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平成24年度第2回新座市立図書館協議会会議録

ページID:0012378 更新日:2013年2月12日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成25年2月12日(火曜日)
午後2時00分から午後3時00分まで

開催場所

観光プラザ2階交流ルーム「せせらぎ」

出席委員

竹内勘次委員長、梅田充子副委員長、鎌田喜子委員、清水靖夫委員、田中眞由美委員、原繁委員、吉越啓子委員、皆川美惠子委員、児玉裕子委員(9名)

事務局職員

教育総務部長、中央図書館長、中央図書館副館長、中央図書館小堀専門員、福祉の里図書館長

会議内容

  1. 開会
  2. 教育総務部長挨拶
  3. 議題
    (1)平成24年度事業中間報告について
    (2)その他 
  4. 閉会

 会議資料

  1. 福祉の里図書館あかちゃんタイムのご案内

  2. 図書館返却用ブックポストの新設・移設について

  3. 中央図書館の耐震補強等改修工事について

  4. 平成24年度講座等実施事業

  5. 平成23年度・24年度貸出点数・予約受付件数比較

公開・非公開の別

公開
(傍聴者0人)

その他の必要事項

なし

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開会

午後2時開会

2 教育総務部長挨拶

開会に当たり、教育総務部長からあいさつがあった。

3 議題

(1)  平成24年度事業中間報告について

ア 福祉の里図書館あかちゃんタイムについて(資料1)
(ア)事務局説明

 あかちゃんタイムについては、あかちゃん連れでも気兼ねなく図書館を利用してもらうよう時間帯を設定して、時間中は、図書館職員や図書館ボランティアがおすすめの絵本を紹介したり、図書館事業を紹介したりする事業である。また、授乳場所やおむつ替えの場所など、必要に応じて施設の案内もする。

 あかちゃんタイムは、親子連れの来館時間を制限するものではなく、「図書館は静かにするところだから、あかちゃん連れでは行けない」と図書館利用を遠慮する方が潜在することを想定し、来館のきっかけとしていただきたいという趣旨の事業だ。

 この度、あかちゃんタイム事業を立ち上げるに当たっては、中央図書館が工事休館中のため、福祉の里図書館において、本年1月から6月までの半年間、月1回試行として行い、その間に、実施の回数や曜日、時間帯、内容などを検証する。中央図書館が5月にリニューアルオープンし、中央図書館においてもあかちゃんタイムの準備を行い、7月から、中央図書館と福祉の里図書館合わせて本格的に実施する予定で企画した。

 具体的には、毎月第2水曜日、午前10時30分から正午まで、福祉の里図書館の児童コーナーにおいて実施する。

 また、絵本の紹介などを行っていただくボランティアについては、図書館ボランティアや、市民総合大学子どもの読書応援学科の修了生である子どもの読書応援サポーターのみなさんに声をかけ、この試行期間については、15人の方に参加していただくこととなった。月ごとに担当を割り振り、毎回3人のボランティアの方に来ていただく。

 あかちゃんタイムは、1月9日が初日となった。福祉の里図書館の児童コーナーにカーペットを敷き、周りを椅子で囲んで、あかちゃんタイムのコーナーを作った。あかちゃんにおすすめのはじめて絵本や布絵本、大型絵本などを用意して、自由に絵本を楽しめるようにした。また、あかちゃん連れは荷物が多くなるので、上着や荷物を入れるコンテナを用意したり、ベビーカーの置き場所を確保したりした。

 この日は10組の親子が、入れ替わり参加して、お母さんのひざの上で絵本を読んでもらったり、ボランティアの方たちと布絵本を楽しんだりした。また、お母さんたちも、ほかのお母さんやボランティアの方たちと会話を楽しむという光景も見られた。

 ちなみに、福祉の里図書館は、近隣に国家公務員宿舎が出来たこともあり、近年、子どもの利用が非常に多くなっている。

 初日に立合っての感想は、おはなし会のように時間や内容が決まったものではないので、来館者も自由に来て楽しんでいる雰囲気がった。

 また、図書館というのは、基本的に個人的な利用で、本を借りて帰る、読み聞かせを聞いて帰る、という利用の仕方が主なことから、交流というものが生まれにくいと考えていたのだが、あかちゃんタイムは、親子同士、親子とボランティアという交流が生まれ、図書館の新しい可能性を発見できた。

イ 図書館返却用ブックポストの新設・移設について(資料2)
(ア) 事務局説明

 昨年11月、野火止公民館がふるさと新座館に移設したことに伴い、旧野火止公民館に設置していたブックポストを、ふるさと新座館の玄関脇に移設した。

 新座駅については、以前からブックポスト設置について市民要望があったことから、こちらも昨年11月、南口の植栽部分に設置した。

 駅利用者が返却することを考え、返却本の量が多くなることを予想し、ポストの大きさを、従来の2倍にした。新座駅のポストについては、存在を知る方が多くなったためか、返却量が増えている状況だ。

(イ) 審議経過

・ブックポストに本を入れると本の傷みはないのか。

→ブックポストの構造は、沈降式で下部に強力なばねがあり、本を入れると沈むようになっているので、本を傷めない。投入口には吸殻やゴミの投げ込みを防止できる仕組みが装備されている。

 

・資料の回収はどのように行っているか。

→現状は、埼玉福祉会に委託して、毎日1回、回収するようにしています。新座駅のブックポストについては月曜日も回収し、ほっとぷらざが毎週月曜日開館しているので、そちらへ持っていってもらうようにしている。

 

・CD、DVDは入れられないのか。

→CDの上に本が返却されると、破損する可能性があるので、御遠慮いただいている。

 

ウ 中央図書館の耐震補強等工事について(資料3)
(ア) 事務局説明

a 改修工事の主な内容

(a) 学習室の設置

 会議室を学習室に改修した。隣の視聴覚室のスペースを若干縮小 し学習室を広くして、キャレル(個人学習用机)を設置する予定である。

 (b)会議室の改修

 視聴覚室を会議室兼視聴覚室に改修した。会議室としてのスペースは、以前より広くなった。視聴覚室としては、映画会で30人位収容できるスペースとなった。

 (c)録音室に録音ブースの設置

 録音室(防音ブース)を設置し、朗読テープや声の広報等を作製する。以前から行っていたが、周囲が騒がしい時は録音作業に支障があった。防音ブースを設け、映画会など周囲に音がある時も同時に使用でき、効率的である。

 (d) トイレの改修

 障がい者用トイレが、多目的トイレとなり、使いやすくなる。空調設備のあったパイプスペースが不要になったため、授乳室も設置した。

 1階入り口付近に、車椅子の方や小さなお子さんでも利用しやすい、壁に密着した低いサイズのウォータークーラーが設置される。

 (e)  床、壁、天井の張替え

 図書館協議において、天井が低く暗い感じがするという意見をいただいたが、床、スチール書架、天井共に白っぽい色を使い、蛍光灯も明るいものを使い、全体として明るい感じがする。

 (f) 耐震補強壁の設置

 カウンターの後に耐震補強壁を作ることになった。耐震補強壁の後に空間ができたので収納庫として使用する。

 (g) ハンドル式移動書架の設置

 昭和54年開館以来、蔵書数が増え、収納スペースが課題だったが、今回ハンドル式移動書架の設置が実現した。収容量は、以前は2万冊程度だったが、4万~5万冊に増える。

 (h) 移動図書館用車庫の改修

 当初、移動図書館車用に車庫として作られたスペースは、シャッ ター付きで風が入るため、移動図書館を廃止して書庫として使用してからもほこりなどで資料が汚れる等、使い勝手が悪かった。今回、シャッターを取り外して書架を設置し直し書庫兼作業ス ペースとして使う。

 (i) 授乳室の設置

 先程も説明したが、多目的トイレの横の空調スペースを廃止して、授乳室を設置した。

 その他、2階の市民会館と図書館の間の鉄の扉をガラス入りの扉に換え、インターホンを設置した。市民会館のエレベーター内に車椅子やベビーカーを利用する者へ図書館連絡口利用の案内を出し、これらの方々が、市民会館側から図書館の2階へ移動しやすくなった。

 b 改修工事中の中央図書館臨時窓口について

 中央図書館事務室での、予約資料の貸出しと返却資料の受付は、祝日に関係なく、火~日曜日の午前9時30分~午後6時となっている。

平成24年6月から平成25年1月6日まで、事務室横窓に臨時窓口を設置した。その後、駐輪場に設置したプレハブに移り1月8日から3月15日まで業務を行い、3月16日から4月30日まで、1階カウンターで、臨時窓口業務を行う予定である。

 c 市内5分館の図書館職員による貸出日について

   職員が行う貸出しについては、週2回から3回に増加した。4月30日まで週3回、5月から元に戻す。

 

エ 平成24年度講座等実施事業について(資料4)
(ア)事務局説明

 今年度の事業については、子ども読書フェスティバル、ブックトーク勉強会、新座市民総合大学等、子どもの読書活動に関係する事業は、例年通りやっていく方向で開催した。

 リサイクルブックフェアは、例年中央図書館が11月3日に行っているが、今年は、福祉の里図書館で6月と11月の2回行った。

 中央図書館休館中の講座は、福祉の里や市役所等、他施設を利用して行った。

 オ 平成23年度・24年度貸出点数・予約受付件数について(資料5)
(ア)事務局説明

 資料5-1は中央図書館、福祉の里図書館、ほっとぷらざ図書室のほぼ毎日開館している図書館を比較したものである。

 平成24年4月から平成25年1月までの数値になるが、中央図書館の貸出点数は前年度の同じ期間に比べて、臨時窓口による貸出となり、増減率が-72.3%であるが、予約受付点数が-23%に留まり、それほど落ちていない。

 福祉の里図書館については、中央図書館からCDや図書を一部移動して貸し出し、また、車で行ける利用者に利用を勧めたこともあり、貸出点数が19.3%増加、予約点数は、-2.9%となり、これは、資料がたくさんあったためかとも思われる。

 ほっとぷらざ図書室においては、6月に出張所移転のため、1か月弱休館し、絵本、雑誌を2階の移動し、市政インフォメーションコーナーが児童コーナーになった。そのため、貸出・予約点数の増減が低くなっている。

 資料5-2、5-3は分館の貸出点数と予約受付点数の比較であるが、西堀・新堀コミュニティセンター、中央公民館図書室、大和田公民館図書室については、8月に空調機の入替工事のため、1か月休館し、予約資料の引き渡しのみを行った。

 大和田公民館図書室においては、8月の貸出点数が-64.9%であるが、予約点数は92%と、高い増加率になっている。これは、中央図書館に近い立地であること、また、利用が少ないので、数字の変化が如実に表れているのではないかと思う。

 同様に、ほっとぷらざ図書室に近い新座団地図書室でも、6月にほっとぷらざ図書室が休館した時、新座団地図書室の貸出点数が前年度比30%アップし、翌月-0.6%に減少するという現象が見られる。

 全館合計の数字で見ると、貸出点数は前年度比-16.1%、予約受付点数-1.0%となり、中央図書館が休館した割に、市民が利用の仕方を工夫して朝霞、志木の図書館を利用したり、HPからの予約者が多いので予約受付点数が減らなかったのではと思う。

 (イ) 審議経過

・使いやすい明るい図書館になりそうでわくわくしてきた。図書館の外壁の色はどのようになるのか。

→クリーム色の濃淡のツートンカラーになる。

→市には景観条例があり、使える色が制限されはしたが、その中から選択した。

 ・臨時窓口も結構人の出入りがあり、職員もカウンターで対応してがんばっていた。

→当初、臨時窓口に返却用ブックポストの設置はなかったが、市民から意見があり、壁に穴をあけ設置した。プレハブでも、アルミのドアに穴をあけ、ブックポストを設置した。

 ・録音ブースは、個人的にもよく利用するが、ブースとしてのレベルがあるようで、録音中に、他の人は静かにしてほしいと言われるが、図書館の録音ブースはどのようなものか。

→3畳くらいの真四角の小屋状のものである。狭い録音室の中に更に防音ブースがあるので、かなり防音効果があるのではないかと思う。

・その他について何かあるか。

→特にない。

4 閉会

午後3時閉会


新座市立図書館協議会