本文
令和7年11月14日(金曜日) 午後4時00分から午後6時まで
十文字学園女子大学 図書館1階プラススクエア
11名(十文字学園女子大学4名、跡見学園女子大学4名、立教大学3名)
新座市の大学に通う学生が、卒業後も新座市に住みたい又は住み続けたいと思うまちづくりについて
|
アンケート結果 |
新座市に関するアンケート調査の結果報告 |
|
昨年度提案 |
賢く縮む(スマートシュリンク) |
|
提案1 |
シェアハウス型「GO! GO! にいざ」短期プログラム |
|
提案2 |
バーチャル新座市(メタバース)の制作 |
|
提案3 |
新座未来共創ワークショップ |
(全体へのコメント)
・ 本市の市街化調整区域は約40%、市街地は約60%である。市街化調整区域には、例外もあるが基本的には建物を建てられない。本市はこの市街化調整区域が比較的多い状況である。また、65歳以上の高齢化率は約25.5%で、生産年齢人口の減少が著しい状況ではない。歳入確保のためには生産年齢人口が重要になってくるため、人口を減少させないことや流入人口を増やすことなどが自治体経営では大事になる。
・ 賢く縮む(スマートシュリンク)という御提案を昨年頂いたが、市でも縮充という考えで、充実したまちづくりを進めていく計画を立てている。それが、公共施設再配置計画、地域公共交通計画、立地適正化計画の3つの計画であり、これらを基に市の将来像を組み立てている。
・ 十文字学園女子大学による提案の前提となる考え方は、本市のこうした課題や計画と合致しており、大変良い研究であると感じた。
(提案1へのコメント)
・ 市内にある三つの大学の学生が新座市のことをあまり知らない現状があり、卒業後も市外へ出てしまうこともあるため、在学中に新座市のことを知ってもらうという意味では、シェアハウスで生活し、地域にも密着してもらうという提案は素晴らしいものである。
・ 費用負担には課題があるため、検討させていただく。板橋区では、団地への学生居住を促し、家賃補助などを支援して、学生側は地域自治会への協力をしているなどの取組があると聞いている。新座市の取組や地域を知るという意味でも効果的な提案である。
(提案2へのコメント)
・ メタバースによって新座市の魅力を知ってもらうのは、デジタル社会においては良い視点だと思う。
・ 教育面でも、特に不登校対策において活用が見込めると考える。
(提案3へのコメント)
・ 新座市にお住まいの方が愛着や誇りを持っていただける、また、市外の人が新座市に憧れを持っていただける、新座市に訪れたいと思っていただけることで市への関係人口が増えることは重要である。
・ そのためには、魅力が必要であり、平林寺や野火止用水などの歴史文化遺産や妙音沢など、目玉になるようなスポットにおいて、市内で活動する方々との交流を深めていただきたい。魅力がなければこうした流れにはならないため、市としては様々な魅力資源をブラッシュアップし、学生の皆さんがアクセスできるような環境を整えたいと考える。
(全体を通してのコメント)
・ 賢く縮む(スマートシュリンク)という考えは重要な視点である。
・ 本市の学校は小学校17校、中学校6校の全23校あるが、今後は児童生徒数の減少が想定されるため、このまま学校数を維持していくのか検討が必要な状況である。
(提案1へのコメント)
・ シェアハウスでの暮らしも非常に魅力的である。大学と自宅の往復のみで、新座市を知らない状況の中で、シェアハウスでの体験ができれば、もっと新座市の魅力をPRできるのではと感じた。
(提案2へのコメント)
・ 不登校の児童がバーチャルで登校することは、市でも考えているところである。
・ メタバースによる不登校児童の教育機会を確保し、社会につなぎとめる取組も必要だと考えている。そういった点で大変素晴らしい提案であった。
・ メタバース空間で新座市を訪れるといった提案は最先端であり、また、多くの人に新座市を知ってもらう機会にもなるため、素晴らしい提案だと感じた。
・ 発表の冒頭の動画はどのように作成したのか。どのくらい時間がかかったのか知りたい。
→・ 1日くらいで作成ができる。
・ メタバースについてだが、例えばメタバースを通じて大学にも通うことも想定できると思うが、どのような活用を想定しているか。
→・ 学校に通うことも検討しているが、大江戸新座まつりをメタバースで再現し、来場できない方でも気軽に参加できるよう形を考えている。
・ シェアハウス型やワークショップ型のプログラムがあれば、楽しく新座市を知ることができるのでとても良い発表だと感じた。
|
提案1 |
若者向け住居地の充実 |
|
提案2 |
商業施設・飲食店の充実 |
|
提案3 |
安全で便利な移動環境の整備 |
(提案1へのコメント)
・ 若い人が高齢者の方と一緒に住むという取組は良い提案だと感じたが、金銭的、スペース的な問題や受け入れる側とのマッチングが課題になると考える。
・ 高齢者の方々が若い方と住みたいかどうかの調査をしてみるのもおもしろいと思う。不動産業者がこうしたことに着目して、何か誘導するような策があるか探ってみたいと思う。
・ 市では空家バンクを整備しているため、若い方に住んでいただくことは重要であると考える。空家のリフォームなどは不動産業者が行うのか、市が行うのか、補助金制度を作るのかと様々な課題はあるが、異世代交流という視点では大変良い提案である。
(提案2へのコメント)
・ デオシティ新座は、富士見市に大型ショッピングモールができたため、集客が難しい状況に見受けられる。
・ デオシティ新座に対し、機会があれば若者にとって提案にあるような魅力的なファッション店やカフェなどを入れることができないか相談をしてみたい。
(提案3へのコメント)
・ 跡見学園女子大学の周辺道路については、狭い道や街灯の少ない箇所もあるが、国道と県道に当たるところであり、管轄は朝霞県土整備事務所になるため、整備について要望をする。市議会からも要望を受けている。
・ 市が対応できる箇所は街灯や歩道の修理であり、対応はしているが、改めて朝霞県土整備事務所に要望をしていきたい。
・ 高齢化の進行が進む中、高齢者の移動手段は大きな問題になってくると思う。その点についてどのように考えているか。
→・ 自家用車での移動は困難になると思うため、電車やバスなどの公共交通機関の拡充が大事だと考えている。
(市長)
・ 都市の交通で宇都宮市の路面電車(LRT)が注目を集めている。
・ LRTのメリットとしては、環境に配慮されていること、大量輸送が可能なことが挙げられる。また、各拠点が整備され、LRTの駅まではコミュニティバスが走っており、高齢者もアクセスしやすい仕組みが確立している。
・ 自動運転については、本市ではまだ取り組んでいないが、隣の和光市では実証実験を始めている。本市で実施するとすれば、あくまで可能性としてではあるが、志木駅南口から新座市役所や新座駅南口からヤオコーまでなどが考えられる。
・ 次世代ルームシェアについて、食費や光熱費などは今回の提案に含まれているか。
→・ 京都市で実施されている事業では、家賃だけで2万5千円から3万円程度とされているので、食費や光熱費は含まれていない。
・ 現実性のある素敵な発表であると感じた。
|
提案1 |
出張型の学びの機会 |
|
提案2 |
地域住民と関われる大学主体のイベント |
|
提案3 |
3大学の学生が新座市で一人暮らしを安心してできる居住支援 |
(全体を通してのコメント)
・ 3大学の皆さんには、各町内会のイベントや大江戸新座祭りなどの様々な事業にボランティアとして協力いただき、直接体験していただいていると認識している。
・ 先生方には各審議会や協議会のメンバーにも御協力いただき、学生はインターンシップでの関わりもある。3大学出身の市職員も多く、職員全体の約15%を占めている。
・ 立教大学には、大学施設も活用させていただいている。防災フェスティバルが豊島区で実施されているとお聞きしているので、防災フェスの新座市開催を3大学で開催するのもよいと思う。
・ 大学生による消防団への加入も御協力いただきたいが、消防団に入らずとも、防災フェスティバルなどで防災意識を高めていただきたい。
(提案2へのコメント)
・ 3大学ふれあいフェスティバルは是非実施していただきたい。他の大学と連携し、実行委員会を組織するなど、実施に向けて取り組んでほしい。ただし、地域住民を取り込むことが大事だと考えている。
・ 地域住民は、各大学の開かれた学園祭に参加をしており、また、にいざプラスカレッジでは、たくさんの地域の方々が大学施設を訪れていることもあるので、こうした方々も巻き込みながら、地域の方とのイベントを実施し、その実績が、新座市と3大学とのつながりを深めていくことにつながるのではないか。
・ 学生にとっては、こうしたイベントを通じて新座に住みたいと思っていただくきっかけになると思う。
(提案3へのコメント)
・ 団地とのコラボレーションを進めることは大事である。市議会からも、学生に住まいを誘導するような補助金の創設の提案などがある。学生に対する経済的な支援と、地域コミュニティの醸成につながることであるので、検討をしていきたい。
・ 出張型の学びの機会は、愛着を持てる活動であると思うが、学生が出張するという観点から、継続性はどのように考えているか。
→・ 3~4年次のゼミ活動の中で継続していくのが望ましいと考えている。次の代も同様にゼミ活動で取り組んでいける。
(市長)
・ 参加すれば単位が取得できる制度ができれば、継続性という課題解決につながる
・ 3大学ふれあいフェスティバルの具体的な運営体制の構築はどのように考えているか。
→・ 学園祭の実行委員やゼミの有志、大学事務局をメインとして運営したい。
(市長)
・ 3大学対抗運動会、スポーツフェスティバルも面白いと思う。
・ 災害時の地域住民と大学の連携について、日頃から訓練を実施し、地域と大学の連携強化だけでなく、地域活性にもつながる素晴らしい提案である。
・ 普段、家にいるよりも大学にいる時間の方が長いので、大学での避難訓練は良い案だと思った。案のきっかけはどういったことなのか。
→・ キャンパスが避難所であるということを知らなかったことがきっかけである。地域住民は知っているのか気になり、地域住民と大学による避難訓練の実施を考えた。
(市長)
・ 立教大学は、東日本大震災の際にも避難所として御協力いただき、市の中でも重要な防災拠点であるので、日頃から備えていただきたいと思う。他の大学も同様に避難所として協力いただいている。
・ 女子大には女子大としての利点をいかし、妊婦の方や赤ちゃんなどの避難などを自治体と連携して行うといった事例もある。病院と連携し、看護師の方を確保する必要があり、新座市では課題もあるが、利点はあると認識している。
・ 3大学は、地域の避難場所や首都圏からの避難受け入れの可能性もあるので、引き続き学生の皆様から、今回の御提案のような防災に関する視点を後輩の皆様にも広げていってもらいたい。
(立教大学)
・ 実現可能性のある提案もあったため、今後具体的に検討させていただきたい。
(跡見学園女子大学)
・ 全く新しいアイデアや提案を聴くことができて楽しかった。他の大学との交流が少ないので、交流ができたらよいなと思う。
(十文字学園女子大学)
・ 学生が提案したものが実現することは格別な思い出になるのではないか。
・ 是非、今回の提案を起点に、大学も協力して実現することができれば良いと思う。また、市には予算面などで御協力いただければと思う。
・ 市と3大学とは包括連携協定を締結しており、あらゆる分野で連携をしている。新しい分野での連携も可能である。全部署でも対応ができる体制となっているので、引き続きしっかりと連携を図ってまいりたい。