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新座市グリーンサポーターが三富今昔村で視察研修を行いました
新座市では、市民の皆さんとの協働により、市内のみどりを守り、育てていく「新座市グリーンサポーター」の活動を行っています。
令和8年9月30日(水)、グリーンサポーターの活動の一環として、三富今昔村(三芳町)で視察研修を実施しました。
今回の研修には、新座市緑化推進協議会委員も参加し、里山の保全や再生、自然の循環などについて、実際の取組を見学しながら学びました。
人の手によって守られる里山
三富今昔村は、かつて不法投棄などによって荒れていた雑木林を再生し、現在では里山の自然や生態系を守りながら、自然と人が共生する環境づくりに取り組んでいる施設です。
今回の研修では、コンシェルジュから説明を受けながら里山を歩き、自然環境を守るためにどのように人が関わり、みどりを次の世代へつないでいるのかを学びました。


木を伐ることで森を育てる「萌芽更新」
今回の研修で学んだことの一つが、「萌芽更新(ほうがこうしん)」です。
萌芽更新とは、成長した樹木を伐採し、その切り株などから新しく伸びる芽を育てることで、雑木林を更新していく方法です。
三富今昔村では、森の若返りを図るため、約20年の周期で樹木を伐採するエリアが設けられています。
樹木を伐採することで地面まで太陽の光が届くようになり、植物や昆虫など、多様な生き物が育つ環境づくりにもつながっています。
「木を伐る」というと、みどりを減らすようにも感じられますが、
里山では、適切に人の手を入れ、木々の世代交代を促すことも、森を将来へつないでいくために必要な取組であることを学びました。


森に光を入れ、多様な環境をつくる
三富今昔村では、森全体を同じ方法で管理するのではなく、それぞれの場所の特性に合わせて、高木や低木の残し方などを変えながら管理しています。
高木を残して低木を少なくする場所や、低木を残して定期的に伐採する場所などを設け、下刈りや落ち葉掻きなどを行うことで、森の中に入る光の量を調整しています。
森に入る光の量が変わると、そこで育つ植物も変わります。そして、植物が変わることで、そこをすみかとする昆虫や鳥などにも変化が生まれます。
木をできるだけ多く残すだけではなく、森の状態に合わせて伐採や下刈りなどを行い、適切に人の手を入れることが、多様な生き物が暮らせる環境を守ることにつながることを学びました。


落ち葉を活かした土づくり
三富地域では、平地林の落ち葉を集め、堆肥として畑に入れる「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が江戸時代から受け継がれています。
落ち葉を不要なものとして処分するのではなく、土に返し、新たな植物を育てるための資源として利用することで、
「森から落ち葉へ、落ち葉から土へ、そして新たな植物へ」という循環が生まれます。
今回の研修を通じて、里山の木々を適切に管理するだけでなく、そこで生まれるものを資源として循環させていくことも、持続的にみどりを守っていく上で大切な考え方であることを学びました。


実際に里山を歩き、自然に触れました
コンシェルジュによる案内の後は、参加者それぞれが施設内を散策しました。
三富今昔村では、日々の清掃活動、落ち葉かき、下草刈り、大きくなりすぎた木の伐採や植樹など、一つ一つの活動を積み重ねることで、里山の再生・保全を続けています。
こうした継続的な取組により、生物多様性の保全・回復が図られています。
実際に里山を歩くことで、みどりは自然に任せておくだけではなく、人が継続して関わり、適切に手入れをしていくことも大切であることを学ぶ機会となりました。


グリーンサポーターとして一緒に活動しませんか?
新座市グリーンサポーターは、市内のみどりを守り、育てるため、様々な活動を行っています。
今回のような視察研修のほか、草刈りや落ち葉かき、枯枝のチッパー作業など、みどりに関する活動を通じて、参加者同士の交流を図りながら活動しています。
みどりや自然に興味がある方、地域での活動に参加してみたい方など、皆さんの参加をお待ちしています。



















