである。
会長 アクセス数を伸ばすために自分でそのような写真をアップするとは驚きである。
委員 先日子育てネットワークの意見交換会に出席した。児童センターでは、小中学生にお手伝いとして参加してもらう事業を企画しているという。児童センターを受け皿とするのもよいのではと思った。また、児童センター職員にココフレンド事業に携わっていただくのはどうか。
会長 既に各中学校でボランティア活動をしているのであるから、改めてボランティア連絡協議会を組織する必要はないのではないか。
委員 東日本大震災以降コミュニティを作る大切さに大学生が気付き始めた。地域へのかかわりは簡単ではない。学校は事故を心配する。ボランティア活動に参加する子どもたちの声を調べてほしい。動きやすい体制づくりを考えてほしい。
会長 子ども議会で、災害時、中学生が助けてもらう側ではなく、助ける側もできるのではないか。ごみ出しが大変な高齢者のごみ出しを中学生が交替ですることもできる。そういった仕組みはないかと提案された。できることをできる範囲で、学校だけでなく地域で実施できたらと思う。
委員 子どもたちは、やれと言われるとやらないが、自分たちでやろうと決めたことは熱心に取り組む。子ども同士で話し合える場を作ることも必要だと思う。
会長 新堀地区に隣接する清瀬市の消防署では、小学生に消火器の使い方を教えてくれた。
委員 消防訓練の時、市内中学校でも消火器の使い方・火の消し方を教えている。
会長 町内会ではどうか。
委員 西分町内会には109人の要援護者がいる。防災訓練を町内会でもやっているが、高齢化しているため、子どもたちにも参加してもらえるようにしたい。高齢化のため毎月の広報紙配布も大変で、町内会を辞める人も増えている状況である。子どもたちを道具としてではなく、小さい時から頼られる人、役に立つ子どもを育てるという意味で地域とのかかわりを深める必要があると思う。町内会でも取り入れたいと思う。
委員 教育シンポジウムで、「親の言うことは聞かないが、大人の言うことは聞く」と聞いた。
町内会の祭りでも子どもたちが自分から手伝うようになり、素晴らしいと思った。(第四中学校区)
委員 下請けのように子どもを使うのではうまくいかない。役割を持ってもらうことが大切である。
フェスタ実施までに4回の会議を開催し、この会議には高校生の参加もあった。また、中学生が看板作りをしてくれた。ある程度任せること、子ども扱いしないことが大切である。また、自分たちで考え、やり始めることを見守ることが大切である。
会長 市内に5つの老人福祉施設があり、以前は複数の施設で中学生ボランティアの受入れを行っていたが、中学生向けの仕事を作ったりと受入れ準備が大変であるため、現在は殿山亀寿苑のみの受入れとなっている現状である。子どもたちも行けと言われて来ている感じや何をやっていいかわからない状態のようである。
委員 立教大コミュニティ福祉学部の学生が、車いすの使い方の練習をしている。この様子を中学生に見学させたり、子どもたちに教えてもらったらよいと思う。そして、老人福祉施設でのボランティア活動に参加させてはどうかと思う。
委員 小中学校との連携が大切である。立教大学、十文字学園女子大学、跡見学園女子大学などと連携していくことが大切だと思う。大学からの提案よりも、市からの提案の方が大学も乗ってくれる。
委員 子どもたちに対し、交通安全教室等を実施しているので、子どもたちが一般の方たちに伝えられる機会があると良い。自分の知識が深まるし、地域行事等で地域にも還元できる。子どもが絡むことで違う視点でいろいろな世代にアピールできると思う。
委員 様々な年代に関わってもらうことは大切である。朝霞青年会議所では寺子屋運動(子ども大学)をやっている。大学生を中心に、子と子の親が参加している。子も親も学べると良い。
委員 子どもたちは押しつけではやらない。自発的なことは積極的にやる。殿山亀寿苑に行くなどの御膳立てでは子どもは乗ってこない。子どもがどういうことをやりたいか、やれるのかなど自由に意見を言える場があると良い。
子ども同士の横のつながりをどう作ってあげられるのかをここでもう少し総合的に考えられると良い。
今の子どもたちは、グループに偏り、グループ外とのかかわりに抵抗がある。
方策案1も重要である。地域も一緒になって学べる場を作ることも今日の意見を聞いて大切だと思った。
委員 和光の司法研修所では、重大少年犯罪の特徴を研究している。
そこで重大少年犯罪を犯す子の特徴として、(1)自己存在感が希薄な子が多い、(2)自己実現・成功感の少ない子が多い、(3)自分に誇りを持っていない子が多い、(4)家族への愛情が希薄な子が多い、(5)友人とは利害関係でつながり、真につながっていない子が多いようである。
ボランティア活動を通して自分を認めていくことが大切である。
子どもの犯罪を踏み留めるには、これらの犯罪を犯す子の特徴を改善していくことが大切だと思う。
方策案3のボランティア促進は、社会の一員としての意識を高められて良いと思う。
委員 今日の会議は勉強になった。
ボランティアに参加する子どもたちはどういう子たちなのか。犯罪に走る子ではない子が参加すると思う。犯罪を犯す子たちをいかに継続して参加させられるかを検討してほしい。そして、犯罪に走る子たちを救えたらと思う。
会長 方策案4は空欄となっているので、今回出た御意見を踏まえ、次回会議までに皆さん具体的な案を持ってきてほしい。時間の関係で、本日はこの程度とさせていただきたい。
副会長 皆さんの御意見にうなずくことばかりであった。
アトム通貨についてだが、もっと子どもたちに対して活用してほしい。例えば、第四中のボランティアカードが貯まったらアトム通貨と交換できるなど、もっと子どもたちに還元してほしい。
・次回会議日程について
5月下旬開催予定
午前11時55分閉会(関根副会長)