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北部第一圏域協議体
北一協議体からのお知らせ
生活支援体制整備事業を令和6年4月から新座市社会福祉協議会に委託したことに伴い、協議体や生活支援コーディネーターの窓口が、新座市社会福祉協議会に変更になっています。
カテゴリー | 団体数 |
---|---|
サロン | 4 |
企業 | 4 |
事業所 | 8 |
体操・健康関連 | 4 |
町内会・老人会 | 2 |
他 | 14 |
合計 | 36 |
*令和6年3月6日開催の協議体終了時点
(発表していただいた活動内容は、独自のテンプレートに書きうつして、データで保管しています。将来どなたもこの情報にアクセスできる様に、準備しています。)
◎3月のフードパントリーの活動
3月の活動は3月16日(土曜日)に行いました。事前に申し込まれた方は、全部で18世帯でした。予定の時間内に皆さんにお渡しすることが出来ました。K1の皆さんのご協力で、事前に倉庫での仕分け作業を経て、ボランティアさんのマイカーで会場に搬入されました。各ご家庭の家族構成に応じて、予め仕分けされたご提供品は、後方のコンテナの中に収納され、その他のご提供品は台の上に並んでいます。
◎3月の折り紙隊の活動
今月の折り紙隊の活動は3月13日(水曜日)に行われました。今月は小さなお仲間がたくさん参加してくださり、皆さんいつも以上に楽しそうに笑顔があふれていました。楽しく折り紙を折って、パタパタ鶴を持って楽しそうに帰っていきました。
また一緒に折り紙しようね!
今月も例月同様に、作品はテーマをいただいた保育園と地域子育て支援センターに寄贈し、訪れる親子連れに喜んでいただいているそうです。
◎ 3月の世代間交流の活動
地域では高齢者の方とお子さんが世代を超えた交流をしています。
幼稚園・保育園の卒園時期の年長さんは、4月からの小学校生活になれるため、午後からお昼寝をせずにお散歩に出るそうです。そこでお散歩途中で、高齢者の方と交流しませんかと話がまとまり、二日連続で交流が実現しました。
一日目は折り紙隊の皆さんとの交流で、いつも作品を寄贈している保育園児さんと、初めてお会いすることができました。短い時間でしたが、一緒に楽しく折り紙を楽しめました。そして折り紙隊の毎年この時期の活動。地域の保育園や幼稚園の年長の園児さんに、卒園と小学校入学のお祝いに、皆さんが心を込めて折り紙でつくったランドセルを贈りました。
二日目は、地域のボランティア団体「のびっ子おはなし会」の高齢者の方が、前日とは別の保育園児さんと交流しました。
絵本の読み聞かせや紙芝居、ギターの伴奏で合唱し、最後は紙飛行機をつくってみんなで飛ばしました。
今日も皆さん笑顔で、園児さんは飛行機が遠くまで飛ぶのに驚いていました。
また一緒に遊ぼうね。
この日は地域の大学生が一緒に活動してくれ、多くの世代がともに交流を楽しみました。
お知らせ
長らく新座市ホームページを通じて、北部第一圏域協議体並びに、第2層協議体をプラットホームとする、第3層協議体(K1とのびのび広場)活動を、配信してまいりました。しかし令和6年度より生活支援体制整備事業の社会福祉協議会への委託に伴い、このページを通じての配信は、今月で最後となります。長い間のご愛読、大変ありがとうございました。
4月以降できる限り早急に別のページでの再開を模索致しますので、配信再開時にはどうぞよろしくお願いいたします。
またお会いできる日を楽しみにしております。
北一協議体からのお知らせ
『折り紙隊』誕生のきっかけ
地域の中にお住いの方が年代問わず顔見知りとなり、何処でも挨拶を交わせる地域。
そこから顔見知りの方のために、私に出来る事ならお手伝いしますよ。
そんな活動が芽生えていますので、その成長の過程を追って、シリーズで発信したいと思います。
第2層協議体のお仲間、地域子育て支援センター『つぼみ』からの、助けてくださいの声に、地域の方が反応しました。
つぼみでクリスマスやお正月といったイベント時、センター内の装飾に使う折り紙をどなたか折って下さい。
最初はその要請に応える事から始まりました。
先ずは口コミ中心にメンバーを集め、お世話役の方がテーマの折り紙の折り方を調べて、それを参加者に指導する形でスタートしました。
すると毎回参加者が増え、久々の折り紙に最初は苦戦していた方も、周囲で教え合い協力するうち、皆さんどんどん笑顔に変わっていきました。
それと同時に作品のクオリティーがどんどん上がっていきました。
コロナ禍で外出の機会を失った高齢者の方が、楽しみながら誰かの役に立つ、役割を持って社会と関わること。
完成した折り紙がセンターに飾られた画像を見たり、利用者の方達からの感謝が伝えられると、皆さんいっそう笑顔で楽しそうに活動しています。
この活動が支え合う地域づくりの第一歩になり、仲間を増やしつつその輪の中で自然に助け合うことを体験してほしいと、お世話役の方が話されていました。
従って折り紙づくりを継続しながら、小規模でも色々な活動が今後始まる予定です。
『○○隊』の看板がどんどん増えて、そんな活動が数多く生まれて、共生社会の基礎になったらと願います。
◎『北一の絆・楽しく、ささえて会』結成
上記で折り紙隊結成のきっかけをご説明しましたが、北一第2層協議体を通じた関係は、折り紙隊に留まらず、『泥んこ隊』や『チクチク隊』その他にも名もないお手伝いの活動が幾つも存在します。その他に地域では『認知症サポーター活動』や『子どもの遊び広場』、『フードパントリー』等の活動を展開しています。
これらの活動を一元化して、更にその他にも近々新たな活動も計画しつつ、『北一の絆・楽しく、ささえて会』を立ち上げ致しました。つまり『折り紙隊』も、このボランティア組織の活動の一つと言う位置づけになります。
折り紙隊ではお仲間を募集中です!
知っている人が居なくても、折り方が分からなくても大丈夫です。
心配せずに先ずは覗きに来てください。
ご遠慮なくお問い合わせください。
ボランティア組織K1とその活動の一つ折り紙隊の活動へのお問い合わせは下記まで。
K1/北一の絆・楽しく、ささえて会のLine公式アカウント
北一協議体ホームページQRコード
活動を開始して、現在地域子育て支援センター『つぼみ』の他、複数の保育園に折り紙作品を提供しています。
訪れる親子連れの方々に、喜んでいただけるようになってきました。
『つぼみ』には折り紙隊の活動を紹介したアルバムも設置してありますので、良かったらご覧になって下さい。
北部第一圏域って?
高齢者・子育て世代・障がい者全ての方を対象に!
北部第一圏域とは、新座市の北部の東側のエリア。「北一」の略称でお馴染みです。北一圏域は、東北1・2丁目、東1~3丁目、野火止5~8丁目で構成されます。
北一圏域は志木駅から254号線(川越街道)までの東側のエリアで、東上線の志木駅と武蔵野線の新座駅を含んでいます。従って住宅や商業施設が多く存在し、地元企業も多数存在します。都心へのアクセスも良いので、子育て世代のご家庭も多く、必然的に駅周辺に多くの保育園が存在します。
北一協議体は高齢者・子育て世代・障がい者全ての方が、安心して住み慣れた地域で暮らし続けられる、支えあいの仕組みづくりに取り組んでいます。
“出来ることは即実行”をスローガンに掲げています。
支えあいの仕組みづくりを進めています!
毎回、地域の活動紹介(地域資源の発掘)を行っています!
北一協議体では、協議体発足当初から毎月の協議体で、地域と地域周辺の団体や事業所そして企業などの活動内容、そして地域外の活動に参加した感想を紹介する「地域の活動紹介」を行い、地域の社会資源を共有して理解を深めて、将来の地域資源のネットワーク化を見据えて、資源情報をテンプレートに記入して、データとして保管しています。これまでの紹介された活動は、次のとおり。
回数 | 開催日 | 紹介事業所・活動名 |
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19 | 令和5年11月1日(水曜日) | 『みんトレ!東野』 |
18 | 令和5年8月2日(水曜日) | ウエルシア薬局の地域貢献活動とウエルカフェ |
17 | 令和4年11月2日(水曜日) | オルケスタ新座マンドリンクラブ |
16 | 令和4年10月5日(水曜日) | Moa健康を考える会、二胡の会 |
15 | 令和2年2月5日(水曜日) | さくらまつりの計画(福祉推進協議会)から学ぶ、困りごとや家事を代行する仕組みづくりを考える(3) |
14 | 令和2年1月8日(水曜日) | Tハウス「どんぐり」、困りごとや家事を代行する仕組みづくりを考える(2) |
13 | 令和元年12月4日(水曜日) | 東京ガス(ライフバル)、地域の保健室構想、困りごとや家事を代行する仕組みづくりを考える(1)、〇〇様の地域活動 |
12 | 令和元年11月6日(水曜日) | ファミリーサポート、地域福祉計画 |
11 | 令和元年9月3日(水曜日) | 地域ささえあいセンター北二(北二)、北野の森保育園(北二) |
10 | 令和元年7月3日(水曜日) | まるまる工房&新座自然塾(北二) |
9 | 令和元年6月5日(水曜日) | 小物づくりサークル「たんぽぽ」 |
8 | 令和元年5月8日(水曜日) | あすかともいくサロン、訪問マッサージ「さんぽあん」、ふれあい連絡会(第三層ボランティア組織))の構想、「つぼみサポーター組織」 |
7 | 平成31年4月3日(水曜日) | まったり木曜(北二)への参加の感想、ママ講座「スクラップブッキング」 |
6 | 平成31年3月6日(水曜日) | 高齢者相談センター、元気推進委員 |
5 | 平成31年2月6日(水曜日) | トトロファミリー |
4 | 平成31年1月9日(水曜日) | 居宅介護支援事業所「めいと新座志木」、老人会活動 |
3 | 平成30年12月5日(水曜日) | 子育て支援センター「つぼみ」、保育Room「hug.」、志木市/朝霞市のフォーラム参加の感想紹介 |
2 | 平成30年11月7日(水曜日) | 移動販売とくし丸、デイサービス「隣家」、社協支えあいボランティア |
1 | 平成30年10月3日(水曜日) | ふれあい健康体操、虹の会、ふれあいどころスカイハイツ |
地域に移動販売車を誘致しました
(1)きっかけは・・・
北一協議体立ち上げ直後に、地域の困りごとについて話し合いました。先ずKj法で全員が困りごとと協議体でやりたい事を付箋に書き出し、それを分類整理しました。その結果最初に取り組むべき課題を「高齢者の買い物が不便」と決定し、その解決策を話し合いました。(画像左端)
高齢者の買い物支援には、買い物に同行したり、買い物を代行したり、買い物の足を確保したり、色々な方法が考えられます。買い物に対して皆さんのご意見は以下の様でした。
・特に食料品は自分の目で見て購入したい。
・若い人には近く思えても、高齢者にはその距離が大変。特に帰りは荷物を持って歩くのが容易ではない。
・国道を行きと帰りに2回横断するのが大変。
・カタログで注文して、次週の配達では今欲しいものが手に入らない。
(2)移動販売車を呼ぼう!
時期を同じくして、コアメンバーが移動販売車が新座市で活動をまもなく開始する情報を入手していました。その情報を協議体で住民の方にお伝えすると、先ずはその企業の方に協議体に来ていただき、そこで移動販売の説明を受け質疑応答の場が欲しい。住民の方の意向でコーディネーターが企業側にコンタクトをして、11月の協議体の場で企業の担当者から、直接移動販売の説明と質疑応答が実現しました。(画像中央)
(3)始めると新たに色々問題が発生
こうして平成30年12月より、協議体で誘致した移動販売が地域で始まりました。でも始めてみると色々と新たな問題が発生しました。その問題点1点毎に、住民の皆さんが都度対応してきました。正しくPDCAのサイクルが回り始めました。
・高齢者の方が販売日を忘れてしまう。→ マンションのエントランスの掲示板を利用して周知
・室内に居る高齢者には、移動販売車の到着を知らせる音楽が聞こえ難い → ドライバーさんにお願いして、到着後に駐車場を音楽をかけながら1周してもらってから販売開始
・多くの方に利用してほしい → 口コミや通りがかりの方にお声がけして、誘致したマンションを中心に周辺マンションや戸建てにお住いの方にご案内した。
・移動販売車から自室の玄関先まで、買ったものを持って行くのが大変 → 高齢の方や体の不自由な方には、一言「大丈夫?手伝おうか?」と住民同士で声掛けをしてお手伝いをしています。
お互いにお手伝いしますよ!の関係
協議体のグループワークをきっかけに、子育て支援センターでのお困りごとに、地域のアクティブな高齢者の方達が手を差し伸べました。子育て支援センターのお悩み事とは
・園庭の畑で野菜を育てても、若い保育士さんは経験がないので、作物が上手く育たない。
・子育て支援センターで使用する、フエルト製の手作りの名札の作成が間に合わない。
・イベント開催時に職員だけでは手が回らず、お手伝いいただける方が必要
・遠く親元を離れて子育てしている親子連れに、経験豊富な高齢者の方が相談相手になってほしい。
・ご近所で親子連れが、高齢者の方にご挨拶できる顔見知りの関係をつくりたい。
そこで地域のアクティブな高齢者の方を中心に「つぼみサポーター」(通称:チクチク隊)が結成されました。
園庭の畑でチクチク隊の皆さんが、畑の土づくりから協力してくださいました。
そしてフエルト製の手製名札の作成も、裁縫経験豊富な高齢者の方の手にかかれば、あっという間にプロ並の出来栄えです。
その他センター利用者の遠足に同行して、職員のサポートをしてくださったり、裁縫をしながら子育て中のお母さんのお悩みをお聞きしたり、手作り離乳食の作り方を伝授されている光景も見かけました。
そして子育て支援センター利用者の子育てママさんが、今度は自分たちがという訳で、高齢者の方のサロンでミニコンサートが実現しました。
相互に相手のお困りごとに手助けをして、それがご自身の達成感や生き甲斐にも通じているように思われます。
チクチク隊は、出来る時に・出来る人が・無理なく活動することを念頭に活動しています。ですからチクチク隊に活動予定は存在せず、今日は時間があるので、今日のこのイベントのお手伝いに行こうかな・・・そんな活動です。
今後、北一協議体が取り組もうとする課題
(1)北一協議体の活動を広く住民に理解してもらい、その上で共に活動する仲間を増やしたい。
(2)現在蓄積中の地域資源の情報を広く住民に活用してもらう手段を考える。
(3)ふれあい連絡会(第三層ボランティア組織)は防災をキーワードに町内会と連携し、組織を認知してもらい参加者を増やしたい。
(4)ヘルパーの不足から、困りごとや家事を代行する地域の仕組みづくりを推進していく。
(5)地区内の他の組織の活動を学び、協働できる部分を模索する。
(6)協議体の活動を周知するチラシを完成させ、それを周知の手段に使用する。
(7)令和4年にボランティア組織として登録した、第3層協議体活動のK1(北一の絆・楽しく、ささえて会)が掲げた各種活動計画。
協議体の開催
毎月第1水曜日 午前10時から
東ふれあいの家
※開催日や場所は変更になる場合があります。
参加を希望する場合は、新座市社会福祉協議会にお問合せください。
新座市社会福祉協議会の連絡先
社会福祉法人新座市社会福祉協議会地域福祉課
〒352-0011 新座市野火止一丁目9番63号(新座市役所第三庁舎)
開所:月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)
午前8時30分~午後5時15分
電話
048-480-5706
Fax
048-481-3488