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令和4年度第2回新座市立図書館協議会会議録

ページID:0124184 更新日:2023年2月3日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和5年1月20日(金曜日)
午前10時から午前11時まで

開催場所

中央図書館 2階 会議室兼視聴覚室

出席委員

坂本純子委員長、原繁副委員長、大宮明子委員、石川敬史委員、新保藤子委員、見世瑛子委員、鈴木芳宗委員、佐久間幸代委員、櫻谷香代子委員、結城美千代委員(10名)

事務局職員

齋藤教育総務部長、中央図書館:上原館長、山崎副館長、小泉係長(司会)、木下(記録)、福祉の里図書館:岡田館長

会議内容

1 開会
2 教育総務部長挨拶
3 委員長挨拶
4 議題
⑴  「(仮称)第4次新座市子ども読書活動推進計画(素案)<中間報告>」に対する意見募集で提出された意見等(令和4年12月1日~令和5年1月4日)について
⑵  「(仮称)第4次新座市子ども読書活動推進計画(最終案)」について
⑶  その他
5 閉会

 会議資料

配布資料
1 「(仮称)第4次子ども読書活動推進計画(最終案)」
2 「(仮称)第4次子ども読書活動推進計画(素案)<中間報告>」に対する意見と修正内容(ページ順、カテゴリー順)
3 図書館だより令和5年1月号(参考)
4 としょかんこどもだより令和5年冬号(参考)
5 ブックリスト令和5年冬号(参考)
※ 1・2については、事前配布しています。

公開・非公開の別

公開
(傍聴者0人) 

その他の必要事項

なし

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開会

2 教育総務部長挨拶

3 委員長挨拶

4 議題

⑴ 「(仮称)第4次新座市子ども読書活動推進計画(素案)<中間報告>」 に対する意見募集で提出された意見等(令和4年12月1日~令和5年1月4日)について
⑵ 「(仮称)第4次新座市子ども読書活動推進計画(最終案)」について

ア 事務局説明

議題1・2について→資料に沿って、主な修正点のみ説明
今回、12月1日から1月4日まで市民や議員及び全職員に向けて、パブリックコメントに準ずる意見募集を行った。この意見募集で出た意見及び修正について、報告を兼ねて説明したい。
資料は、皆様に事前に送付したページ順の「(仮称)第4次新座市子ども読書活動推進計画素案中間報告に対する意見と修正内容」と書かれた資料で説明するので、お持ちいただいた中間報告と比較してご覧いただきたい。
なお、各課意見の中で、フォントの大きさや誤字など軽微な修正については説明を省略したため、後ほど、資料を確認していただきたい。参考までにカテゴリー別にまとめた「意見と修正内容」も、後ほど確認していただきたい。
また、9月の素案に対する意見募集及び、11月の第2案に対する意見募集については、委員の皆様には意見及び回答を事前にお送りしており、こちらも今回の説明からは割愛するので、ご了承いただきたい。
・「意見と修正内容」について(ページ順)の資料の表について、資料のページの欄に記載してあるページ数は、中間報告のページ数となる。箇所とは、意見のあった中間報告の箇所で、その隣にある意見と修正内容と続いている。
・ページ目次の一番上の意見で、箇所としては、第1部第1章4の基本方針のところで、⑴「家庭、地域及び学校での子どもが読書に親しむ機会の提供と充実」と記載していたが、学校の後ろに「等」をつけてはどうかという意見が出た。理由としては計画には「学校だけでなく、幼稚園や保育園等含まれるので、学校等としては」ということで、「家庭、地域及び学校等」と最終案では修正する。以下複数ページに渡り同じ記載があるため、すべてを修正する。
・1ページ目の欄の一番上の意見で、中間報告の箇所としては、計画策定の目的の2段落1行目の「平成19年3月に‘新座市子ども読書活動推進計画’~」と続く文章についてだが、この文章の平成19年3月の後ろに、「策定」という文字を入れてはどうかという意見があった。こちらは、全体的に文章を見直し、「平成19年3月に‘新座市子ども読書活動推進計画’、平成23年3月に‘第2次新座市子ども読書活動推進計画’、平成28年3月に(以下、中間報告の素案どおり)~」というように修正した。
・その下、同じく1ページ目の計画策定の目的の3段落目に「コロナウイルス感染症」と記載していたところを、「新型」を入れて「新型コロナウイルス感染症」と正しく記載してはどうかとの指摘をいただいたので、修正いたする。また、同じような内容で、資料の10ページの欄にもある「新型コロナ感染症」となっているところも「新型コロナウイルス」に統一した。
・1ページ目の欄の一番下の項目で、同じく計画策定の目的の6段目「近年」から始まる文章について、途中で主語が入れ替わっており、文章を修正してはどうかと意見があり、この意見のとおり修正した。
・中間報告の3ページに「国、県及び新座市における子どもの読書活動推進に関する動向」という表を掲載している。この表の新座市の欄のところで、平成18年のところに「新座市子ども読書活動推進計画」策定と記載しているが、平成19年に移動し修正する。理由は、この表の年表記については、年度表記ではないため、平成19年3月に策定された第1次計画ついて平成19年に記載されるのが正しいためである。
・資料2枚目の一番上の項目の11、17、21、33ページで、各ページに「団体貸出」や「貸出冊数」という文言があり、こちらを貸出の部分に「し」の送り仮名がつくのではないかという指摘があったが、こちらは、図書館用語のため、送り仮名は付けないこととし、修正していない。
・資料1ページの欄で、訂正箇所として、第2部第1章1家庭、地域における推進の、⑶公民館・コミュニティセンターにおける推進のところで、具体的な取組と、内容が記載してある表だが、その2番目の「家庭教育講座における読書活動に関する講座の実施」とある。この項目の内容のところで、1行目の「家庭教育講座(3歳児学級等)において」とあるが、そのカッコ書きの部分を削除した。理由しては、この家庭教育講座が3歳児学級だけに限らず、いろんな年代において事業を展開しているためである。
・今回、市民及び議員等の意見はなかった。
・議題2の「(仮称)第4次新座市子ども読書活動推進計画(最終案)」については、あらかじめ委員の皆様には配布している。先ほど「意見と修正内容」を説明したが、その修正内容を赤字で反映させている。併せて、「用語解説」も追加しているので、確認いただきたい。また、この計画には、冒頭に並木市長からの挨拶となる「はじめに」、巻末に、「策定の経過」「図書館協議会委員名簿」「子どもの読書活動の推進に関する法律」を付けて、完成品とさせていただくのでご了承いただきたい。

イ 審議経過

委員 文言修正が主だったように見受けられたが、ビブリオバトルやSNS、デジタル化についても触れられていて、現状に則した内容となっていると感じた。

委員 良い内容であったと思う。

委員 よく整理されていると感じた。計画は策定するのが目的でなく、学校・公民館等の社会教育の場で、どのように実践していくかが大事であると思う。
学校においては、学校図書室の整備が重要なポイントであると思う。新座市では学校図書室の司書を学校司書ではなく、「図書整理員」という名称にしている。図書整理員の仕事は図書の整理だけではない。学校図書室の充実に欠かせない存在であるので、名称を変更したほうがよいと感じている。

委員 今の意見を事務局としてはどのように考えるか。

委員 新座市では、現在、「図書整理員」の名称で採用をしている。名称は整理員となっているが、学校図書室で本の整理だけでなく、学校図書館の幅広い業務や運営をよくやっていただいて感謝している。名称については、関係部署とよく調査・研究していきたい。

委員 子どもたちには、本との出会いが大切であると感じている。新座のココフレンドにも携わっているが、室内で騒がしい子どもたちも、本さえあれば、最終的には本を読んでいるということがよくある。
計画で、図書館のアウトリーチサービス(図書館外での活動)について触れられていたが、とても大切であると思う。新型コロナウイルスもあり、学級訪問が休止になっているが、それ以外で、何かできないかと感じている。

委員 この計画を学校の現場でも活かしていきたい。現在、学校の授業では、紙の本とタブレットの両方を使用している。

委員 タブレットを使用して、子どもたちは読書ができるのか。

委員 現在はポプラディアが使用できる。

委員 市内でも、図書館・図書室が遠い地域の子どもたちのために、タブレットを活用して読書できる環境が広がれば良いと思う。

委員 子どもたちにタブレットでの読書が広がりつつあるようだが、幼児教育の現場では、タブレットはまだ取り入れておらず、紙面の本で、本の楽しさを伝えているところである。今後、タブレットの良い面も研究して取り入れたい。

委員 未就学児のタブレット使用については、視力低下などの問題等あり、紙面の本のほうが健康上良いイメージがあるがどうか。

委員 子どもたちの成長に、紙面の本か、タブレットを活用した電子書籍がよいかはたびたび議論になっているところであるが、もう少し検証が必要であると思う。

委員 先ほど、「図書整理員」の名称についての要望があったが、採用は新座市の学校教育部で行っている。事務局の所属する教育総務部とは部が異なり採用が別であるため、学校教育部に自分からも名称変更の要望を伝えたいと思う。
学校のタブレットでの読書は、著作権の関係もあり、難しい部分もある。小さいうちは、紙面での読み聞かせも大切であると感じているが、今後、家庭のニーズで選べるようにしていく必要があると思う。
学校の現場でのタブレット使用については、便利であるが、使い方を間違えると非常に危険であると感じている。

委員 図書館整理員として勤務している。低学年の子どもたちには特に対面での読み聞かせが大切であると感じている。
図書整理員の仕事は図書の整理だけでなく、多岐にわたり、とても忙しい。図書整理員の名称変更ができれば、ありがたい。

委員 図書整理員の横のつながりはあるのか。

委員 オンラインミーティングが夏に1回あった。蔵書点検や業務の役割の情報交換はしているが、ネットワークとまではいっていない。

委員 今後、連携していけると良いと感じるが、検討してほしい。

委員 子どもたちには、学校での朝読書の時間が大切であると感じている。学校図書室の充実を引き続き図ってほしい。図書館では、欲しい本が見つかるなど、蔵書数が増えているようで嬉しく思う。

委員 計画の用語解説はとても勉強になった。とても良い内容だと思うので、今後しっかり運用していければよいのではないか。子どもたちにとって図書館は、もっと騒いで自由に過ごして良い場所であると思うので、大人もあたたかく見守るような雰囲気づくりが必要であると感じている。

委員 これまでの意見を受け、事務局として伝えたいことがあればお願いしたい。

委員 先ほど説明した「図書整理員」の名称変更については、学校教育部に要望したい。
また、蔵書数が増えたとの話が出たが、「埼玉の公立図書館」統計調査によると、令和3年度の県内実績で、新座市の蔵書数は約42万冊となっており、県内で第20位である。図書購入費の予算総額は、約4,282万円(令和3年度決算見込)となっている。

委員 指定管理の運営となり5年近くたった福祉の里の図書館の状況も教えてほしい。

委員 里の図書館では毎月色々なイベントを行い、多くの方に参加いただいている。
これまで図書館に勤めた経験から、子どもたちとって、小さな頃からいかに多くの本に接する機会があったかが大切であると感じている。先ほど、子どもたちは図書館でもっと騒いで良いのではという意見があったが、子どもたちが図書館に来たら楽しい思えるような図書館づくりを今後もしていきたい。

⑶  その他

ア 事務局説明

図書館システムの更新について
前回の会議で、図書館システムの更新は、プロポーザルによる業者選定を行い、現行業者である株式会社サン・データセンターと令和4年4月に契約し、12月からシステム本稼働の予定であることは伝えていたところであるが、12月1日から、大きな問題もなくシステム更新が終了したので報告する。
今回のシステムの変更点は、より高いセキュリティ対策が施される外部施設にサーバを設置となった点である。さらに、図書館ホームページと検索用コンピュータをリニューアルし、「読書記録」、「類語検索」、「関連資料の表示」などの機能を拡充し、より本が探しやすい機能が拡充しているので、委員の皆様もぜひ利用していただきたい。

ビブリア(栗原5丁目図書サービススポット)について
前回の会議で報告したところであるが、今回は事業内容について報告したい。令和3年度末に西東京市図書館との相互利用が終了したことに伴い、令和4年8月に、栗原5丁目図書サービススポット(愛称:ビブリア)をオープンした。場所は、栗原五丁目11番31号成田ビル102号室、ひばりが丘駅北口から徒歩約5分のところで、栗原五丁目バス停付近となる。利用時間は、火曜から日曜日までの午前10時から午後8時までとなり、利用サービスは、予約資料の貸出、返却資料及びリクエストカードの受付となる。
利用状況であるが、8月2日の開設日から令和5年1月11日現在で、貸出者数1,652人、貸出冊数3,307冊である。月別に見ると、12月には貸出者数395人、貸出冊数771冊で、開設した8月と比較すると、約2倍となっており、順調に利用者を増やしていている状況である。

イ 審議経過

委員 ビブリアの運営が好調で安心している。

事務局報告事項

今後の図書館協議会について
令和4年度の図書館協議会は、今回の第2回をもって最後となる。令和5年度の図書館協議会については、委員の改選がある。委員の皆様の任期は、令和5年6月30日までとなっており、本年7月に改選となる。令和5年7月1日からお願いする委員が決まり次第、開催する予定であるので、よろしくお願いしたい。

5 閉会 (副委員長挨拶)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


新座市立図書館協議会