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みんなで始めよう「ゼロカーボンアクション30」
「ゼロカーボンアクション30」とは
2050年カーボンニュートラル宣言を受けて設置された「国・地方脱炭素実現会議」において、2021年6月に「地域脱炭素ロードマップ」が取りまとめられました。
その中で、衣食住・移動・買い物など、日常生活における脱炭素行動と暮らしにおけるメリットを「ゼロカーボンアクション」として30項目を整理しています。
暮らしを脱炭素化するアクション
各地で異常気象が発生する中、気候変動という地球規模の課題の解決に向けて、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを目指しています。
この高い目標の達成に向けて、社会の仕組みを大きく変えていくことに加えて、日常生活の中で一人一人のライフスタイルに合わせてできることがあります。
暮らしを脱炭素化することで、快適やおトクといったメリットにつながることもあります。
「ゼロカーボンアクション」の30項目 (別ウィンドウ・PDFファイル・493KB)
アクションリスト
ゼロカーボンアクションは以下のとおり分類されています。
1.エネルギーの節約・転換
・再エネ電気への切り替え
・クールビズ及びウォームビズ
・節電
・節水
・省エネ家電の導入
・宅配サービスをできるだけ一回で受け取る
・消費エネルギーの見える化(エネルギーが、いつ、何にどのぐらい使われているか把握できるようにすること)
2.住居関係
・太陽光パネルの設置
・ZEH(「ゼッチ」と言い、生活で消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが上回っている住宅のこと)
・省エネリフォーム(使用エネルギーを抑えつつ、快適性の向上を行うリフォームのこと)
・蓄電地(車載の蓄電池)・蓄エネ給湯機の導入・設置
・暮らしに木を取り入れる
・分譲も賃貸も省エネ物件を選択
・働き方の工夫
3.交通手段
・スマートムーブ(日常生活において、マイカーを中心とする移動手段を見直す取り組みのこと)
・ゼロカーボン・ドライブ(電動車等を活用し、走行時のCO2排出量をゼロにするドライブのこと)
4.食ロス関係
・食事を食べ残さない
・食材の買い物や保存等での食品ロス削減の工夫
・旬の食材、地元の食材でつくった菜食を取り入れた健康な食生活
・自宅でコンポスト
5.ファッション
・今持っている服を長く大切に着る
・長く着られる服をじっくり選ぶ
・環境に配慮した服を選ぶ
6.3R(リデュース、リユース、リサイクル)
・マイバッグ、マイボトル、マイ箸、マイストロー等を使う
・修理や補修をする
・フリマ・シェアリング
・ごみの分別処理
7.ショッピング
・脱炭素型の製品・サービス
・個人のESG投資(環境、社会、ガバナンスに配慮した企業に投資をすること)
8.環境活動
・植林やごみ拾い等の活動
脱炭素社会の実現には、一人ひとりのライフスタイルの転換が重要です。
「ゼロカーボンアクション30」にできるところから取り組んでみましょう。
アクションの詳細や暮らしへのメリットは、こちらから(環境省ホームページ・外部サイト)