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平成22年度第3回新座市立図書館協議会
平成22年10月15日(金曜日)
午後1時30分から午前・午後3時30分まで
新座市立中央図書館2階会議室
竹内勘次委員長、鎌田喜子副委員長、清水靖夫委員、梅田充子委員、田中眞由美委員、原繁委員、皆川美恵子委員、吉越啓子委員、児玉裕子委員(9名)
田部井利江教育総務部長、小杉誠教育総務副部長兼教育総務課長、樋口真智子館長、浅田宏副館長、小堀塩子専門員兼奉仕係長、増田順子専門員、小泉鈴音主任(7名)
公開
(傍聴者0人)
欠席:小川裕岐子委員
第1次計画策定時の具体的な取組から第2次計画に向けての方向の内容変更のある部分を方向調査票と(素案)の同時進行で説明いたします。
(素案)第1章推進の柱1の家庭、地域における推進(8ページ)を御覧ください。家庭における推進の保護者への啓発として進めていた、学校等による「家庭教育手帳」の配布を廃止します。これは、平成21年度から文部科学省が冊子の作成を中止し、現在は同省ホームページに掲載して周知をしているためです。
次に(素案11ページ)図書館における推進の具体的な取組の、小学生・中学生・高校生のインターシップの受入れの実施の対象を中学生・高校生に変更します。
また、(素案12ページ)ブックスタート協力員の育成から「協力員」という名称を「ボランティア」に名称変更します。
(素案13ページ)公民館・コミュニティセンターにおける推進の具体的な取組の、子育てサークルへの啓発を、家庭教育講座による読書活動に関する講座の実施に統合することにします。
(素案13ページ)児童センターにおける推進の具体的な取組の、ブックリスト及び推薦図書リストの来館者への配布を、「読書に関する啓発資料の設置」に変更します。
また、(素案13ページ)保護者向け読書活動の啓発事業の実施を、図書館が実施する絵本講座や読み聞かせ講座等の周知を行う、保護者を対象とした読書活動啓発事業への参加促進に変更します。
(素案14ページ)保健センターにおける推進の具体的な取組の、読み聞かせ講座の実施も、読み聞かせ講座等への参加促進に変更し、単独事業ではなく、出前講座や図書館の絵本講座を利用する等、関係機関と連携した事業を検討していく方向にします。
(素案15ページ)地域子育て支援センター・つどいの広場における具体的な取組の、絵本に関する情報交換の場と情報の提供を、読書に関する啓発資料の設置、図書館が実施する絵本講座や読み聞かせ講座等の周知を行う、保護者を対象とした読書活動啓発事業への参加促進に変更します。
(素案)第1章推進の柱2の学校等における推進(17ページ)を御覧ください。
(素案17ページ)小学校・中学校における推進の具体的な取組の、推薦図書リストの作成の「推薦」を「必読」に変更します。
(素案18ページ)幼稚園や保育園における推進の具体的な取組の、リサイクル紙芝居の利用の「紙芝居」を「図書」に変更します。
また、(素案18ページ)保護者会等における子どもの読書活動のPRを図書館で作成した啓発資料を配布する等、継続した啓発活動のあり方に検討します。
(素案19ページ)障がい児施設における推進の具体的な取組の、保護者への読書活動についてのPRの内容を、読書に関する啓発資料の設置、図書館が実施する絵本講座や読み聞かせ講座等の周知を行う、保護者を対象とした読書活動啓発事業への参加促進に変更します。
(素案)第2章推進の柱1図書館の充実(22ページ)を御覧ください。
(素案22ページ)図書の整備・充実の具体的な取組の、既刊書の整備、外国語図書の整備、ヤングアダルト図書の整備を、「既刊書」「外国語図書」「ヤングアダルト図書」に「布絵本等」を加え、「各種図書資料」に統合します。また、「おはなし会」専用スペースの設置とヤングアダルトコーナーの設置は取組が終了したので、必然的に終了となります。
(素案23ページ)司書の充実の具体的な取組の、司書の専門的能力の向上を「児童奉仕研修会への参加」に名称変更します。
(素案24ページ)障がいのある子どものための諸条件の整備・充実の具体的な取組の、障がい児サービスのPRの実施、大型絵本及び大型紙芝居の充実、障がいの状況に応じた資料の充実、特殊学級や障がい児施設への障がい児向け資料の貸出しの促進を、「障がいの状況に応じた資料の充実」「特別支援学級や障がい児施設等への障がい児向け資料の貸出しの促進」に統合します。
(素案)第3章推進の柱1「子ども読書の日」を中心とした啓発・広報(28ページ)を御覧ください。
(素案29ページ)優良図書の普及の具体的な取組の、図書館での優良図書展示に「学校」を追加します。
また、(素案29ページ)学校での推薦図書リストの作成の「推薦」を「必読」に変更します。
(素案)第4章(30ページ)を御覧ください。
(素案30ページ)「(仮称)新座市子どもの読書支援プロジェクト」の設置の「設置」を「推進」に変更します。
障がいのある子どものための貸出しですが、知的障がいのある子どもは資料を破くことが多々あるため、学園や施設自体が借りにくいと言っていました。大型絵本等を貸出しするようにしたらいかがですか。
→(素案)第2章の(4)障害のある子どものための諸条件の整備・充実(24ページ)の中で貸出しの促進を掲げています。
学級訪問として、読み聞かせに出向くという話ですが、特別支援学級だけではなく障がい児施設にも行ってほしいです。
→所轄の課と相談協議したいと思います。
本多の児童センターの運営がNPO法人に変わりましたが、協力してもらえそうですか。
→児童センターも含めて、これから各所属に意見を伺う予定です。
(素案)23ページの(3)司書の充実の具体的な取組で、児童奉仕研修会等への参加とありますが、どうして児童奉仕研修会という名称にしたのですか。
→県立図書館での研修名が、「児童奉仕研修会」ですのでそのまま使用しました。
(素案)27ページの図書整理員の研修等への参加とありますが、現在図書整理員は出張が認められていないということもあるので、司書教諭等としたほうがいいと思います。また(素案)29ページの必読図書リストを各校の実状に応じて作成していくということですが、「各校」ではなく「児童・生徒」という言葉に変更をお願いします。
→学校や幼稚園の実情が把握できていませんので、確認をしながら修正していきたいと思います。
次に、新座市子ども読書活動推進計画(第2案)の本編について、主な訂正部分を説明いたします。網かけ部分が(第1案)の訂正部分となります。2ページの参考部分に新座市という言葉を加え表を作成しました。6ページの3.子どもの読書活動に関する啓発・広報の推進の取組、成果では、期日と期間を追加しました。12ページ(3)公民館・コミュニティセンターにおける推進の文章を、図書館との連携を強める文章になるよう改めました。15ページの具体的な取組の上から三番目と四番目を図書館が積極的に行なっていくという表現に改めました。18ページと19ページも図書館が積極的に行っていく表現に改めました。21ページの具体的な取組の一つである、ボランティア団体等のネットワークづくりに関しては、生涯学習課と調整しながら進めていきます。29ページの具体的な取組のブックリストの作成と優良図書のリストは、図書館に来館できない子のためにもインターネットで検索できるようにする予定です。
18ページの幼稚園や保育園における推進での幼稚園の現状等については、このままの文章でよいと思います。
18ページの具体的な取組の一つのリサイクル図書の活用ですが、幼稚園や保育園のほかに19ページの障がい児施設にも入れてください。
中学校に読書クラブや読書サークルのような組織はありますか。
→数は多くないですがあります。
読書活動については、小学校が一番行われているのかなと思います。
22ページの図書館の充実についてですが、毎回課題となる老朽化です。機材がよくても施設そのものが新しくなくては、あまりよく見えません。
→平成24年度開館予定の「(仮称)ふるさと新座館」の完成をみてから、市民会館・図書館のリニューアルをという話がでていますが、耐震診断の結果をみてから検討する方向です。
22ページの具体的な取組の各種図書資料の整備ですが、体系表でみるとわかりにくいので、各種図書資料の説明として、例えばYA(ヤングアダルト図書)や外国語図書等のように記載があるとわかりやすいと思います。
→体系表に説明を入れます。
体系表はA3の大きさになりますか。
→A4を考えていましたが、見やすい形態にするよう検討します。
なし