本文
令和4年7月26日(火曜日)
午前10時から午前11時15分まで
市役所本庁舎 5階 第2委員会室
石井英子、原繁、櫻博子、澤田勝仁、結城美千代、小川清、千葉重信、並木伸枝、森田幸子、山野辺範一、星野敦子、伊藤孝人、戸高正弘 全13名
齋藤教育総務部長、金子教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長、渡邊生涯学習スポーツ課副課長兼青少年・スポーツ係長、高荒専門員、田持生涯学習・文化財係長、奥田主任、西田主事
次第
新座市生涯学習推進会議 参加者名簿
第4次新座市生涯学習推進計画策定について 資料1
第4次新座市生涯学習推進計画策定スケジュール(R4年度分) 資料2
第4次新座市生涯学習推進計画(素案) 資料3
第4次新座市生涯学習推進計画(素案)基本理念について 資料4
公開
(傍聴者0人)
なし
午前10時開会
教育総務部長挨拶
参加者及び事務局による自己紹介
ア 事務局説明
・ 議長、副議長の選出に当たっては、生涯学習推進会議開催要綱第4条第1項に基づき、参加者の互選により決める。
・ 立候補として、お引き受けいただける方は挙手をお願いしたい。
・ 立候補がない場合は、事務局案として、議長に澤田勝仁氏、副議長に櫻博子氏に就任していただくことを提案する。
イ 審議経過
立候補はなし
ウ 審議結果
議長に澤田勝仁氏、副議長に櫻博子氏が就任した。
(1) 第4次新座市生涯学習推進計画の策定について
ア 事務局説明
資料1「第4次新座市生涯学習推進計画策定について」及び資料2「第4次新座市生
涯学習推進計画策定スケジュール(R4年度分)」に基づき、事務局から説明を行った。
イ 審議・質疑応答
・ 意見等なし
(2) 第4次新座市生涯学習推進計画(素案)について
ア 事務局説明
資料3「第4次新座市生涯学習推進計画(素案)」及び資料4「第4次新座市生涯学習推進計画(素案)基本理念について」に基づき、事務局から説明を行った。
本日は、第4章の基本理念までについて、皆さまの御意見、御提言等を頂きたい。
イ 審議・質疑応答
・ 第5次新座市総合計画の完成はいつ頃の予定か。
→ 今年度中に策定し、来年度から推進がスタートする予定となっている。
・ 市の総合計画が完成しないと、個々の計画は進められないのではないか。
→ 総合計画と第4次生涯学習推進計画の策定時期を合わせる方向で進めている。総合計画の策定は概ね順調に進められており、現在、素案の段階で各分科会を進めている。そして、生涯学習推進計画も総合計画に沿った形で進めている。
・ コロナの影響もあり、「eスポーツ」が広がってきている。また、ドローンを愛好するニーズが増えているが、市内にはドローンを飛ばせる場所がない。今後は市内で活動できる場所を考えていく等といった内容を生涯学習推進計画に盛り込むことはできるのか。
→ eスポーツやドローンなど、スポーツの範囲も幅広くなってきている。市でもニーズを掴もうとはしているが、知りえない情報も多いため、そのような御指摘をいただけると大変有り難い。ぜひ、当計画に反映させていくことや実施計画に繋げていく方向で検討していきたい。
・ 資料4の当計画(素案)の基本理念の中に「自分らしく」とあるが、どのように捉えたらよいか。また、市民が見てどう捉えるか。「連携」に対して、「個々に独立していく」というようなイメージがある。
・ 「自分らしく豊かに暮らせるまちにいざ」について。生涯学習推進計画の基本理念であれば、「主体的な学び」や「学びを通じて人とつながる」という点が表現されていないのではないか。総合計画を言い換えた感じのイメージである。また、新しい視点としては、地域共生社会がある。個性や多様性を尊重しながら生き生きと学び、生き生きと活動していける社会を目指しており、学ぶことが結果として地域課題の解決に繋がっていく。そのようなことがこの基本理念からは見えない。「~未来もずっと、いつでも、どこでも、だれとでも~」についても、非常にあいまいな感じがする。基本理念についてはもう一度見直したほうが良いのではないか。
・ 当計画(素案)25ページの(3)文化芸術活動について、市内にはせっかく大学・高校があるので、もっと市と連携して文化芸術に活かしてほしい。音楽、美術、演劇など具体的にどこで何を行っているか、周知の点においても分かりづらい。
→ 大学とは連携して事業を推進しているが、まだまだPRが出来ていないと認識している。ホームぺージや広報紙以外にもPRについて検討していきたい。
・ 広報にもICT教育について掲載があったが、今後は「にいざプラスカレッジ」の中でICT教育の学科を取り入れることも進めていただきたい。
→ ICT教育については、学校でもタブレットを使用するなど急速に進んでいる。逆に大人のほうが遅れている印象もあるため、大きく展開していきたいと考えている。
・ 基本理念について、「豊かに暮らせるまち」は、歴史民俗資料館の複合施設建設などもあり良いと思うが、「自分らしく」は基本理念にはあまりふさわしくないのではないか。市長が言われていた「快適みらい」などは開けたイメージで良いのではないか。
・ 例えば2~3点基本理念の案を出すのはどうか。
・ 資料4の最後に記載されている「学びを通じて人と人がつながる」はとても大事な観点である。小学校でも現在、共同的な学びを進めている。また、市では全国に先駆けて子どもたちに一人一台のタブレットが整備されるなど、子どもたちの学びも変化してきていることを生涯学習の視点に入れると、「社会状況の変化」にある「急速な技術革新の進展」の部分にもつながり、もう少し幅が広がり、多角的に見えるのではないか。
→ これらのことを当計画に含めることが、地域の課題解決にもつながるものであるというのは大変大きなヒントだと考える。改めて修正していく。
・ 文部科学省の総合教育政策局が2つのミッションを掲げている。なお、総合教育政策局は組織改革により学校教育と社会教育が一つになり、地域プランの改革に繋がっていくものとなっている。これを是非参考にしていただきたい。
・ 高等学校のICTの状況については、令和5年度入学生から、それぞれ自己負担で学校指定のタブレットを各家庭で揃えていただくなど、義務教育に比べて遅れている状況であり、また、大学ほど徹底していないのが現状である。
・ 中学校の部活動の地域への移行が課題となっているが、難しい問題である。青少年の育成の面で話題となっていることはあるか。
・ 部活動の移行について子どもたちは意外と受け入れている。問題としては、部活担任の先生と外部の先生との意思疎通が図られるかどうかではないか。
ICT教育について、新座市が全国一位であることは素晴らしいが、それに対して保護者が対応できないという問題があるのではないか。
・ スポーツ推進員として地域移行については、人数的に限りがあるため、地域がどこまでかかわれるのかは非常に問題である。
・ 公共機関でもWi-Fi環境が整備されているところとされていないところがある。まずはWi-Fiをどこでも使えるように整備すべきではないか。
→ 公民館の自習室では子どもたちがゲームをしてしまうなど難しい問題もあるが、基本的には、情報化推進計画に基づきWi-Fi設備の充実について進めてまいりたいと考えている。
午前11時15分閉会