本文
平成22年度第4回新座市立図書館協議会
平成23年1月19日(水曜日)
午後2時00分から午後3時30分まで
新座市立中央図書館2階会議室
鎌田喜子副委員長、清水靖夫委員、梅田充子委員、田中眞由美委員、原繁委員、小川裕岐子委員、吉越啓子委員、(7名)
田部井利江教育総務部長、樋口真智子館長、浅田宏副館長、小堀塩子専門員兼奉仕係長、増田順子専門員、小泉鈴音主任(6名)
公開
(傍聴者0人)
欠席:竹内勘次委員長、皆川美恵子委員、児玉裕子委員
第2次新座市子ども読書活動推進計画の策定に向けた検討の経過について、本日までの経過となりますが確認のため、御説明いたします。
平成22年6月29日に第1回図書館協議会を開催しました。この会議の中で、(仮称)第2次新座市子ども読書活動推進計画の策定に向け、委員長あて意見を求める諮問を行いました。
平成22年8月26日、同年10月15日には、素案に対する審議をいただきました。
平成22年11月6日までに、前回の意見に基づく素案の修正を行いました。修正をする際に公文書としての表記の確認を行うとともに、上位計画等との整合を図りました。素案の修正では、「YA(ヤングアダルト)」という言葉を一般的にわかるように、「ティーンズ」という言葉にすべて変更をいたしました。
そして、平成22年11月6日に委員長名による(仮称)第2次新座市子ども読書活動推進計画(案)の中間報告を受領しました。
12月には当該計画(案)に対し、市議会議員・市民の皆様、各所属長・職員に対する意見を募集しました。意見募集の結果は別紙を御覧ください。
事務局説明(資料3:意見・資料4:意見に基づく変更案)
(仮称)第2次新座市子ども読書活動推進計画(案)について、意見を募集したところ7件の意見をいただきました。
1数値目標の設定の必要性について、2新座駅前図書館の新設について、3必要な資料費の確保に係る表記について、4学校図書の充足率について、5リサイクル図書の活用について、6読後感想文の実施について、7人的配置の推進について、以上7件でした。
これら意見についての市の考え方を後日公表することになりますが、この意見を踏まえた本文の変更案を別紙のとおり配布いたします。本日、委員の皆様に御審議いただきました結果を「意見についての市の考え方」として教育委員会定例会、市長に報告したいと考えております。
事務局説明(資料5:第2案との相違点)
10月の第3回図書館協議会で審議したものを検討しまして、いくつか修正・変更をいたしました。主なものを御説明いたします。
8ページの1家庭、地域における推進の家庭における推進を御覧ください。素案第2案の具体的な取組項目は、どれも図書館や公民館の主体であり、家庭における推進には当てはまらないため、取組項目を変更いたしました。
次に20ページの3図書館、学校及びボランティア団体等との連携・協力を御覧ください。素案第2案の具体的な取組項目をボランティア団体に視点をおき、ボランティア団体等とのネットワークづくりという表現に変更しました。
次に24ページの(4)障がいのある子どものための諸条件の整備・充実を御覧ください。「障がいのある子ども」についての内容を該当する各箇所に振り分けをしましたので、(4)を削除しました。
「YA(ヤングアダルト)」の言葉については以前から審議されていましたが、他館でも使用しているので素通りしてきてしまいました。
→「YA(ヤングアダルト)」とは日本語でおおむね13~18歳の若い大人という意味ですが、「アダルト」という言葉が気になっていました。近隣の図書館を調査したところ「YA(ヤングアダルト)」を使用しているところもあれば、「ティーンズ」を使用しているところもあるようです。
「YA(ヤングアダルト)」は、定着しなかったということですね。
「読後感想文」ですが、文章を書くのは難しいものです。エッセーとか詩など、感想文ではない自分で書く文章を募集したほうがよいと思います。
文章を書くために本を読むのはおかしいです。
各学校では秋の読書週間においての読書感想文、また授業中での小さい感想文等にも取り組んでいます。
学校によっては「文芸クラブ」があります。ノートを使って、感想文ではなく自主的に文章を書くようになっています。クラブ活動から広げるほうが核になるのではないでしょうか。
「文芸にいざ」のジュニア版があるとよいかもしれませんね。
図書整理員の立場として研修が入ったことはうれしいです。
学校との連携の下、教諭が通信教育等で資格の取れるようなしくみがあるといいですね。
現在、教諭の多忙化が問題となっており、通信教育等で資格を取ることは厳しいと思われます。
図書整理員の研修は、これまで、パソコン導入時の午前中の2時間程度のものでしたので実現してほしいです。
→担当課に問い合わせたところ、平成23年度から研修を設けるとのことでした。
前回よりすっきりして、見やすくなりましたね。
障がい児施設へのリサイクル図書の活用が掲載されてよかった。
10、11ページの「具体的な取組」の表の幅を広げたほうが見やすくなると思います。
→全体を通して見直しをしていきます。
統計的な数字のものも資料としたらどうでしょうか。単年度の数字、例えば貸出数や読み聞かせグループ数などを掲載したらよいかと思います。
なし