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平成29年1月14日に開催された第2回新座市長とタウンミーティングでの報告・意見

ページID:0054883 更新日:2016年2月6日更新 印刷ページ表示

 平成29年1月14日(土曜日)に、栄公民館で開催された新座市長とタウンミーティングで、市民の皆さんから頂いたご意見やご提言の一部を紹介します。

懇談の概要

意見

 鉄道網の整備が都市の発展に大きく関係していることは、さいたま市や所沢市には相当数の駅があることからも分かる。このことから、本市が長年にわたって推進している地下鉄12号線の延伸は、将来の経済基盤となるものであり、延伸によって本市が飛躍的な発展を遂げることは確実と言える。
 そこで、市長はこの重要課題を今後どのように位置付けていくのか。また、関越自動車道のスマートインターチェンジを馬場地区に整備することも併せて検討してきたが、現在の進捗状況はどのようになっているか。地下鉄12号線延伸のために積み立てている約9億2千万円の基金について、私は将来の事業展開のために残しておくべきと考えるが、市長はどのように考えているか。この3点について伺いたい。

回答

 市域の42%が市街化調整区域であるため、これらの地域を市街化区域に編入していくことが市の発展につながるものであるが、現在、市街化区域への編入は、鉄道の駅周辺しか認めてもらえない。そのため、本市では、長きにわたって地下鉄12号線の延伸促進活動を行っており、少しずつではあるが、前進してきたと思っている。
 今後は、昨年の国の交通政策審議会の答申を踏まえて、本市、清瀬市、所沢市及び練馬区で構成している都市高速鉄道12号線延伸促進協議会において、専門家にも入ってもらい、事業化に向けた具体的な路線図を作成する予定である。
 どこが運営主体となるかという問題もあるが、これまでの調査からも都内区間との一体整備であれば十分採算が合うという結果が出ている。また、駅周辺の土地活用として、小手指駅周辺のように高層マンションを建てるというのも税収を伸ばす上では有効かもしれない。
 さらに、スマートインターチェンジの整備地域に近い馬場運動場辺りに高速バスターミナルをつくり、パークアンドライドができるようにしたらどうかとも考えている。県内では、八潮市が高速バスとつくばエクスプレスの結節に成功しているという例もある。まず、バスターミナルを先につくり、その後、区画整理の認可を下ろしてもらうという方法もあるかもしれない。
 いずれにしても、まだ具体的には動いていないが、このような構想をいろいろと考えているところである。
 基金については、実際に地下鉄12号線の延伸が決まったとしても、事業開始は相当先になるので、一部取り崩して他の事業に充てる可能性もある。この点については、御了承願いたい。

意見

 現在、マイナス金利で各銀行が融資先を探しているような状況であるため、PFI等を活用すれば、地下鉄12号線の延伸に係る整備費等については、全く心配することはない。
 鉄道網が充実していれば、高齢者も積極的に都内に出掛け、美術館や博物館等を訪れることができるため、健康寿命を延ばすことができる。高齢者の福祉政策として、金のばらまきをするのではなく、次世代に有効なインフラを整備し、残していくことが大切であると思う。地下鉄12号線延伸には、無限大の効果があるため、是非、市長にも積極的に取り組んでもらいたい。

回答

 御提案のとおり、事業主体を民間にお願いすることを検討してもよいかもしれない。埼玉県や東京都より、民間事業者の方が採算ベースに乗る可能性もある。

意見

 ひばりヶ丘駅北口の周辺整備は、西東京市の合併前からの懸案であり、先延ばしにされてきているが、私としては、多目的トイレとエレベーターの設置をお願いしたいので、西東京市長と会う機会があれば、市長からも是非伝えてほしい。

回答

 ひばりヶ丘駅北口の駅前整備については、合併特例債で実施する予定だったが、平成30年度まで期間が延長されたものである。多目的トイレとエレベーターは設置されるはずであるが、私からも西東京市長に確認しておく。

意見

 志木駅南口の駅前整備に伴い、にいバスはロータリーに乗り入れるようになるのか。

回答

 御要望のとおり改善されるので、安心していただきたい。

 意見

 にいバスの運行本数を増やしてほしい。

回答

 同様の御要望を他の方からも頂いているが、にいバスは、毎年2千万円弱の赤字が出ているため、現状では運行本数を増やすことは難しい。もっとPRをして、にいバスを活用してもらえるような方策を検討していきたい。

 意見

 大泉学園町の風致地区から新座市に入ったとたんに道路の舗装が悪く、雨の日は水溜まりがひどくて歩くことができない場所がある。半年位前に道路課に相談したのだが、私有地のため、市で対応はできないとのことだった。生活道路であるため、早急に改善を図ってもらいたい。

回答

 私道の地権者の8割の合意があれば、公道に変更できるが、御指摘の箇所については、残念ながら皆さんの合意が得られなかったという経緯がある。現場の状況を見て、市で対応できる部分については、実施するよう検討してみたい。

 意見

 先ほど市長から東洋経済新報社が出している「住みよさランキング」で全国813市区中、新座市は総合385位であるというお話があった。このランキングを上げていくためには、まずは、全ての指標で200位以内を目指すなどの具体的な目標を定め、そのために市民は何をすればよいのかということを分かりやすく伝えるスローガンを掲げた方がよいと思う。

回答

 住みよさランキングには、安心度、利便度、快適度、富裕度、住居水準充実度の五つの指標があり、全体のバランスをどのようにとっていくかが難しい。御提案のとおり、具体的な目標を定めて、市民の皆様とともにまちづくりを進めていくことはとても重要であると思う。

 意見

 新種の桜「ミョウオンサワハタザクラ」を今後も観光の名所として広めていきたいという前市長の考えは継続していくか。

回答

 現在、ミョウオンサワハタザクラの苗木の育成に取り組んでいるところだが、約半数が枯れてしまい、なかなか難しいようである。しかし、引き続き、樹木医とも相談しながら育て、増やしていきたいと考えている。
 観光名所にするためには、トイレや休憩所の設置も必要であるが、財政状況が厳しいため、早急な対応は難しい。いずれにしても、ミョウオンサワハタザクラは、市の貴重な観光資源であるため、今後もPRしてきたい。

 

 意見

 地域の老人会と町内会の連携を更に図り、お互い協力し合う体制が必要だと感じている。また、町内会同士の連携も重要と考えており、栄・池田地区の町会に新座住宅自治会も加わって合同で防災訓練を実施している。
 近隣町会、老人クラブ等で連携を図り、地元の理解を深め、地域で市政に協力していきたい。

回答

 老人会、子ども会、町内会等の連携という点で、栄・池田地区は模範的な活動をしていただいており、モデル地区となっていることに感謝申し上げる。
 本市の町内会加入率は、平成28年1月1日現在、67%となっており、近隣市と比べても圧倒的に高い数字である。今後についても、あらゆる世代が手を取り合って協力していく地域づくりを進めていきたい。