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帯状疱疹(たいじょうほうしん)ワクチンについて

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年8月30日更新

帯状疱疹ワクチンについて

水痘ワクチン(注射生ワクチン)

乳幼児の定期接種で使用されているワクチンですが、平成28年3月に、50歳以上の者に対する帯状疱疹の効能・効果が追加され、帯状疱疹の予防目的に任意予防接種ができるようになりました。

1回皮下注射します。

乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)

平成30年3月に50歳以上の帯状疱疹の予防ワクチンとして販売承認され任意予防接種ができるようになりました。

1回目の接種から2か月後に2回目を筋肉内注射します。

接種費用

帯状疱疹ワクチンの接種は任意予防接種(自由診療)であり、全額自己負担での実施となりますので、医療機関に直接お問合せをお願いします。

また、新座市では接種に係る費用の公費助成制度はありません。

帯状疱疹ワクチンの定期予防接種化については、現在国の審議会において慎重に議論が行われている状態です。新座市として、今後も定期予防接種化における国の動向を注視してまいります。

帯状疱疹とは

水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染により症状が出たものが水痘(みずぼうそう)です。初感染後、ウイルスは体内の神経節に生涯にわたり潜伏感染し、免疫の低下により再活性化し、皮膚に帯状疱疹が生じることがあります。

体の片側に水疱を伴う紅斑(赤い発疹)が帯状に広がり、強い痛みを伴うことが多く、紅斑が消えたあとも神経痛が長期にわたり続くことがあります。

顔面や眼、耳など発症部位によっては、合併症を生じることもあります。

帯状疱疹を予防するためには、健康的な生活習慣を保つことが大切です。バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠を心掛け、免疫の低下を防ぎましょう。

発疹が出たらすぐに受診しましょう

体の片側に起こる痛みが帯状疱疹の初期症状ですが、痛みだけの段階では様々な病気や症状と区別がつきません。そこで、痛みに加えてその部位に発疹など皮膚症状が現れた場合にはすぐに皮膚科を受診しましょう。
受診や治療が遅れることにより発疹が治った後もしつこい神経痛(帯状疱疹後神経痛)が残る可能性が高くなるといわれています。

任意予防接種による健康被害の救済措置

どちらのワクチンも国の定期接種ではなく任意接種のため、万一健康被害が生じた場合は、独立行政法人医療品医療機器総合機構法に基づく救済の請求ができます。

独立行政法人医薬品医療機器総合機構・健康被害救済制度を確認してください。