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新座市制施行50周年記念式典を開催しました

ページID:0094603 更新日:2020年11月11日更新 印刷ページ表示

 本市は、昭和45年11月1日に新座町から新座市となり、今年で50年目を迎えました。

 これを記念して11月1日(日曜日)、ふるさと新座館において、市制施行50周年記念式典を開催しました。

 式典では、御来賓の皆様から御祝辞を頂いたほか、新座の歴史についてのスライド上映、新座市史編さん委員会委員長の宮瀧交二さんによる講演を行いました。

式典の様子

 

新座市制施行50周年の御挨拶

 皆様、こんにちは。市長の並木傑でございます。

 本日ここに、新座市制施行50周年記念式典を開催させていただきましたところ、御多用中にもかかわらず、御来賓の皆様を始め、多くの皆様の御臨席を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 御案内のとおり、本市は、昭和45年11月1日に市制を施行して以来、本日をもって満50年を迎えることができました。

 振り返りますと、市制施行当時、7万5,000人であった人口は、現在16万6,000人を超え、県南の中核都市として着実に発展をいたしております。人口は2.2倍も増加しておりまして、過去には増加率が日本一になったこともございます。この間、多くの皆様に御協力いただきながら、市内に多く残る豊かな自然環境の保全、市民生活の更なる利便性向上につながる都市基盤の整備を両立して推進してまいりました。市民の皆様を始め、多くの関係する皆様の御支援、御協力に重ねて御礼を申し上げる次第でございます。

 この50年の間には、関越自動車道やJR武蔵野線の開通、新座駅の営業開始に加え、東武東上線と有楽町線、副都心線との接続が行われ、市民の皆様の利便性が大きく向上いたしました。

 また、志木駅や新座駅周辺を始めとして市内の様々な場所で土地区画整理事業が行われ、良好な街並みが整備されるとともに、都市計画道路東久留米・志木線を始めとした道路整備も進められ、志木駅、ひばりヶ丘駅、東久留米駅、清瀬駅へのアクセスが便利になるなど、都市基盤が大きく進展いたしました。

 教育や福祉の充実といたしましては、どなたでも快適に利用できる市役所とするため、老朽化した庁舎の建て替えを実施するとともに、小・中学校の校舎の改修等、教育施設の整備も進めてまいりました。また、医療機関の数も増え、いつでも安心して病院にかかることができる環境が整いました。

 高齢者の皆様に御利用いただいております第二老人福祉センターにつきましては、新たな場所に移転新設を行いました。子育て支援として保育施設の増設にも取り組み、現在、60を超える保育施設で約3,000人のお子様をお預かりしております。

 この50年間、市民の皆様を始め、多くの関係する皆様の御支援、御協力により、本市は飛躍的な発展を遂げることができたと認識しております。重ねて御礼を申し上げる次第でございます。

 さて、本年は、新型コロナウイルスの感染が世界的なパンデミックを引き起こし、日本でも4月から5月にかけて緊急事態宣言による休業要請がなされるなど、経済活動に大きなダメージが生じることとなりました。世界的な感染の拡大により、これからの50年は様々なものの考え方が変わっていきます。直接会って触れ合うことが、オンラインやリモートに替わり、教育も対面授業がオンライン授業に替わっていきます。そのような中、先日行われた自民党総裁選では菅義偉氏が当選し、去る9月16日に菅内閣が発足いたしました。菅総理は、政策理念として「自助・共助・公助、そして絆」を掲げており、国では、引き続き、最優先課題として、メリハリの効いた新型コロナウイルス感染対策を行うとともに、経済再生を実現していくため、アベノミクスを継承して、一層の改革を進めることとしております。また、コロナ後の世界を見据え、デジタルトランスフォーメーションも推進していくこととしております。

 新座市でも、市民の皆様、市内事業者の皆様に深刻な影響を及ぼす事態となったことから、国や県と連携し、市独自の緊急経済対策を第1弾から第4弾まで取りまとめ、速やかに実行いたしました。市民の皆様を守るためには、新型コロナウイルスの感染拡大を防止し、健康で安全・安心なまち、そして防災・減災、あらゆる災害に対応できる強靭なまちづくりを軸に政策を行っていく必要があります。

 先が見通せない現状は大変に厳しいものですが、間もなくワクチンや治療薬が開発され、新型コロナウイルスに打ち勝てる日が訪れます。「明けない夜」はありません。必ずや訪れる「アフターコロナ」を信じて、希望が持てる輝かしい未来に向かって直面する課題に対して全身全霊を傾けて取り組んでまいります。

 本市は、10月1日に財政非常事態宣言を発出いたしました。現在、持続可能な行政運営と未来の子どもたちにつけを回さない健全な財政を確立するための取組を進めております。この取組を成し遂げ、将来にわたって活気のあるまちであり続ける施策を推進できる環境を整えてまいる所存です。これは、市民の皆様、議会の皆様の協力なくしては成しえません。しっかりと説明しながら進めてまいりたいと存じますのでよろしくお願い申し上げます。

 来年は、国を挙げての一大事業である、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される予定でございます。

 本市におきましては、射撃競技の会場市であるとともに、ブラジル連邦共和国のホストタウンであることを市内外にPRしてまいりました。この国際的なイベントを通じ、誰もが相互に人格と個性を尊重し合い、国籍・人種・文化など、多様な在り方を認め合える共生社会の形成につながる取組を進めてまいります。

 現在、地方自治体は、少子高齢化による人口減少への対応に苦慮しています。新座市が、人口減少の負のループに陥らず、将来にわたって活気あるまちであり続けるためには、選ばれるまちになることが必要です。

 新座市が選ばれる自治体となり多くの方に住んでいただけるよう、引き続き、子育て支援、都市基盤整備を推進してまいります。

 今日まで発展してきた新座市を、更に住みよいまちとして次代に引き継ぐために、今後も市民の皆様が「みらい」に希望の持てる、「快適みらい都市新座」の実現に市を挙げて取り組んでまいります。

 本日、御臨席を頂きました皆様には、今後ともそれぞれのお立場で、本市の更なる発展のために特段の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、御健勝にて、ますますの御活躍を心からお祈り申し上げます。

 本日は誠にありがとうございました。

 

新座の歴史について

 新座市の半世紀にわたる歩みを映像で振り返りました。

 式典で上映したスライドを YouTube 新座市公式チャンネルで公開していますので、是非ご覧ください。

新座のあゆみ写真 

YouTube 新座市公式チャンネルへ

 →  https://youtu.be/CJyRKj5j5TQ 

テキスト版はこちらへ

 →  新座のあゆみ(テキスト版) (別ウィンドウ・PDFファイル・2.79MB)

 

50周年ゾウキリン

 

 

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