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平成22年度第3回新座市都市計画審議会

ページID:0002582 更新日:2012年12月4日更新 印刷ページ表示

会議録

 会議の名称

 平成22年度 第3回新座市都市計画審議会

開催日時

平成23年2月4日(金曜日)
午前 9時30分から午前11時30分まで

開催場所

 新座市役所本庁舎2階 全員協議会室(東・西)

出席者

委員

井桁勤委員、石島陽子委員、小池秀夫委員、島田久仁代委員、藤井敏信委員、細田健委員、三ツ矢美代子委員、安島博幸委員、渡邉世一委員

事務局
職員

新座市長

 須田健治

都市整備部

部長 川原勝彦、副部長 貫井秀夫

まちづくり計画課

課長 広瀬達夫、副課長兼区画整理係長 廣澤真吾
都市計画係長 工藤邦裕、主事 山崎洋、主事 加藤大樹

会議内容

 別紙のとおり

会議資料

  1. 次第
  2. 新座市都市計画審議会名簿
  3. 諮問書の写し
  4. 新座市都市計画マスタープラン(見直し)・(素案)に対して提出された意見等の概要及び提出された意見に対する市の考え方(概要)
  5. 新座市都市計画マスタープラン(見直し)・(素案)

公開・非公開の別

 公 開 
(傍聴者 0人)

その他の必要事項

欠席委員 亀田博子委員、佐藤周造委員

審議の内容  (審議経過、結論等)

(1)開会

事務局)

本日の出席は委員11名中9名が出席しており、新座市都市計画審議会条例第6条の規定に基づき過半数を超えているため、本日の会議は成立するので報告する。それでは次第に沿って進めさせていただく。

(2)会長挨拶

(3)市長挨拶

(市長挨拶後退席。続いて、事務局から変更となった委員紹介)

事務局)

これより議事に入る。新座市都市計画審議会規則第2条に基づき、藤井会長に議長をお願いする。

(4)署名委員の指名

会長)

それでは、本日の署名委員について、島田委員と細田委員を指名する。
よろしくお願いする。

(5)議事(以下発言者敬称略)

会長)

それでは、本日の諮問案件、議第1号新座市都市計画マスタープランの見直しについて、事務局から説明をお願いする。
議第1号新座市都市計画マスタープランの見直しについて
(会議資料に基づき事務局(まちづくり計画課長)が説明)

安島)

9ページのグリーンプロムナードの項目で、河川・水路やこれらの周辺の緑地帯をグリーンプロムナードに位置付けるという内容がある。プロムナードはもともと「散歩道」の意味であることから、言葉の意味を正確に捉えた表現とすべきである。
    また同様に、グリーンツーリズムについては「農村観光」の意味であり、『ウォーキングやサイクリングに適した道路』と一体となった文章で使用することは違和感があるため、表現を改めた方がよい。
    さらにグリーンプロムナードに関連して、歩行者空間は拠点間のつながりが重要であるとともに、観光の観点からは志木駅から野火止用水(以下「用水」とする。)跡を含めた用水沿いを歩くルート設定もされている。
このため、10ページの将来都市構造図における用水に係るグリーンプロムナードについては、新座駅や志木駅へつながるようにしてもらいたい。

会長)

歩行者空間が途切れていることは望ましくないため、各駅までつなげる方向でグリーンプロムナードを位置付けていけばよいのではないか。

事務局)

グリーンプロムナードとグリーンツーリズムの文章表現については、用語の意味を再確認し、修正を図る。
また、用水は志木駅から旧川越街道までの間で一部暗渠化され、下水道管が埋設されている箇所については、今後、用水の復元を図ることは難しいが、旧川越街道から国道 254 号までの間については、新座駅南口第2土地区画整理事業に合わせて復元を図る予定であるとともに、以西は水流があることから、予定を含めて水流がある部分を主にグリーンプロムナード
として位置付けているところである。
    なお、用水の位置等については、現在検討中の案内看板統一化と併せて志木駅前等で周知を図りたいと思う。

安島)

用水のうち暗渠化され、下水道管が埋設されている箇所については、復元を図ることは難しいかもしれないが、これに接する家庭に対し、用水沿いに植栽等を依頼することなどは可能であると思う。このような施策については、都市計画マスタープラン等の計画に位置付けることで積極的に展開されると考える。
    また、志木駅周辺については、三つの大学がある駅としては風格や景観への配慮が欠けていることが残念である。35ページや36ページの地域別課題でも『駅前の再整備による拠点の整備が必要』とあるが、具体的に何を行うのかが分からない。

事務局)

用水の暗渠化されている箇所については、今後、行政側でも植栽を増やしていこうと考えている。また、この箇所を含めた用水全体については、20ページの交通ネットワーク構想図で水と緑の回廊の位置付けがある。
また、志木駅南口駅前広場については、平成23年度事業として緑を配置していく予定があるとともに、7ページの志木駅周辺の項目で整備方針を述べている。

会長)

用水に係るグリーンプロムナードについては、新座駅まではつながりそうだが、志木駅付近についても新座中央通りを歩き、つながるような雰囲気を表現してはどうかと思う。

事務局)

志木駅を降りてから新座中央通りの歩道を歩き、途中で用水跡の遊歩道に入るルートが実際のところであるが、都市計画道路東久留米・志木線(新座中央通りを含む)については、シンボルロードの位置付けがあることから、グリープロムナードと一体として考えれば志木駅までつながっていると考えることができると思う。

安島)

新座中央通りは道路整備が進んでいるが、歩くための道として面白味に欠けるため、志木駅から早い段階で野火止用水へ誘導した方がよいと思う。このため、グリーンプロムナードとしての位置付けが重要であるとともに、シンボルロードと併せて表記することも一つの案である。

事務局)

両方を併せて表記することを含めて検討する。

安島)

志木駅南口駅前広場の再整備に当たっては、植栽を含めて莫大でない費用でできることがあると考えるが、その内容について景観への配慮を含めた記述をしてほしい。

小池)

志木駅南口駅前広場に樹木を植えることに加えて、志木駅を降りたときに野火止用水を歩いてみたいと思えるような誘導策を図ってもらいたい。
また、看板については、統一化するだけでなく魅力あるものとしてほしい。

会長)

他にあるか。

島田)

14ページと35ページの志木駅周辺の内容に関連して質問がある。 
   志木駅南口の商業施設がマンションに建て替えられ、一階部分に店舗等が入らなかった場合、商店街や商業振興の面で影響があるため、このことに関する陳情が平成22年12月の新座市議会定例会で提出され、市議会では趣旨採択の決定がなされた。第4次新座市基本構想総合振興計画前期計画(案)においては、これに対する一つの方策であると思うが、特別用途地区の用語が記載されていた。しかし、都市計画マスタープランでは見当たらない。14ページの用途地域の指定方針や35ページのまちづくりの課題に等に特別用途地区という言葉を加える検討がされたのか、また、今後検討してから文言を加えるのか。

事務局)

質問の件については検討を行い、特別用途地区の言葉はないが、商業機能に関する表現を様々な項目に記載しているため、対応が可能であると考えている。例えば7ページの志木駅周辺の項目では、『商業・業務施設の集積する地域を都市拠点として位置付け』ること、11ページの商業地の項目では、『利便性を高めるため、高度利用を促進しつつ、交通結節点の
機能強化を目指す』こと、そして38ページの北東地域まちづくり方針図の志木駅周辺では、『周辺商業の誘導・強化』が記載されている。また、15ページの都市機能の適正な発展への誘導の項目では、『他の都市計画制度との併用指定に当たっては、目的に応じた内容とするとともに、基本となる用途地域との整合性を図り、各地域の特性をいかした計画となるよ
う定め』ることとする方針を記載している。

会長)

直接文言は入っていないが、考えているということでよろしいか。

小池)

都市計画マスタープランの見直しに当たっては、都市高速鉄道12号線の延伸が大きな要素の一つであると思うが、新座市として延伸を望むのであれば、都市基盤整備や集客施設等の整備方針を具体的に記述した方がよい。加えて、都市計画道路保谷・朝霞線やスマートインターチェンジ等の状況の記載は必要ではないか。

会長)

都市高速鉄道12号線の延伸については、東京都の交通状況等、現実的には難しい一方で、今後は自動車だけでなく、公共交通の整備も必要だという面や市街化調整区域の扱いをどのようにするかといった様々な問題がある中では、現在の表現が妥当なところではないか。

小池)

はい、分かりました。

会長)

ほかに何かあるか。

安島)

現在、埼玉県がサイクルネットワーク計画を作成しているが、この計画では、既存の荒川等に沿って整備されている基幹ネットワークを活用しつつも、これが欠けている部分の整備や更なるネットワークの拡大が検討されている。また、この基幹ネットワークに接続したり、ネットワーク内でサイクリングを楽しむための方策を考えたりという施策については、各自治体等で考えるという考え方である。自転車利用は低炭素社会の実現に貢献するため、自転車関連施策として道路計画に位置付けてほしい。

事務局)

新座市内には一級河川の柳瀬川や黒目川があり、これらがそのネットワークに位置付けられているかどうかは確認する。また、今後の方針として自転車利用のまちづくりを進めていく必要があるため、第4次新座市基本構想総合振興計画では、生活道路の整備に当たっては、自転車道路も考慮した整備を行う方針としているが、具体的にサイクリングロードという位置付けまでは考えていない。

安島)

サイクリングロードについては、積極的に位置付けてほしい。これは現在、葛西臨海公園から群馬県までは概ね整備済みであり、未整備区間についても今後は整備されるだろう。この整備に合わせて、河川沿いや緑道での自転車利用促進を図る方針を記載してもらいたい。

石島)

埼玉県のサイクルネットワーク協議会へ新座市が加入するために、予算計上がされていたように記憶している。

事務局)

本市では、サイクルネットワークについては、主に観光面からアプローチを図っているため、観光都市づくり推進室が事務局となっている。 また、現在の道路整備においては、歩行者の安全確保を優先する観点から、2メートルの歩道を確保しているところである。自転車専用道路を設置する場合には、歩道と合わせた有効幅員が4メートル必要であるが、例えば新座中央通りでは路面表示により自転車と歩行者の分離を図っている。

安島)

埼玉県も自転車専用道路ではなく、歩道や車道を分離することにより自転車通行空間を確保している。観光客に対するレンタサイクルや市民の通勤通学時の安全確保のためにも自転車道は必要であると思う。また、これらを整備することに加えて、埼玉県の基幹ネットワークへ接続することについても方針として掲げてもらいたい。

会長)

ヨーロッパの事例を見ると、職場や日常生活で自転車利用が図られれば、より説得力を持つ話であると思うが、社会の大きな流れとして自転車へ転向していくものと考えられる。今の意見を踏まえ、方針として掲げてもらいたいと思う。

事務局)

30ページのフィールドミュージアムのまちづくりの項目では、『そのため、野火止用水を中心とした緑道や自転車も通行しやすい道路、レンタサイクルの整備等により個々の資源をネットワーク化し、新座市の魅力に出会える「発見の径」づくりを進め』ることとしている。
また、埼玉県の計画が現在策定中であることから、それらを考慮した上で、記述の修正が可能かどうかを検討する。

会長)

ほかに質問はあるか。
ないようなので、市長から諮問された議第 1 号新座市都市計画マスタープランの見直しについて、今回出された意見等を踏まえ、内容を一部修正した上で決定してよいか。

―(異議なし9人)―

会長)

異議がないようなので、議第1号新座市都市計画マスタープランの見直しについて、内容を一部修正した上で決定することを適当と認める。

⑹その他

事務局)

続いて、次第6「その他」について、まちづくり計画課から「(仮称)新座市地区まちづくり推進条例」の検討状況について報告する。
報告 「(仮称)新座市地区まちづくり推進条例」について
   (まちづくり計画課長が説明)

⑺閉会

事務局)

これをもって、平成22年度第3回新座市都市計画審議会を閉会する。以上、会議の経過を記載し、相違ないことを証するため、新座市都市計画審議会規則第10条の規定によりここに署名する。


署名委員                              
署名委員                              


新座市都市計画審議会