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令和4年度第2回新座市緑化推進協議会

ページID:0123833 更新日:2023年1月18日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和4年12月20日(火曜日)
午後3時から午後5時30分まで

開催場所

市役所 本庁舎5階 第2委員会室

出席者

新座市長 並木傑

委員 伊藤智砂子、鈴木芳宗、小野由美子​、助川昇、赤坂信、宮崎正浩、石井修、西牧善信、平片五十二、長谷川博正、山本実

事務局職員

まちづくり未来部副部長兼みどりと公園課長 久米田英之

みどりと公園課副課長 櫻井正博

みどりと公園課専門員兼みどりの係長 葛西正光
 
みどりと公園課主任 木村俊介
 
みどりと公園課主事 下田尚希
 
みどりと公園課主事 佐々木貴紀

会議内容

1 開会

2 あいさつ

3 議事

 ⑴ 計画全体の概要説明及び前回会議(令和4年6月28日)以降の主な修正箇所について

 ⑵ パブリック・コメント等意見募集に係る報告

4 その他

5 閉会

会議資料

1 次第

2 委員名簿

3 座席表

4 資料1主な修正箇所一覧

5 資料2新座市みどりの基本計画(素案)に係る意見募集結果

6 新座市みどりの基本計画(素案)※令和4年12月

公開、非公開の別

公開(傍聴者なし)

その他の必要事項

なし

審議の内容

1 開会

2 あいさつ

市長から挨拶があった。

3 議事

⑴ 計画全体の概要説明及び前回会議(令和4年6月28日)以降の主な修正箇所について

会長)事務局から説明をお願いする。

 

事務局)それでは、議題⑴について、事前に郵送した「資料1 主な修正箇所一覧(前回会議(令和4年6月28日)以降)」に基づいて説明する。また、計画全体の概要説明として、章ごとに内容の説明を行いながら進めていくため、併せて「新座市みどりの基本計画(素案)R4.12月版」をご覧いただきたい。

 

〇 まず、改めて「みどりの基本計画」とは、どのようなものなのか、簡単に説明する。素案の第1章1ページ目にも記載があるとおり、「みどりの基本計画」とは、都市緑地法第4条の規定に基づき市町村が策定する「緑地の保全及び緑化の推進に関する基本計画」で、みどりに関する総合的な計画である。

 この「みどり」という言葉には、森林、農地、公園など幅広い意味が含まれており、本市では、平成18年3月に現行計画である「新座市緑の基本計画」を策定した。こちらの計画については、令和2年度を最終目標年次としていたことから、現在改定作業を行っているところである。

 

第1章

事務局)それでは、本題に入りたいと思う。素案1ページ目から始まる、第1章「計画の概要」では、「計画改定の趣旨」「計画の位置付け」などの「みどりの基本計画」の説明のほか、「対象とするみどり」「みどりの役割」など、「みどり」とはどのようなものか、また、「みどり」の役割や機能について、説明している。

 

〇 この第1章では、前回会議以降、主な修正箇所として3点挙げている。資料1「主な修正箇所一覧(前回会議(令和4年6月28日)以降)」をご覧いただきたい。

 

〇 一つ目の修正箇所として、素案1ページ目「1-1 ⑵改定の目的」について、修正前の素案については、改定が2年先送りになっていることを記載していなかったが、現在改定中の本市の最上位計画である「第5次新座市総合計画」に、改定が2年先送りになっている趣旨の記載があることから、整合を図る形で、みどりの基本計画の改定が2年先送りになった理由を追加した。先送りとなった理由としては、記載のとおり、上位計画である「第5次新座市総合計画」が新型コロナウィルス感染症等の影響により、策定が2年先送りになり、整合を図る必要がある「みどりの基本計画」についても、改定を2年先送りすることとした。

 

〇 次に二つ目の修正箇所として、素案2ページ目に「新座市みどりの基本計画とSDGsの関係」を追加した。こちらについても、「第5次新座市総合計画」を始め、同時期に改定を迎えている諸計画に「SDGs」についての記載があるため、整合を図る形で本計画にも記載を追加した。

 

〇 最後に三つ目の修正箇所として、素案4ページ目の下部に、漢字の「緑」をあえてひらがなの「みどり」と表記する理由を追加した。

  なお、現行の計画については「緑」は漢字で表記している。

  第1章の説明は以上になる。

 

会長)農地について、素案4ページ「その他」に生産緑地地区以外の農地とあるが、いわゆる普通の農地はこの項目に該当するということか。

 

事務局)本市は、市街化区域と市街化調整区域に分かれており、生産緑地地区は市街化区域内のみに存在しているが、市街化区域内には生産緑地地区ではない農地も存在しているため、素案4ページ「その他」には、市街化区域内の生産緑地地区ではない農地及び市街化調整区域内の農地が該当する。

 

会長)農地全般もみどりに含まれるということか。

 

事務局)そのとおりである。

 

委員)素案2ページに誤字がある。

 

事務局)修正する。

 

第2章

事務局)それでは、素案9ページ目から始まる第2章について説明する。

    第2章では「新座市の概況とみどりの現況」として、前半で新座市の概況及びみどりの現況を表やグラフで表しながら説明をしている。また、素案20ページ目から始まる後半では、令和元年に実施した、みどりに関するアンケート結果を記載している。こちらのアンケートについては、市民個人に対するアンケートと保育園や福祉団体など、日常的に市内の公園を利用している団体に対するアンケートを実施している。

 

〇 第2章の修正箇所としては、素案12ページ目「2ー2 新座市のみどりの特性 ⑵歴史・文化を伝えるみどり (2)野火止用水(県指定史跡)」について、修正前は「野火止用水クリーンキャンペーン」の記載があったが、現在、猛暑と新型コロナウイルス感染症の影響で事業休止中であり、再開の目処が立っていないとの報告が所管課からあったため、記載を削除した。

  第2章の説明は以上になる。

 

会長)素案20ページからの意向調査について、エ 身近な公園の数のアンケートでは、多い・少ないの回答が半々となっている。素案中には、この結果についての分析や対策等の記載がない。つまり、市として取組んでいることは書かれているが、これらのアンケートには答えていない。しっかりと取り扱うべきである。公園に対する存在や理解があまり行き渡っていないのではないかと思う。また、素案33ページからの「場所ごとに見たみどりの印象の比較」について、どういったところが特に印象か、アンケートで細かく聞いているか。

 

事務局)素案に載せているアンケートについては、主だった結果を載せている。細かい場所の印象については、平林寺や妙音沢、野火止用水などの項目の中でどこが印象深いかの調査をしており、結果は把握している。

 

委員)意向調査について、年代や構成等でも分析してみてはいかがか。

 

事務局)今回のアンケートについて、市民2,900名を無作為で抽出しており、地域及び年齢の区分については、すべて平均になるように調整している。ただし、回収した1,070件のなかで年代を分けると、10代の割合が2%程度しかなく、年代が上がるにつれ、回答率が上がっているというのが現状である。

 

会長)みどりに関心を持ってもらうようにしていくのが必要である。

 

委員)意向調査を活かさなければならないが、目的に沿って、計画に反映はできているかの確認がしたい。

 

事務局)そのとおりである。

 

委員)この計画について、公園や緑地等の施設情報が得られるように、QRコード等を載せてガイドブックとしても活用できるようにしたら、SDGsにつながるのではないか。

 

第3章 

事務局)それでは、素案29ページ目から始まる第3章について説明する。

    第3章では、「計画の達成状況と課題」として、前計画(現行計画)と本計画での「みどり」の量やアンケート結果の比較、前計画で設定した数値目標の達成状況の説明をしている。また、これらの結果からみた課題を素案39ページ目から始まる章の後半に記載している。

    第3章については、前回会議からの修正箇所は無いため、説明は以上になる。

 

会長)素案31ページに記載の地域森林計画対象民有林とは何か。

 

事務局)森林法に基づく、都道府県知事がたてる地域森林計画の対象となる民有林のことである。

 

委員)地域森林計画対象民有林はどのあたりに所在しているか。

 

事務局)地域森林計画対象民有林は73haほどあるが、市内に点在しており、憩いの森等も含まれている。

 

第4章

事務局)それでは、素案41ページ目から始まる第4章について説明する。

    第4章では、「計画の基本方針と目標」として、これからの本市の「みどり」についての「基本理念」、実現を目指す将来のまちをイメージした「みどりの将来像」、「みどりの将来像」を実現するために設定する「基本方針」について説明している。また、素案45ページ目では計画目標として、20年後を想定した数値目標を定めている。

    なお、「基本理念」及び「みどりの将来像」については、庁内関係課の職員で構成された委員会において挙げられた意見を基に設定している。

 

〇 第4章については、素案42、43ページ目を修正している。

  まず、素案42ページ目の(1)核となるみどりについて、「多自然緑地核」を「多自然緑地帯」に変更している。「多自然緑地核」については、連続した斜面林などの変化に富んだ緑地をイメージしているが、固定的ではなく、より動きや流れが感じることができる「帯」という表現に改めた。

  次に、同じく素案42ページ目の(2)みどりの回廊について、「水とみどりの回廊」と「時の回廊」を一つにまとめ、「水と時の回廊」とした。こちらについては、素案43ページ目の「みどりの将来像図」を含め、項目を減らすことにより、より分かり易さを重視するため修正した。

  最後に、素案43ページ目の「みどりの将来像図」について、緑の円で表示している「大規模緑地核」の「大和田二・三丁目地区土地区画整理事業地」を「(仮称)大和田三丁目公園」に変更した。また、凡例の配色を分かりやすい色に変更し、地図上に写真を追加した。

  第4章の説明は以上になる。

 

会長)素案45ページの都市計画区域人口について、目標年次が人口減となっているが。

 

事務局)第2章でも触れているが、この数値は、国立社会保障・人口問題研究所のデータに基づいている。

 

委員)素案45ページの⑶ 都市公園の目標水準について、都市公園の全体の量の記載があれば積算できるので分かり易くなると思う。

 

委員)都市公園一人当たりの面積の計算について教えてほしい。

 

事務局)数値の根拠となる情報の追加記載を検討する。

 

第5章

事務局)それでは、素案47ページ目から始まる第5章について説明する。

    第5章では、第4章で設定した3つの「基本方針」をそれぞれ細分化し、これまで実施してきた施策や今後活用が期待できる制度などを記載している。具体的には、まず「基本方針1 みどりを守る」について、「雑木林」「水辺」「農地」などの「保全」に焦点を当て、説明をしている。

    次に、「基本方針2 魅力あるみどりを創る」については、主に道路、公共施設や民間施設の緑化、公園の整備について記載している。

    最後に、「基本方針3 みんなで取り組む」については、「市民ボランティア活動の推進」や「維持管理の仕組みづくり」など、市民、事業者、行政など様々な主体による協力体制について、また、みどりに関する啓発について記載している。

 

〇 第5章の修正箇所について説明する。

  まず、一点目は素案51ページ目に「ガバメントクラウドファンディングの活用」のページを追加した。こちらについては、昨年度、「残したい雑木林循環プロジェクト」と題し、枯枝粉砕機(ウッドチッパー)を購入するために寄附を募り、200万円の目標金額に対し、61件、698,000円の寄附が集まった。今年度、チッパーを購入させていただき、現在、新座市グリーンサポーターの活動で活用している。

 

〇 次に、修正箇所二点目は、素案52ページ目に「森林環境譲与税の活用」のページを追加した。こちらの「森林環境譲与税」については、平成31年度から都道府県及び市町村に譲与されているものであり、木材利用の促進や森林整備などに関する費用として活用できるものとなっている。本市では、近年、全国各地で拡大している「ナラ枯れ」と呼ばれる枯れ木被害に対する対策費用として活用しており、今年度についても、市内管理緑地にて対策事業を実施している。

 

〇 最後に、修正箇所三点目は、素案66ページ目「5ー2 基本方針2「魅力あるみどりを創る」⑴みどりの創出 (4) 民有地における緑化の推進」に「民有地における開発緑化面積」のグラフを追加した。本市では、一定規模以上の開発行為等に対して緑化基準を設けて緑化を義務付けており、その実績値をグラフにしたものになる。また、同じページ内の(5)「市民による緑化活動の推進」を「共創による緑化活動の推進」に修正し、内容に関しても若干の修正を行った。さらに、「共創」という言葉を用語集に追加した。

  この「共創」という言葉については、「第5次新座市総合計画」において新たに使用されている言葉であり、「多様な主体と対話しながら、共に新しい価値を創り上げていく考え方」という意味である。

  本市では、これまで市民と行政が相互に協力して取り組む「協働によるまちづくり」が進められてきたが、まちづくりにおける課題が多様化・複雑化する中、行政のみによる課題解決が今まで以上に難しい状況になってきている。こうした状況を踏まえ、「第5次新座市総合計画」において、「協働」の視点を更に前進させ、市民、各種団体、民間企業などの多様な主体と行政が相互に手を携えながら、「共創」による課題解決に取り組んでいく方向性としている。

  なお、本計画内に「協働」という言葉が使用されている箇所が数カ所あるが、今後、「協働」と「共創」の使い分けについて、内部で検討していきたいと考えている。

  第5章の説明は以上になる。

 

会長)素案53ページに記載の、「森の子くらぶ」とは実在しているのか。

 

事務局)実在しており、所管は生涯学習スポーツ課になる。

 

委員)素案52ページのナラ枯れについて、再生のための予算確保も検討してみてはいかがか。伐採と同時に苗木を補植することで、森林再生のスピードも速くなると考える。

 

委員)素案42・43ページ及び56ページを見ていくと、残る緑地が明確になりつつあるため、今後、保全策を見出してみてはいかがか。

 

第6章

事務局)それでは、素案73ページ目から始まる第6章について説明する。

    第6章では、「みどりの配置方針」として、緑地を「環境保全」「レクリエーション」「防災」「景観構成」の4つの機能に分類し、それぞれの機能について、図で示しながら、配置方針を説明している。また、印刷製本した際に、左側ページが文章での説明、右側のページがそれを示した図になるような構成となっている。

 

〇 第6章の修正箇所としては、一点目、素案76ページ目の⑵レクリエーション系統の配置方針 (1)「日常圏を対象とした緑地」をより分かりやすい表現とするため、「日常的に利用できる公園」に修正した。

  次に二点目、同じく⑵レクリエーション系統の配置方針の配置方針図について、地図上で左上の辺りにある「大和田運動場」を「STECフィールド大和田」に変更した。こちらについては、公共施設等に企業の社名や商品等のブランド名を名称として付与する「ネーミングライツ事業」により、名称が変更されたため、合わせる形で変更した。また、ほぼ同じ場所に、「広域圏を対象とした緑地」として「(仮称)大和田三丁目公園」を追加した。

  第6章の説明は以上になる。

 

会長)素案81ページの景観構成系統の緑地の配置方針図の凡例の上から2番目について、4色でまとめられており、分かりづらいと感じた。

 

事務局)表記の仕方について修正を検討する。

 

第7章

事務局)それでは、素案85ページ目から始まる第7章について説明する。

    第7章では、「緑化重点地区の計画」として、新座駅北口土地区画整理事業地を緑化重点地区として設定し、現状、課題、今後の整備方針について記載をしている。

 

〇 「緑化重点地区」とは、都市緑地法において「緑の基本計画」に位置づけることとされる地区であり、「重点的に緑化の推進に配慮を加えるべき地区」となっている。

 

〇 国土交通省から示されている「都市緑地法運用指針」によると、駅前等都市のシンボルとなる地区や防災上緑地の確保及び市街地における緑化の必要性が比較的高い地区などが対象地区として挙げられており、現行の計画では、「新座駅南口土地区画整理事業地」及び「新座駅北口土地区画整理事業地」が「緑化重点地区」に設定されている。

 

〇 改定計画においては、現在も土地区画整理事業が進行中であり、今後、新座市の新たな都市拠点となることが期待される「新座駅北口土地区画整理事業地」を「緑化重点地区」に設定した。

 第7章については、前回会議からの修正箇所は無いため、説明は以上になる。

 

会長)素案87・88ページの各図について、方位の整合性を図ってほしい。

 

事務局)修正する。

⑵ パブリック・コメント等意見募集に係る報告

会長)事務局から説明をお願いする。

 

事務局)それでは議題⑵について、事前に郵送した「資料2 新座市みどりの基本計画(素案)に係る意見募集結果」に基づいて説明する。

 

〇 令和4年10月1日から同年10月31日の期間で、市民等から意見を募集するパブリック・コメント及び市議会議員への意見照会を実施した。その結果、パブリック・コメントの意見として市民個人の方から1件、市議会議員への意見照会に対する意見として4件、計5件の意見を頂いた。

 

〇 まず、パブリック・コメントで頂いた意見について、説明する。

  提出された意見の概要としては、市内の土地開発が進み、森や空地が少なくなっていることを危惧していること、また、市が土地開発に協力的なのではないかとの意見、公園のベンチに背もたれを付けて欲しいとの要望であった。

  回答としては、開発行為等に対し、市は指導する立場にあること。また、一定規模の開発行為等を行う場合、原則として事業者に対し公園の設置を義務付けていることを回答した。

  なお、計画に対する意見では無かったため、計画への意見の反映はない。

 

〇 次に、市議会議員への意見照会で提出された意見について、説明する。

  まず、一つ目の意見として、素案の50ページ目「(5)雑木林の維持管理 ア仕組みづくり (ア)(イ)」と記載があるが、ここに(ウ)として、樹木医の活用を盛り込むべきではないか、との意見を頂いた。

  回答としては、市では、必要に応じて造園業者や樹木医等に助言を頂きながら維持管理業務を実施しており、「ア 仕組みづくり」の文中の「日常の管理」の中に含まれているとの認識から、修正は行わないと回答した。

 

〇 次に、二つ目の意見として、同じく素案の50ページ目「(5)雑木林の維持管理 イ 新座市グリーンサポーター」について、「グリーンサポーターの拡大に向けた取り組みを盛り込むべきではないか」という意見及び「ジュニアグリーンサポーターの育成」について、意見を頂いた。

  「グリーンサポーターの拡大に向けた取り組みを盛り込むべきではないか」という意見に対しては、本市としても、「新座市グリーンサポーター」は市内雑木林の維持管理活動の中心であり、活動の拡大は重要な要素であると認識した上で、具体的な取り組み内容については、来年度以降策定予定の「(仮称)新座市みどりの基本計画アクションプラン」に位置付けることを回答した。

  「ジュニアグリーンサポーターの育成」については、「新座市グリーンサポーター」の活動日が平日である等の理由から、直ちに実施することは困難であると判断し、今後の緑化推進施策の検討に当たっての参考とさせていただいた。

 

〇 次に、三つ目の意見として、素案69ページ目の(2)公園の計画的なリニューアルについて、「旧和式トイレへの計画的整備も盛り込むべきではないか」との意見を頂いた。

  こちらの意見に対しては、(2)公園の計画的なリニューアルの文中の「リニューアル計画の策定」の中に含まれているという認識の元、素案の修正は行わないとした上で、来年度以降策定予定の「新座市みどりの基本計画アクションプラン」の策定に当たっての参考とさせていただくことを回答した。

 

〇 最後に、四つ目の意見として、素案69ページ目の(5)市民・事業者・行政の共創によるパークマネジメントの検討について、「公園の維持管理についての記載はあるが、公園の運営管理についても記載すべきではないか」との意見を頂いた。また、素案70ページ目下部の(2)維持管理の仕組みづくりについても、「維持管理だけでなく、運営について記載すべきでないか」との意見をいただいた。

  こちらについては、頂いた意見を基に、素案の修正を行った。

意見を頂いたどちらの箇所についても、「運営」に触れる形で文言の修正を行った。また、用語集に「パークマネジメント」を追加し、修正前の素案69ページ目の(5)「市民・事業者・行政の協働によるパークマネジメントの検討」の「協働」を「共創」に修正した。

 

  議題⑵については以上になる。

 

会長)ジュニアグリーンサポーターについては、夏休みや冬休みなどの期間で実施することも可能であると考える。また、今後もグリーンサポーターのケアは必要である。

 

委員)用語集にSDGsについて詳しく載せてはいかがか。

 

委員)さきほどの話になるが、新座市の都市公園の一人当たり面積は、他市と比べてどうか。あまり多いようには感じない。また、素案42ページのみどりの回廊に関して、駐車場などのアクセスの整備等をアクションプランに盛り込んだほうが良いと考える。

 

会長)今後、市民の意向調査はしっかり揉んでほしい。また、市民への公園に対する周知も努めてほしい。

4 その他

会長)事務局から説明をお願いする。

プリンセス雅について

事務局)事務局より1点提案事項がある。新座駅南口公園内にある3本の桜「プリンセス雅」についてである。

 

〇 この桜が植樹された経緯としては、平成15年に、野火止用水開削350年記念事業として新座駅南口公園に植樹された。本市在住の日本櫻学会会員及びプチぶんか村編集長から、市民に親しまれるように「野火止桜」と呼称し、樹名プレートを設置したらどうかとの提案をいただいた。この提案を受け、市民にも本市について興味を持ってもらえるきっかけづくりとして看板を設置したいと考えている。

今回の案について何か意見があれば伺いたい。

 

会長)ただいまの事務局の説明について、御意見があればお願いする。

 

(意見無し)

 

事務局)「野火止桜」については、今年度中にプレート看板等を設置していく。

「新座市みどりの基本計画」の今後の予定について

事務局)

〇 計画の最終決定は令和5年3月に予定されている庁議にて決定される。

 

〇 それまでの期間、事務局では細かな文言の修正や人口の時点修正など精査を行う。

 

〇 意見等がある場合は、連絡頂きたい。

 

〇 「新座市みどりの基本計画」を含む本市の各種個別計画の上位計画である「第5次新座市総合計画前期基本計画」のパブリックコメントが今月27日から令和5年1月26日の期間で実施される予定である。このパブリックコメントの結果などにより、計画の内容に大幅な変更が生じた場合には、今年度中に協議会をもう一度開催する可能性があるため、その際は是非協力頂きたい。

会長)それでは、本日予定していた議事は、これで全て終了となる。これにて、議長の座を降ろさせていただく。

5 閉会


新座市緑化推進協議会