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腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう

ページID:0060735 更新日:2017年9月21日更新 印刷ページ表示

 埼玉県内における腸管出血性大腸菌感染症の患者報告数が増加しています。
 年代別では、10代未満が約3分の1を占めています。
 腸管出血性大腸菌感染症に感染しないよう、十分注意しましょう。

腸管出血性大腸菌感染症とは

 主な原因

 腸管出血性大腸菌が感染することで引き起こされる感染症です。
 O157、O26、O111など様々な菌の型があります。
 主に、菌に汚染された食品(生肉、野菜等)や水の摂取、感染者の便で汚染された手がトイレの取っ手等に触れることで、他の人を汚染し、口などを通して感染します。

症状

 潜伏期間は2日から14日(平均3日から5日)。
 初期症状は、下痢と腹痛で、その後、激しい腹痛、血便、おう吐などの症状が出ます。
 感染しても症状が出ない場合もあります。
 また、患者の約6から7%にHUS(溶血性尿毒症症候群)などの重症な合併症が発生することがあります。

予防するには

 石けんと流水でよく手を洗いましょう

  • 調理前、生肉を触った後、生で食べる食品を触る前など、調理の種類が変わるごとに手をよく洗いましょう。
  • トイレの後、感染者のおう吐物・便の処理の後の手洗いも十分にしましょう。

よく加熱し、調理後は早めに食べるようにしましょう

  • 調理の際は、食品を中心部まで加熱しましょう。菌は75℃で1分間以上加熱することで死滅します。
  • 調理後はできるだけ早く食べ切りましょう。

調理器具と食品の保管場所に注意し、清潔の保持を心がけましょう

  • まな板・包丁などは、肉用、魚用、野菜用など、使用目的別に使い分けましょう。
  • 調理器具使用後は、洗剤でよく洗い、乾燥させた後、保管しましょう。
  • 冷蔵庫や冷凍庫は食品別に袋分けするなど区分けし、こまめに掃除しましょう。

対応

  • 初期症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
  • 特に、乳幼児や高齢者の方など抵抗力の弱い方は、重症化する可能性がありますので、早めに受診しましょう。
  • 施設内で感染者が出た場合は、おう吐物や便の処理の際、マスク・手袋をして処理をし、処理後は、手洗いを十分に行いましょう。

参考

 詳しくは、下記のホームページをご覧ください。